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Yamareco

記録ID: 211780
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

五竜岳・唐松岳(八方尾根・遠見尾根縦走)

2012年07月14日(土) 〜 2012年07月15日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
01:21
距離
22.9km
登り
2,860m
下り
2,800m

コースタイム

《自動車での移動》
00:00 立川出発
04:30 八方ゴンドラリフトアダム駐車場到着
--------------------------------------------------------------
7/14(土) 第1日 山行時間:7時間40分
06:30 八方ゴンドラリフトアダム他乗車
07:05 八方池山荘(登山開始)
10:35 唐松岳頂上山荘
10:55 唐松岳山頂
11:25 唐松岳頂上山荘
14:10 五竜山荘
《山小屋泊》
7/15(日) 第2日 山行時間:6時間50分(朝食1時間除く)
05:10 五竜山荘(出発)
06:05 五竜岳山頂
07:00 五竜山荘
《朝食:1時間》
08:05 五竜山荘(出発)
09:50 大遠見山
10:35 中遠見山
11:05 小遠見山
11:55 地蔵の頭
12:15 アルプス平(テレキャビン乗車)
13:00 遠見(下山完了)
天候 2日間とも雨and強風
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
◉駐車場
八方第2駐車場に止めました(無料:100台程駐車可能)
駐車場詳細⇒http://www.vill.hakuba.nagano.jp/green/tozan_trekking/access.html
※第二駐車場には日帰り温泉「第一郷の湯」が隣接していて便利でした。
下山後、まったりと温泉につからせて頂きました。
◉ゴンドラ・リフト
アプローチ(八方尾根)⇒八方アルペンラインを利用
下山時(遠見尾根)⇒テレキャビンを利用
◆ゴンドラ・リフト詳細情報↓
http://vill.hakuba.nagano.jp/green/tozan_trekking/gondra_lift.html
コース状況/
危険箇所等
(コース状況)
◉八方池山荘⇔唐松頂上山荘
蛇紋岩の滑りやすい岩場がありますが注意して歩けば問題なしです。
◉唐松頂上山荘⇔唐松岳山頂
歩きやすい登山道がつづきます。風が強くてやや寒い以外は問題なしでした。
体感気温⇒5度といった感じでしょうか。
◉唐松頂上山荘⇔五竜山荘
今回の山行中で1番の注意ポイント「牛首」があります。
雨と強風の中、滑りやすい蛇紋岩(じゃもんがん)の鎖場と狭い尾根道を1時間ほど歩きます。注意深く足がかり、手がかりを確保しながら急こう配をこなしました。
雨の日の「牛首」通過は集中力が必要で少し気疲れするかもです。
◉五竜山荘⇔五竜岳・山頂
滑りやすい蛇紋岩の岩登りと鎖場があります、雨が降っていたのでより滑りやすくいつもより慎重かつスローペースで頂上までの登り降りを心がけました。セーフティ・ファースト!
◉五竜山荘⇔アルプス平(遠見尾根縦走路)
雪渓が何度かでてきます、踏み抜くと厄介なので注意して通過しました。軽アイゼンは使用しませんでした。
遠見尾根は距離が長いのと急勾配もあり、疲れが出てくるころなので転倒などしないよう最後まで集中して歩きました。

(危険箇所)
◉「牛首」を中心とした鎖場は慎重かつ確実にクリアしていかないと滑落の危険性ありです。特に雨の日は鎖、蛇紋岩とも滑りやすいので要注意!です。
残雪通過には軽アイゼンを使く程ではないのか?と感じました。その他は特に危険個所無しです。

(登山ポスト)
確認していません。

(公衆トイレ)
各所にあります!

