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Yamareco

記録ID: 1967785
全員に公開
ハイキング
剱・立山

リベンジ五色ヶ原、ここはお花畑でした

2019年08月10日(土) 〜 2019年08月11日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:37
距離
22.6km
登り
1,738m
下り
2,743m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:33
休憩
0:16
合計
5:49
距離 7.8km 登り 772m 下り 792m
8:26
45
スタート地点
9:11
9:18
31
9:49
18
10:07
10:11
42
10:53
70
12:03
12:08
73
13:21
45
14:06
9
2日目
山行
7:11
休憩
0:37
合計
7:48
距離 14.8km 登り 991m 下り 1,958m
6:08
6:10
67
7:17
7:31
241
11:32
11:52
23
12:15
5
12:20
12:21
3
12:24
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
上信越道安曇野IC下車、県道147号線を大町方面へ
俵町一を扇沢方面へ、無料駐車場に車を停め、アルペンルート利用で室堂へ
今回の山行では、行きか扇沢から室堂へ行くことは決定済だが、
11日に天気が崩れる可能性があるので、帰りは室堂発か黒部ダム発にするのか
決めかねていたので、取りあえず扇沢〜室堂の往復切符を購入@4530(手帳料金)
アルペンルートで実際に使ったのは、扇沢〜室堂、黒部ダム〜扇沢だけだったので
行程に沿った料金だったら@1290+@2160=@3450(手帳料金)で済んだ計算になります
コース状況/
危険箇所等
室堂〜一の越 観光用の登山道、全く危険個所なし
       一部雪渓の上を歩く個所ありだが、ほぼ横の移動だけ
一の越〜五色ヶ原 危険個所はなしだが、ザラ峠周辺は結構アップダウンあり
       鬼岳周辺の雪渓は一部が残るが、横の移動箇所だけ
       上下の移動ではない、鎖とハシゴ周辺にも残雪は全くなし
       心配性の人がアイゼン持っていっても、全く使わないレベル
       花が濃いのが、五色ヶ原山荘〜テンバの間
五色ヶ原〜平の小屋 歩き始めは湿原地帯の木道歩き
       標高2300m付近から大小の岩石が混在するガレ場の急な下り
       これが標高2000m位まで続く
       刈安峠あたりから大きな岩が消えていく、この辺りは快適に歩ける
       標高1500m辺りから横への移動となるが、アップダウン多し
       崩落個所あり、倒木等多し、トラロープ、登山道が細くなっている
       箇所もありなので、歩行注意です
平の小屋〜ロッジくろよん 地図で見ると湖畔の横移動に見えるが、
       実際にはアップダウン、ハシゴ多し、距離の割には時間が掛かる印象
       崩落個所のエスケープとして、ロープが張られていたり、
       木の階段が組まれていたりする箇所も多い
       高所恐怖症に人は注意が必要かも
       ロッジくろよん周辺よりか平の小屋周辺の方が、時間が掛かる
ロッジくろよん〜黒部ダム 舗装道歩き
その他周辺情報 下山後に、前回と同じく薬師の湯@700を利用
湯船には浸からずに、源泉の湯(だったと思う)に浸かる
湯温が30度以下?、日に焼けた肌に優しく、湯から上がっても体が火照っているような感触はなし
予約できる山小屋
立山室堂山荘
扇沢
バスの順番待ち〜先頭はかなり先
検札を済ませて、2台目のバスに乗ることが出来た
これが大正解でした
扇沢
バスの順番待ち〜先頭はかなり先
検札を済ませて、2台目のバスに乗ることが出来た
これが大正解でした
なんと黒部ダム駅の改札を2人目で抜けることが出来た
足早に黒部湖駅へ向かう
でも、観光放水のカットは忘れない
