二百名山:念願の赤牛岳。バテバテ


- GPS
- 24:11
- 距離
- 44.7km
- 登り
- 3,268m
- 下り
- 3,382m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 5:44
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 9:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
七倉までは片側1車線の舗装路。運転は楽々。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
主な危険個所 ・真砂岳〜水晶岳は岩場が多い ・水晶岳の頂上付近の岩場 ・赤牛岳に向かう途中のガレ場 ・南真砂岳に向かう手前の崩落地 それと、チェーンスパイクは不要でした |
その他周辺情報 | 七倉温泉、葛温泉、大町温泉 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
携帯トイレ
|
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感想
この週末に念願の赤牛岳。小屋の予約に出遅れ、梅雨時しか予約が取れず、天気は諦めてましたが、予想に反して3日間晴れ!バンザーイ。
(水晶小屋は1ヶ月前予約開始ではなく4月から予約開始。野口五郎小屋は7月から電話のみ)
天気が良すぎて日焼け跡がヒリヒリしてます笑。
いずれにしろ赤牛岳に無事に行けて良かった。
1日目はそこそこのペースです。2日目は水をケチって買わなかったら水不足でバテバテ。3日目は一緒に下りてくれる人のペースに合わせてややゆっくり目のペースとなりました。
とにかく素敵な3日間。
余談ですが、先月6/22に大町市でタケノコ採りの男性が熊に襲われて死亡する事件がありましたが、場所は大町市八坂。大糸線の東側で北アルプスとは離れています。
■高瀬ダム〜烏帽子小屋〜三ッ岳〜野口五郎小屋
高瀬ダムまではタクシー。タクシーは5:00から先着順。タクシーは3台が稼働してましたが、私は列の20番目ぐらいだったので2周目で乗れました。
2600円を人数で割るので4人だと650円。キャッシュレス決済も使えますが、高瀬ダムだと電波が入らないので、行きに使う場合は七倉山荘を出発する前に決済する必要があります。
ブナ立尾根は前回裏銀座の時にバテてしまったのでペースに気をつけました。
烏帽子小屋からは緩やかな稜線。天気が良くて楽しい。三ッ岳は前回踏まなかった頂上に立ち寄り。
野口五郎小屋に11:30着なので、もう少し行けそうな気もしますが、今日はここまで。健脚なら1日目で水晶小屋まで行く人もいます。ただ天気が悪いと、烏帽子小屋以降は吹きさらしなので厳しそう。
稜線は携帯電話の電波が入ります。野口五郎小屋は電波が入りません。ただ「山Wi-Fi」が使えます。auユーザは無料。動作はやや不安定。
天水は売っておらず、ミネラルウォーターが500mlで700円。
野口五郎小屋は寒く、毛布と枕がない(敷き布団と掛け布団のみ)。泊まる場合は防寒と枕の準備を。朝ご飯はコンビニのおにぎりのようなやつ2個です。5時近くまでいると、温かいお茶と味噌汁をもらえます。
■野口五郎小屋〜水晶岳〜赤牛岳
野口五郎小屋〜水晶小屋まではやや道が悪く、細かいアップダウンがいくつもあります。途中でスマホを再起動し、その際ヤマレコを起動し忘れたので、東沢乗越から水晶小屋のGPSログが取れてません。
水晶小屋から水晶岳はすぐ。ちょっと危ないところもありますが、そんなに難しくない。
水晶岳の北峰の三角点まで行くと道がない!無理矢理ザレたところを下りましたが、正解は少し戻れば下降の道があります。ただその後すぐにガレ場。
その後の赤牛岳までの稜線は細かいアップダウンが続きます。巻き道はだいたいガレ場。しかも目印が少ない。
緩やかな稜線の見た目と違って道が悪く、ペースが上がらずに、ほぼコースタイムどおりになりました。
帰りには水も切れて、残雪の雪を溶かしてなんとかしのぎました。水晶小屋で水を買えば良かった。水晶小屋は天水が500ml 200円。
ヘロヘロの状態で水晶小屋に帰着。着いたら速攻でビールとおでんを注文(昼の食事は14:30まで)。生き返りました笑
水晶小屋はキレイ。新しい木の匂い。暖かく、毛布もあって快適に眠れました。携帯電話の電波も結構入ります。
2階は天井が低く頭を梁にぶつける可能性が高いので、空いていれば中2階がお勧め。たぶん受付の先着順で場所を選べます。
■水晶小屋〜南真砂岳〜湯俣山荘〜高瀬ダム
昨日の赤牛岳のダメージで体が重いので、竹村新道の分岐までは小屋で一緒だった人と行動。
竹村新道の分岐まで来たら、同じく水晶小屋に泊まってた別の人(茨城から来られてた)が野口五郎岳から帰るか、竹村新道から帰るか迷ってたので、竹村新道に付き合ってもらいました。
これでかなり精神的には楽でした。ありがとうございます!
野口五郎小屋で小屋の人から「竹村新道は熊出るよー」と言われビビってたので一緒に行く人がいるのは嬉しい。湯俣岳の後に、熊に皮を剥がされた木もあったし。ただ、野口五郎小屋の人が言うにはブナ立尾根も七倉もどこでも熊が出るということでしたが。水晶小屋で食事が隣だった人や、タクシーの運転手さんの話だと、高瀬ダムの麓でも熊は目撃されているらしい。
竹村新道は、竹村新道への分岐から南真砂岳までの崩落地が一番道が悪かった。ザレ場のトラバースで踏む所が小さい。山と高原の地図だと竹村新道は「熟達者向け」と書かれていたので、他も道が悪いだろうと警戒してましたが、崩落地以外は普通レベルの登山道でした。
湯俣山荘まで下りてくると後は林道みたいな感じかと思ったら、意外に登山道っぽい道。林道終点まで来てようやく車が通れる道になりました。
高瀬ダムに戻ったら、運良く待機中のタクシーに遭遇。タクシーを呼ぶ手間が省けて早く帰れました。
タクシーは17:30ぐらいまで呼べるそうですが、その時間だと大町市からタクシーが向かうことが多いので40〜50分待つとのこと。
とりあえず、この3日間、天気に恵まれて最高!
自分は健脚ではないですが数年前タクシー使わず1日で水晶小屋、翌日読売をこえ、船窪まで2泊七倉に
今回は赤牛日帰りをもくろんでいます
なかなかの健脚ですね。日帰りだとかなり大変そうなので、お気をつけて。
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