八方〜白馬
- GPS
- 13:52
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,087m
- 下り
- 2,670m
コースタイム
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 3:52
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 7:23
天候 | 晴れ→曇り→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
不帰キレット踏破を目標に久々に北アルプス。
2度ほど不帰へ行こうとしつつ、天気悪くて断念してきたので今回こそ、と。
白馬から唐松へ向かって、危険地帯は登るのがメジャーっぽいけど、唐松までかるーく行って下りとは言え疲労が少ないうちに行っちゃうのが良いかなー、と唐松から白馬へ向かうルートを選択。
平日スタートなので夜行バス選択肢が取れず、まあ前泊するか、と日中帯にバスで白馬八方バスターミナルまで行って、すぐ裏のホテルに泊。直前割で素泊まり6千円温泉付き。中々よかったかも。
リフトが朝8時からなのでゆっくり起きて8時前ぐらい目掛けてリフト駅へ。
、、、並んどるがな。
結構並んでてげんなりしたけど、思ったより早くはけて時間かからかなかったかも。
チケット買う段で登山届けを指摘されて書いてる人が多かったのもあるかもですが。
コンパスで提出済だったのでチケット買ってとっととリフトへ。
ちなみに15キロ以上で手荷物料金加算で17キロでした。ちと絞ればよかった。
一つ目の駅、兎平手前で牛の放牧。やー、のどかですなぁ。。。
乗り換えを2回ほどしてリフト終了。が、しばらくはしっかり整備されたハイキングコースって感じですかね。気楽にホイホイ進んでいって、ここからは登山装備要だぞ、という立看を過ぎても、そこまでハードになり様がなく、さっくり唐松小屋着。
前来た時は小屋から山頂まですら見えなくってそのまま下山したけど、結構近くってこれなら前回山頂分どけば良かったかなー。
テン場を借りてテント設営。
3番手ぐらいだったので割に上の方に張れたけど、それでも結構小屋まで標高差あり。んむー、不便。
とりあえず唐松山頂へ。
やー、今思えばホント初日だけは視界があったので良かった。富士から槍から劔から能登半島から黒部ダム?結構綺麗に見えました。眼福眼福。
翌日向かう不帰方面は、、、やー、こっちっからは見えないなぁ。
ということでテントへ帰着。だらだら過ごす。
と、テント裏でクークー鳴き声が。
覗いてみると雷鳥が二羽。なんかカエルみたいな鳴き声だったと記憶してたけど、記憶違いかしら。しばし写真撮っても全く逃げる気配もなく、飽きてテントで本読んでたけど1時間以上はいたんじゃないかしら。最後はバタバタっと飛び去っていったのでした。。。
飯食って就寝。夕方もイマイチ、夜も星出てなかったのでひたすら寝てたけど、ウルトラライトダウンハガー#4+半袖T+フリース+ユニクロダウンで夜寒かった。
今回マットを初のエアー式にしたんだけども、これは結構良かったかも。地面からの冷えは感じなかったし、厚みがある割に軽かったし。イーサーライトXT インサレーティッドマット、オススメ。
二日目。
日の出ぐらいで行動開始、と思ってたけど、寒かったのと、日の出感が無かったのもあって予定1時間遅れぐらいで行動スタート。
天気イマイチなのもあって山頂に着いた時には他に2人(+雷鳥一羽)。不帰方面に先に行っている人の影は見えず。。。
雲は厚いけど、不帰越えるまではもちそうかなー、という感じだったので、ヘルメット被って不帰チャレンジ決行。
ややトラバース気味だったり、道が細かったり、切り立ってたりしつつ、まあそこまでじゃないかなー、と思っていたのは不帰2峰北峰の看板があるとこまで。
