札幌近郊ぐるり旅
- GPS
- 1840:00
- 距離
- 140km
- 登り
- 6,852m
- 下り
- 7,840m
コースタイム
19日 山の家 1 奥手稲山 2+ 838.7 1.5 銀嶺荘
20日 銀嶺荘 1 春香山 1 777 1- 751 1- エゾマツ沢川源頭1+ 朝里峠 1+ 国際 1- 上 + TLΩ
21日 朝里TLΩ (朝里アタック引き返し1.5)国際上 0.5 国際下 1 白井950-60?Ω
22日 Ω 1 白井尾根 + 急斜下 1- 尾根頭 0.5 南東崖 1- 1239 1+ 急斜上 1 余市岳
余市岳 0.5 急斜下 1.5 1184の沢型源頭Ω
23日 Ω 2- 1172降口 1+ 1048 0.5 1086 1 美比内西コル 2- 美比内南コル 1 111.6手前980コルΩ
24日 Ω 2- 千尺頭 5- 分岐 0.5 シャンツェ上 + シャンツェ下 0.5 無意根尻小屋
25日 無意根尻小屋 1- 宝来小屋 1 薄別(定山渓グランドホテル及び人見様による送迎)中山峠
26日 中山峠 2 パラボラ 2 948 2.5 873.8 2- 1044結構手前美笛分岐先くらい
27日 テン場 2- 1044 1- 987 2.5 1128北コル 1- 小漁岳 1- 1126北西沢型1110Ω
28日 Ω 1 0.5 1327 + 樹林内 1- 1157西 2 1200 2 1174 2 万計山荘
29日 万計山荘 1+ 真簾沼 1 サウス分岐 2 1147手前コル 2+ 札幌岳
札幌岳 1+ 冷水小屋 1+ 438下山 0.5 豊平峡温泉 (じょうてつバス) 百松橋
01日 テン場 3- 林道終点 1- 尾根取付 1- 急斜下 1-(偵察30分) 尾根頭 1- 烏帽子trv出し
烏帽子trv出し1+ P直下引き返し 1- 尾根頭 1- 尾根取り付き 0.5 林道終点 0.5 林道
02日 テン場 2 百松橋 (人見様による送迎)林道入口2 ツゲ山 1.5 奥手稲山の家
03日 奥手稲山の家 1+ 974 0.5 窓 2 テイネハイランドスキー場 パラダイスヒュッテ手巻き寿司
04日 ネオパラ!(1ピッチ目 2-) (2ピッチ目 1.5)
天候 | 実際の天気は感想を参照してください。 18日 L含む谷の中 強いC入る 曇り時々雪 19日 冬型 C流入から次第に弱まる 20日 谷 夜に沿海州からFL接近 21日 冬型強まる C流入 22日 冬型緩み C残る 23日 谷の接近 三陸沖のLが夜に根室沖へ 24日 根室沖のLが北海道から離れていく。 25日 関東沖のLが発達しながら三陸沖に進むその谷 26日 檜山沖に発生したLが積丹に進む 27日 留萌沖のLが弱まりながら内陸部へ 28日 Hの張り出しだが朝谷通過、夜も谷通過 29日 三陸沖に中心を持つHの圏内。北部を谷通過 01日 FLの前面からのCF通過。札幌最高気温6度。 02日 次第に大陸からH貼り出してくるが弱い気圧の谷が通過して徐々にC入る 03日 宗谷海峡のLがオホーツク海に抜ける。冬型になって次第にC強まる。 04日 H圏内 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
最高のコンディションでした。真冬の厳冬期が終わるか終らないか終わったか、それくらいの。 もうちょっと春めいてから行くのが良いルートだとは思います。新雪パウダーを全てにおいて求めるのならこれより前。 この記録は、HUWV56代部誌「道標」に纏めたもののコピペです。書き直す気力があったら書き直します。 |
感想
18日 出るものも出ない「奥手稲山の家」
前日23時までミーティングという余裕もへったくれもない形でとりあえずやることは表面上やってデッパへと。当初は5時デッパの予定だったが、色々とあり、そして思った以上にたくさんの見送りを受け、6時頃またたびデッパ。今山行の専属ドライバーである人見くんによりパラダイスヒュッテの入口まで送ってもらう。ありがとう。これからも宜しく!林道は!!!マークのところがちょっと抉れてるくらいで特に何もない。ゴールハウス跡には林道この先工事中という2年ほど前の看板があるが、これはそのうち撤去されるのだろうか。パチンコ尾根のルートには、全般的に所々デポ旗がある。最近パチンコ尾根に行っている人は部内におらず、記録にも詳しく書いていないことから当初はゴールハウス跡から窓から伸びてきている尾根に直接乗る尾根がパチンコ尾根かと思っていたが、実際に見てみるとやはりパチンコ尾根自身がこの辺りでは一番登りやすかろうとは思う。しかし、よく昔の人はこんなところから登ろうと思ったよなぁと話しつつ、尾根へ向かう。尾根に直接乗ろうとすると手前が沢型で白く、その晩山の家で聞いた話では、昔は皆ココでスキーを滑ってから小屋に行っていたらしいが面倒くさそうなのでちょっと左から回りこんで尾根に乗る。この尾根は過去にも何度か少雪崩にあったという記録は見るが、多分斜度的に雪崩が起こるときは雪崩れるのだろう。木は生えているが、夕日の沢の林道もたまにサラッと雪崩れている時もあるし、ここを小屋番のルートとして使っていた時ならばルート取りの仕方と雪質次第では。登って行くと次第に急になり、キックターンでは登るのがきつくなってL以外ツボにする。多分左側の沢型を詰め上がっていけばもっと楽だったんだろうが、これが昔の人がキックターンの練習と言っていた斜度かと納得。その後は少し緩くなり、窓まで尾根を登っていく。窓からの974直下までの尾根上は2年生の時の冬合宿できた景色とは一変している。倒木もなくなり(埋まって?)尾根上が行きやすそうだったので行ってみるが、意外と尾根上は広くない。左右に不規則に雪庇の赤ん坊のようなものが出ているし、岩峰なども林立していて純粋に尾根上を歩くのがダルそうなので、右側の側面をトラバースすることにする。途中倒木の上からジャンプしてキチ丸が数m滑落したり、シールワークが不慣れな1年目には意外と急だったりもあって、アドベンチャラスなルート取り。冬合宿の時に行ったように、地図上で緩くなっているようなもっと下部まで下ろしてからトラバルのが一番正解なのだろう。974の上りもやはり急で少し白い。右から回りこむと木は密になり白く抜けている感じはしないがパチンコ尾根同様に雪質次第では雪崩れそうな斜度である。今日の雪質は締まった雪の上に新雪が乗っており、シールも決まりにくいということもあり、ここは右から回りこんでツボで一気に上まで登ることにする。やはり、男女の違いはこういうところで現れてくるんだよなぁと思うのだが、力任せにグイグイ上に登るというところがメッチェンは大変そう。なので、こういう急斜では以後Lが出しゃばってトップに出るのだが、それに不服を唱えるぐーみん、修造。じゃあ追い抜いてみろよと言ったりしつつ、結局Lトップに出たりしながら974上へ。974上からは前年の正月小屋番できしめんと名付けた場所を経由しつつ、1年生にコンパス切らせて奥手稲山の家へと向かう。まだまだだねぇと言いながら歩く2年目以上はもちろんコンパスなんて切っていないし地図も見ていない。奥手稲山の家につくと先週小屋番に来ていたべーさんと奥さんからの差し入れ発見。なかなか気の利いたことをしてくれるじゃないか、ありがとう。そのあとは雪ハネをしつつ、昨年の2月にも来ていた毎年この時期には小屋に来ていると言う中央労山の方々と語らう。いま僕達がやろうとしている近郊ぐるりの旅について、おぉイイねぇと言われたり、パチンコ尾根も昔は行ったもんだという話をしたり、万計山荘のトイレは浄化装置もつけてEM菌も蒔いてトイレットペーパーは必ず持ち帰ることにしているけれどもこの小屋はトイレットペーパーもそのまま落として糞尿も小屋の周囲にそのまま埋めてるなんて聞いたら出るものも出なくなっちゃうよなどと話すおばちゃんの話を聞いたりしつつ夜は更けていった。
