上河内岳〜茶臼岳〜芝沢登山口・周回


- GPS
- --:--
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 2,771m
- 下り
- 2,758m
コースタイム
天候 | 晴れときどき曇り、 7℃(稜線)、 弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道には落石多数のため、運転には要注意。未舗装は最後の1.2kmで、ゆっくりならプリウスでも大丈夫でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・便ヶ島〜西沢渡の遊歩道でマムシに遭遇。 ・西沢渡の仮橋は、外れていて渡れませんでした。手動ゴンドラは20分以上かかり、 しかも体力も使いました。 ・苔平〜薊畑間の倒木は、聖平小屋によってかなり処理されていました。 ・上河内岳周辺のガレ場では、ガスの時に道が分かりにくい箇所あり。 ・易老岳下の岩場は、転落に注意。 |
写真
感想
この夏の最大のミッション、南ア南部の上河内岳〜茶臼岳の周回日帰りにチャレンジしてきました。とは言っても、整備された登山道で途中に山小屋が2軒もあるので、日高山脈の難峰に比べれば、難易度は半分以下です。
それでも往復30kmで登り標高差は約2200mもあるので、体力と脚力が不足していると敗退は必至。そんな時、営業山小屋2軒の存在は心強いです。
林道歩きは往復12km以上で、しかもマムシやヒルがいるので要注意。自分はスパッツを着けて防御しました。この長い林道歩きをいかにやり過ごすかが今回のミッションのポイントの一つ。
そして、日帰りが出来るかのもう1つのポイントは、登りのスピードにかかっています。西沢渡から薊畑まで標準コースタイムは5時間20分ですが、ここを3時間切らなければ日帰りは無理。今回はMAXで飛ばしたため、約2時間50分で登り切りました。標高差1415mを2時間50分。1時間に標高差500mを登るペースでまずまず。
聖平小屋では水を補給。茶臼小屋で補給しないで済むように、1.5リットルを補給していると、小屋のお兄さんから「フルーツポンチをどうぞ。」と声掛け。自分は宿泊しないので結構ですと言うと、「通過者にも出しているので、どうぞ。」いや〜、何という嬉しいサービス。美味しいフルーツポンチで元気百倍。日帰り出来そうです。いろいろ話をすると、やはり登山道の整備は山小屋でやってくれているとのこと。水とフルーツポンチを頂いたお礼として、「これを登山道の整備に充ててください。」と少しばかりの気持ちをお渡ししました。
その後も、上河内岳までMAXのスピードで登ります。日帰りするため、お花があってもスルーする予定でしたが、キレイな花をみたらスルーは無理。聖平から上河内岳まではCT=2時間40分ですが、1時間30分で行くのが目標。お花の撮影を休憩時間にして1時間39分で上河内岳着。ただ、残念ながらお決まりのガスが上がってきてしまい、ここからしばらく展望なし。日帰りでアルプスを登る者の宿命ですね〜。
上河内岳から先は緩やかなアップダウンの登山道なので、快適に歩けます。森林限界を超えているので、展望があったら最高でしょうね〜。茶臼岳到着が14時を過ぎたら小屋に泊まる予定でしたが、幸い12:55に到着。その先は樹林帯に突入。そして、喜望峰や易老岳へのアップダウンがきつく、さすがにスピードが上がらなくなりました。
ただ、この日は気温が低かったためそれほどバテずに済み、易老岳へは目標の15時前に到着。これで明るいうちに帰れそうです。水が余ったので1リットルを廃棄し、荷物を軽くしてスピード下山。易老渡まで標高差約1500mを1時間50分で下山。さすがに足にきました〜。時間的にはもっとゆっくりでも良かったのですが、遠山郷唯一のスーパーは18:30で閉店。そこで、ビールと惣菜、お弁当を買って、キンキンに冷えたビールで乾杯してから、道の駅のかぐらの湯でゆっくりお湯につかり、至福の時を味わいたかったので、一気に飛ばして下山しました。
林道歩きも軽快に飛ばして、日没前の17:09に到着。ミッション達成でビール&温泉にありつけそうと思ってスーパーに行くと、本日休業日の看板。気を失いそうになりましたが、温泉につかり気を取り直して60km先の道の駅まで運転。ようやく、ビールとお弁当にありつけました。山行の計画は慎重に練りましたが、下山後の計画に落とし穴が〜。まあ、こんなこともありますね〜。
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