道の駅丹波山〜飛龍山〜雲取山(周回) 県境尾根延長線歩きその2
- GPS
- 31:15
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 2,670m
- 下り
- 2,678m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:35
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:55
天候 | 一日目 曇り時々晴れ 二日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・道の駅丹波山〜サオラ峠 道の駅丹波山から国道411号線でサオラ峠登山道入り口迄約10分、 緩やかな植林帯の巻道が終わり、小さな尾根に出た辺りから 急坂が始まり、ジグザグの道 峠に近づき、岩混じりの急斜面を緩やかに巻く付近は 崩れ落ちる土砂が、細い踏み跡を覆い、滑落の危険を感じ慎重に通過。 ・サオラ峠〜熊倉山〜飛龍山 熊倉山山頂まで広い緩やかな尾根歩き、山頂直下僅かに急坂 熊倉山から次第に尾根が狭まり、岩岳分岐直下は急坂の岩場、滑落注意 分岐を過ぎるとシャクナゲの林の中の踏み跡明瞭な尾根歩き 禿岩は寄り道になりますが、大展望なのでお薦めです ・飛龍山〜狼平〜雲取山 飛龍山からは東に下る踏み跡があり、縦走路に出られます 縦走路は殆どが緩やかな巻道ですが、木橋を渡る箇所あり 雨後など濡れている時は滑落に注意です ・雲取山〜三条の湯〜サオラ峠 三条の湯迄の途中に、登山道崩落の為、高巻きする箇所があります 三条の湯からサオラ峠までは、緩やかな巻道 眺望はありませんが、新緑と小鳥の囀りを楽しめる静かなコース ・サオラ峠〜丹波天平〜道の駅丹波山 サオラ峠から緩やかに少し登り返すと見事なブナ林が見られました 丹波天平から下り始めの樹林帯は緩やかで快適ですが 植林帯付近からは、急坂の巻道や、ザレた箇所があり 慎重に通過、滑落注意です |
写真
感想
県境尾根の空白を埋める山旅の二日目は、日帰りでは無理と判断し
昨年11月にも宿泊して懐かしい雲取山荘に一泊し
奥秩父主脈縦走路を歩く計画を立てました。
前日までは、鴨沢から登り、二日目に縦走する積りでしたが
二日目が雨になりそうと天気予報が変わり、縦走を一日目に変更。
実際に歩き、計画の変更が自分にとって良かったと結論です。
サオラ峠登山道は、緩やかな植林帯の巻道の後、急坂が始まり、
ジグザグに付けられた道はとても歩き易く感じました。
けれども、峠に近づき、岩混じりの急斜面を緩やかに巻く付近は
崩れ落ちる土砂が、細い踏み跡を覆い、滑落の危険を感じ慎重に通過。
計画を変更し登りに使ったのは、良い選択だったと思います。
前飛龍に至る尾根への取付きにも意外な急峻な岩場が連続、
ロープ、鎖は全くなく、脆い岩もあり、慎重に足場を確保。
下りに使っていたらと想像したくなく、やはり岩場は登りが安全!
