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Yamareco

記録ID: 1642749
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

山小屋最終営業日 初冬の北穂高岳

2018年11月03日(土) 〜 2018年11月04日(日)
 - 拍手
GPS
34:30
距離
34.1km
登り
1,701m
下り
1,691m

コースタイム

1日目
山行
9:50
休憩
1:10
合計
11:00
6:10
6:20
100
8:00
8:20
60
9:20
9:20
120
11:20
12:00
270
2日目
山行
8:50
休憩
0:50
合計
9:40
6:40
200
10:00
10:20
140
12:40
13:00
180
16:00
16:10
10
16:20
上高地バスターミナル
天候 11/3 曇りときどき晴れ、11/4 曇りときどき小雨
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
本谷橋より上部で積雪が始まります
南稜の尾根沿いは凍結のため通行できません
南稜の取り付け部よりアイゼン装着で北穂高沢を直登しました。ピッケル必携です。
さわやか信州号で上高地には5時20分に到着しましたが真っ暗でヘッデンをつけて来ました。明神まで来てようやく明るくなってきました。
2018年11月03日 06:14撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/3 6:14
さわやか信州号で上高地には5時20分に到着しましたが真っ暗でヘッデンをつけて来ました。明神まで来てようやく明るくなってきました。
夏山シーズンともなればひっきりなしに登山者が行きかうこの道も、静かなものです。
2018年11月03日 06:50撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/3 6:50
夏山シーズンともなればひっきりなしに登山者が行きかうこの道も、静かなものです。
晩秋の梓川を眺めながら進みます。
2018年11月03日 06:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/3 6:58
晩秋の梓川を眺めながら進みます。
徳沢のキャンプ場もガラガラです
2018年11月03日 07:06撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/3 7:06
徳沢のキャンプ場もガラガラです
徳沢園も営業はしていますが静かな雰囲気です。
2018年11月03日 07:07撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/3 7:07
徳沢園も営業はしていますが静かな雰囲気です。
横尾です。少し休憩をします。
2018年11月03日 08:17撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/3 8:17
横尾です。少し休憩をします。
つり橋が白くなっています
2018年11月03日 08:20撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/3 8:20
つり橋が白くなっています
霜です
2018年11月03日 08:20撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/3 8:20
霜です
屏風岩が見えてきました。
2018年11月03日 08:41撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/3 8:41
屏風岩が見えてきました。
屏風岩の上部には雪が張り付いています。下山時はパノラマコースをとも思ったのですが、いけるでしょうか?
2018年11月03日 09:10撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/3 9:10
屏風岩の上部には雪が張り付いています。下山時はパノラマコースをとも思ったのですが、いけるでしょうか?
稜線は強風でガスが出ています
2018年11月03日 09:10撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
11/3 9:10
稜線は強風でガスが出ています
本沢橋まで来ました。吊橋は撤去されています。
2018年11月03日 09:19撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/3 9:19
本沢橋まで来ました。吊橋は撤去されています。
仮設橋はありました。
2018年11月03日 09:19撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
11/3 9:19
仮設橋はありました。
本沢橋を過ぎた急坂区間に入ったら道端に雪が出てきました。自分の予想よりも早い場所です。
2018年11月03日 09:21撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
11/3 9:21
本沢橋を過ぎた急坂区間に入ったら道端に雪が出てきました。自分の予想よりも早い場所です。
雪が少しづつ増えてきました。
2018年11月03日 10:06撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
11/3 10:06
