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Yamareco

記録ID: 8421013
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

二百名山:念願の赤牛岳。バテバテ

2025年07月12日(土) 〜 2025年07月14日(月)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
24:11
距離
44.7km
登り
3,268m
下り
3,382m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:25
休憩
0:19
合計
5:44
距離 9.5km 登り 1,797m 下り 203m
5:40
4
スタート地点
6:05
6:08
24
6:32
6:33
60
7:33
52
8:25
8:37
7
8:44
8:45
71
9:56
9:58
86
2日目
山行
9:03
休憩
0:33
合計
9:36
距離 15.2km 登り 977m 下り 1,069m
4:44
12
4:56
4:59
25
5:24
8
5:32
5:33
59
6:32
56
7:28
31
7:59
8:09
4
8:13
8:21
39
9:00
71
10:11
10:12
35
10:47
10:55
37
11:32
70
12:42
60
13:42
13:43
6
13:49
13:50
30
14:20
3日目
山行
9:03
休憩
0:30
合計
9:33
距離 20.0km 登り 494m 下り 2,111m
5:26
0
5:26
5:30
30
6:00
56
6:56
51
7:47
7:58
87
9:25
9:26
125
11:31
11:45
58
12:43
51
13:34
23
13:57
18
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
七倉〜高瀬ダムは乗合タクシー。2600円を人数で割る。

