北穂高岳(河童橋〜横尾〜涸沢小屋〜北穂高岳 <ピストン>)


- GPS
- 30:30
- 距離
- 31.8km
- 登り
- 1,775m
- 下り
- 1,770m
コースタイム
(二日目)4:20起床-朝飯(弁当)10分-4:50涸沢小屋出発-7:40北穂高頂上-8:15下山開始-10:10涸沢小屋-昼飯11:10小屋出発-13:40横尾-休憩20分-15:00徳沢-16:00明神-17:00上高地バスターミナル
天候 | 4日快晴、5日快晴後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
涸沢よりも上はゴロゴロした石が多く、落石に注意。ストックは雪渓を通る際にサポートに有用。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
ひと夏ひとおお山を目指している。一昨年は唐松、去年は北岳に。今年は槍の計画があったが急遽、穂高に。
色々な雑誌とかで一番登りたい山として紹介されている。登りたかったが不安があった。スポーツで痛めた膝と年々増え続ける体重とそれに反して衰えていく体力。
カラダを軽くしようとしても夜のお誘いに負けてしまう。それに山に関するHPを見ると穂高は体力度高、難易度高となっている。
コースによりけりなんだろうと思いながら不安を払拭できずに当日を迎えた。
朝4時起床、5時30分頃の電車に乗り八王子駅へ。到着6時15分。朝飯を買い車で一路上高地へ。
八王子インターから中央道乗るが渋滞。やはり案の定、到着30分遅れの10時30分。そこでもう一人の方と合流。
横尾まで11km。平坦なので時間を戻すため少しハイスピードで歩く。しかし、この照りつける日差しは何なんだ。しかものどが渇く。
ここから靴の紐を一段と引き締める。これから涸沢まで約700mの登り。
横尾谷を抜け左手の屏風岩を望む。いつもはそこでロッククライミングをしている人がいるそうだが今日はいないようだ。
本谷橋を過ぎたら本格的な登山だ。涸沢前の急登に心折れそうになりながらも、大きな石をよじ登るように進んでいく。雪渓もあり、ストックを雪に突き刺し滑らないように登った。途中、踏み抜いている箇所もあり慎重に進んだ。
それを抜ければテント場所が見えてくる。右を見ると今日泊まる涸沢小屋だ。テラスが大きく、立派なところ。
とりあえず、ビールジョッキで2杯。カラダの中にしみこんでいく。食事をする。到着と同時に頼んでおいた明日の朝ごはん弁当を受け取り寝床へ。明日は早い。
朝4時半くらいに起床。まだ周囲は暗い。弁当を食べ朝食を済ませる。お湯は100円。明るくなってきて早速出発。帰りの高速の渋滞をできるだけ軽減することや雲が出る前に頂上に立ちたい思いからできるだけ早く出発することを考えた。
これから約500mの登り。それにしても急峻だ。岩が多く、落石に注意が必要だ。人がいないところでも岩が転がっている音がしていた。私たちが岩を動かし暫くたってから岩が落ちたと言うことだろう。
2箇所以上のクサリ場、2箇所以上のはしごを経て、ようやく頂上へ。前回の北岳に次ぐ2回目の晴天登頂。パノラマを満喫。槍ヶ岳へのキレットも見える。遠くに富士山、南アルプスも見える。
降りようとするがすぐそばでヘリの音。長野県警察のヘリで滑落者が出た模様。救助されていた。後で新聞など見たがやはり亡くなったそうだ。63歳の男性。
降りるほうはやはり楽だ。しかし疲労もあるので慎重に降りる。膝の爆弾が爆発しないようにいたわって降りた。
涸沢小屋で早い昼食。ラーメンを食す(1,000円)。横尾は700円のようだが、そこまでおなかが持たない。のどの渇きがいえないため、今では珍しい250mlのコーラを購入300円。持ってきた2リットルの水は無くなり、涸沢小屋を少し登ったところの沢で汲んだ。(付近の人に聞いたらのめるとの事。)
30分くらい休憩し、膝のサポーターを巻きつけ涸沢小屋を出発。一気に下った。
北岳の時は膝が爆発し大変だったが、膝の強化を図って於いたため大事には至らなかった。
横尾を過ぎ11kmの道を帰るが、クールダウンできるのでなんでよいねと最初言っていたが、そのうち言葉も無くなり足の裏もジンジンしていて、結構大変だった。
車が中央道で渋滞に巻き込まれ、八王子駅へは10時過ぎ。自宅へは11時30分位になった。
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