なんと黒部ダム駅の改札を2人目で抜けることが出来た
足早に黒部湖駅へ向かう
でも、観光放水のカットは忘れない
バスから降車した人としては、2番目で黒部湖駅に並ぶことに成功(前泊組が10名弱ほど先に並ばれていましたが)
検札の後に黒部平駅発ロープウェイ1便の整理券を頂く
バスから降車した人としては、2番目で黒部湖駅に並ぶことに成功(前泊組が10名弱ほど先に並ばれていましたが)
検札の後に黒部平駅発ロープウェイ1便の整理券を頂く
室堂駅でそばを頂く
白エビのかき揚げ乗せ@900
あっという間に、お腹の中へ消えていきました
室堂駅でそばを頂く
白エビのかき揚げ乗せ@900
あっという間に、お腹の中へ消えていきました
空は快晴に近い
左手に立山三山(雄山)、中央が浄土山
まずはその間のコル部分、一の越山荘を目指します
空は快晴に近い
左手に立山三山(雄山)、中央が浄土山
まずはその間のコル部分、一の越山荘を目指します
チングルマ〜
コバイケイソウ
雪渓を横切ります
滑り止めはもはや不要です
雪渓を横切ります
滑り止めはもはや不要です
一の越山荘から黒部湖方面(槍も見えます)を望みます
黒部湖方面へ続く道が見え、ここを歩いたら気持ちよさそうと思える眺望です
一の越山荘から黒部湖方面(槍も見えます)を望みます
黒部湖方面へ続く道が見え、ここを歩いたら気持ちよさそうと思える眺望です
同じく山荘から、みくりが池方面
ここを登ってきたことになります
同じく山荘から、みくりが池方面
ここを登ってきたことになります
チシマギキョウ
キリンソウとチシマギキョウのツーショット
キリンソウとチシマギキョウのツーショット
イワツメクサ
浄土山南峰(2840m)
浄土山南峰(2840m)
浄土山南峰から見る竜王岳
浄土山南峰から見る竜王岳
龍王岳(2872m)
皆さんはここを巻いて歩いていますが、勿体ないですよ
ちなみに今回の山行の最高地点になります
龍王岳(2872m)
皆さんはここを巻いて歩いていますが、勿体ないですよ
ちなみに今回の山行の最高地点になります
ハクサンフウロ
ちょっと白トビしていますが。。。
ハクサンフウロ
ちょっと白トビしていますが。。。
トリカブト
ここが今回の山行の鬼門となるハズだった鬼岳
この向こうには急な雪渓が待ち受けるハズでした
ここが今回の山行の鬼門となるハズだった鬼岳
この向こうには急な雪渓が待ち受けるハズでした
ヨツバシオガマはちょっとお疲れ気味
ヨツバシオガマはちょっとお疲れ気味
鬼岳の鬼門個所?
岩場の下りではあるが、雪渓は横の移動しか無いように思える
鬼岳の鬼門個所?
岩場の下りではあるが、雪渓は横の移動しか無いように思える
雪渓
この上を歩く時には、冷気で気持ち良かったです
雪渓
この上を歩く時には、冷気で気持ち良かったです
シナノキンバイ
雪渓をトラバース
なんか心配していましたが、全然問題なく歩けました
雪渓をトラバース
なんか心配していましたが、全然問題なく歩けました
ハクサンフウロ
キリンソウ
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
鬼岳と獅子岩のコル部分
皆さんここで一休憩していますので、自分も
翌日にはあそこまで行くのだなと
鬼岳と獅子岩のコル部分
皆さんここで一休憩していますので、自分も
翌日にはあそこまで行くのだなと
獅子岩(2714m)
ここは眺望がいいです
獅子岩(2714m)
ここは眺望がいいです
五色ヶ原山荘が見えてきました
五色ヶ原山荘が見えてきました
ハクサンイチゲ
こんなにも花の山だったのか、と思いましたが
この思いは後で裏切られます
こんなにも花の山だったのか、と思いましたが
この思いは後で裏切られます
クサリ場
クルマユリもお疲れ気味
クルマユリもお疲れ気味
写真では高度感を感じませんが、結構急です
鎖もありますが、通行注意です
写真では高度感を感じませんが、結構急です
鎖もありますが、通行注意です
チシマギキョウ
ザラ峠(2348m)
佐々成政「さらさら越え」で有名らしい
#自分は全然知らないけど・・・
ザラ峠(2348m)
佐々成政「さらさら越え」で有名らしい
#自分は全然知らないけど・・・
あのピークの先に五色ヶ原があるハズ
(実際には五色ヶ原山荘まで、ダラダラの登りが続く
