富士山御来光（吉田口馬返→水ヶ塚公園）

2019年05月25日(土) 〜 2019年05月26日(日)

• GPS: 21:17
• 距離: 29.2km
• 登り: 2,551m
• 下り: 2,763m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:09
• 休憩: 2:31
• 合計: 8:40

15:19 富士山お休み処（大文司屋）(明大山荘)
15:20 16:01 馬返し
16:04 16:07 富士山お休み処（大文司屋）(明大山荘)
16:14 16:14 吉田口一合
16:39 16:41 吉田口二合
16:53 16:58 吉田口三合
17:12 17:15 吉田口四合大黒天
17:19 17:24 吉田口四合五勺御座石浅間神社
17:34 17:40 吉田口五合
17:50 17:55 佐藤小屋
18:17 18:21 吉田口六合目・富士山安全指導センター
20:05 20:20 吉田口七合目
20:37 20:53 吉田口八合
22:21 22:38 須走口・吉田口登山道 本八合目
22:44 23:06 須走口・吉田口登山道 八合五勺
23:32 23:39 須走口・吉田口登山道 九合目
23:59 久須志岳

2日目

• 山行: 10:58
• 休憩: 1:11
• 合計: 12:09

0:23 久須志岳
5:03 5:03 成就岳
5:08 5:08 伊豆岳
5:13 5:14 朝日岳
5:17 5:21 御殿場口頂上
5:23 5:23 富士宮口頂上
5:35 6:02 富士山
6:18 6:18 西安河原
6:24 6:26 雷岩
6:31 6:31 金明水
6:36 6:37 久須志岳
6:47 6:58 成就岳
7:01 7:01 伊豆岳
7:06 7:06 朝日岳
7:12 7:14 御殿場口頂上
7:16 7:21 駒ヶ岳
7:21 7:21 富士宮口頂上
7:35 7:35 九合五勺胸突山荘
7:41 7:41 九合目萬年雪山荘
7:49 7:49 八合目池田館
8:41 8:41 宝永第一火口縁
8:47 8:47 宝永第二火口縁
8:50 8:51 山体観測装置
9:06 9:07 御殿庭上
9:14 9:14 御殿庭中
9:29 9:29 御殿庭下
10:24 10:40 水ヶ塚公園
12:12 12:12 フジバラ平
12:32 ゴール地点

天候

両日とも快晴無風

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

バス時刻表へのリンク。
富士急行バス【ぐりんぱ→JR御殿場駅】http://bus.fujikyu.co.jp/pdf/rosen/gotemba/201904/timetable_4.pdf
富士急行バス【JR御殿場駅→浅間神社前】http://bus.fujikyu.co.jp/pdf/rosen/gotemba/201905/timetable_2.pdf
馬返しバス【浅間神社前〜馬返し】http://bus.fujikyu.co.jp/rosen/detail/id/5
中型タクシー【富士山駅〜馬返し】運賃約3700円

コース状況／危険箇所等

登山ポストは馬返し入口にあります。
吉田ルートは部分的に残雪の上を通過しますが、9合目以上で繋がります。
富士宮ルートは6合目以上はほぼ残雪が繋がっています。
雪質は固めで蹴り込みも入りづらいので滑り止めが必要です。