雪が少しづつ増えてきました。
ナナカマドの赤がわずかに紅葉シーズンの名残を伝えます。
2018年11月03日 10:06撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
11/3 10:06
ナナカマドの赤がわずかに紅葉シーズンの名残を伝えます。
雪と岩の殿堂が姿を現します。やはり稜線はガスっているようです。
2018年11月03日 10:54撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
11/3 10:54
雪と岩の殿堂が姿を現します。やはり稜線はガスっているようです。
涸沢に到着です。これから登る涸沢小屋の横の北穂高沢の下部に雪はありません。これは朗報です。
2018年11月03日 11:13撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
11/3 11:13
涸沢に到着です。これから登る涸沢小屋の横の北穂高沢の下部に雪はありません。これは朗報です。
奥穂高に向かうザイデングラートには雪がかなりついています。
2018年11月03日 11:13撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/3 11:13
奥穂高に向かうザイデングラートには雪がかなりついています。
涸沢小屋からカールを見下ろします。涸沢ヒュッテは一週間前に営業を終了させ、GW、夏、紅葉シーズンとテントだらけになるテン場も数張しかありません。
2018年11月03日 11:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
11/3 11:58
涸沢小屋からカールを見下ろします。涸沢ヒュッテは一週間前に営業を終了させ、GW、夏、紅葉シーズンとテントだらけになるテン場も数張しかありません。
涸沢小屋も今日の宿泊までの営業ですが、しっかりとランチ営業もしてくれていました。急登に備えてカレーライスを注文します。服装も冬装備にチェンジです。
2018年11月03日 11:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
11/3 11:58
涸沢小屋も今日の宿泊までの営業ですが、しっかりとランチ営業もしてくれていました。急登に備えてカレーライスを注文します。服装も冬装備にチェンジです。
涸沢カールの反対側にある前穂北尾根を背に北穂高沢を登ります。
2018年11月03日 11:59撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
11/3 11:59
涸沢カールの反対側にある前穂北尾根を背に北穂高沢を登ります。
1時間半ほど登って北尾根の下部とほぼ同じ高さまで来ました。涸沢ヒュッテから屏風のコルへと伸びるパノラマコースが雪でくっきり見えます。
2018年11月03日 13:39撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
11/3 13:39
1時間半ほど登って北尾根の下部とほぼ同じ高さまで来ました。涸沢ヒュッテから屏風のコルへと伸びるパノラマコースが雪でくっきり見えます。
南稜の取付部です。ここから登山道を離れ、アイゼンを装着し、北穂高沢を直登するルートに入ります。
2018年11月03日 13:39撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/3 13:39
南稜の取付部です。ここから登山道を離れ、アイゼンを装着し、北穂高沢を直登するルートに入ります。
トレースがあるので迷うことはありませんが、新雪で崩れやすくあるきにくいです。ピッケルで一歩一歩確保しながら進みます。
2018年11月03日 14:35撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/3 14:35
トレースがあるので迷うことはありませんが、新雪で崩れやすくあるきにくいです。ピッケルで一歩一歩確保しながら進みます。
傾斜も上部に向かってだんだんきつくなります。この後は、写真撮影をするのも難しくなり、コルまで写真はありません。
2018年11月03日 14:35撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
11/3 14:35
傾斜も上部に向かってだんだんきつくなります。この後は、写真撮影をするのも難しくなり、コルまで写真はありません。
北峰と南峰の間の松涛岩のコルにでました。初めてここを縦走したのは何年も前のことだったのですが、その縦走路に直角にぶつかるように沢を登ってくる日がくるとは、そのときは夢にも思っていませんでした。
2018年11月03日 16:05撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
11/3 16:05
北峰と南峰の間の松涛岩のコルにでました。初めてここを縦走したのは何年も前のことだったのですが、その縦走路に直角にぶつかるように沢を登ってくる日がくるとは、そのときは夢にも思っていませんでした。
コルから標高3106メートルの北峰まではすぐなのですが、キツイのぼりが続いたためにコルで休憩をしてから来ました。夏山ならば標識もあるのですが、撤去されてしまうようです。ガスで風景も見えません。仕方なく自分のピッケルを雪にさして記念に撮影します。
2018年11月03日 16:17撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/3 16:17
