朝日岳、雪倉岳 夏山縦走
- GPS
- 19:30
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,272m
- 下り
- 2,293m
コースタイム
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 9:15
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 10:08
天候 | 1日目:晴れ、時々曇り 2日目:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは全般に整備されています。 蓮華温泉〜朝日岳〜朝日小屋:危険な箇所はほとんどありません。 朝日小屋〜(水平道経由)〜雪倉岳:水平道で一部荒れたところはありますが危険な箇所はほとんどありません。 雪倉岳〜鉢ヶ岳〜鉱山道分岐:危険な箇所はほとんどありません。 鉱山道:一部大きくガレた所や迷いやすいポイント、渡渉や大きな雪渓を渡る箇所はありますが、それ以外は整備されており危険な箇所はほとんどありません。 |
その他周辺情報 | 下山後は蓮華温泉ロッジで内湯入浴(800円) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調味料
飲料
ハイドレーション
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
エアーマット
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
ファーストエイドキット
ツェルト
ポール
テント
テントマット
|
感想
三人パーティ(Yさん、Wさんの女性二人と私)で蓮華温泉から朝日岳、雪倉岳を縦走しました。
元々の計画は2泊3日として2日目は白馬岳のテン場でテント泊予定でしたが、1日目登った際に山の天候状況と台風10号の影響を考慮し1日短縮で白馬岳はキャンセルして翌日下山する事としました。結果的に2日目午後から白馬岳の天候は下り坂方向だったので良かったです。
<1日目:蓮華温泉〜朝日岳〜朝日小屋>
蓮華温泉の駐車場が満杯で、その少し手前にある駐車スペースに駐車しました。混んでいるタイミングを外した日程にしたと思っていましたが、さすがお盆期間中は登山者多いですね(^_^;
暗い中、蓮華温泉を過ぎて木道歩きスタート。木道の枕木ピッチがちょうど良くて歩きやすかったです。兵馬ノ平ではお花畑と朝霧とモルゲンロートのコラボに癒やされました。そこから瀬戸川橋へ下る木道は朝露に濡れて木道に横傾斜がついている箇所や水たまりがあり滑りやすかったです。実際に滑ってこけてしまったメンバーも。
瀬戸川橋を越えると登りが続く中、徐々に日が上がり暑くなってきました。ひょうたん池が見たかったのですが茂みに隠れてチラっとしか見えず残念。
白高地沢橋を渡って小休止。ここから先は吹上のコルまで長い登りになります。カモシカ坂の急登を登ると徐々に周囲の景色が見えてきます。花園三角点を過ぎてベンチで小休止。そこから先の五輪高原ではお花が沢山咲くポイントが増えていきます。アヤメやニッコウキスゲの群生等のキレイさに癒やされながら、写真を撮りながら気持ち良く登る事ができて良かったです。
五輪の森から八兵衛平では、景色が一気に広がって白馬三山を望むことができました。アヤメの群生等、沢山の花を見ながらここでも気持ち良く吹上のコルまで登りきりました。そこから先の朝日岳では少しガスが出ていましたが白馬三山はなんとか見ることができました。休憩もほどほどに宿泊先の朝日小屋へ向かいましたがガスが出て眺望が少ない中で到着。
朝日小屋では三人で楽しいテント泊。朝早かったので到着時には二人に睡魔が。。。テントでお昼寝したところ徐々にガスは抜けてきて台風のフェーン現象からか気温高く日が照ると暑く寝苦しかったです(笑)。夕方は雲海とアーベントロートの素晴らしい眺望を見ることができ良かったですねぇ(*^_^*)
夕食は朝日小屋のご飯が美味しいというウワサでテント泊も予約すれば食べられるのですが、お盆期間中は予約できないという事で残念ながら小屋では食べられなかったです。
<2日目:朝日小屋〜(水平道経由)〜雪倉岳〜(鉱山道経由)〜蓮華温泉>
朝は4時出発の予定だったのですが私のお腹の調子が悪く15分以上ロス。よくあることなのですが〜(笑)
水平道を歩いて雪倉岳へ向かいます。途中お花畑や雪渓を歩きつつ雪倉岳へ。前半〜中盤は木道歩きが多かったです。赤男山を右に巻きながら燕岩へ。何故燕岩というのか考えつつ雪倉岳に向かって登ると一気に景色が開けます。雪倉岳では展望良い状況が最高潮に。南西方向の剣岳から白馬三山、北東は新潟の妙高山や火打山天狗原山まで360度の絶景でした(*^_^*)でも台風の影響からか南方にある白馬三山はガスがかかったりかからなかったり〜
そこから先は、雪倉岳避難小屋と鉢ヶ岳へ向かいます。下って行くと吹き上げる風が徐々に強くなり帽子が飛んで行きそうなほど強風に。途中から帽子は脱いで歩く状況になりました。そんな中、避難小屋で小休止。小屋は無人でしたが中は意外と立派でした。宿泊もできるみたいなのですがその際は朝日小屋に予約が必要と書いてありました。
その先の鉢ヶ岳は左に巻きながらのトラバースルート。お花が結構咲いていました。鉢の鞍部では旭岳、小旭岳、清水岳の眺望が良かったです。鞍部から少し上がった所では高山植物の女王といわれるコマクサと出逢いました。この時期にこんな場所で咲いているのにびっくり。ラッキーでした(*^_^*)
そこから上がると鉱山道への分岐に。今回下山に使った鉱山道は登山者が少ないということで、かなり道が荒れてバリエーションちっくになり地形図の読図をしながらになるかもと警戒していました。実際通ると途中大きくガレている箇所や迷いやすそうなポイント、大きな沢での渡渉、大きな雪渓の通過等、リスクありそうな箇所は確かにあったものの比較的ルートは整備されています。今回の様に天候さえ良ければ問題無く使えると思いました。
瀬戸川仮橋を渡って小休止。この橋はパイプで作ってある仮設の橋なのでさすがに冬は持たないでしょう。設置は6月〜10月というのは納得です。そこからは周囲が崩落した様な思いっきりガレた所を通過して登山道へ取り付きます。その先の木道へたどり着いたら後は安全に蓮華温泉ロッジへ。無事下山です。
下山後は蓮華温泉ロッジの内湯で気持ち良く汗を流しました。お風呂に入ってると雨が降ってきたのでタイミング的にバッチリでした。次に来たときはゆっくり外湯に入ってみたいところです。
水分補給の件。
今回のルートは初めて登ったので地図上の水場は枯れてないか心配で自分のハイドレーション用に1日目の登りは水を4L担ぎました。OS-1の粉末タイプを使って経口補水液の補給です。1日目でトータル3.5Lぐらいは飲んだのでそれぐらいは必要なのですが水量豊富で水場は枯れてなかったので3Lでも良かったと思いました。
2日目も最初ハイドレーション用に4Lを担いで出発することにしました。鉱山道では水が豊富だったので最初は3L担ぎで途中補給でも良かったかもしれません。2日目も3.5Lぐらいは飲みました。やはり暑かったですから〜(^_^;
今回の山行は計画から1日短縮となりましたが、景色や花がキレイでとても楽しい山行となりました(^_^)/
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