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Yamareco

記録ID: 1967876
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

雲ノ平〜水晶岳〜赤牛岳〜高天原(黒部川源流)

2019年08月09日(金) 〜 2019年08月11日(日)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
46.1km
登り
3,676m
下り
3,676m

コースタイム

1日目
山行
7:20
休憩
0:30
合計
7:50
6:50
175
9:45
9:55
60
10:55
10:55
60
11:55
12:05
100
13:45
13:55
45
2日目
山行
11:05
休憩
0:55
合計
12:00
4:50
100
6:30
6:40
45
7:25
7:30
45
8:15
8:30
40
9:10
9:30
75
10:45
10:50
85
12:15
12:15
120
14:15
14:15
135
16:30
16:30
20
3日目
山行
8:25
休憩
0:30
合計
8:55
5:00
45
5:45
5:45
100
8:45
8:55
65
10:00
10:00
70
11:10
11:30
145
13:55
折立
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
折立ヒュッテからスタート
コース状況/
危険箇所等
・薬師沢出合より雲ノ平木道末端までの急坂は濡れた大岩がゴロゴロしており足場が不安定で登り難い。
・温泉沢ノ頭から赤牛岳までは登山者が少なく荒涼としたガレ場を行くため〇印マークやケルンを見落とすと道迷いの恐れあり。
・温泉沢ノ頭から高天原は急な岩稜の下りで浮石多く足場が不安定。温泉沢に降りてからはゴーロ状の河原をほぼ沢下り。〇印マークを目安に何度も渡渉があるので少々の沢歩き経験がある方がよい。
・高天原峠から薬師沢出合までの大東新道はE沢までは竹薮を切り拓いたトラバース道の下りで切株や段差多く足場不安定。ザレて足場の悪いD沢やC沢を通過し大きなB沢に出てからはB沢沿いを黒部川まで下る。A沢までは黒部川右岸を梯子や狭い岩棚の巻き道を緊張しながら通過していく。A沢からも大岩の転がる黒部川の河原を〇印を目安に沢登り。それでも明る透き通るエメラルドグリーンの渓相に癒される。
早朝の有峰湖
有峰湖をバックに見晴らしの良い登山道を登る
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有峰湖をバックに見晴らしの良い登山道を登る
キンコウカの咲く草原と有峰湖
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キンコウカの咲く草原と有峰湖
五光岩ベンチを過ぎると薬師岳が見えてくる
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五光岩ベンチを過ぎると薬師岳が見えてくる
夏山の雰囲気
太郎平小屋に到着
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太郎平小屋に到着
薬師岳パノラマ
登山道は薬師沢流域をなだらかに下る。奥の台地は雲の平
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登山道は薬師沢流域をなだらかに下る。奥の台地は雲の平
カベッケが原手前
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カベッケが原手前
薬師沢出合の吊り橋を渡り、薬師沢小屋と黒部川を振り返る。
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薬師沢出合の吊り橋を渡り、薬師沢小屋と黒部川を振り返る。
雲の平への急坂は濡れた大岩がゴロゴロしており足場が不安定で滑りやすい。すれ違いも大変。
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雲の平への急坂は濡れた大岩がゴロゴロしており足場が不安定で滑りやすい。すれ違いも大変。
雲の平の端、アラスカ庭園に到着。夏雲と赤牛岳。
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雲の平の端、アラスカ庭園に到着。夏雲と赤牛岳。
水晶岳を正面に木道を歩む
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水晶岳を正面に木道を歩む
雲ノ平山荘と水晶岳
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雲ノ平山荘と水晶岳
雲ノ平山荘に到着。一階にある食堂。
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雲ノ平山荘に到着。一階にある食堂。
ログハウス風の2階。突き当りを出ると展望デッキ。
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ログハウス風の2階。突き当りを出ると展望デッキ。
展望デッキからの水晶岳
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展望デッキからの水晶岳
黒部五郎岳を入道雲
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黒部五郎岳を入道雲
西の空は夕焼け
夕暮れの雲ノ平山荘
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夕暮れの雲ノ平山荘
夕食後、飛騨方面から雷雲が近づいてきて夕立があった。
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夕食後、飛騨方面から雷雲が近づいてきて夕立があった。
翌日、雲ノ平キャンプ場(山荘から25分ほど登り)に立ち寄り水を補給。正面は祖父岳。
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翌日、雲ノ平キャンプ場(山荘から25分ほど登り)に立ち寄り水を補給。正面は祖父岳。
北稜より望む祖父岳
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北稜より望む祖父岳
祖父岳の登りより雲ノ平山荘を振り返る
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祖父岳の登りより雲ノ平山荘を振り返る
同じく薬師岳
なだらかで広い祖父岳山頂
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なだらかで広い祖父岳山頂
黒部五郎岳アップ
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黒部五郎岳アップ
槍ヶ岳、穂高連峰
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槍ヶ岳、穂高連峰
目指す水晶岳〜鷲羽岳の稜線(パノラマ)
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目指す水晶岳〜鷲羽岳の稜線(パノラマ)
ワリモ北分岐より祖父岳パノラマ。祖父岳の左を黒部川源流、右を岩苔小谷が刻む。
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ワリモ北分岐より祖父岳パノラマ。祖父岳の左を黒部川源流、右を岩苔小谷が刻む。
目指す水晶小屋(中)と水晶岳。(左)
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目指す水晶小屋(中)と水晶岳。(左)
水晶小屋の登りで鷲羽岳(左)、ワリモ岳(中)を振り返る
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水晶小屋の登りで鷲羽岳(左)、ワリモ岳(中)を振り返る
水晶小屋直下の花畑(タカネシオガマ)
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水晶小屋直下の花畑(タカネシオガマ)
黒部湖と奥に白馬連峰
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黒部湖と奥に白馬連峰
槍ヶ岳と手前に硫黄尾根
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槍ヶ岳と手前に硫黄尾根
水晶小屋の上のピークより小屋と東沢谷流域のパノラマ
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水晶小屋の上のピークより小屋と東沢谷流域のパノラマ
同じく南方向のパノラマ
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同じく南方向のパノラマ
水晶岳の東面には雪渓がまだ残る
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水晶岳の東面には雪渓がまだ残る
水晶岳山頂
山頂展望、赤牛岳方面へ続く北方稜線パノラマ
