目標だった奥穂高&涸沢岳:でも残念でした。


- GPS
- 56:00
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 1,918m
- 下り
- 1,903m
コースタイム
05:00 沢渡第二駐車場
05:40 上高地バスターミナル
06:15 明神池
06:55 徳沢園
07:40 横尾山荘
08:30 本谷橋
09:55 涸沢ヒュッテ 10:40
10:50 涸沢小屋
11:40 ザイテングラード取付
12:50 穂高岳山荘(行動終了)
21日
停滞
22日
03:00 起床
03:40 穂高岳山荘テン場
04:05 涸沢岳山頂 04:40
04:50 穂高岳山荘テン場 05:15
05:45 奥穂高岳山頂 06:00
06:30 穂高岳山荘 06:40
08:15 涸沢小屋
08:20 涸沢ヒュッテ
09:15 本谷橋
09:55 横尾山荘
10:35 徳沢園 10:50
11:25 明神池
12:00 上高地バスターミナル
天候 | 20日:曇り時々雨 21日:雨時々曇り 22日:雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
バスの時間は20分間隔で、沢渡第二の始発は4:40でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地〜涸沢小屋まで特になし。 涸沢ヒュッテ、涸沢小屋分岐から上の雪渓は階段が作ってありました。ありがとうございます。 涸沢小屋直下の雪渓の淵がスノーブリッジになっており、踏み抜きがありました。 下山時は雪渓の踏み跡の最後がこれになっているので注意してください。 涸沢〜ザイテングラード 登山相談所でパノラマルートは未整備のためヒュッテ〜小屋〜ザイテンのルートを勧められました。 夏道と雪渓と交互に歩く感じでした。斜度も緩やかで。スプーンカットになっているので軽アイゼンは使いませんでした。下りは氷になっているところもあるので注意。 ザイテン直前の雪渓トラバースは上部からの落石に注意。 ザイテン〜穂高岳山荘 落石、スリップに注意してください。 雪は穂高岳山荘直下以外はありませんでした。直下も階段が作ってありました。ありがとうございます。 穂高岳山荘〜涸沢岳 ガレ場です。 穂高岳山荘〜奥穂高岳 難所という難所は山荘から見える岩登りです。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
昨年から本格的に山登りを始め、
当面の目標にしていた、奥穂高。
小学生のとき、穂高岳山荘まで来ておきながら、
岩の壁を見て登頂を断念して以来心残りだった山。
登ってきました。というより、素直な感想はこんな天気なのに登っちゃった。
折角来たんだからという勿体無い感が出てしまったのは残念だった。
そして、やっぱり雨の日に山を歩いても楽しくないなっていうのを再認識。
今度は天気のいい時に的来ようと思った。
今回は一泊二日で涸沢経由で登り、吊尾根を通って岳沢へ下る予定でしたが、
あいにくの天候で、一日粘りましたが、天候回復しなかったので
涸沢へ下りました。
20日
上高地に入ったもののパラパラと降ったり止んだりで、
あまり気が乗らないながらも、とりあえず涸沢まで上がって考えようと歩き出す。
涸沢で昼ごはんのカレー。
ざっと降ったりもしたが、相変わらずなので稜線まで上がること決め、歩き出す。
ザイテンは記憶が無いほど久しぶりだが、目印を確認しながらゆっくり登る
山荘に着いてテントを設営し冷え冷えた身体をストーブで温めたかったが、
そこには某半島のおばさんが占拠しており、でかい声でくっちゃべっている。
とにかく声がでかい。
仕方ないのでコーヒーを沸かし温まろうと試みるもナカナカ温まらない。
こういうとき効果的な回復法はあるのだろうか・・。
体の芯はともかく手先が冷える。。。
おばさんが隙を見て席を立った時にストーブに当たることが出来た。
乾かせるものを乾かし、雨が上がったので外に出て撮影タイム。
もうこの日は動く気がしない。
穂高岳山荘でお話した方で、雨の中西穂から縦走してきた方がいて、
驚きました。この天候で歩く気になるのかと。。。
後はご飯を食べて就寝。夜中、結構雨が降っていた。
雨音で目を覚ましまた眠る。エアマット導入のおかげで身体も痛くならずゆっくり眠れた。
21日
初めて停滞をしたんですが、実に暇だ。。。
朝から昨日濡れたモノをずっと乾かして、涸沢から登ってこられたご夫婦
とお話をして、テントに戻ってお昼寝。
おきてからも雨なので本とか読んで一日過ごした。
翌日に期待して寝ようとするもお昼寝したせいか寝付けず。
何度もテントから石原裕次郎の様に外を覗き身してました。
22日
起きて外を見るもガス。
でも雨は降ってないので、
もうイヤイヤのしゃーなしで涸沢岳に登り日の出を待つも、相変わらずで下山。
テントを撤収し、空身で奥穂にこれまたしゃーなしで登る。
岩は湿っていたが、滑ることも無く問題なかった。
少しずつ近づく山頂にこみ上げてくるものもあるが、
ガスでなんだがあまりテンションが上がりきらない。。。
そんなこんなで登頂してしまった。
嬉しいが、残念な17年越しの登頂でした。
後は、爆速で下り。。たかったのですが、
涸沢小屋上部で年配の方が撤退決めて下るところで声をかけられ、
かなり足元がおぼつかないようで付き添いながら小屋まで下りました。
正直、
撤退の判断が遅かったような気がします。
あと、体調の良くないメンバーを単独で先に登りに行かせるチームもどうかとおもいました。
雪渓のトラバースとかですっころんでたら、完全に滑落⇒遭難だったと思います。
モヤモヤしながら下りました。
小屋で分かれてからは相変わらず速攻で下ります。
横尾から河童橋は一人タイムトライアルです。
こうして念願の奥穂高登頂がおわりました、
念願叶いましたが、まだまだ山は尽きません。
RPG的には近所の洞窟攻略に行ったら、桁違いの化け物に出会った感じです。。。
これからが第二章ってとこですかね。
また行きたいと思います。
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