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Yamareco

記録ID: 2028244
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

湯俣川弥助沢遡行ー裏銀座縦走(鷲羽岳、野口五郎岳、烏帽子岳)

2019年09月14日(土) 〜 2019年09月16日(月)
 - 拍手
れむ その他3人
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
55:47
距離
37.2km
登り
2,329m
下り
2,325m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:52
休憩
0:27
合計
10:19
8:18
8:18
21
8:39
8:40
78
9:58
9:59
51
10:50
10:51
40
11:31
11:38
38
12:16
12:20
54
13:14
13:14
73
14:27
14:27
44
15:11
15:23
125
17:28
宿泊地
2日目
山行
9:49
休憩
0:33
合計
10:22
8:08
226
宿泊地
11:54
11:54
156
弥助沢出合
14:30
14:30
142
登山道
16:52
17:09
39
17:48
18:04
26
18:30
18:30
0
3日目
山行
7:33
休憩
0:52
合計
8:25
6:25
29
6:54
7:02
57
7:59
8:00
50
8:50
8:51
10
9:01
9:06
129
11:15
11:16
10
11:26
11:47
39
12:26
12:37
64
13:41
13:42
30
14:12
14:13
13
14:26
14:26
10
14:36
14:36
9
14:45
14:47
3
14:50
ゴール地点
天候 1日目と2日目は晴れ。3日目は曇り
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車は七倉山荘登山口に駐車。連休ということもあり深夜1時過ぎについたがそこそこ満車状態。高瀬ダムまでのタクシーは30分ほど待った。
帰りは高瀬ダムの公衆電話からタクシーを呼んだ。
コース状況/
危険箇所等
(1)湯俣川遡行(晴嵐荘から硫黄沢出合まで):
渡渉を20回ほど繰り返す。雨はあまり降ってなかった思うので今回は水量は普通〜少なめだったのではないかと思う。腰まであるような渡渉もあるので水量次第では渡渉できない場合もあると思う。第3吊橋跡(「雨天時勇気を持って引き返せ」と岩壁に書かれているところ)が一番の難所と感じた。先行パーティーが右岸をへつっていたが我々は左岸に渡渉してから壁際を川の中を歩いて通過した。登攀するような滝等はない。硫黄分の害により植物が育たず両岸ともに岩壁がむき出しの風景は日本離れしていて雄大。また岩にもコケがつかないので滑るようなこともない。
(2)湯俣川から弥助沢遡行(硫黄沢出合から稜線まで):
しばらくは水量も多いが渡渉に苦労するようなことはなくなる。水に硫黄分がなくなるため魚が出てくるし岩にはコケが付いてくる。また風景も普通の日本の沢のようになってくる。登攀するような滝はなく退屈といえば退屈。今回は釣りをしながら歩いたのでだいぶ時間がかかった。カールに出て登山道を行き交う人が見えてきてからは素晴らしい眺望を楽しむことができる。
その他周辺情報 七倉山荘で風呂に入れる。また途中の葛温泉高瀬館でも日帰り入浴できる。風呂は熱かった。
高瀬ダムまでタクシー。ものすごく寒くて驚いた。
2019年09月14日 07:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 7:03
高瀬ダムまでタクシー。ものすごく寒くて驚いた。
しばらくは林道。工事の車に何台も抜かされる。
2019年09月14日 07:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 7:36
しばらくは林道。工事の車に何台も抜かされる。
晴嵐荘へ渡る吊橋は落ちている。
2019年09月14日 10:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 10:01
晴嵐荘へ渡る吊橋は落ちている。
水俣川出合付近。ここらへんまで道がある。
2019年09月14日 10:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 10:12
水俣川出合付近。ここらへんまで道がある。
昔の道案内が残ってます。右は伊藤新道、左は北鎌。
水俣川と分かれたら早速渡渉です。
2019年09月14日 10:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 10:13
昔の道案内が残ってます。右は伊藤新道、左は北鎌。
水俣川と分かれたら早速渡渉です。
噴湯丘付近です。温泉が湧きまくってます。
2019年09月14日 10:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 10:57
噴湯丘付近です。温泉が湧きまくってます。
噴湯丘です。かなり大きい。
2019年09月14日 10:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
9/14 10:59
噴湯丘です。かなり大きい。
温泉が噴出してます。
2019年09月14日 11:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/14 11:03
温泉が噴出してます。
すごい色。残念ながらちょうど良く風呂に入れそうな温度のところはなかったです。
2019年09月14日 11:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
9/14 11:08
すごい色。残念ながらちょうど良く風呂に入れそうな温度のところはなかったです。
正面が衝立岩です。ミニゴルジュ状になってます。
2019年09月14日 11:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/14 11:32
正面が衝立岩です。ミニゴルジュ状になってます。
