大峯山（和佐又山ヒュッテから。和佐又山→大普賢岳→山上ヶ岳→大普賢岳→七曜岳。見事な霧氷を楽しめました。）
MonsieurKudo
体力度について
- GPS
- 12:49
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,227m
- 下り
- 2,214m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 10:31
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 12:39
| 天候 | 一日中、快晴！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・駐車料金は1日1,000円です。 ・約20台駐車可能 ・トイレあり |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストは和佐又山登山口にあります。 概ね歩きやすく、全体的にコースは明瞭です。 以下、危険個所だけ。 ＜日本岳〜大普賢岳＞ 急な梯子が多数、下る場合は梯子の方を向いて下った方がいいかもしれません。 ＜大普賢岳〜七曜岳＞ 大普賢岳直下はかなりの急登です。 途中、急坂で長めの鎖場があります。 ＜七曜岳〜岩本新道分岐＞ 細いトラバース道やガレ場、急な岩場の鎖場が続きます。 鎖場はほぼ垂直なものもあり、下る場合は難易度が高そうです。 |
| その他周辺情報 | ＜上北山温泉 薬師湯＞ 内湯×2、露天風呂×1の温泉施設です。 道の駅 吉野路上北山から歩行者専用橋で北山川を渡ったところにあります。 ・入浴料金は500円（JAF割で400円） ・営業時間 4月〜11月 平日：午後1時〜午後9時まで 土日祝：午前11時〜午後9時まで 12月〜3月 平日：午後2時〜午後9時まで 土日祝：午後1時〜午後9時まで ・休業日 第一火曜日、第三火曜日は定休日 （定休日が祝祭日の場合はその翌日） |
写真
駐車料金は下山後に支払う旨のメモをフロントガラスに貼っておきました。
あちらも霧氷で白くなっていますね。
釈迦ヶ岳は、孔雀岳に隠れてここからでは見えません。
茎を伝った水が徐々に凍ってできたのかな？
岩の下の空間は中は広く、祠がありました。
ここが一番大きな窟かな？
地図に記載のあった昇天窟は上にあるのかな？
何に使うのかな？
なんか人の横顔に見える・・・。
何故か、「コル」の文字が黒く消されています。
階段もあります。段上には雪（粒々だったので、霰が降ったのかな？）が薄く積もっていましたが、凍結はしておらず、問題なく上がれました。
段上には雪（粒々だったので、霰が降ったのかな？）が薄く積もっていましたが、凍結はしておらず、問題なく上がれました。
「ノス探検隊」なる山岳会（？）が設置した小さな山頂標を見つけました。
大普賢岳、標高1,779.9mです。
左から稲村ヶ岳、大日山、白倉山、念仏山、山上ヶ岳。
稲村ヶ岳（1,726.1m）をアップで。
右の鋭いピークは大日山（1,689m）。
八経ヶ岳をアップで。
あちらも霧氷が綺麗なことでしょう。
国見岳、七曜岳、行者還岳、弥山、八経ヶ岳、仏生ヶ岳、孔雀岳。
山上ヶ岳頂上をアップで。
大峯山寺本堂の屋根が見えていますね。
山上ヶ岳に向かう途中にある明王ヶ岳（1,569m）
登山道はピークを通らず、左斜面を巻きます。
明王ヶ岳の先の竜ヶ岳（1,616m）。
ここもやはり左斜面を巻きます。
小普賢岳は北側と南側にそれぞれあります。
ということは、帰りはダラダラと緩やかに登らないといけないということ。やだなー。
山上ヶ岳まであと3.5km。
こうなると、夏場はいいですが、冬場は厳しいかも。
よかった〜、これでお昼にありつけます（笑）。
知らないで足を乗っけたら、ツルってなってちょっと焦りました。
幅が狭い箇所もあるので、注意して進みました。
時期が時期ならお花畑が広がるのでしょうね。
この向こうには日本岩、西ノ覗、鷲ノ巣岩があります。
山上ヶ岳の文字が異様に小さい・・・。
弥山をアップで。
八経ヶ岳がちょっとだけ顔を出しています。
稲村ヶ岳。
釈迦ヶ岳と稲村ヶ岳は登っておきたいなー。