飛龍山は、前回のシャクナゲの花盛りの時季の感動が忘れられず
今回も是非満開のシャクナゲをと期待したのですが
残念ながら、まだ蕾は固く、花は皆無でした。
山頂で、逃げもせず興味津々の眼差しの鹿さん三頭に出会え
微笑ましいとともに少し複雑な思いに囚われる光景を胸に刻みました。
飛龍山を東に下り縦走路に合流する箇所からが今回の目的の始まり。
急斜面の笹原に刻まれた踏み跡は明瞭で、安心して歩けます。
但し、木橋は濡れると滑りやすいので、目で確認しながら、慎重に通過。
雲取山迄、人に出会うことはなく、静かな山歩きを楽しみました。
昨年11月より眺望がありましたが、天気は下り坂の様子、
早々に雲取山頂を後に雲取山荘に向かいました。
山荘の夜は冷え込み、炬燵に足を延ばせる幸せを噛み締めます。
鴨沢に下っても午前中に道の駅丹波山に向かうバスがなく
バスを待っている時間がもったいないので、それなら歩いてしまおうと
またまた計画を変更し、三条の湯からサオラ峠に至る巻道を選択。
眺望はないものの、新緑と静けさと小鳥の囀りは至福の時間でした。
サオラ峠からは、昨日のザレた巻道を避け、丹波天平へ向かいました。
植林帯との境を為す踏み跡から仰ぐ新緑のブナ林があまりにも美しく、
思わず足を止めて、うっとり見入ってしまいました。
東京から僅かに離れた場所で、手つかずのままの豊かな自然に触れ
穏やかな気持になると同時に、いつまでもこのまま
美しい自然林であり続けてほしいと願わずにはいられません。
分岐標識からしばらくは自然林の中の快適な下りでしたけれど
植林帯では急坂の巻道、昨日と変わらないようなザレた場所も通過し、
標識も無く、あまり登山者に歩かれていない印象を持ちました。
この急坂やザレ場が、とうとう恐れていた膝の痛みを引き起こし
膝を曲げるのが苦痛になっていましたから、登山口に着いた時は安堵。
長距離山行は次第に体に無理になっていることを実感しました。
kyom4さん
相変わらずタフに歩いていますね。
今回のコースは、私の課題になっている区間(飛龍山〜三条ダルミ)があって、今年歩くつもりでした。日帰りでは長くなるので、雲取山荘か三条の湯あたりでの泊になりそうですが、三条の湯に浸かりたいのが本音です。久しぶりに雲取山の山頂も踏んでみたいし、道の駅丹波山を起点にすると、今回のコースは参考になります。kyom4さんの健脚でも初日が長いですが、テン泊装備だときつそうですね。小屋泊も考えてみたいと思います。
k_fujisanさま コメント有難うございます
御実家との往復でしばらく山から遠ざかっていらしたのですね。
ご実家の近くの山の記録を拝見して知りました。
お母様の体調が良くないのでしょうか?どうぞ、お大事に。
k_fujisanさまも飛龍山と雲取の間を歩く予定だったとはびっくりです
最初は鴨沢から登って逆回りの予定でしたが、
予報が悪くなり変更しましたけれど、却ってそれで良かったと今は思います。
自分の今回歩いた距離のちょうど中間点に雲取山荘があり
バスを使わないので時間も気にせずに歩けました。
下山中一緒になった方が、前夜三条の湯に宿泊されたと話し、
とてもいい温泉だとしきりに褒めていました。
山に登らず、温泉だけの人もいるようで、やっぱり人気の温泉なのですね
k_fujisanさまならテン泊装備でも楽勝だとは思いますが
雲取山荘の炬燵は、冷え込む山頂では有難く、幸せな気分になります
不老山から湯船山をk_fujisanさまの歩かれたコースで
歩きたいと思っているのですけれど、飛龍ではシャクナゲに早すぎ
お目当てのサンショウバラは咲いたかなと気にしています
飛龍山付近はこれからシャクナゲが咲きますから、お薦めです
連投でこちらにいらっしゃるとは
奥多摩の魅力満載のタフなコースはさすがに足に来ますね!
今回のこちらのそれぞれのコースに色んな想い出があるので
とても楽しく拝見させていただきました。
「禿岩…狼平…三条の湯…そして雲取に飛龍、三ツ山も」
5年前の5月に溜浦(とずる)から逆回りで丹波におりましたが
サオラ峠下部の「気の遠くなるようなジグザグ」は下りに
使うべきでは無いことを、しっかり見抜いてのルートどりが
流石です。
お体ご自愛くださいませ m(_ _)m
今回は、本当に膝がどうなるか不安でしたけれど
空白部分を一回ずつ出かけて来るのも、もったいなくて
無理を承知で決行してしまいました。
奥多摩の山々の稜線は、標識や登山道がとても整備されていて歩き易く
疲労の軽減は計り知れなかったと思います。
とりあえず鷹ノ巣山迄繋がったのでもう終了にしようかと
地図を眺めていたら、芋の木ドッケと酉谷山の間が空白なので、
また記録を拝見させて頂いて出かけたくなりました
やっぱり終了とはいかない魅力的な山域ですね
奥多摩の山で、いつかお目にかかりたいですね
御心配頂き、有難うございます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する