白馬ワンツースリー!名山縦走 (蓮華温泉〜白馬大池〜小蓮華山〜白馬岳〜雪倉岳〜朝日小屋〜朝日岳)
- GPS
- 24:45
- 距離
- 43.7km
- 登り
- 3,235m
- 下り
- 3,298m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 8:06
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 8:23
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 7:17
(9.8km 6時間55分)
DAY2
(11.7km, 7時間10分)
DAY3
(11.5km, 7時間20分)
天候 | 11日: 道中は晴れ テン場はガス 夜に雷鳴 12日: 道中は晴れ 朝日小屋で夕立ち 夜はガス 13日 終始晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
蓮華温泉〜白馬大池 樹林帯の登山道で危険箇所は特にない 白馬大池〜白馬岳頂上宿舎キャンプ場 森林限界を超えた稜線歩き 斜度的にキツイ箇所は少なく総じて歩きやすい 三国境〜朝日小屋 燕岩まで水場がない 水平道は木道も多いがちょっと危ない箇所も少しあり 朝日小屋〜五輪尾根〜蓮華温泉 吹上のコルからの八兵衛平は沢の道を歩くため滑りやすい カモシカ坂は急登だけどかなり整備も進んでて歩きやすい 1つ目の白高地沢の橋は沢に入れるが2つ目の瀬戸川は河原に降りられない。 その先の急登の途中に水場はある。 |
その他周辺情報 | 蓮華温泉 入湯料 大人\800 ちょっとした食事可能 スイカあり |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25000地形図
カメラ
交換レンズ
三脚
カメラ用予備バッテリー
カメラ用リモコン
ティッシュ
医薬品
タオル
携帯電話
雨具
予備衣類
サングラス
帽子
シュラフ
マット
手袋
行動食
携帯用座布団
時計
防寒着
飲料
食料
食器類
携帯用予備バッテリー
無線機
無線機用バッテリー
ハンディGPS
アクションカム
ザック
ザック用レインカバー
サコッシュ
財布
|
---|---|
共同装備 |
バーナー
エマージェンシーシート
クッカー
テント
フットプリント
ペグ
|
感想
二泊三日で100名山、200名山、300名山をたどる縦走!
当初は南アルプスを計画してたものの台風10号が近づいてきてたからより遠い北アルプスに変更。
DAY1
蓮華温泉〜白馬大池〜小蓮華山〜白馬岳〜白馬岳頂上宿舎キャンプ場
1:00am頃に蓮華温泉駐車場に着くも満車で引き返し途中の路肩へ停める
車道にはみ出さない路肩は限られててかなり戻った。おそるべし盆休み。
蓮華温泉から白馬大池までは樹林帯だけど急登も綺麗に九十九折ってて時折景色も見えて距離、高低差の割にスムーズに登れた
白馬大池からはいよいよ森林限界を超えた稜線歩き
お花畑も広がりテンションも上がる?️
小蓮華山ではなんと一升瓶を持ったお父さんが⁈
銘柄はなんと「蓮華山」
新潟の酒蔵が作ったお酒らしくお父さんは山の名前がついたお酒をその山へ持っていくのがマイブームなんだとか。
そんな話を伺ってたら不意に声を掛けられた
振り返ればなんと苗場のレースでご一緒した苗場戦隊の一人!!笑
なんたる偶然、あちらは3人で来てたけどハイペースで行ってしまった
まあ工程が丸かぶりみたいなんでテン場でまた会いますけどね(笑
なんか小蓮華山の印象が強くて白馬岳に登頂した記憶が薄い(笑
そこをパスしたらあとはテン場まで一気に下るだけ
テン場は競争だから急げ急げ!
昼過ぎに到着したけどテン場は幸いにも平地が選べるほどまだ少なかったけど次々にテン場は埋まっていって満員御礼状態
なかにはテントを諦めて小屋泊に切り替えた人もいたらしい
白馬岳のテン場は路面状況は良くない
アルプスの他のテン場に詳しい訳ではないからどの程度のレベルなのかは分からないけど今まで経験した中ではワーストの方になる。
平地が少なく大きめの岩が多い。
ぱっと見、スペースがあっても斜面だったりマット無しでは耐えられなさそうな岩が多々あったり。
ペグも効かなかった。
それでも絶えないテン泊者はわずかな隙間を見つけては斜めだろうが岩があろうがお構い無しに設営してた。
陽射しが暑くテント内にはとてもいられない、かと言って外も暑い。快適さはどこにもない(泣
東からガスが断続的に流れ込んでて夕日が拝めるのか微妙な感じ。
それでもせっかくだし取り敢えず丸山から狙ってみる。
一時的に山が見える事もあったけどほとんど雲に覆われたまま日の入り時刻を迎え一時的に太陽が顔を出した時はテンションも上がったが長続きせず雲の中へ
誰もいなくなるまで粘って終了
テン場へ戻る際に雷鳥の鳴き声を聞くも姿は拝めず
その夜、前日の予報では雨が降るっぽかったけど雷鳴が聞こえ始める
いよいよ来たかと身構えたけど雷鳴だけで終わり雨は結局降らなかった
DAY2
白馬岳〜雪倉岳〜朝日小屋
夜明け前に出発して白馬山荘でご来光
そして三国境よりいよいよ朝日小屋へ
三国境からしばらくはゆるい稜線が続きお花畑もあってパラダイス!