直後から鎖場連発。
下りだと鎖の先が見えないスね。
合皮のグローブ(byブラックダイアモンド)で鎖をしっかりホールド。ホント死ねる。
途中、カメラがないことに気づいて取りに戻って10分ぐらいロス。(岩にストラップがひっかかってた。落ちてなくてラッキー。)
不帰キレット終盤、あとはここを下るだけ!というトコロで白馬方面から来た2人組に遭遇。たまたま足場が良い所で幅もあったので道を譲る。
やー、確かに人多いと譲り合いで時間かかるなこれは。人少ないうちに通過できて良かった。
天狗の大下りを登ってる間も4〜5人ぐらいとすれ違いましたが、ほぼ2人組で全員ヘルメット被ってましたね。単独は1人だけだったかも。や、そうですよねー。
天狗の大下りを登り詰める頃にガスに追いつかれました。やー、でもここまで来ればあとはそんな危ないとこないかなー、と気楽モードになった、、、のは良いけど、天狗山荘までが思ったより長く感じた。
天狗山荘はまだ休業中なのかなと思って調べもせずに来てたんだけど、補修をしつつ、営業してたみたいです。
もともと知ってたらここでテン泊してたかもだけど、まああと白馬鑓登れば着いちゃうんでしょ?と白馬山荘を目指す。(失敗だったかも。)
相変わらず視界がないままトテトて進んで行く、、、けどペース上がらなかった。
思った以上に疲労してたんだろうなぁ。。。久々テン泊でザックの重さに慣れてなかったのに何故か今回ストックなしを通した(途中で出し入れ面倒だったからだと思うけども)のも理由なんだろうけど、単独で不帰がメンタル的にキテたんだろうなぁ。
大キレットに比べて短い分楽だったけど、ポイントポイントの危険度的にはあんま変わんない感じだし、周りに人がいなかったのもプレッシャーだったのかなと。
ほうほうのていで白馬山荘着。飯作る気になれず、牛丼を所望。大和煮缶っぽい牛だったけど、んまかったです。下の山荘で食ったの初めてかも。いっつも上のレストラン行ってるけど、ガスってたし、そこまで上る気力すらなかったっス。
テン場借りてテント設営。ちょい風ありで手こずったけど雨が本降りとかでなくて良かった。雨キツかったら山荘泊に変えてたかも。
ガスの中、白馬山頂へ行く気にもなれず、二日目轟沈。
初日の夜が寒かったので、+1枚長袖を着こんで就寝。ちょうどいいぐらいだったけど、結構風が吹いて夜中何度か起きた。水場もトイレも同じ高さにあるってステキ。
三日目。
白馬を目の前に、やはり登る気にならず。
ここまで来て白馬山頂行かないとか割と訳わかんないけど、まあいいや、と猿倉へ。
時期的に最も痩せてる感じかな?雪渓の上に乗るのもほんの数十メートルって感じ。
普通に道歩いてるとより分かるけど、結構な斜度ですねここ。
特に盛り上がるポイントもなく淡々と下山。白馬尻から先の舗装路に合流するポイントで猿に遭遇。やー10匹ぐらいいたんじゃないかなー・・・。
目を合わせないように視界の端で捉えつつ、スルー。
10時20分、猿倉着。バスは、、、5分前に出たばかり、次は12時台、、、ということでタクり同乗者確保へ。
僕の次に降りてきたお二方は、、、声をかけるも、猿倉まで車で来てるとか。関係者?
メゲずにその次!
お二方をゲット。3700円を3乗で。
途中お話を聞いていると、自分が前泊してたホテルに泊まってたらしく、縁を感じる。お二方はホテル前で降りられて、自分は駅まで行ったんだけども、次の電車まで時間があったので風呂へ行くと、帰りがけに会ったり、飯食って電車待ってると追いついてきたり、と何度か遭遇しました。や、こういうのも良いやな。
や、久々に栂池方面も目論んでたけど、とりあえず不帰越えを果たしたので満足。
雷鳥も八羽も見たし、、、と天気が悪かった事へのバランスを取りつつ、、、お疲れ様でしたー。
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