この切れそうな危ういトラロープに足を引っ掛けて登る箇所がありました。
2019年09月14日 12:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/14 12:08
この切れそうな危ういトラロープに足を引っ掛けて登る箇所がありました。
第3吊橋跡です。見えにくいですが壁に「雨天時勇気を持って引き返せ」と書いてあります。先行パーティーは右岸をへつってましたが我々は左岸から行きました。
2019年09月14日 13:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 13:26
第3吊橋跡です。見えにくいですが壁に「雨天時勇気を持って引き返せ」と書いてあります。先行パーティーは右岸をへつってましたが我々は左岸から行きました。
河原が広くなります。稜線が見えました。
2019年09月14日 13:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 13:50
河原が広くなります。稜線が見えました。
第四吊橋跡です。ワイヤーが残ってます。ここがワリモ沢出合。
2019年09月14日 14:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 14:28
第四吊橋跡です。ワイヤーが残ってます。ここがワリモ沢出合。
右がワリモ沢。左が本流。
2019年09月14日 14:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 14:29
右がワリモ沢。左が本流。
硫黄沢からの硫黄成分が増えてきてさらに岩肌がむき出しになってきます。
2019年09月14日 14:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 14:43
硫黄沢からの硫黄成分が増えてきてさらに岩肌がむき出しになってきます。
2019年09月14日 15:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 15:00
稜線もだいぶ近くに見えてきました。
2019年09月14日 15:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 15:03
稜線もだいぶ近くに見えてきました。
2019年09月14日 15:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 15:53
硫黄沢出合付近です。硫黄沢出合付近でツェルトを張りました。左岸の台地状に多少の幕営スペースがありました。
2019年09月14日 16:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 16:13
硫黄沢出合付近です。硫黄沢出合付近でツェルトを張りました。左岸の台地状に多少の幕営スペースがありました。
翌日、釣りをしながら遡行します。
2019年09月15日 07:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 7:50
翌日、釣りをしながら遡行します。
何箇所か赤い水(鉄分?)が出ている箇所があります。
2019年09月15日 08:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 8:21
何箇所か赤い水(鉄分?)が出ている箇所があります。
稜線です。まだまだ遠い。
2019年09月15日 08:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 8:54
稜線です。まだまだ遠い。
弥助沢に入りました。だいぶ水量も減り、落ち着いてきました。まだまだ魚はいますが、時間かかりすぎなので釣りも終了。
2019年09月15日 12:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 12:08
弥助沢に入りました。だいぶ水量も減り、落ち着いてきました。まだまだ魚はいますが、時間かかりすぎなので釣りも終了。
地図に書かれている露岩の左を行きます。
2019年09月15日 13:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 13:41
地図に書かれている露岩の左を行きます。
北鎌尾根と硫黄尾根が重なります。
2019年09月15日 13:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 13:44
北鎌尾根と硫黄尾根が重なります。
源流部です。
2019年09月15日 14:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 14:11
源流部です。
最後はカール地形です。登山道を行き交う人が見えてきます。ここからが長い!
2019年09月15日 14:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 14:12
最後はカール地形です。登山道を行き交う人が見えてきます。ここからが長い!
傾斜もきついし空気も薄いし最後はザレ場でなかなか大変。
2019年09月15日 14:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 14:25
傾斜もきついし空気も薄いし最後はザレ場でなかなか大変。
ようやく登山道に出て裏銀座縦走路を行きます。登山道に出たとはいえまたさらに鷲羽岳まで500m登らないといけないという地獄。ここは本当にきつかった。
2019年09月15日 16:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 16:29
ようやく登山道に出て裏銀座縦走路を行きます。登山道に出たとはいえまたさらに鷲羽岳まで500m登らないといけないという地獄。ここは本当にきつかった。
鷲羽岳の頂上です。見えにくいですがブロッケン現象を見ることができました。
2019年09月15日 16:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 16:55
鷲羽岳の頂上です。見えにくいですがブロッケン現象を見ることができました。
雲海。