正面には柵があり、立ち入ることはできません。
一面の笹原と霧氷、そして山々と青い空。
最高です。
山上ヶ岳、標高1,719mです。
孔雀岳（左）、仏生ヶ岳（中央）。
右は釈迦ヶ岳かな？
境内まで行って、お昼にしました。自分がシーフードヌードルの次に好きな、贅沢とろみフカヒレスープ味。
小笹ノ宿避難小屋前の水場で水を補給できてよかった〜。
自分がシーフードヌードルの次に好きな、贅沢とろみフカヒレスープ味。
小笹ノ宿避難小屋前の水場で水を補給できてよかった〜。
コレって、そういう種類の木？
（129枚目の写真にも小さく映っていますね。）
中央が日出ヶ岳、右隣が正木嶺、右端のストンと落ちているところが大蛇�瑤任后�
大普賢岳頂上に戻ってきました。
男性が一人、休憩中でした。
これから行者還岳に向かうそうです。
山頂で話した男性が下ってくるのが見えます。
ここは日影になるので、笹についた霜がまだ残ったままでした。
左から大普賢岳、小普賢岳、日本岳（文殊岳）。
こうして見ると、三兄弟みたい。
景色はいいのですが、この時間はちょうど逆光でした。
右のギザギザしたピークはバリゴヤの頭（1,580m）です。
なんか険しい表情になっちゃいました。
和佐又山ヒュッテ方面へは、ここを曲がる必要があります。
ここは急坂なのに。
どうぞお滑りくださいといっているようなもんです。
（結局今日は時間がなくて、無双洞には寄れませんでした。）
こういった道標に記載されている所要時間って、大概結構な余裕を持たせてあるのものですが、（途中寄り道したとはいえ）ほんとにこのくらいかかっちゃいました。
ここよりもっと上の方が道が不明瞭なので、そっちにもっと設置してほしいな〜。
ヒュッテまで1時間半か〜。一応、ヒュッテに電話して到着が遅れる旨を連絡しておきました。
今日の最終受付時間は20時だそうで、それまでに到着できれば駐車料金の支払いができそうです。
一応、ヒュッテに電話して到着が遅れる旨を連絡しておきました。
今日の最終受付時間は20時だそうで、それまでに到着できれば駐車料金の支払いができそうです。
この辺りでヘッデンを点けました。
特に使うことはありませんでしたけど。
すぐそこなら、寄っていきますか。
この下に井戸が口を開けています。
のぞき込むためには、直下の鎖場を少し下る必要があります。
当たり前か（笑）。
右から、日蔵上人、行尊大僧正、西行法師の歌碑です。
ちなみに、このオートキャンプ場はたくさんの人で賑わっていました。
夜に来たのは初ですね。
といってもまだ二回目ですけど。
帰りに伊勢自動車道の安濃SAに寄りました。頑張った自分へのご褒美として、「松坂牛肉定食」をオーダー。
1,650円也。
美味しかったです。
ちなみにこの時点で、夜の11時を回っていました。
2
頑張った自分へのご褒美として、「松坂牛肉定食」をオーダー。
1,650円也。
美味しかったです。
ちなみにこの時点で、夜の11時を回っていました。
美味しくいただきました。
装備
| MYアイテム |
MonsieurKudo
重量：4.39kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
ソフトシェル
フリース
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
帽子
靴
ザック
飲料
水筒（保温性）
地図（地形図）
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
カメラ
|
感想
今週末も晴天予報の大峯山脈へ。
まさか2週連続で訪れることになるとは・・・。
名古屋を2時半過ぎに出発、ルートは先週と同じく、東名阪自動車道の亀山ICで下り、名阪国道をひた走り針ICから酷道369号線を進みました。
和佐又山ヒュッテの駐車場には6時過ぎに到着しました。
まだ朝早かったため、駐車料金は下山後支払う旨のメモをフロントガラスに貼って、山行をスタートしました。
キャンプ場の奥から入山し、まずは和佐又山をサクッと登頂。
ちょうど日の出に間に合い、思いがけずご来光を見ることができました。
次に向かう大普賢岳のモルゲンロートも素晴らしかったです。
