新穂高〜三俣山荘〜鷲羽岳
- GPS
- 60:45
- 距離
- 42.8km
- 登り
- 3,021m
- 下り
- 3,000m
コースタイム
- 山行
- 10:43
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 11:59
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:09
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 9:56
天候 | 1,2日目快晴、3日目曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
出発時も駐車場は半分以上埋まってましたが、まだ余裕ありました。 深山荘へ行く道で、トンネルのようなところを走っている最中に左に曲がります ので注意が必要です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険と思うところはありませんでしたが、双六山荘から三俣山荘までのまきみちは結構上下があります。稜線まで上がっておいた方が気持ちがよかったかなと思いながら歩きました。帰りはガスガスなのでもちろん、まきみちでした。 |
その他周辺情報 | 三俣山荘の「ジビエシチュー」がおいしかったです。2日目の夜は、ジビエシチューを腹いっぱい食べました。山小屋がしまる直前だったのと、台風が来ている関係で、食材をすべてサービスしていただいていたようです。 |
写真
装備
個人装備 |
メリノウール
フリース
毛糸のセーター・腹巻帽子(ダウンはなし)。NANGA UDD 280
エスケープライトヴィヴィ
インナーシュラフはなし
ナルゲン湯たんぽ 他
|
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備考 | ウエアとシュラフがが0℃以下には対応できず、非常に寒かったです。ナルゲンを使って温めましたが、テント泊用の防寒具の用意がもう少し必要でした。 |
感想
[概要]
以前登った薬師岳、その途中にある太郎平から今回行った三俣山荘の景色が見られます。緑の中にポツンと赤い屋根が1つある景色がとっても素敵に見えて、一度度行きたいと思っていました。
ほんと、この天候に恵まれて素晴らしい景色でした。ただ、この時期のテント泊はやはり寒いです。重量との兼ね合いで適切な選択というのがまだできていません。
[準備〜登山開始まで]
テント泊で行くということを前提に、最初は、3泊4日程度を計画してたものの、天気予報とにらめっこで1日短縮しました。となると、一日で、穂高から三俣山荘までの標高差2000m弱を一日であることになります。ゆっくり歩くことを前提に、標準時間の1.2〜1.3倍の時間で計算し、明るいうちに目的地に到着するために朝の3時過ぎ出発となりました。
ということで、8日仕事を終えた後、帰宅後友人とすぐに穂高の駐車場を目指して出発。5時間運転し、12時前に到着。駐車場はまだ半分以上空いています。
[登山中]
まず、穂高(標高1000m少し)から、鏡平(標高 2200m)までで、1200m 登ります。鏡平のあたりは紅葉が綺麗です。鏡平から後は槍を右手に見ながら歩きます。双六山荘に近くと鷲羽岳が見えてきます。
双六小屋で食事&小屋で水を補給。三俣山荘へは巻道を通りましたが、結構アップダウンがあります。疲れた身には堪えます。三股蓮華との分岐を越え、三俣山荘が見えた時には、やっとついた、とほっとしました。尾根道を歩いていた方が気持ちがよかったかもしれません。
二日目、鷲羽、水晶を計画してましたが、前夜寒くてあまり眠れなかったためでしょうか、高山病的な症状(ふらつき、頭痛)などあり、鷲羽→ワリモから、黒部源流 で帰ってきて後はテントで寝ていました。テントの中は昼間は晴れるととっても暖かいのです。友人は、水晶まで行って帰って来ましたので、山荘に立ち寄りでケーキセットを食べ、夜はジビエシチューを食べました。シチューの他、サラダ、一口カツなどありましたが全て食べ放題(これは、小屋を閉じる前だったから?)でした。
三日目、この日はあまり寒くなくぐっすり寝られました。前日は晴天でしたが三日目は写真の通り雨。なので放射冷却もあまりなかったのでしょう。テント場のせせらぎも凍ってませんでした。ただ朝起きても気分が悪くて、朝飯を食べたいとは思えない状態。きっと食べ過ぎたからに違いありません。気分が悪いままテントから出ようと思ったら外は雨(昨日の天気予報だと曇りだったのに。。。。)。・・・雨の中を帰らなければ、と覚悟したとたん、気分の悪さも吹っ飛んで、雨の中でテントを撤収し行動開始。鏡平を少し行ったところのシシウドヶ原で、ソロの女性と話が弾み、3人一緒に下りてきました。(双六にテン泊。夜間、双六と三俣蓮華の間を縦走し、月夜に光る槍の姿を見て感動していたという話などを聞かせて頂きました)
[今回のポイント:軽量化と湯たんぽ]
昨年 3シーズンのをこの時期もっていきましたが寒かったので、どうせ寒いのならばといっそのこと軽量化のため夏用シュラフ+シュラフカバを使用(280g)。代わりにたくさん着込むことにして、メリノウール, 半袖シャツ, フリース, カシミアセーター, ポリゴン2UL を準備しました。がウールのセーターでも、シュラフの中で右肩のあたりに寒さを感じます。これでは無理とは思いました。作ったのがナルゲンボトルの湯たんぽ。ナルゲンボトル(沸騰水でも耐えますし、口が広くて熱湯を入れやすい)に熱湯を入れます。寒く感じた右肩のあたりに置きました。表面積も大きいので暖かく便利です。が、やはり難しい。
[追伸・参考]
・水も含めて14kg 〜15kg 程度
ちなみに、Excel に装備・重量の一覧を作り、持って行くものを選ぶと、重さがおおよそ分かるようにしています。最後は実測値です。
・ガス使用量 : 47g (201g →154g) (晩御飯1回、湯たんぽ作成3回、コーヒ用に1回)
今回、期間短縮となった原因の台風19号が935hPa で伊豆方面に進んでいます。既に被害が発生しているのニュースが出ていましたが、みなさん無事でありますように。
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