19日 最高のパウダー「奥手稲山東壁」
奥手稲山までは目を瞑ってもいけるということで、毎度の通り奥手稲山頂まで。奥手稲山には毎年のように来ているが、ここで晴れなかったことはない気がする。いつもどおり晴天スカッパ。早くも頂上をLに譲ってくれようとする優しいキチ丸に、そんなもんはいらん。と言いながらPへ。東壁を見てみると、センター時期よりもウザそうなチョロカンバが無くなっていて白く楽しそう。とりあえず、ちょっと緩めのカンバもある隣の斜面を滑ってみる。と、感激。どんなに下手な奴が滑っても自分は上手くなったんじゃないかと勘違いできる雪質、これが噂に聞く浮遊感かと味わえる斜度、数本滑るのに程よい広さ、適度なドデカンバ、と何をとっても最高の出来具合。こりゃ滑るっきゃ無いねってことで、Pまで戻って足が痛いと頂上で待っていたグーミンを何とか説得。吹き溜まりを下ろしてその下の白い斜面で弱テしたあと皆で滑りまくる。素晴らしい。左に行き過ぎると本気で急そうに見えたのであまり左には行き過ぎないように。そうそう、こうやってスキー遊びながら進んでいこうぜとパーティーで言いつつ、まさかこれが最後のスキー遊びになるとはこの時は誰も想像もしていなかったのでした。ひとしきり遊んだ後は去年、一昨年と通いなれた銀嶺荘へと向かう。空身ではあんなに滑れていた1年目も荷物を持つとやはりまだまだ。838.7の東側の段差を見学し、雪庇は木があるからって行って安全だといえるわけでもないし何処まで攻めてもいいのだろうねと話しつつ銀嶺荘まで。銀嶺荘ではおっちゃんに、昼ごろについておくとか言っときながら15時とか何事だとか言われながらも、ここ2年ほどのセンター時期に行った時の対応とは段違いの優しさにL-sL、修造は困惑してしまう。センター試験準備日の金曜日に行くと、ストーブも炊いたばかりで寒く、部屋は寒いからと使わせてもらえず、謎におっちゃんの機嫌も悪いという感じだったのが、今回は、暖まりきった小屋に、気持ちが良い温もりの薪ストーブ、綺麗に掃除された部屋まで案内され、おっちゃんからはもう明日降りるからと蜜柑、お茶漬け、生姜湯など色々なものを頂き、明日からも頑張れよといってもらう。一晩800円の宿泊料は伊達じゃないということを皆で納得しながらぬくぬく布団でおやすみなさい。
20日 もはやスキー場「春香山」
朝は起こさなくていいよと言われたおっちゃんに感謝しつつ、6時デッパ。今日は沿海州の低気圧が前線を伴って発達しながら北海道を通過し、明後日は大荒れらしいが、朝は晴れて気持ちがいい。小屋のすぐ近くから沢を渡渉してほぼまっすぐに春香山頂上へ登っていく。やはり春香山のスロープは長く、適度に緩い斜度で昨日のスキーの雪質と同等かそれ以上が期待できて今にも涎が垂れそうなスロープが頂上から銀嶺荘まで続き、その周囲にもスロープは広がっておりもはやスキー場と言っても差し支えないレベル。しかし、本日中になんとしてでも国際スキー場まで行かなければ完走が危ぶまれるというタイトな日程ど言うこともあり、泣く泣く諦める。Pからはスロープの方に向かって吹き溜まりが張りだしており、センターの時には信じていなかった外部資料もあながち間違っていなかったのかと再認識。朝里岳Pから先は朝里峠まで地図を読めばなんてことはないタラい地形。たしかに沢は横切るとなると深くてだるく、源頭からいきなり深くなる系の地形だ。751先からは林道にあたり、その先は林道を使ったが、スノーモービルのトレースがずっと続いており最初から林道使っとけばよかったと思うくらい楽。送電線は真っ白で、これが旧送電線まで続いているのかと思うと、後1週間後の旧送を滑る日が楽しみになるくらい。ここは緩く、沢型まで降りなければ雪崩を云々言うような場所ではないため、スキーもそこまで。その先の朝里峠までの林道も林道ジェットで快適にかっ飛ばす。途中林道雪崩警戒箇所がいくらかあったが少し離して滑っていけば特に問題となるような場所はない。朝里峠でデッパ前に埋めておいたデポ品を回収すると、デポ品の上にオムツ?やらトレペやら小便跡やらがあり、全員激萎え。さらに、デポ品の重さも想像以上に重く、その重さも加わってみんな激萎え。なんでこれからまたこんなの持って歩くのさと、ここでテンパるかムードになるが、さぁ頑張るよ。と国際スキー場まで。今日の天候は晴れたり吹雪いたりで、樹林内だからいいけどこれ樹林外だったらスカッパレからホワイトアウトまで行くような面倒くさい天気なんだろうなぁと見えたり隠れたりする飛行場を見ながら歩いて行く。国際スキー場へ向かう途中の崖はわかるし、少し斜度があるだけで特に問題はないが、ここで一番危険なのはコース外を滑るスキーヤー。もちろん下から登ってくる人間など居ないと思って突っ込んでくるから非常に危険。登るとスキーコースで、そこからは国際スキー場の頂上までスキー場の脇を歩かせてもらう。どこから来たのかわからないが修学旅行生と思われる奴らがザックを持ってえっちらおっちら歩く僕らをジロジロ見てくる。見せもんじゃねーよ!と指導員と和やかに挨拶しながら国際上まで。国際上の例年実地練で使用している場所はこんなにも白くなるのかと思えるくらいの白さ。その先飛行場への登りだしくらいでイグルーと雪洞を組み合わせたものを掘り今宵の寝場所とする。夜の天気概況では明日にかけて暴風、猛吹雪に警戒してくださいとかラジオからは聞こえるが、明日はどうなるのだろうか。
21日 スキーが楽しそう「白井」
