南八ヶ岳周回 赤岳頂上山荘からの大展望

2019年09月14日(土) 〜 2019年09月15日(日)

• GPS: 10:58
• 距離: 20.5km
• 登り: 2,015m
• 下り: 2,003m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:51
• 休憩: 1:07
• 合計: 6:58

7:55 美濃戸口
8:37 8:37 やまのこ村
8:41 8:41 赤岳山荘
8:46 8:47 美濃戸山荘
9:21 9:22 堰堤広場
10:07 10:19 赤岳鉱泉
10:23 10:23 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
10:28 10:28 ジョウゴ沢
11:24 11:45 赤岩の頭
12:06 12:10 硫黄岳
12:25 12:25 硫黄岳山荘
12:51 12:51 台座ノ頭
13:12 13:22 横岳
13:24 13:24 横岳（無名峰）
13:30 13:31 三叉峰（横岳）
13:38 13:38 石尊峰
13:41 13:45 鉾岳
13:49 13:54 日ノ岳
13:57 14:01 二十三夜峰
14:11 14:12 地蔵の頭
14:20 14:23 赤岳天望荘
14:51 14:51 赤岳頂上山荘
14:53 赤岳

2日目

• 山行: 3:19
• 休憩: 0:34
• 合計: 3:53

6:31 赤岳頂上山荘
6:34 6:34 竜頭峰分岐
6:35 6:35 赤岳
6:39 6:40 竜頭峰分岐
6:47 6:48 キレット分岐
6:53 6:54 文三郎尾根分岐
7:08 7:09 中岳
7:17 7:22 中岳のコル
7:41 7:50 阿弥陀岳
7:53 7:53 西の肩（岩場）
7:57 8:04 西ノ肩
8:46 8:55 不動清水
9:25 9:25 御小屋山
10:24 10:24 八ヶ岳山荘
10:24 ゴール地点

天候

14日：晴れから曇りその後晴れ、15日：晴れから曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道　諏訪南ICでOUT。美濃戸口、八ヶ岳山荘駐車場に駐車。一泊二日で1000円。15日は美濃戸口の駐車場は満車。路駐している車があったが、警察が取締りをしており駐車違反の摘発をしていました。路駐厳禁です。

