剱岳、立山
- GPS
- 56:00
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 2,033m
- 下り
- 2,029m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:15
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
富山側より室堂へアクセスした。室堂への高原バスは解説付き。落差日本一の称名滝や弥陀ヶ原が見どころ。
室堂に着くと快晴で、さすがに素晴らしい景色である。初日は剱沢までの移動だけなので周辺を散策しながらゆっくりと歩き出す。平日で人も少なめだ。雷鳥平まではほぼ遊歩道が整備されている。雷鳥平から剱御前小屋まで、ガレた登りが続き予想外に消耗する。小屋からは剱岳が雲に見え隠れしていた。テント場は週末を通して空いておりトイレもきれいで快適。管理棟前の水場の水はそのまま飲めるし、テント場近くの水場で洗い物ができる(生水は飲めない)。1泊500円/人。
2日目、剱岳へ。朝はガスにつつまれていたが、山頂に近付くと晴れた。立山連峰、ギザギザの八つ峰、反対側に早月小屋が見えた。雲が多く、遠くの景色は残念。それでも雲の切れ間から鹿島槍は確認できた。源次郎尾根をアタックしている集団を発見。写真に撮ったが、まるでニュースにでてくる「救助を待つ人たち」のようであった。
剱への登山道は、カニのたてばい・よこばいで有名であるが、全然たいしたことはない。むしろ足場がしっかりしているので登りやすい。難儀するのは登山道のほとんどを占めるザレた急斜面である。体力的にはもちろんのこと、落石を起こさないよう精神的にも消耗する。
3日目はテントをたたんで立山へ。剱沢は晴れていたが、山頂はガスがかかっていた。登り出すとすぐにガスの中に入り視界がきかなくなった。景色が無いので別山北峰をスルーし、真砂岳を巻いて大汝山へ。そこで前日のように晴れることを期待して1時間以上待ってみたが、結局山頂が晴れることはなかった。とりあえず3015m山頂到達。
雄山へ移動すると世界が一変する。人々々・・。休む場所を見つけられず三角点の方へいき、いかにも登山者らしい人に「晴れませんねぇ」と声をかけた。「今日はダメです。気圧が低い。」との確信に満ちた一言に後押されて下山。一ノ越への道はこれまた人だらけ。切れ目なく登ってくるので降りることができない。登山道は広いので登りの人がいない、険しいルートを強引に降りる。一ノ越山荘前も人が溜まっていた。そこへ中学生団体がぞろぞろと到着。室堂からの道にはこちらをめざして歩いている人の大行列。立山おそるべし。
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