雲ノ平と高天原
- GPS
- 56:00
- 距離
- 34.7km
- 登り
- 2,691m
- 下り
- 2,691m
コースタイム
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 8:58
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 3:35
- 合計
- 8:13
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 10:21
天候 | 9/27:晴れ 9/28:くもり 9/29:くもり→雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口には登山届なし、太郎平小屋みたいです。 |
写真
装備
MYアイテム |
tododesu
重量:-kg
|
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感想
良き山行だったので、久々に記録書いてみようと、書いたら書いたで長くなってしまいました。。。
いつかは行きたい高天原、その思いを実現させるのが目的、ピークは踏まない。
4泊か早くても3泊は必要か?と、思っていた頃もありましたが、1日10時間歩けば2泊でいけるじゃんかと決行することに。(有峰林道の制限なければ1泊も行けそうなのに)
1日目:2019/9/27
仕事から帰り、お風呂入ったら横浜から折立へ。麓で買い出し中に天気を見ていると悪転しており、30分ほど悩む。
ここまで来たし、危険なレベルじゃないので強行。悩んだおかけで、有峰林道のゲート通過は開門から30分経過の6:30、7時過ぎに折立着。また少し悩むも着替えて出発は7:47。
太郎平までは前回夏の炎天下にテント装備だったことを考えると楽々。3時間で行けた。
ここからは初めましての道、青空と紅葉を楽しみながら進む。歩きやすいが、景色に見とれてペースは上がらず。
薬師沢小屋、素晴らしい場所にありますね。
この後は雲ノ平への急登、予定よりも押しているので、もくもくと進む。キツいと言うか飽きてきたので、パンを食べておやつ休憩。
良いペースでアラスカ庭園まで来れましたので、少し空から雲ノ平を見てみました。
あとは、木道をトコトコ進んだところで念願その1である雲ノ平山荘へ到着。
夕飯は具沢山の石狩鍋、担いできたサッポロクラシックと合わせて、北海道を感じる時。
食後は15分ほど歩いて、電波の入るところまで行き、ツイッターで生存報告。星が時折見えていました。
2日目:2019/9/28
この日の山行は少しだけ。朝ごはん食べたら少しまったり。小屋を出たのは、最後の組だったかな?
午後からは雨が降りそうだったので、午前中をかけてのんびり向かえば良い。コロナ観測所のところがわかりにくい。
奥スイス庭園が素晴らしかった。山頂の見えない水晶岳が壁のよう。庭園、すごいところにある。
高天原峠までは、意外と急。下ってきたところが峠って不思議。ここからはダラダラ歩き。短い山行だとそれはそれでダラけてしまう。
高天原は日本の最奥に相応しい景色。池塘がいい。
まだ清掃中だった高天原山荘で受付して、荷物をデポ。昼ごはんを食べたら温泉へ。
誰もいないだろうな〜、と思っていたら、山荘の方が出るところでした。来た記念に、賀曽利隆のタオルを用いて撮影。
貸切なので、野天で混浴しようとしたら、若い男性がやってきた。男女別の湯船に向かってくださったので、混浴することに。ビールがうまい、至福の時。
あちらの湯船にも入りたいので、移動。先ほどの男性が気持ち良さそうにしている。聞くと、今日山入りしたそうで、折立かと聞くと新穂高から。しかも、鷲羽と水晶、雲ノ平経由で来たと。頭が付いていかない。。。
その後もついつい話が盛り上がる、普段はこんなに初対面で話さないタイプだが、話が面白い。日本最奥の温泉で湯の中談義を楽しむ贅沢。
雨が降ってきたので、小屋に戻ることに。夕食までは少し時間があったので、コーヒー沸かして、持ってきたドーナツタイム、たまりません。
のんびりしてたら、夕食の時間(17:30)に。どれもこれも美味しい、ごはんが進むおかずに、圧力鍋で炊いたごはんが美味しい!
