笠ヶ岳 〜♪絶景と花のアンブレラ、急登と猛暑からのたっぷりのご褒美〜

2019年08月12日(月) 〜 2019年08月13日(火)

• GPS: 34:11
• 距離: 29.6km
• 登り: 2,419m
• 下り: 2,551m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:12
• 休憩: 2:18
• 合計: 11:30

4:53 スタート地点
5:15 5:26 新穂高登山指導センター
5:39 5:40 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
6:02 6:03 お助け風穴
6:17 6:18 中崎橋
6:30 6:39 笠新道登山口
10:47 10:49 杓子平
12:34 12:34 笠新道分岐
12:38 12:38 分岐指導標（仮称）
12:40 12:51 笠新道分岐
13:31 13:32 抜戸岩
14:13 15:45 笠ヶ岳山荘
16:03 16:12 笠ヶ岳
16:23 笠ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 0:55
• 合計: 8:45

6:19 宿泊地
6:44 6:45 抜戸岩
7:15 7:16 笠新道分岐
7:18 7:19 分岐指導標（仮称）
7:33 7:37 抜戸岳
7:40 7:41 抜戸岳分岐
8:25 8:26 秩父平
9:08 9:08 大ノマ岳
9:32 9:39 大ノマ乗越
10:03 10:11 弓折岳(分岐)
10:14 10:14 弓折岳
10:19 10:26 弓折乗越
10:58 10:58 鏡平山荘
11:26 11:27 鏡池
11:59 12:00 シシウドヶ原
12:16 12:17 イタドリが原
12:28 12:29 チボ岩
12:46 12:47 秩父沢出合
13:24 13:24 小池新道入口
13:50 14:00 わさび平小屋
14:11 14:12 笠新道登山口
14:21 14:21 中崎橋
14:35 14:36 お助け風穴
14:51 14:54 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
15:00 15:04 新穂高温泉駅
15:04 ゴール地点

天候

はれ☀　めっちゃ暑っ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

■駐車場
鍋平の駐車場を利用しました。
新穂高駅に近い登山者用駐車場はPM11:30頃は満車で入れてもらえず、こちらの駐車場を利用しました。

東海北陸道の高山ICからR158号をひたすら走り、有料安房トンネル前を左折してR471号に入ります。県道475号線で新穂高ロープウェイを目指します。

　新穂高駐車場マップを参考にしてください。
　https://www.okuhida.or.jp/archives/5001

■新穂高ロープウェイ
　http://shinhotaka-ropeway.jp/
下山後の鍋平の駐車場までは力尽きてロープウェイのパワーをおかりしました。
新穂高温泉駅〜鍋平高原駅　400円

コース状況／危険箇所等

■鍋平駐車場〜新穂高登山センター
　案外と急坂（プチ笠新道）でぬかるんだところがあり、いきなりの転倒注意

■新穂高登山センター〜笠新道
　笠新道登山口までは左俣林道を1時間ほど歩きます。笠新道に入ると岩がゴロゴロした樹林帯をひたすら登ります。杓子平までは標高差1100mほどの登りで、急登の連続で思わず笑ってしまいそうになりますが、森林限界を越えて杓子平に出ると視界が開け目の前に笠ヶ岳の大展望が広がります。杓子平から笠新道分岐までは300m程の登りで分岐直前ではまたも急登です。

■笠新道分岐〜笠ヶ岳山頂
　いくつかの比較的緩やかなアップダウンがありますが気持ちの良い稜線歩きです。テント場からは一踏ん張りで笠ヶ岳山荘で、さらに岩場を登ると山頂です。

■抜戸岳〜弓折乗越
抜戸岳は笠新道分岐から登りますが山頂付近はやや道が不明瞭なところもありますので注意してください。槍ヶ岳や穂高、北アルプスの大展望を眺めながらの稜線歩きですが、大ノマ岳、弓折岳の前後にアップダウンがありますので体力にご注意ください。

