雲取山(峰谷ルート-鴨沢ルート)


- GPS
- 07:57
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 1,783m
- 下り
- 1,829m
コースタイム
12:25奥多摩小屋-13:17雲取山山頂13:30-14:01奥多摩小屋-14:21鴨沢分岐-
16:03林道合流-16:25鴨沢バス停
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所特になし ただし、峰谷からのコースは一部倒木及び崩落個所があります。 |
写真
感想
最近、低山ばかりに登っていた反動でしょうか、春の訪れとともに少しハードな山行への
欲求が日に日に強まってきました。
さて、そんな欲求を満たす山はどこかなといろいろ検討した結果、初心者の私には憧れの
雲取山に決定。しかも日帰りに挑戦です。
手持ちのガイド誌を参考にしても、山中泊を前提に掲載されていることから、ヤマレコの
山行記録を参考にさせていただき、念入りにコースタイムを予想し計画を立てます。
バスの便が良い峰谷から登り、鴨沢に下りるコースを選択。
このコースの予想タイムは8時間なので、何かのトラブルがあるとすぐに山中泊になって
しまうことから、各ポイントで予想タイムを越えたところで引き返すこととしました。
奥多摩駅7時55分発の峰谷行きのバスに乗り、30分ほどで終点の峰谷に到着すると、目の前の
階段が登山口となります。
階段を上った後、右手の山道に入り折り返し、電気柵の畑を過ぎるとすぐに林道に出ますので、
右折して舗装路を進みます。
この先の林道にも、何箇所かショートカットがあるようですが、皆さん迷ってタイムロスを
したと聞きますので、そのまま林道を進むことにします。
つづら折りに林道を進んで行くと、途中で出会った集落の人は、「どこ行くの、気をつけてね」と
気さくに話しかけてくれます。
咲き誇る花々と集落の皆さんとの会話を楽しんでいると、ゲートに到着します。
ゲートを越え未舗装路を少し進むと、左手に案内板がありますので、そこから山道に入り、
赤指尾根と合流するまで、植林の中をひたすら進みます。
眺望もなく少し暗い道なので黙々と歩を早め、バス停から2時間程度で尾根上に出たところが、
赤指山からのコースとの合流地点となります。
ここからは、尾根道で明るくなり、ところどころ眺望もありますので、快適にペースを上げますが、
途中から斜面は急になり思った以上に足に堪えます。
石尾根への急登に取り掛かったあたりで、明らかに相棒が遅れ始めましたが、なんとか
踏ん張り石尾根に到着するも、これから先、登りになるとペースが極端に遅くなります。
予想タイムとにらめっこしながら、七ッ石山山頂に到着すると、目の前に雲取山の雄姿が、
どーんと現れます。
あの山頂に立ちたいとは思いますが、見た目よりもここから辛いとのこと、相棒の足も
売り切れ間近の様子なので、確認すると予想タイムをクリアしているうちは頑張るとの返事。
無理は禁物ですが、当初の予定どおり予想タイムを超過したら下山すると再確認して、先を急ぎます。
ブナ坂を過ぎ、ヘリポートに到着すると、先に2、3張りのテントが現れ、奥多摩小屋となります。
この時点でまだ予想タイムを下回っています。
時間と足を考慮し、これから先はまき道を通ることとし少しでも負担を減らしますが、
登りになると極端にペースが遅くなります。
それでもなんとか時間内に一つ一つクリアすることができ、いよいよ急坂のうえに避難小屋が
見えます。
歩の遅い他のパーティーと一団となって、最後の急登に挑んでいると、妙な連帯感が生まれ、
知らない者どおし励ましあっています。
なんとか避難小屋までのぼり、山頂に着いたと思ったら、さらに右手が山頂なのね。
結局、予想タイムを10分残し、山頂に到着することができました。
山頂でも、あいにくの曇り空でしたが、頑張ったご褒美でしょうか、うっすらと富士山も
見えました。
時間的な余裕がないので、休憩もそこそこに下山を開始し、ブナ坂まで一気に下り、
鴨沢コースに入ります。
当初の予定では、七ッ石小屋に寄る予定でしたが、登りではあんなにゆっくり登っても
コースタイム内でしたが、山頂からブナ坂までで下りは既にコースタイムをオーバーして
しまったため、小屋には寄らず鴨沢を直接目指します。
鴨沢コースはアップダウンは少ないですが、登りで足を使いきってしまったためか、
なかなか時間が稼げず、まだ着かないのと不安に思ったころに、やっと林道に到着。
予定タイムでは、4時に到着予定だったバス停に25分遅れの4時25分に無地到着しました。
なんとか雲取山の日帰りを達成しましたが、健脚とはとても言えないことを自覚した一日でした。
時間に追われて、景色もあまり楽しんでいませんので、近いうちに、テント担いで山中泊で
ゆっくり楽しんでこようと思います。
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