あのピークの先に五色ヶ原があるハズ
(実際には五色ヶ原山荘まで、ダラダラの登りが続く
のり面にはチシマギキョウが沢山咲いており
辛い登りですが、声援を受けている様な気がします
のり面にはチシマギキョウが沢山咲いており
辛い登りですが、声援を受けている様な気がします
五色ヶ原
登りがひと段落し、木道の始まりです
五色ヶ原
登りがひと段落し、木道の始まりです
五色ヶ原山荘
テンバ受付するには、まずはここへ行かなくては
五色ヶ原山荘
テンバ受付するには、まずはここへ行かなくては
まるでハイジになった様な気分です
まるでハイジになった様な気分です
テンバ
花に囲まれた素晴らしきロケーションです
1
テンバ
花に囲まれた素晴らしきロケーションです
あっにもこっにもチングルマだらけ
あっにもこっにもチングルマだらけ
チングルマの写真を撮っても全然飽きません
1
チングルマの写真を撮っても全然飽きません
この日、一番注目を浴びていたテントですw
聞いたら、6人パーティで荷揚げされたとこと
・・・・ご苦労様です
この日、一番注目を浴びていたテントですw
聞いたら、6人パーティで荷揚げされたとこと
・・・・ご苦労様です
それに比べて我が家のみすぼらしいお姿
それに比べて我が家のみすぼらしいお姿
翌朝、大分空が明るくなってきました
翌朝、大分空が明るくなってきました
木道はここでお終い
さらに拡張する為でしょうか、木道の部材が置かれています
木道はここでお終い
さらに拡張する為でしょうか、木道の部材が置かれています
湿原地帯はこれで終わりかな?
ここから樹林帯へ突入します
湿原地帯はこれで終わりかな?
ここから樹林帯へ突入します
木々の間から黒部湖が見え隠れします
木々の間から黒部湖が見え隠れします
刈安峠(1881m)
ちなみに道標は倒れています
刈安峠(1881m)
ちなみに道標は倒れています
ブナの中を歩きます
沢の流れが大夫近くになってきました
ブナの中を歩きます
沢の流れが大夫近くになってきました
崩落個所
トラロープだけが頼りです
管理、ご苦労様です
1
崩落個所
トラロープだけが頼りです
管理、ご苦労様です
平の小屋から黒部湖を望みます
手前の小屋は避難小屋として開放されており(大うそ)
ここはワンコさんのお家で、平の小屋はちゃんとした営業小屋です
平の小屋から黒部湖を望みます
手前の小屋は避難小屋として開放されており(大うそ)
ここはワンコさんのお家で、平の小屋はちゃんとした営業小屋です
平の小屋の渡船(無料)
行先は違いますが、黒部湖まで連れて行ってくれませんか?
平の小屋の渡船(無料)
行先は違いますが、黒部湖まで連れて行ってくれませんか?
仲の谷からの沢に掛かる橋
この橋が見つからず、靴を脱いで渡渉してからこの橋を見つけました
どっと疲れが沸いてきましたw
仲の谷からの沢に掛かる橋
この橋が見つからず、靴を脱いで渡渉してからこの橋を見つけました
どっと疲れが沸いてきましたw
ここも崩落個所
トラロープを頼りにトラバースします
ここも崩落個所
トラロープを頼りにトラバースします
黒部湖遊覧船ガルべ
お願いだから、自分も船に乗っけて黒部ダムまで連れて行って下さい
黒部湖遊覧船ガルべ
お願いだから、自分も船に乗っけて黒部ダムまで連れて行って下さい
ロッジくろよんが見えてきました
ロッジくろよんが見えてきました
御山谷からの沢を渡る橋
平の小屋から休憩らしい休憩をしなかったので、ここで大休憩
水の流れは気持ち良かったですが、石の上がよく滑ります
御山谷からの沢を渡る橋
平の小屋から休憩らしい休憩をしなかったので、ここで大休憩
水の流れは気持ち良かったですが、石の上がよく滑ります
ロッジくろよん
ここから先は、舗装道歩きになるとか
ロッジくろよん
ここから先は、舗装道歩きになるとか
舗装道歩きがこんなにも楽だったとは
黒部湖ダム
舗装道歩きがこんなにも楽だったとは
黒部湖ダム
帰路の高速渋滞が中々解消されず、双葉SAで朝を迎えてから
明野(北杜市)に向かうことにしました
サンフラワーフェスタのメイン会場から
帰路の高速渋滞が中々解消されず、双葉SAで朝を迎えてから
明野(北杜市)に向かうことにしました
サンフラワーフェスタのメイン会場から