七倉までは片側1車線の舗装路。運転は楽々。
コース状況/
危険箇所等
主な危険個所
・真砂岳〜水晶岳は岩場が多い
・水晶岳の頂上付近の岩場
・赤牛岳に向かう途中のガレ場
・南真砂岳に向かう手前の崩落地
それと、チェーンスパイクは不要でした
その他周辺情報 七倉温泉、葛温泉、大町温泉
七倉山荘。タクシーは5:00から並んだ順。予約は不要。
2025年07月12日 05:15撮影 by  SOG14, Sony
7/12 5:15
七倉山荘。タクシーは5:00から並んだ順。予約は不要。
高瀬ダム。帰りはここの公衆電話でタクシーを呼びます。10円玉が必要
2025年07月12日 05:38撮影 by  SOG14, Sony
7/12 5:38
高瀬ダム。帰りはここの公衆電話でタクシーを呼びます。10円玉が必要
烏帽子小屋。小屋開きで荷揚げ中でした。雨が少なく天水の販売がない?
2025年07月12日 08:24撮影 by  SOG14, Sony
7/12 8:24
烏帽子小屋。小屋開きで荷揚げ中でした。雨が少なく天水の販売がない?
三ッ岳への登り
2025年07月12日 09:09撮影 by  SOG14, Sony
7/12 9:09
三ッ岳への登り
三ッ岳
2025年07月12日 09:52撮影 by  SOG14, Sony
7/12 9:52
三ッ岳
水晶方面
2025年07月12日 09:59撮影 by  SOG14, Sony
1
7/12 9:59
水晶方面
野口五郎と槍ヶ岳
2025年07月12日 10:15撮影 by  SOG14, Sony
1
7/12 10:15
野口五郎と槍ヶ岳
野口五郎小屋。早いけど、今日はここまで。部屋がちょっと寒く、毛布と枕がない。
天水の販売がないので注意
2025年07月12日 13:00撮影 by  SOG14, Sony
7/12 13:00
野口五郎小屋。早いけど、今日はここまで。部屋がちょっと寒く、毛布と枕がない。
天水の販売がないので注意
晩ごはんはカレー
2025年07月12日 17:09撮影 by  SOG14, Sony
1
7/12 17:09
晩ごはんはカレー
夕日
2025年07月12日 19:01撮影 by  SOG14, Sony
1
7/12 19:01
夕日
夕方の東の空
2025年07月12日 19:12撮影 by  SOG14, Sony
7/12 19:12
夕方の東の空
2025年07月13日 04:46撮影 by  SOG14, Sony
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7/13 4:46
野口五郎岳
2025年07月13日 04:56撮影 by  SOG14, Sony
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7/13 4:56
野口五郎岳
ミヤマクワガタ
2025年07月13日 06:51撮影 by  SOG14, Sony
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7/13 6:51
ミヤマクワガタ
水晶岳が近づいてきた
2025年07月13日 06:54撮影 by  SOG14, Sony
7/13 6:54
水晶岳が近づいてきた
水晶小屋。暖かく快適でした。天水も販売しています。500mlで200円。
小屋の受付を済ませ、荷物を一部デポして出発。
2025年07月13日 07:15撮影 by  SOG14, Sony
1
7/13 7:15
水晶小屋。暖かく快適でした。天水も販売しています。500mlで200円。
小屋の受付を済ませ、荷物を一部デポして出発。
水晶岳から見た槍ヶ岳
2025年07月13日 07:58撮影 by  SOG14, Sony
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7/13 7:58
水晶岳から見た槍ヶ岳
水晶岳の頂上
2025年07月13日 08:03撮影 by  SOG14, Sony
7/13 8:03
水晶岳の頂上
これから向かう赤牛岳。遠い
2025年07月13日 08:07撮影 by  SOG14, Sony
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7/13 8:07
これから向かう赤牛岳。遠い
薬師岳
2025年07月13日 08:30撮影 by  SOG14, Sony
7/13 8:30
薬師岳
振り返って、水晶岳
2025年07月13日 08:47撮影 by  SOG14, Sony
7/13 8:47
振り返って、水晶岳
温泉沢の頭
2025年07月13日 09:00撮影 by  SOG14, Sony
7/13 9:00
温泉沢の頭
左手に高天原温泉
2025年07月13日 09:01撮影 by  SOG14, Sony
7/13 9:01
左手に高天原温泉
赤牛岳まで、まだまだ
2025年07月13日 09:10撮影 by  SOG14, Sony
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7/13 9:10
赤牛岳まで、まだまだ
温泉沢の頭から少し進んだところ。ガレ場の上を歩いてしまいましたが、正解は右に道があり、お花畑
2025年07月13日 09:35撮影 by  SOG14, Sony
1
7/13 9:35
温泉沢の頭から少し進んだところ。ガレ場の上を歩いてしまいましたが、正解は右に道があり、お花畑
赤牛岳に近づいてきた
2025年07月13日 10:28撮影 by  SOG14, Sony
7/13 10:28
赤牛岳に近づいてきた
ようやく、赤牛岳。やったー!
2025年07月13日 10:47撮影 by  SOG14, Sony
6
7/13 10:47
ようやく、赤牛岳。やったー!
水晶小屋に戻って、越冬おでん。1000円のところが700円に割引
2025年07月13日 14:31撮影 by  SOG14, Sony
1
7/13 14:31
水晶小屋に戻って、越冬おでん。1000円のところが700円に割引
晩ごはんは本格カレー
2025年07月13日 17:39撮影 by  SOG14, Sony
2
7/13 17:39
晩ごはんは本格カレー
朝焼け
2025年07月14日 04:40撮影 by  SOG14, Sony
1
7/14 4:40
朝焼け
朝ご飯。山小屋の方が食材のバリエーションにこだわっているのが伝わります
2025年07月14日 04:51撮影 by  SOG14, Sony
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7/14 4:51
朝ご飯。山小屋の方が食材のバリエーションにこだわっているのが伝わります
今日も快晴
2025年07月14日 05:38撮影 by  SOG14, Sony
7/14 5:38
今日も快晴
南真砂岳。この手前の崩落地が悪かった。ザレ場のトラバース。竹村新道はそれ以外は普通レベル
2025年07月14日 07:06撮影 by  SOG14, Sony
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7/14 7:06
南真砂岳。この手前の崩落地が悪かった。ザレ場のトラバース。竹村新道はそれ以外は普通レベル
南真砂岳
2025年07月14日 07:47撮影 by  SOG14, Sony
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7/14 7:47
南真砂岳
晴嵐荘。まだ準備中
2025年07月14日 11:32撮影 by  SOG14, Sony
7/14 11:32
晴嵐荘。まだ準備中
よく見る自力のケーブルカー
2025年07月14日 11:47撮影 by  SOG14, Sony
7/14 11:47
よく見る自力のケーブルカー
沢の先に噴湯丘。沢に隔たれて見に行けず。この後戻ったら、小屋で噴湯丘を勧めてくれた人に会ったので、事情を話すと、その人は沢を渡って湯俣温泉に行くために海パンを持ってきたらしい。
2025年07月14日 12:03撮影 by  SOG14, Sony
7/14 12:03
沢の先に噴湯丘。沢に隔たれて見に行けず。この後戻ったら、小屋で噴湯丘を勧めてくれた人に会ったので、事情を話すと、その人は沢を渡って湯俣温泉に行くために海パンを持ってきたらしい。
伊藤新道はこの沢の沢登り。こんなに水量があるのに登れるのか。信じられない
2025年07月14日 12:36撮影 by  SOG14, Sony
2
7/14 12:36
伊藤新道はこの沢の沢登り。こんなに水量があるのに登れるのか。信じられない
ようやく林道終点まで来ました
2025年07月14日 13:56撮影 by  SOG14, Sony
7/14 13:56
ようやく林道終点まで来ました
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック 携帯トイレ

