静かな北アを楽しむ会(島々〜徳本峠〜霞沢岳〜大滝山〜蝶ヶ岳)


- GPS
- --:--
- 距離
- 41.4km
- 登り
- 3,670m
- 下り
- 3,140m
コースタイム
29日:徳本峠3:43-4:37明神見晴らし-7:55大滝山(南峰)-9:37蝶ヶ岳-12:03三股
天候 | 28日:晴れやや雲あり、夕方〜夜雨 29日:晴れ〜曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三股は朝2時半で激混みでほぼ満車です。 翌日の帰りは1km以上下の林道まで駐車ありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
徳本峠越えの歴史等についてはonsenさんのレコをご参照下さい。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-144601.html <登山道状況> 島々〜徳本峠:ぷち崩壊地がありますがほぼ問題ありません。 年によっては通行止めも↓。事前に情報収集しましょう。 http://www.yukichi-run.jp/kaisokutozan/tozan_2006a.html 徳本峠〜霞沢岳:よく整備されていますがK1手前が急登でガレているところもあり、下りではちょっと注意。 徳本峠〜大滝山〜蝶ヶ岳:なだらかな樹林帯です。よく整備されています。ただ熊に注意だそうです。 蝶ヶ岳〜三股:問題ありません。ただナイトハイクだと力水直前で間違って左の沢に誘導されないように(なぜかそちらにもピンクテープがはっている) <水場>徳本峠手前の力水、蝶ヶ岳登山口から少し登った力水、いずれもじゃんじゃんでています。徳本峠小屋では水購入できます。 <下山後の温泉>ほりでーの湯 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
週末非Mでテント泊はどうだろう?となり、徳本峠越えはお互いやりたかったので島々〜徳本峠は決定。その後は霞沢岳、上高地におりて西穂〜焼岳、涸沢におりて奥穂、と直前までいろいろ考えましたが、どうも久しぶりの好天予報の週末で北アは大混雑が予想される。それでは静かなルートをということになり、nagagutu氏アイデアの車2台作戦での徳本峠〜蝶ヶ岳となりました。
島々〜徳本峠までは渡渉・橋にて何回も渓谷を渡ります。静かないいルートです。徳本峠が近付くと登りがきつくなってきますが、そこの力水で水を5リットル追加でくんだら自爆(笑)。その後徳本峠で身軽になって助かりました。徳本峠は到着時点で結構テント場も混み混みでしたが、なんとか皆さん張れたようです。霞沢岳まではいくつもピークがあって登り返しがきつかったです。ですがそこからの展望は素晴らしく、本当にきてよかった、と。そして他のルートよりは人はかなり少ないのでしょうが意外にも登山者の皆さんは歩かれていましたね。徳本峠にもどってレトルト中心の夕食。19時前には睡眠不足と前日の疲労もあって爆睡でした。
29日は朝焼けの穂高をみようとナイトハイク。明神見晴らしでは残念、ほとんど染まりませんでしたが槍もちょい見え。その後樹林帯を延々と歩き、大滝山では展望開けます。ここからの蝶ヶ岳〜常念の稜線を見るとおお〜!という感じですが静かに歩けます。でようやく蝶ヶ岳、前日はかなりの大盛況だったとすれ違った方にお聞きしましたが既にテント場は数張りとなっていてそれほど混雑していない蝶ヶ岳周辺でした。
下山して登山指導所では長靴についてストレートな質問が・・・(笑) ただ海パンだったのはばれなかったようです(笑)。
帰りは温泉・食事して、直売所で下原スイカを職場のおみやげに購入して15時過ぎに高速にのりましたが16時過ぎには3km+30km+18kmですでに51kmの渋滞(苦笑)。to4さんに以前教えて頂いた御坂みち〜道志みちをぬけて思ったより早く帰宅できました。スイカは職場で大好評でした(笑)。
総括:ドMは卒業してクラブマッタリズム(ツーリズムではない・・・)を結成とあいなりました。ルート設定は大正解で、徳本峠や蝶ヶ岳〜三股はそれなりの登山者はいたものの、それ以外はかなり静かな山歩きができました。徳本峠まではお一人。徳本峠〜蝶ヶ岳分岐までは数組としかお会いしませんでした。この静かなルート、お勧めです。
夏山シーズン真っ盛り、北アには行きたいけど混雑はイヤというわけで、
クラシックルートの新島々谷〜徳本峠に行ってきました。
shira-gaにとってはまったりルートですが、私にとっては結構ハードなルートでした。
徳本峠までの道は沢沿いの気持ちいい道のりです
滑りやすい橋が何本かありましたが、私は川を渡渉してパスしました。
また枝沢を渡渉するところもありますので、長靴が大活躍でした!
徳本峠には予定どおり10時前に到着しましたが、既にテント場は9割方うまっていました。
そそくさと幕営し、霞沢岳をピストンします。
ピストン…、この認識はダメですね。顕著なピークを4つも踏むわけですから、縦走です。
軽い気持ちで行くと、バテます(笑)
前々日4時間、前日30分しか睡眠がとれず、歩いていても眠くなってきます。
そのとき、上の登山者が起こした落石が私の手に直撃!
「ゴメン、ゴメン、大丈夫?」と軽い感じで謝まられました。
人間だれしもミスをするので落石はしょうがないと思えますが、その後の対応はヒドイっす >-<
私が逆の立場だったら、まずは応急処置を申し出て、平身低頭に謝り、その後に自分の連絡先を伝えるでしょう。
かすり傷だったので、何も言わずにスルーしましたが…
でも、腹がたったおかげで目が覚めて足取りが軽くなりました。その意味では感謝しています(笑)
K1ピークの最後の急登がしんどかった。
直前にすれ違った登山者に「ここからがしんどいよ〜」と言われ、
「ここまでで十分しんどかったです」と私。見かねたのか、「K1まで登れば後は楽よ」と励ましてくれました。
普段はロープに頼らない私ですが、足が止まったのでロープをフル活用し腕力でよじ登りました。
K1からは西穂-奥穂-前穂の三兄弟がカッコイイ。
ここからは一足労で霞沢岳です。
絶景を堪能し、テン場に戻り夕飯を食し、爆睡しました。
なにしろ、2日間で4時間半しか寝ていなかったので・・・。
今回はビビーに桃シート4枚、シュラフカバーのみでしたが、寒さを感じることはありませんでした。
翌日の感想は・・・shira-gaが書いてくれたので省略します。
to4さんを見習って、海パンデビューを果たせ、静かなルートを満喫した良い山行でした★☆★
-----以下、余興-----
●本日のファッションチェック
バンダナ(ダイソー):105円
Tシャツ(ユニクロ):1,290円
海パン(ゼビオスポーツ):999円 ※開店セール
長靴(ホームセンター):1,400円
super feet;インソール(登山店):4,500円
モンベル靴下:1,500円
まさかの1万円切り(笑)。
本日の北アで一番のエコファッションでしょう。
もちろん、海パンの下にパンツは履きません(笑)
●ポM
海パン 長靴 剛
風に吹かれても 雨に打たれても
信じたMに背を向けるな
海パン! 今君は アルプスの 大きな 大きな舞台に立ち
遥か長い稜線を 歩き始めた 君に幸せあれ!
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