ここで、先ほどの彼とは同じ卓に。食中、食後の歓談を楽しむ。同席したのは定年を迎えたおじさま、皆さんで話が弾みました。
部屋に戻っても、彼とはお話が続く。同い年な上に北海道出身らしく、北海道フリークの我々はテンションが上がる。インデアンのカレー、絶対食べに行きますよ。
3日目:2019/9/29
意外と暑くて、布団はいらなかった夜も明けて、朝ごはんに向けて起きる。ご飯は5:30から、彼はもう出発していた。朝もどれも美味しい、卓には昨日のおじさまと外国の方2名と同行の日本人の方。この時期にこんな天気でここまで来る方々だからか、みんな気さくで面白い。こんなものなら、小屋泊も良いのですけどね。
食べたらすぐに出ようと思っていたが、朝支度はどうにも苦手だ。結局出発は6:50、高天原に別れを告げる。雨は降っていない。
まずは、高天原峠までゆるやかに登る。お腹いっぱいだけど、頑張る。もうすぐ峠というところでおじさまが追いつく、速い!
なんとも、我々に追いつこうと急いで歩いてくれたようで、嬉しいものです。
10分くらい話し込み、お別れ。またね!
ここからは上級者向けの大東新道、昨夜の雨でも増水はしていないみたいなので、進む。やせた道も多いものの、慎重に歩けば問題なし。E〜B沢を抜けると黒部川、なんだかRPGの世界のよう。岩ゴロの黒部川沿いを歩いて薬師沢小屋に到着。強めの雨が降ったが、すぐに止んだので外でお昼ご飯。ぼくは、小屋で提供されるお弁当が好きだ、ゴエモンのような旅気分になれる。
食べ終えたら最後の登りへ。曇り空が紅葉を映えさせる。青空はもちろん良いが、このような空も悪くない。キョロキョロしながら歩いていく。
なんだか帰るのがもったいなくて、時折現れるベンチに座って紅葉を楽しむ。
ここで友人に頂いた丹沢の登山ようかんを食べる、これが凄く良い。好きな量でやめられる上に美味しいので、また手に入れたい。
のんびり歩いて太郎平に到着も、白い世界には誰もいない。フルーツ缶とお茶を頂き、最後に名残惜しむ。
なんだか出る頃には雨脚が強まってましたが、最後の下りなので、まあいいかと出発。
途中からは結構な雨、いつもは雨の日には山に入らないので久々だ。登山道は川のよう。
三角点で少し休み、出る頃に下りてきた方とお話し、そのまま一緒に下山する。
太郎平小屋でもバイトをしていた方で、たくさん面白いお話をしてくれた。歳の近い事もあり、盛り上がったので、登山口まではあっという間に感じた。
17時は少し過ぎたが、明るいうちに到着することができた。彼とは連絡先を交換し、お別れ。
ここからが長い、着替えたら有峰林道を快走し、まずはサンダーバードで腹ごしらえ。不思議なサンドウィッチやおにぎりが沢山あるので面白いのです。
お風呂は楽今日館、日帰り施設なので、気兼ねなく入れて湯も中々。ヤスダヨーグルトのアイス食べたら帰路へ。
あまりお腹が空かないので良いものの、この後は神岡までコンビニも何もない。その後は松本まで無いので、大好きな国道41号を快走したら、神岡のデイリーヤマザキで夕飯にする。
そこから少し走ったところで、ガソリンが少ないことに気付く。ギリギリの量だ、松本までGS無いので燃費優先走行をしたため、眠い眠い病を発症、ゆっくりゆっくり、何台も後続車を譲りながら松本へ。
ここからは、ドライバーチェンジ。帰宅は2:30、起きたら家でした。
北アルプスの奥地では、晴れでは味わえない楽しみがあり、最後はびしょ濡れなのに、楽しい出会いもあり、とても晴れやかな気持ちで過ごした山行になりました。
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