感想

今回の山行は、時間切れで五色ヶ原行きを断念した前回の(7/20)のリベンジです
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1937143.html
前回の失敗を踏まえて今回は浮気せずに、五色ヶ原だけを目指すことにします
また自分は透析患者であり、定期のスケジュールですと金曜日の16:00頃入室
5H透析を行い、終了してから自宅に戻ると、22:00頃になります
ですが今回はお盆休みの真っ最中、込み合うこと必至です
そこでクリニックにお願いして、開始時間を早めてもらい14:00頃入室
透析時間も5H⇒4Hに変更
このスケジュールだと、18:30頃にはクリニックから解放されることになります
会社もPM半休を取り、AM就業後に一度自宅へ戻り車でクリニックに入れば
更に東京を出発する時間を早めることが出来ます
これが正解でした
扇沢着が22:00過ぎ、無料駐車場はほぼ埋まっていましたが、
まだ数台は置けるスペースが残っていました

自分なりのアルペンルートの利用法
扇沢発のバスは1台だけの運行するのではなく、複数台のバスで運行するので
黒部ダム駅の降車場所を考えて、なるべく先頭車両に近いバスに乗ること
自分は2台目のバスに乗ったので、これが大正解でした
バスは乗車時間が短いのでイスに座ることを考えずに、
なるべく早く降車できる場所に位置取りすること
(当然立乗りの方が有利と思われる)
黒部ダム駅から黒部湖駅まで徒歩移動することになるので、
ダム展望台方面へ向かうのは時間の無駄
黒部ダム駅から走れればベストなのだが、幕営装備を抱えて走るのは危険すぎ、
速足で歩くことがベターかも?
この方法で、ケーブルカーの第1便に乗ることに成功しました

室堂周辺にも花は咲いていますが、一の越山荘から五色ヶ原の間は高山植物の宝庫でした
特に五色ヶ原山荘〜テンバの間のチングルマが感動的でした
まるでハイジ、ペーター、クララになった様な気分でした
ただし、その先には花を楽しめるような場所ではありませんでした
記憶ではソバナの花があっただけ様な。。。

いくつかのレポにもありましたが、平の小屋〜くろよんロッジの間には
結構アップダウンがあります
崩落個所のエスケープに丸太で足場を組んでいる箇所、トラロープなど
高度感がある箇所も幾つかありました

帰宅してから思ったこと
11日は日差しがよく気温が上がったので、黒部湖湖畔(標高1500m程度)を歩くよりか、五色ヶ原〜浄土山〜室堂(標高2500m超え)もしくは一の越経由〜黒部湖を
下った方が快適だったかも
少なくとも花の大集落を2度目を楽しむことができたので。。。

色々と反省点が見えてきますが、五色ヶ原は再訪したい場所であることは確かです

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