朝から天気が悪い。とりあえず、昨日も朝から晩までフル行動だったこともあり休憩の意味も込めて9時デッパ。長期だし疲れとか気を使って下さいとL会で言われていたが、結局そんなことを考えていたのはここが最後だった。デッパし飛行場へと向かう。冬合宿より白く、白く抜けた斜面も大きくなっているが特に問題はない。樹林の様子は行動樹限くらいだが、斜面を登ってしまえば泊まれるくらいは生えている。左側の崖に当てる方針で行こうとするSLとこんな視界無い中登るんだったらまっすぐ反対側の斜面に当てて行ったほうがいいだろとか揉めつつ進んでいくが、視界は100始、風も強く寒い。プレで全員が顔に凍傷を作っていたこともあり、これからの悪化も考えて、引き返して白井から登って明日余市を一気に乗っこすことにする。引き返す途中も吹雪で時折突風が吹く寒い感じ。これ以上行かなくてよかった。国際スキー場では、コケまくっている修学旅行生を尻目にでかいザック背負ってサクっと滑る。ざまぁ見ろ。ぐーみんが一番コケてたが、最近はOB参加のスキー練習のおかげかとりあえずゲレンデだけなら一時期に比べてホントに上手くなったと思う。国際スキー場で水を汲むついでに少し休憩して、レストランのラーメンを食べたい衝動を無理やり抑えつつ白井岳へと向かうことにする。スキー練で使っているテン場、と言っても56代が一年生の時以来現役ではもう使っていないテン場から林道を使って行く。渡渉には立派な橋があり、ここ以外を行っていた過去の人達を憐れみながら進んでいく。上からは次々とスキー場から外に出たスキーヤーたちが滑ってきて、今日の雪質ほんとに良いですよ!と言いながら横を通り過ぎていくが、僕らにそのような時間はもうあまり残されていないのだった。690手前の高巻くところまでは林道はっきりわかるがそのあとはあまり良くわからん。尾根上をそのまま登っていると740二股をスルーしてしまったりしたが、決して740二股は渡り易いわけではなく、ここから行くのが一番地図上で近そうというだけな気がする。そこから先はなんとなく地図を見ながら適当に登って行くが、横切る沢は深く、倒木とかもあったら死ねるなと思うものの、この時期は雪も豊富で非常に快適に登れる山である。方針としては適当に切って944のあたりのタラ地から尾根に乗るという感じで登って行くが、方針として確認したい地形はわかりにくい地形も地図上にあるとおりに確認できるという感じ。944のあたりからはドデカンバ(大径のでっかいカンバ)がポツポツと生えている尾根で非常にスキーが楽しそうな場所である。近郊はやはり、こういう時期に樹林外に出るのは面倒な下級生が来て、リーダー経験を積んだり、スキーを楽しんだりするのに最適な場所だと思う。少し登ったあたりで天井を雪のブロックで屋根を作る雪洞を掘り、今日の城とする。今日も雪洞を作り終わったら外は真っ暗。充実の10時間以上の行動である。
22日 尺取りの「余市」
今日は回復さぁ乗っこすぞということで6時デッパ。白井の尾根に上がるまでは、左側に雪庇があり、尾根上と思われる樹林の左側は全て宙空の雪。張り出し具合を確認してみたところ、張り出し部分2-3m、真尾根上からは5-6mくらい。この頃は大きいなぁと思っていたが、こんなものはこの先どの尾根にもあり、こんなものを雪庇とカウントしていたらこの先進めていけない。雪庇と反対側の樹林帯の中を登って行き、尾根上に出ると北側に同様の雪庇、南にもちょくちょく出ているが、尾根も広く全く判断には困らない。飛行場への壁は、ゴーカイのような感じの斜面。一応弱手をしてみるが本山行最初の頃から分かっている通りドロップキックの非常に締まった雪質。SE履いて木を繋ぎつつ登っていく。真尾根上は右側に吹き溜まりが張り出しているが、特に問題はない。飛行場に乗ると、思ったよりもチョロチョロ何かしら生えているものの、やはり白い。記録で白井の尾根に乗るときに飛行場の雪庇はシュカブラあるので大丈夫といっている人もいるが、この辺りまで来たとしても白井の尾根に降りるときには視界が要るなぁと思いつつ、先へ進む。南東崖は真っ白でデカイ沢型で視界なかったら斜度とかでなんとか位置はわかるとしても、ここに雪庇や段差が張り出していたら、とてもじゃないけど突っ込むだろうと思うがそんなことを言い出したら、きりがない。現場で引きましょう。地平線的な飛行場眺めながらほげほげ歩いて、1239への下りから硬くなったのでツボにする。ここでも何も言わずそのままSEで降ろして行こうとするSLと意見が対立。雪庇もあるところでSEまだ慣れてない人間が滑って転んだら危なくね?1239コルから北側に下ろせばすぐ泊まれる事と。キロロの方面にも樹林内でescできることを確認して判断変更して余市へと向かう。1239あたりは北側にはチョロチョロ吹き溜まりが張りだしており、南側は1239手前から急斜の上まで見える限り完全に雪庇が続いている。また尾根上も真っ白で、余市はどっぷりガスに使っている中、雪庇の判断は自分にはできないので、1239で休憩しつつ目出帽をつけて右のカンバの中をスキーで登ることにする。特別急というわけでもなく、最後上部でちょっとツボにした程度で急斜上まで。上に登ったらすぐPがあるもんだと勘違いしていたLは地図とその先に続く雪原を見て唖然とする。このあとまだ100mほどコンタを上げるのか。余市はしっかりガスの中だが視界はある。しかし吹雪で目標物も全く無い中尺取りをしすつ進めていくと、ハイマツのシュカブラがボコボコ出現しだしまもなく余市P。視界もあまりなく、風が特に強く寒くて判断的にはギリギリだが、まぁ行けるだろうと余市西の急斜を偵察。下までは見えんが、チョロカンバと這い松のシュカブラでこの斜面に雪崩の危険性が生じること自体全く想像できないような斜面(過言)。のっこし決定。一応ここで使わなかったらもう履く機会はないかもしれないとEPにして下ろすが、ズボズボでツボにすればよかったと後悔。1年目は、プレで寒い中ズボズボのD尾根下ろしたのは良いプレだったじゃないですかとか言ってる。急斜終わってからの1279先くらいまでのタラ地は「ミニ飛行場」なんてもんじゃない。ほんとに真っ白。何じゃこれ。飛行場は所々ポツポツ何かしら生えているが、ここは何も生えていない。飛行場も雪庇は出てるが、普通に進んでいる分には飛行場自体デカイ分何も気にしなくて良いが、こちらは滑走路自体が狭い。左側の沢型には全般的に雪庇が出ており、右側にも全体的に雪庇が張り出している。崖マークのところには間違いなく雪庇が張り出していると思って間違いない。視界が回復してきたから良かったものの、のっこし先で視界落ちたらヤバかったねと話しつつ、スキーでほげほげ歩いて行く。一回トップの修造が、これって今雪庇の際に寄りすぎてません?とか言って間一髪だったこともあったりなかったり。1279先からは、尾根上はミニ飛行場のままだが、下ろせばカンバ樹林でどうとでもなるのでどこに泊まってもよさそうだ。1184北側の沢の源頭付近で雪洞を掘って沈。やはりブロックで天井を作るよりも雪洞にしたほうが快適だ。だいぶん雪洞づくりにも慣れてきた。
23日 まさかの強敵「美比内」