感想

この週末に念願の赤牛岳。小屋の予約に出遅れ、梅雨時しか予約が取れず、天気は諦めてましたが、予想に反して3日間晴れ!バンザーイ。
(水晶小屋は1ヶ月前予約開始ではなく4月から予約開始。野口五郎小屋は7月から電話のみ)

天気が良すぎて日焼け跡がヒリヒリしてます笑。

いずれにしろ赤牛岳に無事に行けて良かった。

1日目はそこそこのペースです。2日目は水をケチって買わなかったら水不足でバテバテ。3日目は一緒に下りてくれる人のペースに合わせてややゆっくり目のペースとなりました。

とにかく素敵な3日間。

余談ですが、先月6/22に大町市でタケノコ採りの男性が熊に襲われて死亡する事件がありましたが、場所は大町市八坂。大糸線の東側で北アルプスとは離れています。

■高瀬ダム〜烏帽子小屋〜三ッ岳〜野口五郎小屋
高瀬ダムまではタクシー。タクシーは5:00から先着順。タクシーは3台が稼働してましたが、私は列の20番目ぐらいだったので2周目で乗れました。

2600円を人数で割るので4人だと650円。キャッシュレス決済も使えますが、高瀬ダムだと電波が入らないので、行きに使う場合は七倉山荘を出発する前に決済する必要があります。

ブナ立尾根は前回裏銀座の時にバテてしまったのでペースに気をつけました。

烏帽子小屋からは緩やかな稜線。天気が良くて楽しい。三ッ岳は前回踏まなかった頂上に立ち寄り。

野口五郎小屋に11:30着なので、もう少し行けそうな気もしますが、今日はここまで。健脚なら1日目で水晶小屋まで行く人もいます。ただ天気が悪いと、烏帽子小屋以降は吹きさらしなので厳しそう。

稜線は携帯電話の電波が入ります。野口五郎小屋は電波が入りません。ただ「山Wi-Fi」が使えます。auユーザは無料。動作はやや不安定。

天水は売っておらず、ミネラルウォーターが500mlで700円。

野口五郎小屋は寒く、毛布と枕がない(敷き布団と掛け布団のみ)。泊まる場合は防寒と枕の準備を。朝ご飯はコンビニのおにぎりのようなやつ2個です。5時近くまでいると、温かいお茶と味噌汁をもらえます。