コルから標高3106メートルの北峰まではすぐなのですが、キツイのぼりが続いたためにコルで休憩をしてから来ました。夏山ならば標識もあるのですが、撤去されてしまうようです。ガスで風景も見えません。仕方なく自分のピッケルを雪にさして記念に撮影します。
山頂直下の北穂高山小屋に到着です。
2018年11月03日 16:35撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/3 16:35
山頂直下の北穂高山小屋に到着です。
荷物を片付けていたら晴れてきたぞという声が聞こえてきました。あわてて飛び出して槍ヶ岳を撮影しました。これが見たかったのです。
2018年11月03日 17:01撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
6
11/3 17:01
荷物を片付けていたら晴れてきたぞという声が聞こえてきました。あわてて飛び出して槍ヶ岳を撮影しました。これが見たかったのです。
夕暮れの槍ヶ岳と大キレット。何の文句もありません。
2018年11月03日 17:01撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
6
11/3 17:01
夕暮れの槍ヶ岳と大キレット。何の文句もありません。
日が沈むとすぐに夕食の時間でした。名物のしょうが焼きです。混雑の激しい日が多いで有名な北穂高小屋ですが、最終営業日の今日は18名の方しかいませんでした。
2018年11月03日 17:34撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/3 17:34
日が沈むとすぐに夕食の時間でした。名物のしょうが焼きです。混雑の激しい日が多いで有名な北穂高小屋ですが、最終営業日の今日は18名の方しかいませんでした。
翌朝はガスガスでした。朝食を食べ、食後のコーヒーを頂き、ゆっくりと出発します。
2018年11月04日 06:20撮影 by  iPhone 6s, Apple
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11/4 6:20
翌朝はガスガスでした。朝食を食べ、食後のコーヒーを頂き、ゆっくりと出発します。
松涛岩のコルに戻ってきました。先行する人がちょうどコルから降りようとしています。
2018年11月04日 06:49撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/4 6:49
松涛岩のコルに戻ってきました。先行する人がちょうどコルから降りようとしています。
涸沢小屋も営業終了です。小屋閉めの真っ最中でした。
2018年11月04日 10:11撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
11/4 10:11
涸沢小屋も営業終了です。小屋閉めの真っ最中でした。
テン場にテントもありません。
2018年11月04日 10:15撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/4 10:15
テン場にテントもありません。
おでんや生ビールが人気の涸沢ヒュッテのパノラマ売店のある場所です。綺麗に片付けられています。
2018年11月04日 10:20撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/4 10:20
おでんや生ビールが人気の涸沢ヒュッテのパノラマ売店のある場所です。綺麗に片付けられています。
パノラマコースは積雪で危険と判断し、素直に本谷ルートで戻ってきました。横尾山荘もCLOSEDの看板に代わっていました。
2018年11月04日 13:01撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/4 13:01
パノラマコースは積雪で危険と判断し、素直に本谷ルートで戻ってきました。横尾山荘もCLOSEDの看板に代わっていました。
さすがに河童橋には観光客がいます。
2018年11月04日 16:00撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/4 16:00
さすがに河童橋には観光客がいます。
しかし、その上高地もあと二週間で閉鎖です。晩秋です。
2018年11月04日 16:00撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
11/4 16:00
しかし、その上高地もあと二週間で閉鎖です。晩秋です。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール

感想

ちょうど大きな仕事も終わり、まだ山小屋が営業している山へ行こうと考えた結果、
槍穂縦走で何回か立ち寄ったことのあるものの、宿泊はしたことのない北穂高小屋に行くことにしました。

北穂高小屋に電話で予約すると、12本アイゼンにピッケルは必携だと言われ、北穂高沢を直登するように言われます。完全な冬装備を整え、京都からさわやか信州号にのり、1年ぶりに上高地に降り立ちました。

上高地ですら既に紅葉が終わろうとし、雪の便りがはじまったこの時期では登山者は限られ、とても静かな山行が楽しめました。

北穂高沢の直登はハードで、なかなかきつかったです。折角稜線に出ても、強風でガスが外れない状態が続いていましたが、夕刻になり突然雲が切れ、槍ヶ岳を一望にすることができました。夜は星空もすばらしかったです。

満足です。

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