今日も6時半デッパ。1172くらいまでの尾根上はホント飛行場以上の白さ。尾根側面の樹林の感じとかも1239からキロロの樹林限界と似たものを感じるような植生だ。それよりも白いが。雪洞からは沢中にあるカンバ樹林の中を尾根上からの雪崩等警戒しつつ進んでいく。1178くらいまで来ると樹林の中はタンネも数本出現しだすカンバ樹林となる。1178から西に伸びる尾根は岩の尾根。なんで近郊はちょくちょくこういった露岩の岩々した尾根があるんだろうね?1172には段差があると言われていたが、単に岩がどーんとあるだけでどっちからでも巻ける。1172からは尾根上にも木が出始め、1048位からは尾根上がカンバ林となる。雪庇は昨年の春ワンでチトカニウシ山周辺で見たような雪庇のミニチュア版が大抵東側に張り出している。尾根上からの幅が7-8mくらいかな。晴天の中ほげほげと歩いて進んでいく。久しぶりに晴れてくれたのはいいが、昼頃になるとみるみるうちに雪が腐りだし、美比内山を巻こうとしたのが悲劇の始まりだった。南西のタラ地に降りてさくっと巻こうとしたら、降りるときには滑らない、登るときにはシールが効かない、適度に沈み持ち上がらない、最悪な雪質。美比内を巻くだけで3時間もかかってしまう。1172周辺で過去の人も言っているが、雪質によりこの辺りは下手に巻こうとか楽しようとか思わず、尾根上を進んだほうが良いこともあるようです。無意根の下の方までくらい行こうという話をしていたが、みんな疲れ果てたところで適当に雪洞を掘って沈。今日は外気と隔絶された暖かい雪洞を目指して入口を長く掘るが逆に中が湿って火気が付きづらくなったり。なかなか雪洞も奥が深い。
24日 雪庇製造機「無意根」
昨日と同じような感じのところが続く。余市から無意根にかけてのこの辺りは、余市の1239からキロロのKLまでのあたりの樹林が延々と続く雰囲気だ。ポコには基本的に元山側に雪庇があるが、微地形など雪庇が付きそうな地形には必ずといっていいほど雪庇が張りだしており、全般的に尾根上は白めで両面だったり、真っ白だったり、尾根上を行ってみるが行けるルートが見つからず戻って巻いたりと結構大変だ。感性で良いルート探しつつ行くしか無いが、側面の沢型も白く深いし急だったりで、やはりこの辺りはいろいろ見た経験がある人が行ったほうが楽にいけるのかもしれないなぁ、と思いながら進んでいく。ちゃんとしたカンバ樹林は馬の背手前の1269位まであり、大沼の方も同様の高さまできちんとした樹林帯。無意根山は西面見える限りbushで黒く稜線上にもずっとbushは生えているが、尾根は東側に巨大な雪庇の張り出し。登ろうと言っていた無意根山の西尾根もデコボコしていて大変そうだった。真尾根上は雪庇の張り出しが怖く、とてもじゃないが完全に斜面の樹林の中以外を行く気にはなれない。しかし斜面は急で、雪質が昨日の暖かさのせいか、SEには硬すぎ、Eにはズボズボ腰まで埋まるという表面ガリガリ中もっちりの最低な雪質。1269手前で、SLトップでEPを履いていくような高度感のある場所もあり、そのあとも何とか頑張って進んでいくが、際どい。1269先の西側に崖マークのある部分が多分馬の背で、多分木のあるところが真尾根上で非常に細そうなのだが、雪庇らしきものも含めると尾根自体の幅は相当あるように思えてしまう。雪の質からも行けるんじゃないかと思ってしまうがさすがにこれを行くのはマズいと西側の斜面をトラバるが、ここも非常に急で、その西側のタラ地を行けばいいかとも考えるがそこも雪庇の造形美。さらに復帰するところの斜度もあまり登りたくないような斜度と白さ。ガッツで突破するしか無いと頑張る。馬の背を超えてしまうと、尾根は広くなったように感じるものの、果たしてそれが本当に尾根なのか雪庇なのかも分からないため、尾根上の木を繋ぎつつ恐る恐る何処まで行かなければならないかと戦々恐々しながら登って行くと、左にテラスが見えてくるとともに、壁の上にずっと生えているカンバ帯まで下ろせる事が判明。よし来た今日は引き返さなくて小屋泊りだ。吹き溜まっている尾根上をのっこして一応緩いが真っ白な斜面を一人ずつ下ろしていく。ふぅ。ヒヤヒヤさせやがって。小屋に行ってゆっくり疲れを癒したいということで無意根山の頂上はカットして下ることにする。所々真っ白な沢型が壁下に向かって突き上げてきているが離したりしつつテラスまで。テラスは美比内周辺の尾根上と同じくらいの生え具合で泊まろうと思えば問題なく泊まれるだけの樹林はある。強化で登る壁のあたりにもさぞかし大きな雪庇が張り出しているものだと思っていたら1m程度の張り出ししかなく拍子抜け。テラスで無意根山Pを眺めてシャンツェへと下っていく。シャンツェは、ワンゲルはココで弱手をすると言ったら山スキーに笑われた、なんて話を以前聞いたことがある気もするが、全く同感。弱手をする意味がわからないくらい樹林内。一応弱手をして滑る。楽しい!下級生もさすがに慣れてきたのか全荷でも綺麗に滑っている。Preで足を焼いたSLはそろそろ極そうだがまぁ何とかなりますよと滑ってコケている。もっとうまくなれば楽だろうに。シャンツェ下に降りると、白井以来のタンネ林が出迎えてくれる。タンネの林は何故か落ち着くので好きだ。もちろん登り返しなどもせず、同コンタでトラバースして無意根尻小屋まで行く。小屋の場所は強化に行ってりゃ馬鹿でもわかるし迷う気がしない。小屋は動物に備蓄してあると思われる食料が食い散らかされており、掃除をしたりしてからゆっくり休む。薪ストーブは非常に暖かいし、装備もカラッカラに乾く。皆で幸せな気分に浸りつつ、明日はとりあえず一旦下山しようと眠りにつく。
25日 人間界って素晴らしい
朝から曇天。今日下山するか乗越して中山峠に行かないと完走は確実にできないということで、下山開始。Driverを呼び出そうと色々歩いてみるが、謎に携帯がつながらない。朝一で人糞踏みつけたSL笑いつつ、方針は既視感で下る。地図見ていけば迷う気がしないし、確認できるものは確認できる。林道ジェットで一瞬で薄別まで。スキー楽しい。途中で山スキーの小屋番にも会ったので挨拶をしておいた。薄別で電話をすると人見くんが迎えに来てくれると仰っているので時間待ち。朝からポントラで顔面蒼白で極そうなキチ丸を見かねたSLがすぐそこの高級旅館(純和風)「定山渓 佳松御苑・吉兆」にトイレアタックついでに交渉。同系列の「定山渓グランドホテル瑞苑」まで客を迎えに行くついでに乗せていってくれるとのこと。さらにロビーで待っていて良いとまで仰ってくれる。感謝感激。温泉と昼食、個室付きで1300円、皆入山してから1週間風呂に入っておらず、L-SLは謎に10日目に突入していることもあって温泉に入りたい衝動に駆られるが、ここで入ってしまったら負けだという謎の思考により、とりあえず今までの反省会をすることに。反省会が終わった頃にDriver人見くんが登場。普通の格好をしているだけのはずなのに、とてつもなくシャバい奴に見える。何だコイツ。人間の香りがする。中山峠まで行き、揚げ芋ジャンをして、飯を食って、足りなくなってきたレーション大量購入してdepo品を回収して人見くんとまた会う約束をしてテン場へ。本山行中初めてテントを使ったが、これは下界なのでノーカウント。
26日 パラボラ(放物面反射器)ってどこにあるの?