2019年09月15日 16:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 16:56
雲海。
もうヘロヘロでペース上がらず。ワリモ岳へ向かって降りていきます。
2019年09月15日 17:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 17:18
もうヘロヘロでペース上がらず。ワリモ岳へ向かって降りていきます。
でも景色は素晴らしい。
2019年09月15日 17:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 17:30
でも景色は素晴らしい。
ワリモ岳付近で日没。
2019年09月15日 17:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 17:50
ワリモ岳付近で日没。
2019年09月15日 18:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 18:01
2019年09月15日 18:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 18:02
2019年09月15日 18:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 18:03
雲海に浮かぶ稜線。素晴らしい光景でした!
2019年09月15日 18:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/15 18:03
雲海に浮かぶ稜線。素晴らしい光景でした!
3日目は裏銀座縦走路をひたすら歩くだけ。もう疲れてるけど。
2019年09月16日 06:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/16 6:33
3日目は裏銀座縦走路をひたすら歩くだけ。もう疲れてるけど。
東沢です。ここもいつか遡行したい。
2019年09月16日 06:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 6:34
東沢です。ここもいつか遡行したい。
これはワリモ沢の支流ですね。眺めがいい。
2019年09月16日 07:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 7:03
これはワリモ沢の支流ですね。眺めがいい。
ちょうど空気の層の分かれ目が目の高さです。不思議な光景。水面みたいです。
2019年09月16日 07:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 7:39
ちょうど空気の層の分かれ目が目の高さです。不思議な光景。水面みたいです。
五郎池です。
2019年09月16日 08:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 8:00
五郎池です。
野口五郎岳のピークです。あとは大きな登りはないです。
2019年09月16日 08:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 8:43
野口五郎岳のピークです。あとは大きな登りはないです。
お釈迦様の掌のような
2019年09月16日 10:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 10:18
お釈迦様の掌のような
烏帽子小屋までの道のり。もう疲れて早く帰りたい。荷物重いし暑いし。
2019年09月16日 10:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 10:30
烏帽子小屋までの道のり。もう疲れて早く帰りたい。荷物重いし暑いし。
高瀬ダムのダム湖が見えてきました。
2019年09月16日 11:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 11:05
高瀬ダムのダム湖が見えてきました。
烏帽子小屋まで最後ちょっとだけ登りがあるのですがそこがもう本当にきつい。
2019年09月16日 11:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 11:43
烏帽子小屋まで最後ちょっとだけ登りがあるのですがそこがもう本当にきつい。
ブナ立尾根がまた長いのなんのって。対岸に見える崩壊地、凄まじいです。
2019年09月16日 13:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 13:35
ブナ立尾根がまた長いのなんのって。対岸に見える崩壊地、凄まじいです。
なんとかようやく下山。
2019年09月16日 14:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 14:16
なんとかようやく下山。
最後、崩壊地からの土砂をひたすら搬出している工事現場の中を歩きます。
2019年09月16日 14:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 14:18
最後、崩壊地からの土砂をひたすら搬出している工事現場の中を歩きます。
崩壊地からの滝。かっこいい滝です。
2019年09月16日 14:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/16 14:19
崩壊地からの滝。かっこいい滝です。
土砂を運び出してます。何かに使えるのかな・・・?
2019年09月16日 14:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 14:29
土砂を運び出してます。何かに使えるのかな・・・?
2019年09月16日 14:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 14:30

装備

共同装備
ロープは使わず
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
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