涸沢ベースに奥穂&涸沢岳と北穂ピストン


- GPS
- 21:55
- 距離
- 38.7km
- 登り
- 2,746m
- 下り
- 2,728m
コースタイム
6:30 上高地 - 9:30 横尾 - 12:00 涸沢
【14日】
9:45 涸沢 - 11:15 穂高岳山荘 11:35 - 12:05 奥穂高山頂 12:20 - 12:50 穂高岳山荘 - 13:00 涸沢岳山頂 13:10 - 13:20 穂高岳山荘 - 14:45 涸沢
【15日】
5:45 涸沢 - 7:45 北穂高岳山頂 - 8:10 北穂高山荘 8:30 - 10:10 涸沢 11:00 - 13:50 横尾 - 16:40 上高地
天候 | 基本雨、たまに曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り : 上高地→(バス)→新島々→(アルピコ電車)→松本→(JR)→新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨で濡れており、滑りやすい箇所あり。 ザイテングラード、奥穂取りつき、北穂アプローチの鎖場は、3点確保を確実に行えば問題なし。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
帰省ついでに念願のテン泊穂高周遊を敢行したかった。
ところが予定日程はすべて雨の予報・・・。でも時間はそこしか取れないので強行した。
さわやか信州号の夜行普通便で13日朝の上高地着。
早々に雨が降り始め、雨装備で出発。横尾までは淡々と進む。
久々のテン泊装備でペースはゆっくり、ほぼコースガイド通り。
横尾から雨風ともに強まり、翌日以降の予定が心配になってくる。
涸沢に着いても雨風は変わらず。とりあえず涸沢小屋で情報収集。
天気予報は火曜(14日)も雨!来る前は晴れる予報だったのに・・・。
ニュースは大雨被害を流してるし、明日以降も雨続くと報道。
ここでテン泊をあきらめ小屋泊に変更し、明日以降の予定も当日考えることとした。
14日は予報通り朝から大雨で、予定を決めかねている同じ境遇の方も多かった。
雨も強いがガスもあり、下山を選択する方が多かったが、北穂・奥穂へ向かう方も少数あった。
自分は停滞を覚悟し延泊の手続きを済ませ、食堂でまったりマンガを読んでたが・・・。
9:30頃「晴れてきた!」の声で外を見ると、ガスは残るが雨はほとんど止んでいる。
これはチャンス!と思い、即準備。時間的に奥穂〜北穂周遊は無理なので、奥穂ピストンとする。
水と携行食だけ持ち、雨装備で出立。
ザイテングラード以降はガスで展望ナシ、雨も結局残るもののスムーズに奥穂山荘着。
一服入れてピーク取りつき、いきなり梯子で高度感あるが、落ち着いていけばなんてことはない。
ピークはガスで展望なし。ジャンダルムも全く望めない。
奥穂ピークでは涸沢から同一行程の佐藤さんからこの後のルートの情報をいただく。
奥穂山荘から涸沢岳に登り返し、涸沢に降りるとのこと。
なるほど、周遊は無理でもそのルートなら無理がないのでご一緒させていただく。
山荘から涸沢岳まではあっという間だが、山頂裏は切り立ちスリルあり。
下山もザイテン下部からはガスも晴れ、涸沢の天候は荒れていなかった。
小屋でソフト食しつつ明日以降の天気を見ると、15日も雨!
晴れであれば予定を1日延ばし、北穂〜奥穂周遊しようと思っていたが・・・。
とりあえず天候良ければ周遊、雨ガスであれば北穂ピストンとし、涸沢もしくは横尾でもう1泊することにした。
財布の中身が厳しいが、テン泊すれば問題ない。
佐藤さんは明日夕方のバスで上高地を出るので明日は早めに出て上高地まで降りるとのこと。
明日はご一緒はできない。
15日朝、真夜中に雨が降ったようだが、雨はなし。
佐藤さんはまだ暗い中出立された、折り返しで会えるだろう。
私も予定通り北穂に向かって最低装備で出発。
ルートは直登で体力的に奥穂よりきつい。
鎖場は落ち着いていけば奥穂ルートよりは楽。
途中からは昨日同様ガスで展望ナシ、周遊はきついか・・・。
山頂手前で佐藤さんとすれ違う、やはり展望は望めないとのこと。
自分も周遊をあきらめ、折り返しを決意する。
北穂山頂は意外とスペース広し、でもガスで何も見えず。
大キレットもなんも見えない。
北穂山荘で一服後、下山開始。
降りながら今後の予定を考える。
いくら明日は晴れでも下山し、東京に戻らねばならない。
行けるとこまで行くのがベストと判断し、とりあえず横尾まで降りることとした。
涸沢でデポしていた荷物をピックアップし、再出立。
11時に出たので、上高地まで降りられるかも・・・。
ところが横尾までが何故か登りよりも時間がかかってしまった。
確かにすれ違いが多く、ロスもあったが?
とにかく横尾までは雨にも逢わず降りてこれたが、ここからまた雨。
徳澤でソフト食していると雨が強まってきた・・・。
ここにきて最強の雨とは!
で上高地まで強雨が続き、かなりへこむ。
結局3日間の行動中レインウェアを脱ぐことはなかった。
ま、無事に降りてこれた、目標のピークまで達することはできたので、
良しと言えよう。また訪問する理由もできたし。
新島々行きのバスまで30分しかなく、片づけで手いっぱいで土産買えず・・・。
しかも帰りのバスは途中の事故渋滞に巻き込まれ、到着が遅れ当初予定の電車に乗れず。
(松本での停滞を真剣に考えていた)
おかげで松本駅では新宿行き最終のあずさ(JRの特急ね)まで5分しかナイ!
手持ち現金が少なく、カードで切符買おうとしていた身には嫌がらせとしか思えない!
なんとかぎりぎり列車に滑り込み、ヤレヤレと思っていたがまたトラブル。
どうやら諏訪の花火大会(有名)でJRが遅れ気味とのこと。
確かに車窓からきれいな花火は見えた、おかげで新宿着は30分程度遅れてしまう。
おかげで都電に乗れず最寄停留所から徒歩2分のはずが、
地下鉄の最寄り駅から5分以上歩くこととなってしまった。
気の抜けた状態であの荷物はきつかったぞ!
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