■弓折尾根
岩の登山道ですがとてもよく整備されていて歩きやすい。

写真

8/11 22:58

＜行き道＞
最近暑いですね〜！
平湯温泉付近の驚きの涼しい温度に思わず写真を一枚。

8/12 4:53

＜駐車場＞
新穂高登山者用駐車場は満車で入れてもらえず鍋平駐車場に車を停めて少し仮眠です。

8/12 5:15

＜駐車場〜新穂高登山センター＞
案外と急坂でぬかるんだ箇所もあります。ここでの転倒はショックがでかいので注意！

8/12 5:22

＜新穂高登山センター＞
たくさんの登山者が準備を整えています。

8/12 5:30

＜新穂高登山センター＞
沢の音にテンションがあがる

8/12 5:39

＜新穂高登山センター〜お助け風穴＞
地味な舗道歩きをアジサイが飾ってくれます

8/12 5:40

＜新穂高登山センター〜お助け風穴＞
ゲートがありここでも登山届けを提出できます。ネットで届け済なのでスルーします。

8/12 6:02

＜お助け風穴＞
自然のクーラーが気持ちいい。風量を「強」にできれば言うことなしなんですが・・・。

8/12 6:29

＜笠新道入口＞
1時間ほど林道を歩いてようやく笠新道登山口に到着

8/12 6:36

＜笠新道入口＞
水場があります。さあ、いざ出発！

8/12 7:13

＜笠新道入口〜杓子平＞
しばらく進むと大きな倒木があります。最近切ったばかりなのか高級そうな木の臭いがプンプンする。

8/12 7:34

＜笠新道入口〜杓子平＞
蝶が羽を休めている

8/12 7:39

＜笠新道入口〜杓子平＞
急登の連続に足を休める場所を探しながら歩く

8/12 8:11

＜笠新道入口〜杓子平＞
振り返ると焼岳、乗鞍岳

8/12 8:37

＜笠新道入口〜杓子平＞
ちょっとしたハシゴも徐々にきつくなってくる

8/12 8:49

＜笠新道入口〜杓子平＞
ギボウシですか？

8/12 9:36

＜笠新道入口〜杓子平＞
アキノキリンソウ

8/12 9:43

＜笠新道入口〜杓子平＞
休憩していると蝶も休憩していた

8/12 9:57

＜笠新道入口〜杓子平＞
このギザギザがかっこいい

8/12 10:03

＜笠新道入口〜杓子平＞
ハクサンフウロ
樹林帯から抜けると花の数が増えてきた

8/12 10:05

＜笠新道入口〜杓子平＞
これは・・・ナンダッケソウ

8/12 10:14

＜笠新道入口〜杓子平＞
ニッコウキスゲが群生しています。

8/12 10:16

＜笠新道入口〜杓子平＞
おっと、槍さんが見えた

8/12 10:24

＜笠新道入口〜杓子平＞
シモツケソウ

8/12 10:26

＜笠新道入口〜杓子平＞
トリカブト

8/12 10:29

＜笠新道入口〜杓子平＞
ウツボグサ

8/12 10:32

＜笠新道入口〜杓子平＞
ひときわ目立つクルマユリ兄弟

8/12 10:42

＜笠新道入口〜杓子平＞
休憩していると今度はコイツが休憩しに来た

8/12 10:46

＜笠新道入口〜杓子平＞
ハナニガナもいっぱい咲いている

8/12 10:49

＜杓子平＞
杓子平に到着すると視界が一気に開け笠ヶ岳の大展望

8/12 10:51

＜杓子平〜笠新道分岐＞
チングルマの花穂がいっぱいだ

8/12 10:55

＜杓子平〜笠新道分岐＞
ミヤマリンドウ

8/12 10:59

＜杓子平〜笠新道分岐＞
ダイモンジソウ

8/12 10:59

＜杓子平〜笠新道分岐＞
ハクサンボウフウ

8/12 11:00

＜杓子平〜笠新道分岐＞
ダイコンソウ

8/12 11:16

＜杓子平〜笠新道分岐＞
笠新道分岐までもなかなかの急登です。

8/12 11:18

＜杓子平〜笠新道分岐＞
カラマツソウ

8/12 11:21

