針ノ木岳から爺ケ岳 北ア誕生のドラマを見る

2019年08月07日(水) 〜 2019年08月09日(金)

• GPS: 23:01
• 距離: 27.3km
• 登り: 2,675m
• 下り: 2,690m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:27
• 休憩: 0:07
• 合計: 5:34

6:13 扇沢駅
7:36 7:43 大沢小屋
11:47 針ノ木小屋

2日目

• 山行: 7:54
• 休憩: 1:33
• 合計: 9:27

5:36 針ノ木小屋
6:40 7:08 針ノ木岳
7:54 7:54 小スバリ岳
8:00 8:22 スバリ岳
10:18 10:28 赤沢岳
11:35 11:56 鳴沢岳
12:35 12:35 新越山荘
13:30 13:42 岩小屋沢岳
15:03 種池山荘

3日目

• 山行: 4:28
• 休憩: 1:38
• 合計: 6:06

5:15 種池山荘
5:54 6:09 爺ヶ岳南峰
6:24 6:31 爺ヶ岳中峰
6:57 6:57 爺ヶ岳南峰
7:25 8:23 種池山荘
8:41 8:44 富士見坂
9:05 9:05 水平岬
9:42 9:46 駅見岬
9:51 10:02 ケルン（柏原新道）
11:03 11:03 柏原新道登山口
11:21 扇沢駅

天候

1日目　晴れ後昼から雷雨
2日目　曇り時々晴れ　夜雷雨
3日目　曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

往路　新宿26番23:15ー扇沢05:32 ハイウェイバスドットコム￥6700
復路　路線バス　扇沢ー大町温泉郷ー大町駅　高速バスドットコム　大町駅14:57ーバスタ新宿19:28（渋滞で1時間遅れ）

コース状況／危険箇所等

針ノ木小屋テント場は限られているので、先に小屋で受付をしてから設営すること
国立公園内なので石の採取もできません

その他周辺情報

薬師の湯　扇沢バス切符売り場で500円への割引券をくれる

写真

8/7 6:27

ヤマピコで登山届を提出したが　登山届提出を求められた

8/7 7:12

針ノ木　マヤクボ雪渓がみえている

8/7 7:38

黒部川花崗岩　白黒のまだらはマグマ溜まりで2種類のマグマが混ざり合う

8/7 8:31

8/7 8:54

冷気は心地よく、静か　選んでよかった！

8/7 9:07

8/7 9:29

振り返ると爺ケ岳

8/7 9:30

針ノ木峠付近に竜巻状の雲が沸き上がっている

8/7 9:32

8/7 9:32

8/7 9:37

8/7 10:34

8/7 10:35

8/7 10:59

8/7 11:16

8/7 11:54

針ノ木峠直下の登りは、水を汲んできたせいもあり辛い登り

8/7 11:58

黒い雲が沸き上がる　嫌な予感

8/7 12:58

テントを張り、蓮華に登ろうと待機していたがついに蓮華から雷雨になり断念

8/7 16:44

8/7 16:45

8/8 5:12

朝陽に富士が見える

8/8 5:19

8/8 5:44

8/8 5:44

蓮華岳方面　体調すぐれずパスすることに

8/8 5:45

針ノ木岳を目指す

8/8 6:11

8/8 6:23

8/8 6:40

8/8 6:54

8/8 6:55

三角点は少し離れている

8/8 6:55

8/8 6:56

8/8 7:12

8/8 7:23

8/8 7:31

8/8 7:31

剣、立山、黒部湖の思い出がよぎる

8/8 7:38

8/8 7:39

8/8 7:48

ずっと剣、立山から薬師、黒部を対岸に見ながらの旅は楽しい　　

8/8 8:02

8/8 8:14

8/8 8:14

8/8 8:29

8/8 8:29

8/8 8:39

8/8 9:03

8/8 9:12

8/8 10:36

8/8 10:37

8/8 10:37

8/8 10:53

8/8 11:26

この辺の下を関電針ノ木隧道が通っているのだろうか

8/8 11:46

8/8 13:00

8/8 13:23

8/8 13:25

8/8 13:50

8/8 14:11

花崗岩砂礫

8/8 14:49

種池山荘は近い

8/9 5:26

朝の山荘付近のお花畑　テントを張ったまま爺ケ岳に向かう

8/9 5:58

8/9 5:59

8/9 6:09

8/9 6:09

8/9 6:09

雲がとれ　槍が顔を出した

8/9 6:10

南峰は流紋岩溶結凝灰岩が多い

8/9 6:34

8/9 6:35

剣側は雲が厚い

8/9 6:38

8/9 6:56

白沢のコルの露頭　カルデラ湖底の堆積層が垂直に近く傾き隆起したとのこと

8/9 6:56

8/9 6:58

8/9 7:00

上部の砂礫にはコマクサが

8/9 7:03

8/9 9:08

8/9 10:23

8/9 11:10

赤茶けた溶結凝灰岩

8/9 11:12

8/9 11:12

黒部川花崗岩と爺ケ岳火山岩類の接触境界はスルーしてしまったが　登山口近くに置かれた黒部川花崗岩

撮影機器：

RICOH WG-4 リコー

装備

個人装備

チェーンアイゼン　　ストック 　テント

感想

LadyM

500万年前　北アは信州と富山に海が入り込んでいて古日本海へ突き出た半島だった。
250年前に始まる急速な隆起運動と巨大噴火により、雄大な山脈となった。槍・穂高周辺に加え爺ケ岳周辺にも巨大カルデラができた。
150万年前から再び激しい隆起が起こり、山脈東半部の回転隆起でカルデラに堆積した地層が80度も傾いたり（今回　爺ケ岳で観察）槍穂や爺ケ岳のカルデラ地下数Km電話番号できた花崗岩が地表に露出した。
60万年前から氷河時代になり、特に6万年前、2万年前の寒冷期にできた氷河地形が美しい山岳景観を造った。
（2018年大町山岳博　企画展「北アルプス誕生　激動の500万年史」より

　猛暑続きで暑さしのぎに、急遽思いついた針ノ木雪渓歩きから折角なので足をのばしジオ歩きとした。が、急に決めたので資料の読み込み、場所の特定がズサンで（なんちゃって初心者ジオハイカーなのだ）スルーしてしまった場所もあるが、白沢のコルは離れた場所だったが見れて、北アルプスの誕生をエア体験し震えた。