大きなアップダウンもなく雪倉岳避難小屋へ
この小屋は無人で裏に回ったら悪臭が、、、
避難小屋からは雪倉岳へのハイクアップ!
斜度はそこそこあるけどバックの絶景に助けられながら山頂へ
2日目、二百名山「雪倉岳」登頂
雪倉岳からはほぼ下り基調で水平道を経て朝日小屋へ
雪倉岳を下り切る直前に苗場戦隊に追いつかれるw
水平道分岐までリード出来ると思ってたんだけどなあ(笑
水平道分岐からいよいよ朝日小屋へ
水平道は水平と言いながらアップダウンを繰り返すと聞かされてて身構えてたけど綺麗にトラバースしてくれてて難なく通過できた
通行禁止の分岐がありどうやら新たに水平道を整備してくれてたみたい。
手持ちの山と高原地図アプリは2015年版だったけど現在地がずれてた。かなり本格的に整備してくれてる。ありがたい。
そして昼過ぎに朝日小屋へ到着。
ここは白馬岳と違ってほとんど平地で石も少なくさほど場所選びには苦労しない感じだったけど、この後、平地すぎるのがアダになる。
通り雨。
そばにいたお父さんが雨が降るから高い位置に設営した方がいいよとアドバイスをくれた。
山に入ってからは天気予報をチェックしてなくて出発前の予報を信じてて12日に雨が降るとは思ってなかった。
さて設営場所選び。雨が降ると水が流れるから水が流れ込まない位置を選ばないといけない。
が、平地だと流れが読めない(笑
低い位置、窪地は避けたけどテン場が一番位置が高い訳ではないからどこかしらから水が流れるはず
それを読みつつテント設営完了。
遅めのランチを済ませたら来たよ雨。
かなりの土砂降りでテント内から出られずする事もなくひたすら寝る。
目が覚めたら幕体から浸水してシュラフが濡れてたよ。
特にフロアは浸水してなかった。
雨も止み外へ出たらやはり川が出来てた。
幸いにもすぐそばをかすめた程度で被害は無かったけど沼化してたテントも、、、
川に襲われた人、沼化した人達が場所を移動してた。フロアレスの人達は大丈夫だったのだろうか、、、
夕方になりさっきまでのガスも薄れてきて今度こそ夕陽の期待が高まる。
みんな夕日ヶ原の方へ移動を始めるがテン場と夕陽を撮りたくてテン場で撮影開始。
朝日小屋は圏外だったから正確な日の入り場所を調べられずカンでカメラの向きを決める。
最終的にわずかに位置がズレてて日没より前に山の端に沈んでしまった。あと数mの差だった。
ただでも夕焼け空はバッチリ撮れた👍
夜空も捉えようとしばらく粘ったけど満点の星空にはならず諦めて就寝。
翌朝3:00am起床
天の川!
待ってましたよ満点の星空さん
でも夜明けも近いしじっくり星景写真を撮ってられずご来光タイムラプスに切り替える
ここは東に朝日岳がそびえ立ってるから地平線からのご来光は拝めない。
朝日岳から昇ってくるわけだがかなり遅い時間になるためご来光は拝まないまま朝日岳へ向けて出発
朝日岳は急登でそびえ立ってるように見えるけど綺麗に九十九折ってくれてて見た目よりは登りやすい。
登り始めてすぐに苗場戦隊に早くも抜かれるw
そしてあれよと300名山「朝日岳」登頂
東には白馬岳、北には雲海に妙高。
抜群のロケーション。
ここからは蓮華温泉まで五輪尾根でひたすら下る。
そして最後は300m登り返すオチ、、、
序盤は沢を歩くため滑りやすく歩きにくいが木道も整備されてて全般的には歩きやすい方だと思う。
そしてゴールの蓮華温泉よりもさらに高度を下げなければいけない事が精神的にやられる
2つの橋を渡ればようやく登り返し。
この300mの登り返しがまた堪える(泣
急登を登りきり湿原を越えてようやく蓮華温泉へ
そしたらかなりリードしてた、もう帰ったと思ってた苗場戦隊がちょうど温泉に入りに来た!ゴール(直前)のタイミングでまた再開できるとは!
かなり長かったけど充実した縦走でしたよ。
お疲れ様でした。
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