＜杓子平〜笠新道分岐＞
斜面にはコバイケソウ

8/12 11:45

＜杓子平〜笠新道分岐＞
斜面を見上げるとコバイケソウがいっぱいだ。

8/12 12:02

＜杓子平〜笠新道分岐＞
杓子平からの歩いた方向を振り返る

8/12 12:10

＜杓子平〜笠新道分岐＞
ウサギギクもいっぱい咲いている

8/12 12:21

＜杓子平〜笠新道分岐＞
きつい斜面に足が止まる

8/12 12:37

＜笠新道分岐＞
やっとこさ分岐に到着すると、これから歩く雄大な稜線と笠ヶ岳が見える。

8/12 13:30

＜抜戸岩＞
稜線の小さなアップダウンを繰り返して抜戸岩に到着

8/12 13:43

＜抜戸岩〜笠ヶ岳山荘＞
歩いてきた稜線を振り返る

8/12 13:56

＜抜戸岩〜笠ヶ岳山荘＞
テン場を通過

8/12 14:09

＜抜戸岩〜笠ヶ岳山荘＞
もうちょいで山荘

8/12 14:11

＜抜戸岩〜笠ヶ岳山荘＞
ポツンと望遠鏡がいい感じ

8/12 14:12

＜笠ヶ岳山荘＞
今日の宿泊場所の笠ヶ岳山荘に到着

8/12 15:57

＜笠ヶ岳山荘〜山頂＞
5時の夕食までヒマなので山頂に向かうことにしました。

8/12 16:03

＜笠ヶ岳山頂＞
ちゃんとお参りしてからの〜

8/12 16:05

＜笠ヶ岳山頂＞
儀式の三角点タッチ

8/12 16:08

＜笠ヶ岳山頂＞
山頂におられた方に撮って頂きました。
残念ながらガスで展望なし

8/12 17:01

＜笠ヶ岳山荘＞
お待ちかねの夕食はカレーでした。
ご飯、カレー、みそ汁はお替りできます。

8/12 17:36

＜笠ヶ岳山荘＞
外に出て大親友との時間を過ごす

8/12 18:37

＜笠ヶ岳山荘＞
ゆっくりとした時間が気持ちいい

8/12 18:44

＜笠ヶ岳山荘＞
マジックアワーのはじまり

8/12 18:45

＜笠ヶ岳山荘＞
静かな時間

8/12 18:46

＜笠ヶ岳山荘＞
空を染めて沈んでいきました。

8/13 3:46

＜笠ヶ岳山荘＞
翌日、空には満天の星空

8/13 4:08

＜笠ヶ岳山荘＞
北アルプスに降り注ぐ星

8/13 4:35

＜笠ヶ岳山荘＞
テン場にも灯かりが輝く

8/13 4:46

＜笠ヶ岳山荘＞
槍ヶ岳方面がオレンジ色に染まっていく

8/13 4:48

＜笠ヶ岳山荘＞
北アルプスの反対側は雲海が広がっている

8/13 5:04

＜笠ヶ岳山荘＞
槍ヶ岳の空が輝いてきた

8/13 5:22

＜笠ヶ岳山荘＞
槍の先っぽからのご来光

8/13 5:57

＜笠ヶ岳山頂＞
朝食後にもう一度山頂に登りました。

8/13 5:57

＜笠ヶ岳山頂＞
影笠ヶ岳

8/13 5:58

＜笠ヶ岳山頂＞
やはり槍はかっこいい

8/13 5:59

＜笠ヶ岳山頂＞
黒部五郎さんですか？

8/13 5:59

＜笠ヶ岳山頂＞
今日歩く稜線

8/13 6:01

＜笠ヶ岳山頂＞
北アルプスの山々の水晶 鷲羽 双六 野口五郎あたり

8/13 6:04

＜笠ヶ岳山頂＞
山荘は最高のロケーションですね

8/13 6:20

＜笠ヶ岳山荘＞
山荘に戻っていざ出発

8/13 6:36

＜笠ヶ岳山荘〜抜戸岩＞
焼岳、乗鞍、御嶽山の整列

8/13 6:38

＜笠ヶ岳山荘〜抜戸岩＞
しばらくこんな景色が続く

8/13 6:41

＜笠ヶ岳山荘〜抜戸岩＞
笠ヶ岳を何度も振り返る

8/13 6:43

＜笠ヶ岳山荘〜抜戸岩＞
チングルマの花穂が気持ち良さそうに風に吹かれる

8/13 6:48

＜抜戸岩＞
抜戸岩を通過

8/13 7:01

＜抜戸岩〜抜戸岳＞
また振り返る

8/13 7:36

＜抜戸岳＞
抜戸岳にも寄ってみました。

8/13 7:35

＜抜戸岳＞