(日帰り温泉)
白馬八方温泉詳細⇒http://vill.hakuba.nagano.jp/privilege/onsen/index.html
八方第2駐車場です。天気の影響もあり空きスペースが目立ちます。水洗トイレも完備されています
2012年07月14日 05:41撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/14 5:41
八方第2駐車場です。天気の影響もあり空きスペースが目立ちます。水洗トイレも完備されています
ゴンドラリフト「アダム」の乗場を目指します。
2012年07月14日 06:13撮影 by  PX , RICOH
7/14 6:13
ゴンドラリフト「アダム」の乗場を目指します。
ゴンドラ車中からの眺望ガスガスです。
2012年07月14日 06:33撮影 by  PX , RICOH
7/14 6:33
ゴンドラ車中からの眺望ガスガスです。
お次はリフト花が綺麗です。
2012年07月14日 06:50撮影 by  PX , RICOH
7/14 6:50
お次はリフト花が綺麗です。
リフトを降りてすぐに八方池山荘に着きます。
2012年07月14日 07:06撮影 by  PX , RICOH
7/14 7:06
リフトを降りてすぐに八方池山荘に着きます。
整備された木道を選択!
2012年07月14日 07:13撮影 by  PX , RICOH
7/14 7:13
整備された木道を選択!
雨の中を進みます。
2012年07月14日 07:58撮影 by  PX , RICOH
7/14 7:58
雨の中を進みます。
花が元気をくれます。
2012年07月14日 08:08撮影 by  PX , RICOH
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7/14 8:08
花が元気をくれます。
丸山ケルンに到着です。
2012年07月14日 09:37撮影 by  PX , RICOH
7/14 9:37
丸山ケルンに到着です。
雷鳥さんも顔を出してくれました!
2012年07月14日 10:00撮影 by  PX , RICOH
7/14 10:00
雷鳥さんも顔を出してくれました!
ここから蛇紋岩の岩登りが始まります。
滑らないように注意しながら進みます。
2012年07月14日 10:15撮影 by  PX , RICOH
7/14 10:15
ここから蛇紋岩の岩登りが始まります。
滑らないように注意しながら進みます。
唐松岳頂上山荘到着!
2012年07月14日 10:34撮影 by  PX , RICOH
7/14 10:34
唐松岳頂上山荘到着!
山荘にザックをデポして唐松岳山頂を目指します。
2012年07月14日 10:41撮影 by  PX , RICOH
7/14 10:41
山荘にザックをデポして唐松岳山頂を目指します。
いつものポーズで唐松岳とったどぉ〜おぅぅ!
文字がかすれて見えませんが。
2012年07月14日 10:56撮影 by  PX , RICOH
7/14 10:56
いつものポーズで唐松岳とったどぉ〜おぅぅ!
文字がかすれて見えませんが。
唐松岳山頂で休憩!
カップ麺で暖をとりました。
2012年07月14日 11:32撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/14 11:32
唐松岳山頂で休憩!
カップ麺で暖をとりました。
いよいよ今回の核心部「牛首」を目指します。
2012年07月14日 12:02撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/14 12:02
いよいよ今回の核心部「牛首」を目指します。
こんな注意書きも!
2012年07月14日 12:03撮影 by  PX , RICOH
7/14 12:03
こんな注意書きも!
牛首スタートです!
2012年07月14日 12:05撮影 by  PX , RICOH
7/14 12:05
牛首スタートです!
岩場に張り付きながら進みます。
蛇紋岩滑るんです、これが!
2012年07月14日 12:19撮影 by  PX , RICOH
7/14 12:19
岩場に張り付きながら進みます。
蛇紋岩滑るんです、これが!
tom519 氏、確実な方法でクリアー!
2012年07月14日 12:25撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/14 12:25
tom519 氏、確実な方法でクリアー!
Andrei1965(旦那)岩場に張り付きます!
2012年07月14日 12:36撮影 by  PX , RICOH
7/14 12:36
Andrei1965(旦那)岩場に張り付きます!
とにかくガスがすごい!
これのおかげで牛首通過時は下が全く見えず高度感がなかったのが逆に幸いしたかぁ?
2012年07月14日 14:02撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/14 14:02
とにかくガスがすごい!
これのおかげで牛首通過時は下が全く見えず高度感がなかったのが逆に幸いしたかぁ?
牛首通過しました、花が出迎えてくれました。
なごむなぁ〜
2012年07月14日 14:02撮影 by  PX , RICOH
7/14 14:02
牛首通過しました、花が出迎えてくれました。
なごむなぁ〜
遠見尾根分岐です、すぐ下に本日の宿があるはずです。
2012年07月14日 14:05撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/14 14:05
遠見尾根分岐です、すぐ下に本日の宿があるはずです。
尾根をまたいだら、すぐに五竜山荘が見えました。
2012年07月14日 14:09撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/14 14:09
尾根をまたいだら、すぐに五竜山荘が見えました。
到着!晩御飯が楽しみです。
2012年07月14日 14:12撮影 by  PX , RICOH
7/14 14:12
到着!晩御飯が楽しみです。
ガスの先には明日登る五竜岳があるはずです。
2012年07月14日 14:58撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/14 14:58
ガスの先には明日登る五竜岳があるはずです。
五竜山荘食堂です、とても綺麗でした。
2012年07月14日 15:13撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/14 15:13
五竜山荘食堂です、とても綺麗でした。
寝床です、快適でした。
2012年07月14日 16:46撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/14 16:46
寝床です、快適でした。
晩御飯はカレーライスとフルーツポンチ他です。