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山頂展望、赤牛岳方面へ続く北方稜線パノラマ
野口五郎岳〜水晶小屋パノラマ
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野口五郎岳〜水晶小屋パノラマ
乗鞍岳、三俣蓮華岳、笠ヶ岳方面アップ
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乗鞍岳、三俣蓮華岳、笠ヶ岳方面アップ
高天原方面をアップで見下ろす
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高天原方面をアップで見下ろす
ここ温泉沢ノ頭から赤牛岳を往復する。
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ここ温泉沢ノ頭から赤牛岳を往復する。
赤牛岳方面への縦走路(読売新道)
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赤牛岳方面への縦走路(読売新道)
赤牛岳までは平坦に見えても150mを登り返しあり。途中の荒涼とした小ピーク、登山者少なくどこでも歩けるので迷いやすい。
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赤牛岳までは平坦に見えても150mを登り返しあり。途中の荒涼とした小ピーク、登山者少なくどこでも歩けるので迷いやすい。
登山道はピークを西側から巻くように付けられている場合が多い。左奥は赤牛岳。
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登山道はピークを西側から巻くように付けられている場合が多い。左奥は赤牛岳。
赤牛岳山頂。薬師岳方面。
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赤牛岳山頂。薬師岳方面。
ハイマツの中にある別の三角点と黒部湖方面。
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ハイマツの中にある別の三角点と黒部湖方面。
黒部湖方面をアップ
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黒部湖方面をアップ
三ツ岳〜野口五郎岳の稜線
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三ツ岳〜野口五郎岳の稜線
烏帽子岳(左)〜烏帽子小屋方面アップ
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烏帽子岳(左)〜烏帽子小屋方面アップ
辿ってきた水晶岳方面パノラマ
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辿ってきた水晶岳方面パノラマ
薬師岳東面のカール(金作谷)、特別天然記念物。
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薬師岳東面のカール(金作谷)、特別天然記念物。
温泉沢ノ頭の手前より温泉沢(右)と高天原山荘(左上)を見下ろす
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温泉沢ノ頭の手前より温泉沢(右)と高天原山荘(左上)を見下ろす
温泉沢ノ頭からの下降途中、赤牛岳を振り返る
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温泉沢ノ頭からの下降途中、赤牛岳を振り返る
温泉沢へは、浮石の多い急な崖尾根を下る(破線ルート)
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温泉沢へは、浮石の多い急な崖尾根を下る(破線ルート)
下ってきた尾根を振り返る
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下ってきた尾根を振り返る
温泉沢まで下り切り稜線を見上げる
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温泉沢まで下り切り稜線を見上げる
高天原温泉までは沢下り。岩に記された〇印を参考に河原を下る。何度も右岸から左岸へ渡渉があるので増水時は通行不能
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高天原温泉までは沢下り。岩に記された〇印を参考に河原を下る。何度も右岸から左岸へ渡渉があるので増水時は通行不能
高天原温泉(左は露天風呂、右上に男湯と女湯)。一旦、山荘で受付をしてから立ち寄る。
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高天原温泉(左は露天風呂、右上に男湯と女湯)。一旦、山荘で受付をしてから立ち寄る。
高天原山荘前の草原、左上は水晶岳を望む。
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高天原山荘前の草原、左上は水晶岳を望む。
モルゲン、水晶岳
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モルゲン、水晶岳
ひっそりと森の中に佇む高天原山荘
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ひっそりと森の中に佇む高天原山荘
山荘の内部、当日は布団一枚に一人。
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山荘の内部、当日は布団一枚に一人。
小屋には電気は無く、ランプの明かりのみ。
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小屋には電気は無く、ランプの明かりのみ。
夜の帳が降りた高天原山荘
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夜の帳が降りた高天原山荘
早朝の高天原の湿原と薬師岳。
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早朝の高天原の湿原と薬師岳。
高天原峠。ここからは雲の平へ上がってから薬師沢へ向かう登山者が多いが、沢沿いからの大東新道を進む。
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高天原峠。ここからは雲の平へ上がってから薬師沢へ向かう登山者が多いが、沢沿いからの大東新道を進む。
まずはE沢横断
D沢横断。沢沿いの斜面にはオオバギボウシやトリカブトなど
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D沢横断。沢沿いの斜面にはオオバギボウシやトリカブトなど
B沢手前の名物看板
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B沢手前の名物看板
登山道はB沢沿いを黒部川本流に出合うまで下る
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登山道はB沢沿いを黒部川本流に出合うまで下る
黒部川右岸をハシゴや岩棚のトラバース道で遡る。初心者でも沢登りの雰囲気を味わえる。
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黒部川右岸をハシゴや岩棚のトラバース道で遡る。初心者でも沢登りの雰囲気を味わえる。
開けたA沢を横断。
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開けたA沢を横断。
エメラルドグリーンの黒部川の流れに癒されながら歩む
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エメラルドグリーンの黒部川の流れに癒されながら歩む
やや落差のある黒部川
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やや落差のある黒部川
ようやく薬師沢小屋が見えてくる。お盆の混雑が始まっているようだ。
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ようやく薬師沢小屋が見えてくる。お盆の混雑が始まっているようだ。
薬師沢に沿って太郎平を目指す。第三渡渉点。
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薬師沢に沿って太郎平を目指す。第三渡渉点。
太郎平小屋と薬師岳。ここでカレーを食べ元気を取り戻す。
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太郎平小屋と薬師岳。ここでカレーを食べ元気を取り戻す。
小屋を下ってしばらくは、大勢の登山者とすれ違う。
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小屋を下ってしばらくは、大勢の登山者とすれ違う。
【おまけ】
裏銀座 烏帽子岳より望む水晶岳(左)〜赤牛岳(中)、薬師岳(右)
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【おまけ】
裏銀座 烏帽子岳より望む水晶岳(左)〜赤牛岳(中)、薬師岳(右)