写真

5/25 15:57

土曜日の馬返し駐車場から。まだマイカー規制前なので比較的空いています。

5/25 15:57

ここからスタート。

5/25 15:58

富士山駅〜馬返は馬返バスという乗り合いバスが運行しています。

5/25 15:58

翌日はこの逆向き便で帰ってくる予定でしたが…

5/25 16:05

山頂まで10.4kmの道のりです。

5/25 16:05

鳥居をくぐって入山。

5/25 16:12

吉田口一合目の鈴原神社。このルートは往時を偲ぶ建物や看板が沢山建っていて飽きずに歩けます。

5/25 16:13

日差しは強いけど樹林帯の中を快適に歩けました。

5/25 16:19

それなりに倒木もたくさんありましたが。

5/25 16:21

レッキス小屋跡。レッキス飲んでみたかったな。

5/25 16:30

これまた倒木。

5/25 16:37

見る度に倒壊が進む御室浅間神社のお社。

5/25 16:37

危険なので立ち入り禁止です。

5/25 16:38

ゴツゴツした岩が一枚に繋がってるようですが、溶岩流の跡でしょうか。

5/25 16:46

林道を横切る。

5/25 16:54

三合目の見晴茶屋跡。確かに見晴らしの良さそうなロケーション。

5/25 16:54

建物は一部倒壊していますが。

5/25 16:54

三軒茶屋の説明看板。

5/25 17:11

四合目の大黒小屋の説明。

5/25 17:12

部屋が沢山あって大きな小屋だったようです。

5/25 17:20

四合五勺の御座石小屋の建物。この建物はまだしっかりしてそうです。

5/25 17:21

御座石の説明看板。

5/25 17:21

これが御座石かな？

5/25 17:33

続いて中宮。この辺りに何軒も小屋が連なっていたようです。

5/25 17:42

舗装された林道にでました

5/25 17:48

しばらく行くとゲートがあって…

5/25 17:48

すぐ上が佐藤小屋です。

5/25 17:49

夕ご飯時と見えて中から楽しそうな声が聞こえていました。

5/25 17:50

佐藤小屋の横から山頂を見渡す。
時刻は17:50。これから登る人は少ないでしょうね。

5/25 17:51

下界を見下ろすとまだ明るい。

5/25 17:51

西側の尾根に日が沈んでいきます。

5/25 17:52

上のほうはしっかり雪が着いてますね。

5/25 18:16

眼下には美しい山中湖の湖面。

5/25 18:16

去年もこのくらいの時間に登ってたっけ。

5/25 18:16

六合目に到着。スバルライン五合目からのルートとここで合流です。

5/25 18:17

まだ人の気配のない安全指導センター。

5/25 18:17

富士宮ルートよりも吉田ルートのほうが雪が少なそうに見えますね。

5/25 18:22

霞が掛かっていて遠くの山は見えにくい。

5/25 18:23

どの山小屋もまだ冬仕舞い中。

5/25 18:33

夕暮れにかすむ八ヶ岳の山影。

5/25 18:34

幻想的な眺めです。

5/25 18:47

薄暗くなってきました。

5/25 19:03

七合目の花小屋。ここら辺りから所々雪が着き始めます。

5/25 19:21

日が暮れて街灯りがキラキラと輝き始める。

5/25 20:05

後はヘッデン点けてひたすら登るのみ！

5/26 4:24

深夜0時過ぎに吉田口頂上に辿り着き、シュラフとツエルトにくるまって夜明かし。目が覚めたら日の出時刻10分前でした（汗）

5/26 4:25

キターー！！！

5/26 4:25

令和になって初めての御来光鑑賞です。

5/26 4:27

山中湖の真上から。

5/26 4:28

山口屋さん他はまだ雪に埋もれています。

5/26 4:31

真っ赤に燃える見事な朝日。

5/26 4:57

寒いけど風が無くて過ごしやすい。

5/26 4:58

こちらはベンチまで埋もれてしまっています。

5/26 4:58

成就岳、朝日岳方面。

5/26 5:00

お鉢の向かい側に剣が峰。ちょっと行ってみよう。

5/26 5:04

登ってきた吉田口方面を見下ろします。

5/26 5:04

お鉢を時計回りに回っていきます。

5/26 5:07

かわいいツララ。

5/26 5:08

お鉢の東側は歩行の支障になるような雪は着いていません。

5/26 5:08

眼下に見えるのは愛鷹山塊。

5/26 5:09

剣が峰をアップで。

5/26 5:15

御殿場ルート頂上へ下る木道に霜が着いてて滑ってこけた（汗）

5/26 5:17

山頂郵便局の建物は岩陰にあるせいか、雪が飛ばされず埋もれたままです。

5/26 5:20

浅間大社奥宮。

5/26 5:21

さて核心の剣が峰への登り。

5/26 5:27

影富士もくっきり。

5/26 5:28

馬の背の登りですが、夏よりも雪があるほうがズルズル滑らず登りやすい。

5/26 5:36

そして最高地点に到着しました。

5/26 5:37

この赤いマークが日本の最高地点です。

5/26 5:37

雪が積もってるから更に1m位は上乗せ？

5/26 5:42

