奥穂〜西穂
- GPS
- 30:20
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 2,551m
- 下り
- 1,907m
コースタイム
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:56
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:21
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
かねてから目標だった奥穂〜西穂縦走に行ってきました。
7月後半も夜行バスを予約していたものの、相次ぐ週末狙い撃ちの悪天候のため、立て続けにキャンセル。
今回も、サイトによってはあまり良くない予報もありましたが、この時期、夕立は避けようもないので、早着の行程で挑戦することにしました。
1日目は重太郎新道〜吊り尾根で穂高岳山荘まで。
去年同じルートを歩いた時は、紀美子平までは順調だったものの、比較的平らな吊り尾根でバテてしまって、最後奥穂への登りでは息も絶え絶えだったので、今回ははじめのゆるい箇所でもペースを抑えて、後続に抜かれても焦らずマイペースで行きました。結果、去年より30分以上早く山荘に到着できました。
2日目は、早出はしたいものの、馬の背を真っ暗な中で降りるのは危険すぎるので、日の出前のある程度明るくなる頃に掛かれるよう、4時前に山荘を出ることにしました。同じように考えている人もいるのか、ちょうど前後に何人かいらっしゃったので、心強かったです。
馬の背、ロバの耳、そしてジャンダルムと、名所が続きますが、どれも緊張しつつも楽しく進めました。
前半(奥穂〜天狗のコル)で一番いやらしいと感じたのは、馬の背を通過した後、ロバの耳のコルまで降りる浮石地帯でした。
天狗のコルから先、天狗岩〜間ノ岳〜赤岩岳では、鎖場のアップダウン・ザレ場・浮石・ルーファイと、疲れてきた体に堪えてきます。
逆層スラブの手前で、岩稜を左(信州側)に巻く箇所があったのですが、まっすぐ行く手に逆層スラブの取り付きが見えたので、そのまま直進方向に岩稜の右手(飛騨側)のルンゼを下ってしまい、スレートのような浮石に難儀しました。はじめのうちは「このルートならこんな(歩きづらい)所もあるのだろう」とズンズン下っていたのですが、20mほど下ってさすがにちょっとマズいと思い、登り返しました。ちょうどそこに後続者が来られて声をかけたら、やはり先の分岐ポイントで正しい方に行かれたので、自分が間違っていたことを確認できました。
疲れている時は注意力も落ち、視野も狭くなるので、反省です。
その後、赤岩岳のニセピーク(?)に胸焼けしながらも、P1に着くと西穂のシュッとした北斜面が見えたので、いよいよ縦走も終わりに近づいたことを実感しました。
とはいえ、その先も西穂山頂直下のルンゼや独標など、気を抜けない箇所だらけなので、最後まで気を引き締めて行きました。
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