感想

黒部源流域の最深部、雲ノ平より水晶岳、赤牛岳へ登り、秘境、高天原温泉まで足を延ばす贅沢なコースを計画。天気にも恵まれ黒部源流エリアの魅力を十分感じられて良かった。

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コメント

温泉沢ノ頭〜高天原
こんにちは。初めまして。
2017年に読売新道を登って来た時、ここから高天原に行けるのか〜、でも、自分に行けるのかな〜と思いながらのぞきこんだのですが。
レコ拝見しても、行けるかな〜どうかな〜と、決断できない状態です。う〜ん。
写真がとてもきれい。時折差し込まれるパノラマ写真も素敵ですね。
2019/8/16 23:53
Re: 温泉沢ノ頭〜高天原
はじめまして、コメントありがとうございます。
黒部湖から読売新道経由で赤牛岳は憧れていましてうらやましいです。
大東新道(高天原峠〜薬師沢出合)も自然の河原(黒部川)を歩く箇所があるので大東新道をスムーズに通過できれば温泉沢のコースも大丈夫かと思います。岩稜尾根は浮石に注意してユックリ下り、温泉沢に降りてからは岸辺の河原歩きと〇印を参考に浅瀬を飛び石で渡渉することが多くなります。河原の露天風呂が見えてくればホッとします。
温泉沢は滝はなく、小さな沢なので地形をよく観察して冷静な判断で進めば大丈夫かと思います。
2019/8/17 9:33
Re[2]: 天気が良ければビールが美味い!
noraneko964 さん、今晩は。
ご丁寧な返信をありがとうございました。
う〜ん、迷うけど、noraneko964 さんのこのコースをそのまま真似して、行きたいと思います(60歳までに)。折立から出発して、また戻って来られるのもいいですね。
noraneko964 さんみたいに、天気に恵まれるといいな。
2019/8/17 22:08
プロフィール画像
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技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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