二等三角点。点名「富士山」標高3775.63m

5/26 5:42

タッチ♪

5/26 5:42

お鉢の西側は雪が多めですが周回行きます。

5/26 6:01

剣が峰の内側の斜面はしっかり雪が着いてて歩きやすい。

5/26 6:01

お釜の内部。スキーで滑降する人も居るんだからすごいですね。

5/26 6:07

西側にはこれまた見事な影富士。

5/26 6:07

南アルプスオールスターズ。

5/26 6:08

右から甲斐駒、仙丈ヶ岳、間ノ岳、農鳥岳…

5/26 6:08

中央が塩見岳、左側のひときわ大きく白い山が悪沢岳を含む荒川三山。

5/26 6:08

中央が悪沢岳なんでその左側が赤石岳。左端の雪の着いたピークは聖岳でしょうか。

5/26 6:08

手前に見える湖は本栖湖です。

5/26 6:15

本栖湖をアップで。

5/26 6:15

毎年見てるけど圧巻の眺めです。

5/26 6:19

忘れちゃいけない八ヶ岳。

5/26 6:32

広大なお釜。

5/26 6:32

あんなところに幕営されていた方々が。

5/26 6:34

河口湖方面。

5/26 6:37

一周回って吉田口頂上に戻ってきました。

5/26 6:38

あれ、この場所は何だっけ？更地になってます。

5/26 6:38

この雪もあと数週間もせずに消えていくのでしょうか。

5/26 7:20

更に半周回って富士宮ルートを上から見下ろします。

5/26 7:28

富士宮ルートは少し下ったところからずっと雪面歩きになります。

5/26 7:34

荷物が多くてヒップソリを車に置いてきてしまったのを後悔します。

5/26 7:34

大きな滑り台！

5/26 8:06

まだ宝永山より高い。

5/26 8:06

最初の雪渓を下りきった所でアイゼンを脱いで宝永火口の縁沿いに真っ直ぐ下ります。須山口の下り口が宝永火口沿いですので。

5/26 8:06

これが水ヶ塚公園の大駐車場ですね。

5/26 8:07

こちらは宝永山荘。まだ営業期間前ですかね。

5/26 8:11

大勢の登山者が列を作って登っています。

5/26 8:30

ようやく宝永山と同じ高さまで下りてきました。

5/26 8:32

この宝永火口の急斜面はすごい音を立てて落石が発生してました。

5/26 8:32

斜面に舞う土煙は落石が転がった跡です。

5/26 8:38

下を見るとゾッとするほど大きな落石がゴロゴロしていました。

5/26 8:39

プリンスルートと交差しました。ここから下は須山口登山道です。

5/26 8:45

富士山形成の長い歴史の中では宝永の噴火はごく最近の出来事なんでしょうね。

5/26 8:49

双子山方面。

5/26 9:05

今日はあらためて御殿庭を歩いてみようと思います。

5/26 9:06

双子山のもふもふした感じがいいね。

5/26 9:08

どのへんが御殿庭？

5/26 9:13

よく分からず歩いている間に須山口登山道へ合流してしまった。。。

5/26 9:21

ここから先は数年前に歩いています。

5/26 9:42

小さく可憐な白いお花。何でしょうね。

5/26 9:55

樹林に入ると涼しくて快適。

5/26 10:20

長い森歩きを抜けてようやくゴールの車道が見えました。

5/26 10:21

目の前が水ヶ塚公園です。まだマイカー規制前ですので閑散としています。

5/26 10:37

水ヶ塚公園から見上げた富士山。絵になる一枚。

5/26 10:42

水ヶ塚公園から御殿場駅に行くバスがないので、ぐりんぱまで歩こうと思ってましたが…車道は有料の自動車専用道路なので歩いて行けない😱😱😱

5/26 11:05

途方に暮れながら地図を眺めていたら、須山口登山道を更に下るとぐりんぱの裏側から入るルートがありそうなんで向かうことに。

5/26 11:05

さらにトレイルを歩くことになるとは。。。

5/26 12:20

1時間半の延長戦の果てにぐりんぱへたどり着きました。須山口登山道から入ったところが園内だったのでスタッフさんに事情を話して通して貰いました。

5/26 12:20

その後12:40発のバスで御殿場駅へ。御殿場駅で河口湖方面行きのバスに乗り換えて富士山駅へ。山中湖付近の渋滞にはまり馬返バスの時間にはギリギリ間に合わなかったのでタクシーで馬返へ帰還しました。

撮影機器：

PENTAX K-70 ボディ ペンタックス

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図（ブック） 携帯 時計 ツェルト カメラ

感想

tonzablow

快晴予報と週末が重なったのでこのチャンスを逃すまいと、毎年一回の恒例行事になっている富士登山に行ってきました。これで6年連続で6回目。マイカー規制の有無に関わらずこれまで一度も五合目や六合目から登ったことがないのですが、今回も御多分に漏れず吉田口の馬返から登り、静岡側の水ヶ塚公園まで下る大縦断コースで計画。下山後のバスに乗るのにかなり苦労しましたが何とか達成出来ました。
懸念していた山頂での夜明かしも、ツエルトとシュラフを使って寒さをしのぎ、無事に令和で初めての御来光鑑賞となりました。