5時半デッパでフレ岳を目指す。まさか今後、日をおうごとにこれ以上デッパ時間が早くなっていこうとは誰もこの時は思っていなかった。パラボラにはパラボラアンテナはなく、2枚の板のみ。あの間に立つと何かが起こる気がすると思いつつ、去年のチトカニの下山したあたりにも同じようなものがあったと思い出す。ここから先は、何もないゾーンと呼ばれているが本当に何もない。沢型の源頭吹きだまってるから注意くらいで、沢型は朝里峠のあたりと同様に面倒。シール外すと早いかなぁとか色々試しつつ、depo品を回収して増えた荷物を背負いただ黙々と歩いて行く。このあたりの白さは、野球場とかそう呼ばれてるようなタラ地の白さでそれほどでもなく、基本ユートピア上部のようなタンネ限界ギリギリな雰囲気を持つカンバ林だがc800くらいまで下げると立派なタンネ林だったりする。何もない中、手持ちぶたさで木を折りつつほげほげと歩いていると、突然修造が、え!?80さん。。。とこちらを見つめてくる。なんだと問いかけると腹が空き過ぎて木まで食べだしたのかと思ったらしい。さすがに俺でもそこまでしねぇよ。お前じゃねぇんだから。歩いて行くとフレ岳、丹鳴岳が見え出し、地図を見れば分かるんだが、案外大きく、もう行くの辞めようよ、と全員の士気が低下したあたりで今日は行動終了とする。タラ地ということもあり、イグルーを今日は作ろうかと問いかけると、SL含め全員から、心の底から嫌そうな蔑みの目線。皆疲れてる中で雪踏み固めるの?とはSL様のお言葉。辛い。本山行は一切テントを使わないで行こうと思っていたのにその夢は今日ここで潰えたのでした。まぁそりゃ疲れるよね。ステイとかするならまだしも、一夜限りの宿を、疲れた体に鞭打って、毎日作り続けるっていうのはさ。それならばと、今日は焚き火をやるかと火を付けるも吹雪で、天気図は基本等圧線を言い切らないままに終わる初心者アナウンサー、テン場は狭いし濡れるし寒いし不快で嫌だと駄々をこねるPartyの面々、と散々の夜は更けていった。夕飯にMPからの差し入れの牛丼入りのペミを食べれたことが唯一の暖かさでしたとさ。
27日 思った以上にカッコいい!「小漁山」
今日も5時半デッパ。1044までは昨日と同じ感じの場所。丹鳴岳のあたりから漁にかけても全般的に東側に美比内にあったものと同じ雰囲気の雪庇がある。丸駒温泉に降りるルートは意外と下ろす斜面が急で、どこでも降ろせるというわけではなさそうだ。1128は尾根上は細い上にニョキッと雪庇張り出していて僕らにはとてもじゃないが無理。北巻きをしようにも雪庇があって、沼にすら降りれない。降りたとしても登ると思われるところにはでかい雪庇。無理。南を大巻きして沢を登っていくのが完全に樹林内で行けるので一番ベストかなぁと思った。今回は南の斜面を登ったが、無意根と同様な感じで極く、気合が必要。この斜面は言われていたほど白くはなかった。1128のPのあたりにはこちら側にも雪庇が張りだしており、うまくかわして上に乗る。あまり記録もない中、初見でここに来て、巻くとかそういう発想もなく視界もあまりない中、尾根上付近を下ろそうと考えたら怖いだろう。記録に書いてあるような状況も十二分にありえると感じた場所だった。そこから先は小漁山へと登って行くが、ここは沢中確かに白く抜けていたりもするが、別にそこまで警戒するほどの白さではない。カンバがあって普通につないでいけるが、肩からは白いのもあり、北に雪庇も出ていることから、視界がなく初見ののっこし先であれば確かに怖いというのもうなずける。しかし、全体的に今日はスカッパレでそういうルート判断的な内容や、天気的な内容に関しては全く心配する必要がなく、また、非常に景色がいい。尾根上には木が生えていないこともまたその展望に拍車をかける。この辺りから空沼周辺までの尾根上が白いのも、純粋に標高による樹林限界と言うよりも尾根が平坦なことによる風の影響を受けての樹林限界なのだろう。意外と何処にでも樹林はあり、少し下ろせばどこでもテンパることができそうだ。小漁を過ぎると木が生えてきて、1126の北西に伸びる沢型は完全な樹林内。タンネもポツポツ生えている。クマが歩いている途中で付けていたSEを落としたといっているし、時間的にもこの先にはいけないので今日はここで止めとして、明日万計山荘へ向かうこととする。皆に雪洞を掘ってもらっている間、L一人で小漁の方まで戻ってクマのSEを探そうと試みるも、風でトレースすらすでに雪に埋まっている状態で、クマの通ったトレースやこけて藻掻いた跡等を探すのは至難の業。SLとクマで再度探しに行くも見つけることはできなかった。しょっちゅう流れ止めが外れるスキーは流れてもしょうがないし流れ止めを付けている意味が無いと思う。と今更言ってもどうともならず明日からLは片足SEで臨むこととなる。3日ぶりの雪洞も沢型近くの吹き溜まりに穴を掘る。雪洞を掘ることも皆だいぶん習熟してきて、掘る最中に体が雪面に触れないようにだいぶん入口を大きく開けて掘り、後から入口を埋めて小さくするというやり方で掘れば、ほとんど体も濡れないということに気づく。雪洞を使う利点としては、水を作るときでも硬い綺麗な雪をどこからでも取り放題だという点、パッキングをした後でも中でゆっくりと休息してからデッパできるという点、あまり換気をせずとも中は湿っておらず乾いており、また酸欠になることがない点などがあげられるだろう。これでトイレ等も通路を設けて作ってしまえば更に快適になるのだろう。ただ、火器を焚いてもあまり雪洞内は暖まらず、テントのように暑いくらいまで室温が上がるということはないため、暖を取りたい時はシュラフをくっつけて気球のように被って皆で中に入るとシュラフも乾き、自分たちも暖かく非常に快適である。2年目の時の冬合宿でジャンエスに泊まった時の経験がこういう形で生かされるとは思っても見なかったが。別に雪洞内が寒いというわけではなく、濡れないように注意して掘ってさえいれば非常に暖かく、濡れることもなく、広くて快適な空間である。今日の夕飯は宮城の差し入れのペミ。超長期山行で軽量化をしているはずなのに皆さんからの大量の食料の差し入れなどがあり謎に、この山行は食料には困らない。
