唐松岳 八方尾根から日帰り


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 969m
- 下り
- 969m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゴンドラ・リフト往復券は2,600円 ※夏季は5:30から運行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓箇所ありますが、アイゼンは不要です。 |
写真
感想
以前から行きたかった八方尾根からの唐松岳へ日帰りで行ってきました。
目的は、八方池で逆さ白馬を見るのと、稜線に出て五竜岳や立山連峰を見ることです。
深夜横浜を出発して八方尾根スキー場に着いたのは4時台。
ゴンドラリフトはシーズンということもあって早朝5時半から運行していました。
15名位の列ができていたと思います。
ゴンドラは1組1台という感じで余裕です。
リフトに乗り継いで山頂駅まではあっという間。アルプスでゴンドラって最高。
リフトからは、朝日に輝く白馬三山が青空バックに見えたのがとても感動的でした。
左手には五竜岳と鹿島槍ヶ岳が。
リフトから足をぶらぶらさせながらとても贅沢な時間です。
八方池まではトレッキングコースも整備されていて易しいルート。
大勢の登山客や観光客がいました。
お目当ての八方池に映る山々ですが、その頃には山頂付近に雲がかかってしまい、
青空が見えなくなったので、ややぱっとしない感じです。
その後は急登あり、雪渓ありの多様なコースが続きます。
高低差800mで少し油断してましたが、この唐松岳の中腹からのコースは
なかなか足に来ます。岩場の鎖こそないものの、細い稜線があったり
ロープを頼りに慎重に歩くようなスリルのある箇所があったり。
そんな訳で八方池から中腹以降はずっとガスり気味な天気で、あんなに晴れてた
早朝の白馬三山はどこへ?といった残念な気持ちにもなりました。
ところが、稜線に出ると景色は一変します。
雲に隠れてそれまでよく見えなかった唐松岳の山頂付近がくっきり姿を現して、
正面には立山連峰が、左手には五竜岳がどっしりと構えているではありませんか。
この変化、一瞬の出来事に疲れも吹き飛ぶのでした。
唐松岳山頂までは見た目よりもなだらかで歩きやすいルート。
風が強かったので直前に購入したウィンドブレーカーが役に立ちました。
半袖だと風が冷たい、けどレインコートやハードシェルだと暑い。
そんな時にぴったり。
唐松岳山頂は人で賑やかでした。お昼を食べる人、立山連峰バックに写真を撮る人。
難関ルート不帰剣は私には無理そうだなと思ったり、五竜岳は何という重厚感だろうと
思ったり。立山剱岳は相変わらずかっこ良さ抜群だなと思ったり。
最近薬師岳を調べていたので、遠くにそれらしき形が見えたのはうれしかったです。
そんな名残惜しい山頂を後にして、足早に下山したのでした。
少し走ったりしたので、登りのほぼ半分の時間です。
この日見た中で印象的だったのは五竜岳。
いつかあの頂に立ちたいと思わせる山でした。
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