雪の上高地散策。のんびりテント泊
- GPS
- 13:16
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 317m
- 下り
- 396m
コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 3:04
- 合計
- 6:00
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 6:42
天候 | 3月8日:晴れ 3月9日:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
平湯温泉旅館つゆくさの駐車場はあきっぱから予約(400円/日)。電話受付なし。平湯温泉BTまで徒歩数分 https://www.akippa.com/driver/searchparking?keyword=つゆくさ 平湯駐車場 松本方面からは沢渡第2駐車場が無料開放されている。150mほど158号線を下ったところにバス停あり。坂巻温泉に日帰り入浴することで旅館に駐車させてもらうことも交渉できるとか(歩くには距離が長い) 高山⇔松本路線バス時刻表 https://www.nouhibus.co.jp/highwaybus/matsumoto/ https://www.nouhibus.co.jp/wp_rnw/wp-content/themes/nouhibus/highwaybus/matsumoto.pdf 平湯温泉BT前の宝タクシーを往復利用すれば、無料で駐車させてくれるとの情報もあり(状況により変わるかもしれないので要確認) 中の湯温泉に宿泊すれば、釜トンネルまで送迎してくれる 冬期上高地の入山注意、トイレ、幕営地情報: http://www.kamikochi.or.jp/pdf/winter/kamikochi-touki-no-nyuzan.pdf http://chubu.env.go.jp/shinetsu/上高地冬期入山ルール(日本語).pdf 山のひだや(唯一の冬期営業小屋) http://yamanohidaya.wixsite.com/hidaya http://www.kamikochi.or.jp/facilities/stay/yama-no-hidaya/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
釜トンネルの入り口に登山ポストあり 釜トンネル、上高地トンネルともヘッデン不要 前日と前々日に若干降雪があり、凍結道路に雪がうっすらと積もって歩きやすかった。明神まですべてツボ足。チェーンアイゼンとワカンを持っていったが、全く使用せず 小梨平から明神へは踏み抜き跡が多数。私は朝の往復だったので踏み抜きはなかった 全体的に危険個所はなし。旅館や土産物屋の内装工事などの車が河童橋まで入っている(帝国ホテルまでは歩行者と同じ道。工事の車は帝国ホテルから梓側の右岸に行く) |
その他周辺情報 | コンビニ: 高山側からは丹生川のローソンが最後 松本側からは新島々のセブンイレブンが最後 日帰り温泉: ひらゆの森。500円。10−21時。 http://www.hirayunomori.co.jp/ 中の湯温泉: 宿泊の場合、釜トンネルから電話すると迎えに来てくれる 焼岳の登山口としても有名。釜トンネルから歩くと、九十九折りの坂道を登るのに1時間弱かかる http://www.nakanoyu-onsen.jp/ |
写真
感想
松本から高山へ向かう国道158号線が新安房トンネルの手前で大きくカーブするところにある釜トンネル。これに続く上高地トンネルを抜けると、そこは別世界。穂高神社の祭神「穂高見命」(ほたかみのみこと)が穂高岳に降臨し、この地で祀られていることから元来「神垣地」と漢字表記されてきた。神が降り立つ地という意味で「神降地」とか、昔ながらの地名で「神河内」とか表記されることもあった。今では上高地と記されるようになり、シーズン中は海外からも含めて観光客と登山者で賑わう日本の代表的な山岳リゾート地
上高地は穂高連峰や槍ヶ岳など北アルプス南部の登山基地だが、あまりの人の多さと観光地化したことを嘆き、この登山口を敬遠する山屋も少なくない。私が最初に上高地を訪れたのは高校2年。むかし山をやっていたオヤジに頼んで槍ヶ岳に連れて行ってもらった時だった。名古屋から夜行列車で松本へ向かい、松本電鉄で新島々駅まで行き、タクシーで上高地へ入った。当時はマイカーも上高地へ入れたが、その翌年からマイカー規制が始まったと記憶する
以来約45年、自然保護活動により上高地の姿は大きく変わることなく今日に至っている。50代後半に山を再開し、3年ほど前に約30年ぶりに上高地に入った私には、立て替わった土産物屋、旅館、山小屋などはあるものの、梓川を中心とする自然豊かな上高地の景色は昔と変わらず美しく見えた
そんな上高地も、山が目的の私にとっては登山の出発点であり終着点の意味合いが大きく、あまり長居せず通過するばかりだった。一度じっくりと上高地に滞在し、ぶらぶらと散策してみたいと思うものの、シーズン中の人の多さにはうんざりというのが偽らざるところだ。ならば人がほとんどいないシーズンオフに出掛けようと思い立ち今回の計画となった
最近のレコでは、雪が少なくすでに春先のような状況とあった。少々迷ってはいたものの、ここ二日ばかり若干降雪があったようなので出かけることにした。天候は金曜午後から晴れ、土曜日は快晴予報。出かけてみれば、天気予報通りで、厳冬期の寒さはなく、快適かつ素晴らしい展望に恵まれた残雪期の上高地を体験することができた
それでもテント泊の夜は寒く、ユニクロの超極暖の上下をアンダーに着て、モンベルのダウンの上下に象の足もはいて、0番のシュラフに入った。まるで3千メートル級の山の上でテン泊するような装備だが、年寄りにはこれでちょうどよく、快眠することができた
それなりに人は入っていたが、シーズン中とは別世界で、静かにじっくりと自然と向き合うことができた。第2弾と言わず、毎年でも訪れたいくらいだ。ただ、久々のテント泊装備は肩や腰にずっしりときて辛かったので、次回は「山のひだや」さんに泊まることにしたいと思っている
静かな上高地、いいですね。
穂高と紺碧の青空がとても美しいです。
焼岳+オリオン座や、穂高+北斗七星の星空写真も、とてもきれいですね。
山頂に行くのだけが登山じゃないと言いますが、確かにそうなんだろうなと感じさせられました。
ボーっとしていると色々と考え事をしてしまうので、強制的に頭を空っぽにするために負荷をかけようと、登りでガツガツ歩く登山をしてしまうのですが、のんびり散策するのもいいですね。
少しずつ、のんびり要素も取り入れていきたいと思います。
やっとカメラに星を捕らえることができました。レンズを新調して写らなかった先回は、単純ミスを犯していたことに気付いた次第です
6400, 3200, 1600, 800とISOを下げ、各20秒、15秒、10秒と撮って行きました。おかげですっかり体が冷えてしまいましたが、星の写り方の違いを把握することができ、大きな収穫でした
のんびり散策とはいえ、2日間で30キロ弱もある行き回っていたんだなとびっくり。次回の上高地は折りたたみのイスを持参して、ボーっとする時間を長くしようと考えています
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