28日 出るものが出る「万計山荘」
今日は5時15分デッパ。そろそろ日の出の時間の早まりよりもデッパ時間の早まりのほうが早いのではないかと皆が気づく頃である。当然のごとくラテルネつけてシュカブラつないで漁岳まで。振り返ってみると小漁が意外とカッコよくてびっくり。漁岳Pでは、ちょうど日が昇るところに出逢い、日の出を拝むために少しばかり休憩してから先へと進む。基本的にここからも東側に雪庇があるが、判断に困るような雪庇はない。しかし漁岳Pから東に降りるのは、コルのあたりから出てる微尾根とかから下ろそうと思えば何とか頑張れるかも知れないが、自分にはここを雪庇の上に乗っていないと判断して通過することはできそうにない。1327からの下りは直接尾根上を降ろそうとすれば真っ白だが、コルあたりを繋いでいけば普通に樹林内で白くもなんともなく行くことができる。過去の記録であったタンネ1本しか無いというのは、カンバ林でありタンネマークのところにはタンネが1本しかないという話しだろう。ここも尾根上を下ろすのが普通だと思って行けば、視界ないときは急な白い斜面を降ろさなければならないとなるのかもしれない。その後、幻の沼を探そうと思って下ろそうとしたが、そちら側は全面雪庇で降りれずスルー。もうここから先は完全に樹林内である。1157は南側に見える斜面が白かったこともあり、巻くように乗って白い雪原を進んでいく。1年目にトップをやりなと勧めるとキチ丸は率先して出るものの毎回コンパスを切っていても進む方向が曲がっていく。そしてそれを修正するために修造が前に出て、そこにまた追いついては曲がるという繰り返しである。そんなことをしている中、クマは後ろのほうで黙々とついて歩いていき、出ろと言われれば出るが気づけば元の位置に戻っているという形。言い訳を聞いてみるとまるで人見くんのようにイヤ、出たいんですけどゴニョゴニョと言い出す始末。男なら黙って先頭に立って歩けよ。1200からの降りまでは快調に雪原を進む。この辺りも樹林はすぐ近くにあり、5分もかからず樹林内に入れる地帯である。こういうところに下級生が盛んに山行を出して練習していくといいと思うんだけどなぁ。1200の下りからは細くなってきて、雪庇がルート判断に絡んでくるようになる。今まで来た経路で喩えるならば無意根の馬の背のようだ。無意根よりも側面のbushが密で斜度も急で尚更極い。しかし、雪庇もそこまでデカくないし、雪庇の側もそこまで急じゃなく、今までいろんな場所を通ってきた僕らにとってはなんてことはない。サクサク前へ進もうとするSLとちょっとは合わせてから進もうやと、またとやかく言い争いしてから下っていく。コル付近は広いし特に何もで一安心。コルからの登りはあんまり雪庇は出てないが硬くSE着用。今里にSEを貸したLは一人つらい思いをしながら登って行き、途中でとてもじゃないがシールじゃ登れない硬さになったのでツボにする。極い。上部硬くてステップ決まりにくいし結構急。辛い。なんとか皆に追いついて、あとは左側にりんご畑のように生えているカンバを見下ろしながら稜線上を空沼岳まで。空沼Pには看板あり、手前は少しばかり雪稜チックになっており、その上で遊ぶSLを尻目にパーティーは左から巻いていく。その先の分岐にも看板があり、そこは尾根が二重尾根チックになっていてポコのあたりからその尾根に移り降りていけそうではあった。ポコは左から巻き、適当に進んでいく。1174から1210にかけてはどでかい雪庇っていうか段差があり、尾根も斜面状で白いしこのまま尾根上を行くなら面倒くさそうだが、僕らは万計山荘に行くのでコルから降りる。コルの東側からは普通に降りることができるのだが、そこから下にまっすぐ行くとなると沢型付近以外は壁みたいで厳しいので緩いが上から雪庇が落ちてきたとして雪崩れそうにないところを選んで下ろす。あとは1180に当てて真簾沼経由で万計山荘まで。このあたりの地形は地図通りと言うよりも、地図よりも地形が全般的にはっきりしている感じ。特に問題なく地図は読める。真簾沼も万計沼もどちらもただの白い雪原でしかなく、そして両者の間の距離と標高差が意外とあるということを僕らは知ってしまったが、明日はまたこのルートを登って進まなければならない。そんなつまらない現実は忘れて、奥手稲山の家で聞いた出るものがしっかり出るというトイレがある万計山荘に入る。正面玄関は冬季閉鎖だが、トイレ横からは非常口として入れるようだ。確かにトイレは奥手稲山の家よりは清潔そうだが、この小屋は広過ぎて暖まりにくいし、水は出ないし、トイレにいく時に一旦外に出なければならないしでやはり奥手稲山の家のほうが良いという結論がはじき出された。とりあえず薪を大量に使ってガンガンに暖める。長期でもこうやって何日かに一回しっかりと装備をかわかせるというのはこの山行の非常に大きいところだろう。明日の最後のdepo品回収に向けて残った酒を消費しつつ夜は更けていく。19時のニュースで福島第一原子力発電所の事故報告書か何かが読み上げられており、まるで子供が行うサッカーのように、1つのボールに集中しすぎ、場当たり的な、泥縄的な対応に追われ、お互いに対する不信の連鎖が生まれていった、的なことを言っていたが、これ今の57代にも言えるよなぁ。全体俯瞰的に見渡して人を配置できる人間が上の方に居ない組織って何処もダメなんだなぁ、とか思いつつ、沈。明日は豊平峡温泉下山すっぞ!