■野口五郎小屋〜水晶岳〜赤牛岳
野口五郎小屋〜水晶小屋まではやや道が悪く、細かいアップダウンがいくつもあります。途中でスマホを再起動し、その際ヤマレコを起動し忘れたので、東沢乗越から水晶小屋のGPSログが取れてません。

水晶小屋から水晶岳はすぐ。ちょっと危ないところもありますが、そんなに難しくない。

水晶岳の北峰の三角点まで行くと道がない!無理矢理ザレたところを下りましたが、正解は少し戻れば下降の道があります。ただその後すぐにガレ場。

その後の赤牛岳までの稜線は細かいアップダウンが続きます。巻き道はだいたいガレ場。しかも目印が少ない。

緩やかな稜線の見た目と違って道が悪く、ペースが上がらずに、ほぼコースタイムどおりになりました。

帰りには水も切れて、残雪の雪を溶かしてなんとかしのぎました。水晶小屋で水を買えば良かった。水晶小屋は天水が500ml 200円。

ヘロヘロの状態で水晶小屋に帰着。着いたら速攻でビールとおでんを注文(昼の食事は14:30まで)。生き返りました笑

水晶小屋はキレイ。新しい木の匂い。暖かく、毛布もあって快適に眠れました。携帯電話の電波も結構入ります。

2階は天井が低く頭を梁にぶつける可能性が高いので、空いていれば中2階がお勧め。たぶん受付の先着順で場所を選べます。

■水晶小屋〜南真砂岳〜湯俣山荘〜高瀬ダム
昨日の赤牛岳のダメージで体が重いので、竹村新道の分岐までは小屋で一緒だった人と行動。

竹村新道の分岐まで来たら、同じく水晶小屋に泊まってた別の人(茨城から来られてた)が野口五郎岳から帰るか、竹村新道から帰るか迷ってたので、竹村新道に付き合ってもらいました。

これでかなり精神的には楽でした。ありがとうございます!

野口五郎小屋で小屋の人から「竹村新道は熊出るよー」と言われビビってたので一緒に行く人がいるのは嬉しい。湯俣岳の後に、熊に皮を剥がされた木もあったし。ただ、野口五郎小屋の人が言うにはブナ立尾根も七倉もどこでも熊が出るということでしたが。水晶小屋で食事が隣だった人や、タクシーの運転手さんの話だと、高瀬ダムの麓でも熊は目撃されているらしい。

竹村新道は、竹村新道への分岐から南真砂岳までの崩落地が一番道が悪かった。ザレ場のトラバースで踏む所が小さい。山と高原の地図だと竹村新道は「熟達者向け」と書かれていたので、他も道が悪いだろうと警戒してましたが、崩落地以外は普通レベルの登山道でした。

湯俣山荘まで下りてくると後は林道みたいな感じかと思ったら、意外に登山道っぽい道。林道終点まで来てようやく車が通れる道になりました。

高瀬ダムに戻ったら、運良く待機中のタクシーに遭遇。タクシーを呼ぶ手間が省けて早く帰れました。

タクシーは17:30ぐらいまで呼べるそうですが、その時間だと大町市からタクシーが向かうことが多いので40〜50分待つとのこと。

とりあえず、この3日間、天気に恵まれて最高!

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訪問者数:346人

コメント

赤牛はあこがれのいい山ですよね
自分は健脚ではないですが数年前タクシー使わず1日で水晶小屋、翌日読売をこえ、船窪まで2泊七倉に
今回は赤牛日帰りをもくろんでいます
2025/7/15 20:01
はじめまして、hirojiji1013さん。
なかなかの健脚ですね。日帰りだとかなり大変そうなので、お気をつけて。
2025/7/15 20:20
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ブナ立尾根〜烏帽子岳〜裏銀座〜水晶岳〜読売新道〜黒部ダム
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5

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