蝶ヶ岳ー槍ヶ岳


- GPS
- 104:00
- 距離
- 50.1km
- 登り
- 3,985m
- 下り
- 3,986m
コースタイム
6/11 横尾5:15出発➔ 槍沢ロッジ6:30➔ 〜道迷い〜槍沢ロッジ13:20➔ 横尾15:00テント泊
6/12 横尾4:00出➔ 槍沢ロッジ5:00➔ 槍ヶ岳山荘8:40➔ 槍ヶ岳山荘9:10➔ 槍ヶ岳山頂9:28着 槍ヶ岳山荘10:30出➔ 槍沢ロッジ12:15着 昼食 横尾14:10~テント撤収➔ 徳沢16:00テント泊
6/13 徳沢10:00出➔ 上高地14:00出➔ 新宿18:30着
天候 | 6/10小雨〜曇り時々晴れ 6/11曇り時々晴れ 6/12曇り時々晴れ 6/13晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
6/13 さわやか信洲号 上高地バスターミナル14:00出発 新宿18:30到着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
梅雨の合間でしたが、たいした雨にも降られずに濃い内容の山行でした。 横尾から蝶ヶ岳までは途中でアイゼンが必要ですが、稜線上は必要なしです。あと、途中まで虫達がストーカーの様に付きまといます....。 槍ヶ岳への道はババ平の先からアイゼンを使用しましたが、ピッケル無くても平気だと思います。ストックが有ると楽です。山頂へはアイゼン、ピッケル無しで登れますがチェーンが雷で切れている箇所が有り、注意が必要です。 お風呂は徳沢ロッジで外来入浴しました500円 |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
本当は二日目に槍ヶ岳に登る予定だったのですが、なんと槍沢ロッジを出て一つ目の雪渓?らしきものに付いていた踏み後を追ってしまい....悲惨な目に...。充分な登山経験もないのに、すでに頭の中ではバリエーションルートで登る事などを考えていたために、踏み跡とルートファインディングの事が頭の中を占領していたらしく、竹竿をまったく捜していませんでした。その雪渓らしきものは、最初から登りが結構きつく『さすが槍ヶ岳』などと思いながら登って行ってしまいました。登りがキツい分、高度はグングン稼げるのですが落石跡や雪崩跡が激しく『随分荒れた道だな』とは思いながら...。
何とか上の方へ登ると右上に稜線が見えたのでトラバースを繰り返し、時にはハイマツやダケカンバを掴みながら稜線上に出るとナント!目の前に東鎌尾根が有りその先には槍ヶ岳山荘と槍の穂先が有るではないですか...。後ろには常念岳...。その稜線は20M位しかなく両端はハイマツで行き止まりになっていたのですが、疲労と自分がどこに居るのかが不明な状態で、とても薮漕ぎなんてする気も起きず下山することにしました。途中から薄々道を間違えていた事に気付いていたのですが、山で迷ったら元来た道を戻り、沢には降りずに稜線に出ろ!と言う言葉を思い出し何故か稜線に出る事を選択し、登りきってしまいました....。
傾斜もかなりキツく本気モードになっていたので、デジイチは途中からザックにしまい写真は稜線上で数枚しか撮っていません...。降りるときも滑落を考えてハイマツやダケカンバに落ちたら引っかかるルートを選び、四つん這いになってピッケルを駆使して、ヒヤヒヤしながら何とか降りました...。雪の中に埋まっていた枝が手で触った瞬間にビコン!と起き上がる攻撃を何度も受けながら。そして、下山中に気が付いたのですが途中まで有った踏み跡は八合目辺りでユーターンしていて、僕が踏み跡と勘違いしていたのは木の上に乗っかっていた雪が落ちた跡と、それが転がった跡だと気付きました.....。
下山中は自分の馬鹿さ加減にかなりヘコみながら反省しつつも、色々と学んで収穫したことが交差しながら複雑な気持ちでした...。無事に槍沢ロッジに戻り、道を間違えた事を告げ明日再び槍ヶ岳に登る事を決意して、横尾に戻りました。
翌日はヘッデンを点けて早朝から出発し、昨日の体験のおかげで槍ヶ岳登山は、ピクニック気分で無事に終える事が出来ました。
しかし、道を間違えて登り詰めた場所がハッキリと特定できず謎が残ります。恐らく西岳なんですがヒュッテ西岳の姿は確認出来ませんでした...。
安全第一でこれからも楽しみたいと思います!。
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