29日 何処の強化?「札幌岳」
L寒くて謎に0時起床で薪ストーブをガン焚き。皆も朝2時に起床で飯食って掃除をする。薪を大量に消費してしまったので小屋の基金に1000円募金するが、絶対この金額じゃ足りないんだろうなぁ。また来ます。外に出てみると真っ暗。明るくなる兆しすら感じない4時デッパ、を試みるが、修造を始めとするメンツのおかしいよこのパーティー。なんで日に日に行動時間が長くなってデッパ時間が早くなっていくんだよぅ。と言うような声を受けて少しパーティーミーティング。まぁ今日だけだ、いや明日もに決まってる、じゃぁ明後日まで、そうやって最後まで押し切るんだ、だって行きたくね?、行きたくはあるけどこれそういう山行じゃないんじゃないですか?、いやまぁなんというか、ほげほげスキーとかして遊ぶって聞いてたのに毎日毎日朝起きて一日中行動して夜は雪洞掘ってなにこのスパルタ、だってねぇL会とか皆からの差し入れでここまで目指せ完走とか言われたらねぇ、的な感じで何とか話をまとめてデッパ。真っ暗闇の中、昨日のトレース使って真簾沼まで。そろそろ精神的に病んできた修造さんはブツブツ独り言。ゴメンね。俺が2年目だったら絶対今頃ストライキに突入中だけどさ、今日は頑張りたいのです。真簾沼は吹雪でWO。湖畔を歩いて大丈夫そうだったので途中から氷上を突っ切ってサウス分岐に。サウス分岐は普通のコル地形とは反対向きに吹き溜まってる変な地形。ひと通り観察して、そこからも特に何もでだいぶんトップにも慣れた1年目を遊ばせつつ進んでいく。1157の側面は白くて、弱手してスキーするならすごく良さげだが、あまり横切りたくはない。結構下の樹林内をトラバって巻く。上の方は雪庇が此方側に張り出していたが次第に小さくなって乗るあたりではほぼ無くなっていた。その後ちょっと軽く尾根間違いなんかしたりしつつ1147へ。1147は、雪見大福みたいだと記録では言われていたが、視界があまり良くなく手前から見えなかったのでそうは見えなかった。カンババシバシでとてもじゃないがそう見える気配もない。1147の隣のポコは稜線細くて雪庇もグニャグニャ出ててとても楽しそうだったが全く僕らには関係ないルート。その後の札幌岳は急斜が二箇所。記録と地図通り。尾根上は急で白く雪庇も出ていて僕らには判断しかねるので例のごとく左側のカンバ樹林内にトラバースして直登することに。下の方の急斜はSE、Lはツボとシールを併用して登る。ちょっと急なだけで特に何も。上の方の急斜は記録にあったツボのほうが早いという言葉を信じてツボにする。イメージとしては無意根の壁+な心地。ちょっと気を抜くと後ろに引き剥がれるかもしれないなと思える斜度。結構急だが気合で一気に上まで登る。上に登ってからPまで真っ白な斜面を左側に見て右側に雪庇を見ながら尾根上をトラバースするという感じ。結構シビアだが短いのでなんとか。Pには空沼と同じように小さくてなんでこんなヤツが雪面に出てるんだって言うような看板。地面も見えてる。札幌Pからは5分も北に向かえばカンバ樹林内。ここ数日は暖かいのか、空沼のあたりでも雨が降ったかのような雪質だったし、基本的にさらさらパウダーではなく、少し重い春の雪になってきた。今年ももう厳冬期は終わったんだねぇ。そろそろ春なのかなぁ。明日から3月だしなぁ。あとは適当に滑りつつ、沢を下ろして行く。この沢結構深いし側面急で白い。雪崩注意ですな。キチ丸は雪が硬くなってきたこともあってか速度が出るのが怖いらしく転んでは進み転んでは進みを繰り返す感じで、他はジェット。途中何箇所かツボにしたりもして冷水小屋到着。この小屋のたってる位置はすごいってか、いつか雪崩でぶっ飛ばされるんじゃねえかこの小屋?って思うような小屋。2階の窓から入ることができる。冷水小屋をすぎて、穴もボコボコ開いてきて一回ヒヤッとしたりしたのでシールを付けて道路まで。道路からもカリカリのアイスバーンを豊平峡温泉まで滑って下山。ここで温泉に入らなければ人外の扉を開いてしまいそうな気がした我々は、2週間ぶりに温泉に入って垢を落とし、温泉のレストランでインドカレーを貪り喰らう。全員ナン2枚にサイドメニュー付き。その上で2人で1つずつくらい一品注文。そして、携帯やらカメラの充電までする。下界ってすごいね。そろそろ下界って何だか忘れてきた。ちなみにLこの時点で山行開始時より5kg以上体重減。パーティーの他の人もそんなもんらしい。そこまで飢えた山行でもないと思うがやはり、レーションの以上な減りっぷりは伊達じゃない。新歓でワンゲルは入ってこんなに痩せました!みたいな通販のような宣伝文句並べ立てれば新入部員いっぱい入るんじゃねとか話しつつ、じょうてつバスで百松橋まで行ってdepo品回収してテントで沈。
01日 憎き「エボシ御前」
今日行けるところまで行ってしまいさえすれば、完全制覇が待っているとパーティーを鼓舞しつつ、今日も安定の5時デッパで林道を歩いて神威へ向かう。記録で言われている雪崩斜面はでかいものを特筆している感じのようだ。小屋番の林道雪崩警戒斜面くらいだったらそこら中にあり、それ以上のものも数多く。右岸の林道を使うか左岸の林道を使うかに関しては、右岸は夏道がわかりづらく橋はないし、左岸は雪崩斜面はあるものの道はしっかりしている。どちらを選ぶかは人次第だろう。
林道終点はわかるし、その手前からは神威が見える。その左岸にははっきりと林道が付いており、ここ以外を行くという人の気がしれない。尾根取り付きまでそのまま林道は続いており。その後も作業道。そこからもbushなんて殆ど埋まったのか快適なのだが、今日は札幌の最高気温が6度だとかで超下駄。もう3月か。「おばけなんてないさ♪」の替え歌でbushなんて無いさ♪bushなんて嘘さ♪疲れた人が見間違えたのさ♪だけどちょっとだけどちょっと僕だって怖いな♪とか色んな歌いつつ無理やりテンション上げていく。急登は、最後までスキーで登る人は神だと思う、っていうか昔の人は根性あんなと思った。上部は偵察がてら空身でトレースつけて普通にスキー持ってツボで登る。上部bush少し出てくるが何とかなる。問題は尾根上にこちら川に向かって張り出している雪庇。最後はちょっと崩して登る。神威は急斜とか何処を登ればいいのか考えるのもめんどくさそうだったのでカット。尾根上も普通に雪庇は張り出しているが問題ない。尾根から烏帽子のトラバリのあたりまで行くが、そこにもずっと東側に雪庇が続いているので、ツボにしてスキーを手で持って雪庇が小さくなってトラバースに入れるまでと登っていく。こういうの多いなこの山行。春wanなのに強化みたいなことばっかりしてるなとか思いつつさっきの急斜くらい急なところをほげほげ登っていく。トラバリ出せそうなところからトラバろうとしてみると、トラバルところはずっとタンネもある樹林内で全く問題なさそうなのだが、上の白斜面に黒い筋が。あれ?朝なかったよね?とりあえずクラックかも知れないものの下を通るのはいくら樹林でも近いしよくないということで、とりあえず更に上に登ってみる。確実にあれはクラックというものである。じゃぁ上巻きだってことでPに登ってみようとするも、Pに登るところは全般的に白く、全面的に亀裂が入ってずれ落ちてきている。ちょっと小一時間ほど偵察したり何かしらできないかと考えていると、これささっきからだんだん広がってるよね?はい、そうですね、あそこまではさっきなかったよね?そですね、。。こ れ は。。。?ふと周りを見渡してみると、周りのいかにも白い雪崩斜面数カ所に朝には絶対無かったクラックがパスッと入っているのが見える。この気温、この雪質、そして、クラックらしきもの。。。ここから導き出される結論は・・・。悪あがきはできないかと協議に協議を重ねたが、SLが先頭で行って雪崩起こして埋まったのを救助すればその後な誰も怖くないし完璧じゃね!?みたいなガキのような発想しか出てこず、どうにもこれで行けるという案は出ず、うだうだしている間にもさらにズリズリ広がっていくクラックたち。引き返そう。あとは札幌の街を見ながら稜線上を歩くエンディングのようなものだと思ってたのになー。。。この恨みはらさでおくべきか。