が、ここである忘れ物に気が付きました。
今日も山頂でカップ麺を食すべく、ジェットボイルを持ってきていたのですが、肝心の水を忘れてしまったのです！
「あ〜っ！」と思わず声が出てしまいました。自分のバカ・・・。
流石に取りに戻る気にはなれず、地図でこの先に水場がないか調べてみると、小笹ノ宿避難小屋の近くに水場のマークが。
そこで補給できることを願ってこのまま山行を続行することにしました。
自分とほぼ同じ時間に登り始めた男性と和佐又山頂上で会いました。
この時は挨拶を交わしただけだったのですが、その後和佐又のコルの少し先で追いついたときには、10分くらい山談義で盛り上がりました。
男性は以前、七曜岳への周回ルートに登ったそうですが、途中で道を外してエスケープしたそうで、今日はそのリベンジに来たのだそう。
大普賢岳へのルートの途中には、修験者の行場である窟（いわや）がいくつもあり、厳粛な気持ちになりました。
日本岳のコルから頂上への本格的な登りが始まると、梯子の連続で一気に標高を上げていきます。
大普賢岳は周りから見るとかなり尖がった山容をしているので、このような登りになるのでしょうね。
頂上に近づくにつれ、見事な霧氷を見ることができました。
途中、小普賢岳のピークに寄り道しつつ、大普賢岳の頂上には9時前に到着できました。
頂上からは、360度の大展望。
先週登った弥山、八経ヶ岳、明星ヶ岳、次に向かう山上ヶ岳、稲村ヶ岳が見渡せました。
山上ヶ岳に向かうために大普賢岳を下り始めたところで、和佐又山で話した男性が登ってきました。
行先を聞かれたので山上ヶ岳に向かうと答えて、挨拶をして別れました。
山上ヶ岳へは5.1km、意外と距離があります。
途中、明王ヶ岳、竜ヶ岳、地蔵岳と名のついたピークがありますが、何れも登山道はピークを通らず、斜面をトラバースしました。
そして、無事に小笹ノ宿避難小屋近くの水場で水を補給できました。
これでお昼にありつけます、良かった〜。
山上ヶ岳も霧氷が綺麗でした。
特に難所もなく、頂上に到着しました。
頂上部はとても広く、重要文化財である大峯山寺本堂が建ち、少し進むと一面の笹原が広がっていました。
自分とほぼ同時に山頂標前に到着した男性と、10分くらい楽しく山談義しました。
頂上かの展望は素晴らしく、目の前には稲村ヶ岳、弥山が見えました。
稲村ヶ岳も登りたい山ですが、山上ヶ岳から標準CTで往復4時間以上かかり、今回のルートでの日帰りは困難です。
登るのはまた別の機会かな。
湧出岩を見て、三角点にタッチしたあと境内まで戻り、お昼にしました。
お昼休憩している間も、ポツポツと男性登山者が登ってきていました。
下山はピストンではなく、大普賢岳まで戻ったあとは、七曜岳方面に向かう周回ルートで下ることにしました。
誤算だったのは、下山に思ったよりも多くの時間が必要だったことです。
自分は概ね、山と高原地図に記載されているCTの80％程度で踏破できていたのですが、七曜岳から岩本新道分岐への登山道はとても険しく、しかも途中で日が暮れてヘッデンを点けての山行となったため、尚更時間がかかってしまいました。
まあ、途中で水簾の滝の撮影に時間をかけたり、底無井戸に寄ったりしたことも原因のひとつですが。
和佐又山ヒュッテに着いたのは18時前、無事に駐車料金を支払い、帰途に就きました。
山行後の温泉は、先週と同じく上北山温泉へ。
夜になり気温も下がったからか、露天風呂のお湯の温度は高めでした。
露天風呂って、外が寒い方がいいですよね。
のぼせるくらい浸かって、外気で体を冷やしてからまた浸かるのが気持ち良かったです。
名古屋に着くのが遅くなりそうだし、今日はハードな山行だったので、日曜は休養日にしようと思いました。
ただ、日曜もいい天気みたいなんですよねー。
ちょっと勿体ない気もしましたけど。
・
・
・
先週に続き、今日も会心の山行になりました。
ただ、ちょっと欲張りすぎて下山が夜になってしまいましたけど・・・。
大峯山脈、名古屋から遠いけれど、素晴らしい山域ですね。
まだ稲村ヶ岳や釈迦ヶ岳にも登りたいので、また近いうちに来ることになりそうです。
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