コース状況／危険箇所等

横岳から赤岳の岩稜帯と阿弥陀岳付近ではヘルメット着用。

その他周辺情報

樅木の木荘、八ヶ岳温泉もみの湯。650円。

写真

9/14 7:52

八ヶ岳山荘の駐車場に駐車。この時間でほぼ満車でした。

9/14 7:56

ここからしばらく林道を歩く。

9/14 8:38

赤岳山荘。

9/14 8:46

北沢ルートで赤岳鉱泉を目指す。

9/14 8:59

途中で正規ルートをショートカット。

9/14 9:28

沢沿いにつけられた気持ち良いハイキングロード。

9/14 9:37

八ヶ岳ブルーの青空が広がる。

9/14 10:17

赤岳鉱泉到着。

9/14 10:28

ここからが本当の登山。

9/14 11:17

硫黄岳の外輪が見えてきた。

9/14 11:25

赤岩の頭。前方は赤岳。

9/14 11:25

硫黄岳を目指す。

9/14 11:48

あっという間に雲が立ち込めてきた。

9/14 12:06

硫黄岳到着。

9/14 12:09

山頂広場はかなり広い。爆裂火口は雲がかかって全く見えず。

9/14 12:13

ガスが立ち込める中、横岳へ向かう。

9/14 12:25

硫黄岳山荘到着。

9/14 12:48

ガスがかかり展望はきかないが、めげずに先へ向かう。

9/14 12:51

次第にガスがとれてきた。

9/14 12:58

雲海の上に富士山が浮かぶ。

9/14 13:06

下界の野辺山方面も見えてきた。

9/14 13:10

岩稜をアップダウン。

9/14 13:14

横岳到着。

9/14 13:19

赤岳へ向かう。

9/14 13:19

ガスが引くと、急峻な岩峰群が姿を現す。

9/14 13:25

9/14 13:26

ここらで一息。

9/14 13:30

杣添尾根。

9/14 13:32

要所に梯子、鎖がある。

9/14 13:37

まだまだ続く岩稜歩き。

9/14 13:50

ここは慎重に行こう。

9/14 13:53

危ないトラバースには鎖がある。

9/14 14:00

高度感ある。

9/14 14:03

奇岩二十三夜峰。

9/14 14:06

越えてきた岩峰群を振り返る。

9/14 14:07

花はほとんど終わっていた中、ヤマハハコが最後の輝き。

9/14 14:10

ここらで難所を越えたか。

9/14 14:10

地蔵の頭。

9/14 14:15

赤岳天望荘到着。

9/14 14:20

横岳振り返り。

9/14 14:20

行者小屋、赤岳鉱泉、霧ヶ峰方面まで見渡せる。

9/14 14:23

本日のゴール、赤岳へ向かう。

9/14 14:26

9/14 14:32

つづら折りにつけられた道を登る。

9/14 14:35

眼下の天望荘を振り返る。

9/14 14:40

天空回廊。

9/14 14:41

随分登った。

9/14 14:48

頂上山荘が見えた。

9/14 14:57

赤岳山頂到着！

9/14 14:54

こんな過酷な場所にトウヤクリンドウが咲いてきた。

9/14 14:59

たった一輪で咲いていたシナノキンバイ。

9/14 15:01

今宵の宿、赤岳頂上山荘。

9/14 16:23

雲海に浮かぶ南アルプスを眺め酒を飲む隊長。

9/14 17:39

雲海に浮かぶ赤岳頂上山荘。

9/14 17:42

滝雲のような雲海上と南アルプス。

9/14 17:55

赤く染まる水平線と富士山。

9/14 17:55

落陽。

9/15 4:57

ほぼ満月なので、夜は明るかった。

9/15 5:03

2日目。東の空が明るくなる。

9/15 5:11

奥秩父の山々と富士山。

9/15 5:23

出てきました。

9/15 5:24

サンライズ！

9/15 5:24

輝く朝日！

9/15 5:25

阿弥陀岳とモーニングムーン。

9/15 5:25

ザ・モーニングムーン！

9/15 5:25

朝焼けの八ヶ岳連峰。

9/15 5:28

雲海に浮かぶ富士山。

9/15 5:31

朝日を浴びる八ヶ岳！

9/15 6:28

南アルプス。

9/15 6:28

御嶽山。

9/15 6:29

乗鞍岳。

9/15 6:29

穂高、槍、常念山脈あたり。

9/15 6:29

遠く、妙高火打あたりまで見えた。

9/15 6:30

9/15 6:35

仙丈、甲斐駒、北岳、間ノ岳、鳳凰三山・・・

9/15 6:39

赤岳を下る。

9/15 6:51

輝く阿弥陀岳。

9/15 6:53

文三郎尾根からは多くの登山者が登ってくる。

9/15 7:01

中岳手前の鞍部。

9/15 7:01

中岳。

9/15 7:01

左手に権現岳。

9/15 7:09

中岳到着。

9/15 7:10

阿弥陀岳へ。

9/15 7:20

梯子、鎖、かなりの急登。

9/15 7:42

阿弥陀岳登頂！

9/15 7:44

南稜。

9/15 7:44

ここからも絵になる富士山。

9/15 7:45

横岳から硫黄岳、天狗岳。

9/15 7:46

茅野市街と中央、御嶽、乗鞍、穂高。

9/15 7:53

御小屋尾根を下る。まずは摩利支天。

9/15 7:58

急降下中。

9/15 8:03

しばらくこんな感じで下る。

9/15 8:26

次第に樹林帯へ。

9/15 8:55

不動清水。冷たくて美味！

9/15 9:18

御小屋山へ。

9/15 9:23

御小屋山。展望もないし、ピーク感もない。

9/15 9:24

分岐。美濃戸口へ。

9/15 9:46

御柱跡。登山路にこのような標柱が幾つもある。

9/15 9:48

緩やかな道を下る。

9/15 10:04

登山道終わり。

9/15 10:07

車道に出て別荘街を進む。

9/15 10:27

美濃戸口に戻りました。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough オリンパス

感想

ricefieldspk

　八ヶ岳山域は何度か来ていたが、赤岳は未踏だった。3連休を利用し一泊で挑む。

　初日。登山開始から赤岩の頭までは快晴。これぞ八ヶ岳ブルーの青空！気分爽快の登山だったが、硫黄岳登頂の頃からガスに覆われる展開。その後も時おりガスが晴れるが、ガス優勢の天候のままで赤岳頂上へ。

　赤岳頂上山荘でチェックイン、夕食までの間、持ってきた酒を飲み簡素な宴会をして、ほろ酔い状態で外に出るとガスは晴れ、一面の雲海！　2800m以上の山が雲から頭を出している！壮大な景観に目を奪われる。夕陽も壮観、まさに頂上山荘ならではの圧巻の大展望だった。

　二日目。水平線がオレンジに染まり、雲海からのご来光。富士山をはじめとする日本の名だたる名峰がほとんど見える。感動的な朝から一日が始まる。

　中岳のアップダウンを越えて阿弥陀岳と対峙。両手両足を使って岩の尾根を登る。かなりの急勾配だ。息があがるが、我慢の末にピーク到着。ここでも圧倒的な大景観を広がっていた。隊長曰く頂上広場にニホンカモシカが出現し南稜を下っていったらしいが、これは見ることが出来ず残念。最後に山頂展望を脳裏に焼き付け、御小屋尾根を下る。

　御小屋尾根は最初こそ急だが、不動清水から先は緩やかな尾根か続き、歩きやすい。登山者が多く賑やかな八ヶ岳だが、この尾根は人も少なく静かな山歩きが出来る穴場のようだ。静かでゆるめのハイキングといった感じで山を下り、別荘街を抜け、美濃戸口に戻った。

　雲海に浮かぶアルプス、劇的な落陽とご来光。感動多い南八ヶ岳登山となりました。