そうと決まれば話は早い。サクっとツボで下ろして林道まで。早い早い。登りはあんなに時間がかかったのに一瞬で林道まで。急な尾根の取り付きは登りと降りで大幅にCTが違うというのは知識としては知っていたが、ここまで変わるとは。あとは林道ジェットでサクッと下山できそうなのだが、L以外はスキーの手入れが悪いのか足枷をつけた囚人のような足取り。それスキーじゃなくてトレーニングの重りですかと言いたいくらいで、とてもじゃないけど見てられない。SLはプレで凍って焼けた足がそろそろ限界そうだし、「今日という日を慰労しましょうよ」という一言でテン場決定。今までの労をねぎらって沈。林道脇の沢には水が流れていたが降って水を汲むことはできず、タンネ交じりの雪で水を作る。今日でテント生活も水を作るという作業も最後かー。
02日 永遠の桃源郷「奥手稲山の家」
今日は遅めに5時半デッパで、朝のカチカチ林道使ってサクッと下る。昨日の暖かさのせいか、林道の雪崩斜面も結構ずれ落ちているが雪崩れてはいなかった。クラックとか、林道のずり落ちとか、ヒドゥンクレバスとか全部原理としては一応おんなじもんだよなぁとか思いつつ、やはり雪崩は難しいという結論に至る。林道途中で行きでは暗くて全く見えもしていなかった氷瀑とかがあることに感動しつつ、百松橋まで。そして例のごとく朝早くから迎えに来てくれた人見くんに感謝しつつ、一緒にいつものコンビニよって夕日の沢へと向かう。ここのところパーティー内での人見君株はストップ高である。林道入口でデッパ写真撮って、また明日!つげ山通って奥手稲山の家へと向かう。つげ山のPには看板が新しく設置されており、つげ山のPから春香、飛行場、余市、無意根、その先霞んで見える稜線たち、空沼、札幌、と、今まで歩いた軌跡が全部見えて感動。定天から札幌近郊の山々とか見たら凄いんだろうなぁとか思ったのでした。
そして夕日の沢源頭の赤看確認して、我らが奥手稲山の家へ。2週間ぶりだ。色々あったけどついに帰ってきたよ。記念撮影して中に入ってみると、先週小屋番に入っていたタレヲから差し入れが。GJ!!これまでの苦労を労って宴会。もう天気図も必要ないけど全員で競争だということでL-sL含めて皆書く。みんな上手くなったもんだ。明日はパラダイスヒュッテ、明後日はネオパラで下山だと話し、結局色々小屋を回ってきたが奥手稲山の家が一番だという結論を皆で弾き出し就寝。
ちなみに、今回含め今までに小屋に来た回数は、L39回/4年、sL19回/3年、修19回/2年、クマ6回/1年、キチ4回/1年でした。2年生の冬合宿Preで小屋まで来れてれば41回だったんだけどなぁ。
03日 宴会会場「パラダイスヒュッテ」
どう頑張っても右にずれていくキチ丸はなんでなんだろうとみんなで考えつつほげほげ歩く。途中ラジオでやってた最近の言葉紹介で絶対領域とはとかが公共の電波で流れてるのを聞いて世の中もここまで来たかと感心しつつ、974まで。974もツボでザクザク下れば一瞬。そして行きにはそこそこ急に感じた窓のあたりのトラバリも今となっては快適で何もな樹林内。成長したもんだねぇ。その後も、一昨年の冬合宿Preの時が嘘のような快適なルート。bushがちょっとうざいくらいの急なトラバリである。ハンバーグ山からテイネハイランドまでが特に急で、bushも濃く、スキーヤーのものと思われるとレースの跡がやたらとシールが効かなかったりする。何度かヒヤッとしたりしつつ、男子大回転コース上まで。男子大回転の上から、スキー場までは、スキー場によって道が作られているものの急で硬い。昔の人が言っていたとおり怖い場所だ。スキー場も近いし、1年目ツボでスキー場まで。このOBルートは、しっかりシールワーク、エッジングができる奴らなら非常に楽に行けそうなルートだが、結構急で、bushの上にスキーおいたり引っかかったりがしょっちゅうなので、ちゃんと出来てない1年目連れて行ったりするときは、雪質などにもよると思うが注意でしょう。滑落とか。男子大回転で実際クマ落ちました。あとはスキー場滑って、レストランで飯くって、寝て、ネオパラ組と合流した後は、パラダイスヒュッテで一人あたり4000円の手巻き寿司パーティー。2週間も現金を使っていないと金銭感覚がよく分からんくなってしまう。だいぶん前から宣伝してたのにパーティーの面々以外は来なかった。今日のパラダイスヒュッテの小屋番は八木さんで、色々とお話を聞いたり、パラダイスヒュッテにある札幌近郊の小屋の地図見て行ったルートを話したり。話していて印象的だったのは、他の大学の山岳部などでは1年生に重い荷物背負わして、上級生は軽い荷物でしごくという文化があるけどワンゲルは共装とかも平等に持つ理由、それは、しごいても行けるような山に登っている連中とはレベルの違う活動をしているからで、そのみんなで山に登るってのがワンゲルのいいところだよねぇという話。やっぱワンゲルっていいよね。
04日 意外と高付く「ネオパラ」
最終日ということで朝は寝坊してネオパラへ向かう。リフト券を買ってさぁ登ろうと思うが、左端のリフトはやってない。ってかもうスキー場からは無いことにされているらしい。あれ?一昨年これ使った気がするんだけどなぁ。もう動かないのか。しょうが無いのでサミットエクスプレス(1人約1000円/片道)で山頂まで行って、ゲレンデを滑ってネオパラの方へ行くことに。リフトに乗ってから30分でネオパラ頂上につける。登ってくる人はいっぱいいて、トレースはたくさん。下山してからネオパラを見て思ったのだが、第一から第三斜面まで全部札幌から丸見え。第二斜面の上に、いくつもある白い斜面数個が、合わせて第一斜面で、全般的に弱テはいらない。第二斜面は見りゃ分かる。一番上から下まで滑るのが一番おすすめで、でかい。楽しい。第三斜面は札幌から見てその左下に見える2つくらいの斜面。場所によっては上部だけしか見えないかも知れないが。事前によく見ておいてどう滑ろうか考えておくとよりスムーズに行ける気がした。そして、札幌から見えるということは、全部の斜面共通で札幌の町を眺めながらのスキーが出来るということ。なかなか楽しい。第三斜面まで滑って、あとはワイワイ沢型滑って林道使って人見くん呼んでもう一周ネオパラへ。人見くんはちょうどよい時間に来てくれる最高のDriver。2ピッチ目は足を挫いたクマはスキー場待機。最後林道の送電線下の斜面で2回目はちょっとショートカット。下山。しかし、人見くんの最後の迎えに来る時間までが異様に長く、今までうなぎ登りだった人見くん株はストップ安の展開に。なんであいつは迎えにこないんだと皆が憤った頃にようやく来る。信頼って築くのは大変だけど崩れるのは一瞬だよね。そして全員を家まで送って、たまゆら行って、大将行って、春ワン終了!お疲れ様でした。
2週間なんてあっという間だね。
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