三角点にタッチ

8/13 7:55

＜抜戸岳〜秩父平＞
だいぶん稜線を歩きました

8/13 8:02

＜抜戸岳〜秩父平＞
ずっと隣にはこの景色

8/13 8:03

＜抜戸岳〜秩父平＞
双六、樅沢方面

8/13 8:03

＜抜戸岳〜秩父平＞
双六小屋をズーム

8/13 8:19

＜秩父平〜大ノマ乗越＞
秩父平からは一旦下り

8/13 8:20

＜秩父平〜大ノマ乗越＞
ヨツバシオガマ

8/13 8:29

＜秩父平〜大ノマ乗越＞
黒部五郎が見えている？

8/13 8:40

＜秩父平〜大ノマ乗越＞
コゴメグサ

8/13 8:59

＜秩父平〜大ノマ乗越＞
双六、鷲羽岳

8/13 8:59

＜秩父平〜大ノマ乗越＞
鷲羽岳をズーム

8/13 8:59

＜秩父平〜大ノマ乗越＞
絶景！

8/13 9:15

＜秩父平〜大ノマ乗越＞
ハクサンイチゲ

8/13 9:33

＜大ノマ乗越＞
大ノマ岳、弓折岳へはアップダウンがわりとあります。

8/13 10:01

＜大ノマ乗越〜弓折岳＞
弓折岳への急登の途中で大ノマ岳を振り返る

8/13 10:07

＜弓折岳＞
弓折岳に到着。近くにおられた方に撮って頂きました。

8/13 10:21

＜弓折乗越＞
ここでも記念に撮って頂きました。ほとんどが双六方面からの登山者で賑わっています。

8/13 10:26

＜弓折乗越＞
槍ヶ岳の西鎌尾根がかっこいい

8/13 10:57

＜鏡平小屋＞
よく整備された登山道を下って鏡平小屋に到着

8/13 11:05

＜鏡平小屋＞
かき氷はサイコーです。

8/13 11:16

＜鏡平小屋＞
持ってきていたケーキも食べて

8/13 11:28

＜鏡平小屋＞
池に行きましたが槍さん先っぽが残念な姿に・・・。

8/13 12:48

＜鏡平小屋〜わさび平小屋＞
お待ちかねの水場の沢の水に頭を突っ込み、チョー気持ちいい！

8/13 13:42

＜わさび平小屋＞
楽しみにしていたわさび平小屋に到着
そんめんに心をひかれる〜

8/13 13:42

＜わさび平小屋＞
こちらも美味そう

8/13 13:46

＜わさび平小屋＞
やっぱりトマトだね。
たっぷり塩付けてかぶりつく＾＾

8/13 14:12

＜笠新道登山口＞
ようやく周回してきました。
ここからさらに舗道歩きが長〜いこと

8/13 15:32

＜その他＞
最後はこれで勘弁してください

8/13 17:16

＜その他＞
帰り道で高山ラーメンのから揚げセットでお腹いっぱい。
大変お疲れ様でした〜

撮影機器：

PowerShot G5 X CANON

感想

sealion

今回は初めての笠ヶ岳です。
約2ヶ月半ぶりの山登りは、岐阜県の標高2,898 mのお山で日本百名山及び新・花の百名山です。

天候と都合が合わず久しぶりの山登り、それも登りは笠新道の急登、帰りは鏡平経由で距離を歩くのは不安もありましたが、予想通りやっぱりバテバテでした。

笠新道は、日が登りだすとどんどん気温が上がるのがわかり、急登とあってすぐに汗ビッショリ。ポカリ1Lとお茶1Lを飲み干しました。
次々に現れる急登の連続に思わず笑ってしまいそうになります。
杓子平にでると視界が変わり北アルプス満載の風景が待っていますが、それでもなかなか稜線にたどり着けない。
休憩も増えて何度もログを確認しますが、なかなか前に進んでいないことを確認することの連続でした。

鏡平経由は、笠新道のような急登の連続はないのですが、距離と繰り返すアップダウン、鏡平を過ぎてからの長い下りに体力を奪われます。

た〜だ、この笠ヶ岳にはたっぷりとご褒美が待っていました。
北アルプスならではの絶景と盛り沢山の花
写真をご覧ください。

笠ヶ岳、ご褒美たっぷりの楽しい山旅をありがとう。