カレーライスはお代わり自由でした。
2012年07月14日 17:02撮影 by  PX , RICOH
7/14 17:02
晩御飯はカレーライスとフルーツポンチ他です。
カレーライスはお代わり自由でした。
2日目の朝です。本日も雨と強風は続いています。
乾燥室で乾かした、レインウエアを着こんで空身で五竜岳・山頂を目指します。
2012年07月15日 05:40撮影 by  PX , RICOH
7/15 5:40
2日目の朝です。本日も雨と強風は続いています。
乾燥室で乾かした、レインウエアを着こんで空身で五竜岳・山頂を目指します。
再度、いつものポーズで五竜岳とったどぉ〜おぅぅ!今度は文字もくっきり、天気はさっぱり?
2012年07月15日 06:07撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/15 6:07
再度、いつものポーズで五竜岳とったどぉ〜おぅぅ!今度は文字もくっきり、天気はさっぱり?
朝食の待つ五竜山荘に戻ります。ここでも蛇紋君と格闘です。
2012年07月15日 06:33撮影 by  PX , RICOH
7/15 6:33
朝食の待つ五竜山荘に戻ります。ここでも蛇紋君と格闘です。
朝食はこんな感じです。
2012年07月15日 07:10撮影 by  PX , RICOH
7/15 7:10
朝食はこんな感じです。
おなかも満ちて遠見尾根縦走開始です。
2012年07月15日 08:13撮影 by  PX , RICOH
7/15 8:13
おなかも満ちて遠見尾根縦走開始です。
綺麗な花も応援してくれています。
2012年07月15日 08:17撮影 by  PX , RICOH
7/15 8:17
綺麗な花も応援してくれています。
tom519 氏、慎重に鎖場を下ります。
2012年07月15日 08:26撮影 by  PX , RICOH
7/15 8:26
tom519 氏、慎重に鎖場を下ります。
ガスった残雪の中を進みます。
アイゼンは全員未使用!
2012年07月15日 08:43撮影 by  PX , RICOH
7/15 8:43
ガスった残雪の中を進みます。
アイゼンは全員未使用!
大遠見へ向けて細尾根を登ります。
2012年07月15日 09:07撮影 by  PX , RICOH
7/15 9:07
大遠見へ向けて細尾根を登ります。
大遠見到着です!アルプス平まではここから2.5時間だそうです。
2012年07月15日 09:51撮影 by  PX , RICOH
7/15 9:51
大遠見到着です!アルプス平まではここから2.5時間だそうです。
さらに尾根を行きます。
2012年07月15日 10:04撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/15 10:04
さらに尾根を行きます。
次は中遠見です。
2012年07月15日 10:36撮影 by  PX , RICOH
7/15 10:36
次は中遠見です。
最後は小遠見、アルプス平まであと60分がんばりまっす!
2012年07月15日 11:05撮影 by  PX , RICOH
7/15 11:05
最後は小遠見、アルプス平まであと60分がんばりまっす!
地蔵の頭到着です、ここから先は花が綺麗でした。
2012年07月15日 11:56撮影 by  PX , RICOH
7/15 11:56
地蔵の頭到着です、ここから先は花が綺麗でした。
紫!
2012年07月15日 12:11撮影 by  PX , RICOH
7/15 12:11
紫!
青色のランなども!
2012年07月15日 12:12撮影 by  PX , RICOH
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7/15 12:12
青色のランなども!
花を堪能しながらアルプス平到着です。
2012年07月15日 12:14撮影 by  PX , RICOH
7/15 12:14
花を堪能しながらアルプス平到着です。
ゴンドラで下山中!
2012年07月15日 12:47撮影 by  PX , RICOH
7/15 12:47
ゴンドラで下山中!
五竜エスカルプラザ到着です。ここで小腹を満たしながら路線バスを待ちましたが、4人だとタクシーでもそんなに料金が変わらないのでタクシーで八方第二駐車場まで戻りました。
2012年07月15日 13:02撮影 by  PX , RICOH
7/15 13:02
五竜エスカルプラザ到着です。ここで小腹を満たしながら路線バスを待ちましたが、4人だとタクシーでもそんなに料金が変わらないのでタクシーで八方第二駐車場まで戻りました。
八方第二駐車場に隣接している「第一郷の湯」で山行の疲れを癒して帰途につきました。
2012年07月15日 14:16撮影 by  PX , RICOH
7/15 14:16
八方第二駐車場に隣接している「第一郷の湯」で山行の疲れを癒して帰途につきました。
お昼は以前よりおいしいと評判を聞いていた、みどり湖サービスエリアの「みどり湖うどん」を食べました。本当においしかった!です。価格も500円とリーズナブルでこれはありですね!汁が特に後味を引いて美味です。
2012年07月15日 16:02撮影 by  PX , RICOH
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7/15 16:02
お昼は以前よりおいしいと評判を聞いていた、みどり湖サービスエリアの「みどり湖うどん」を食べました。本当においしかった!です。価格も500円とリーズナブルでこれはありですね!汁が特に後味を引いて美味です。
撮影機器:

感想

今回の山行は2日間とも天候に恵まれず、少し残念でしたが厳しいコンディションの山を経験しておくという意味では収穫がありました。
牛首通過時の雨に濡れた蛇紋岩の鎖場をクリアする際には緊張感と集中力を求められたり、真夏にもかかわらず2日間風雨にさらされた耳は自宅に帰って気付いたのですが、霜焼け(軽い凍傷?)になっており完治に1週間ほどかかりました。
耳の霜焼けは思い当るところが実はあります、寒さのため耳が痛いことは気づいていたのですが、鎖場、岩登りの際の視界確保を優先してフードをかぶりませんでした。もうひとつは強風に飛ばされないようにハットの顎紐をいつもよりきつめにしており、その紐が強風にあおられる際、耳にこすれて結果ダメージになったものと思います。あまり進んで経験したいことではありませんが、次はどのように対処するべきかを考える機会になりました。
いろんな意味で北アルプス!魅力のある山々です。
今年のうちにあと1回はおとづれたいなぁ〜と!がんばりますandたのしみます!

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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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