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Yamareco

記録ID: 216444
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

朝日連峰【朝日鉱泉〜大朝日岳〜以東岳〜泡滝ダム】お盆に静かな縦走路へ!

2012年08月14日(火) 〜 2012年08月16日(木)
 - 拍手
lasting その他2人
GPS
168:00
距離
36.3km
登り
2,856m
下り
2,894m

コースタイム

8月14日(火)
朝日鉱泉06:17-07:14 (878) 07:23-08:09金山沢08:25-09:36鳥原小屋10:00-鳥原山10:22-10:55小朝日岳手前標高1410m付近11:10-11:50小朝日岳12:12-13:08 (1591) 13:22-13:36銀玉水13:47-14:21大朝日小屋
8月15日(水)
大朝日小屋05:05-05:55 (1712)先の最低鞍部06:05-西朝日岳06:31-07:16竜門山07:32-07:44竜門小屋07:53-08:46南寒江山09:05-寒江山09:14-北寒江山09:40-09:57狐穴小屋10:17-11:17 (1514) 11:33-12:21以東岳13:09-13:53オツボ峰14:08-15:02標高1230m付近15:16-15:53大鳥小屋
8月16日(木)
大鳥小屋04:51-05:45七ツ滝沢橋06:04-06:29冷水沢06:43-07:35泡滝ダム
天候 14日(火) 雨のち晴れ
15日(水) 快晴のち曇り、深夜に雨
16日(木) 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
左沢駅までマイカーで行き、駅併設の駐車場利用(無料)。

左沢駅→朝日鉱泉:タクシー10390円、55分

泡滝ダム→鶴岡駅:タクシー15070円(以東岳の山頂で迎車予約しました)、70分
鶴岡駅(Sモール)→寒河江SA:高速バス2200円/人
この高速バスは予約は行っておらず、定員まで先着順。最大で半分程ほど席が埋まりました。
http://www.shonaikotsu.jp/highway/yamagata.html
寒河江SA(ゆ〜チェリー)→左沢駅:タクシー2020円

※「泡滝ダム→鶴岡駅→寒河江SA」を「泡滝ダム→庄内あさひBS→寒河江SA」にすれば安く速くなるけど、その条件でタクシーが泡滝ダムまで来てくれるか分からないし、お願いもし難い。またバスに空席があるか分かりません。

※泡滝ダム発のバスの2012年度の運行は7/14〜8/12となっているため、泡滝ダムから鶴岡駅までタクシーを利用しました(泡滝ダムから大鳥までプラス3時間車道を歩けば大鳥発の定期バスもあります)。ちなみに、泡滝ダムのバスは2011年度は7/16〜8/21、2010年度は7/17〜8/22。なぜ、短縮されたのだろう・・・・。
コース状況/
危険箇所等
◎登山道
入っている人はあまり多くないのにしっかりと草払いもされており、とても歩きやすかった。
朝露が酷かったけど、草に擦れる機会が少ないので朝露で濡れることも少ないです。

◎水場
行程中に通った水場。
金山沢:前夜の雨のためか濁っていた。
鳥原小屋:小屋と分岐の間。じっくりとは見ませんでした。
銀玉水:縦走路から30秒ほど。水はきれいで肉眼で確認できるゴミはなかった。
金玉水:未確認。
竜門小屋:小屋の隣り。じっくりとは見ませんでした。
狐穴小屋:小屋の隣り。ややゴミが混じっていた。
三角峰手前のコル:未確認。
大鳥小屋:小屋から1分ほど。水はきれいで肉眼で確認できるゴミはなかった。
大鳥小屋以降:沢水も含めていっぱいある。きれいかは分かりません。

◎避難小屋
大鳥小屋以外にテン場はなく、稜線は全域で幕営禁止。このため、小屋が宿泊施設となっている。
夏季は管理人が滞在しており、寝床の場所を指定され、炊事のルールを聞く。1人1500円の協力金を払う。
通ったルートにある避難小屋はどれもビックリするくらいキレイだった。

◎電波
以下で試しました(FOMA)。
大朝日小屋:ギリギリ繋がる。メールはいけそうだけど、電話は難しい。
大朝日岳:小屋よりはいい。
南寒江山:景色がよくて繋がりそうだけど圏外だった。
以東岳:3本たったと思ったら圏外になったりと不安定。電話は途中で途切れたりしたけど大丈夫でした。
大鳥小屋:圏外だった。
白い屋根の朝日鉱泉。ここから出発。昨夜は10人ほど泊まっていたようです。
2012年08月14日 05:49撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/14 5:49
白い屋根の朝日鉱泉。ここから出発。昨夜は10人ほど泊まっていたようです。
始めは川まで下って橋を渡る。雨が降ってきた。
2012年08月14日 06:20撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 6:20
始めは川まで下って橋を渡る。雨が降ってきた。
昨夜の豪雨で下の川が濁流となっているので余計に恐かった。
2012年08月14日 06:22撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 6:22
昨夜の豪雨で下の川が濁流となっているので余計に恐かった。
標高の低い樹林帯なので汗が噴出。雨具?とっくに脱ぎました。
2012年08月14日 07:02撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 7:02
標高の低い樹林帯なので汗が噴出。雨具?とっくに脱ぎました。
993の三角点。なさそうな予感がしたけど、意外にもちゃんとあった。
2012年08月14日 07:54撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 7:54
993の三角点。なさそうな予感がしたけど、意外にもちゃんとあった。
金山沢に到着。次の1時間半はきつかったー。
2012年08月14日 08:09撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 8:09
金山沢に到着。次の1時間半はきつかったー。
豪雨のためか水がやや濁っている。進路は右奥。
2012年08月14日 08:26撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 8:26
豪雨のためか水がやや濁っている。進路は右奥。
鳥原小屋手前で木道登場。金山沢から斜面を斜めに登っていたため、読図しようにも現在位置がはっきりしなかったため、恐ろしく長く感じました。おまけに日が出てきて暑い。
2012年08月14日 09:30撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 9:30
鳥原小屋手前で木道登場。金山沢から斜面を斜めに登っていたため、読図しようにも現在位置がはっきりしなかったため、恐ろしく長く感じました。おまけに日が出てきて暑い。
あそこに見えるは鳥原小屋。今までの樹林帯とは打って変わって湿原に。
2012年08月14日 09:31撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/14 9:31
あそこに見えるは鳥原小屋。今までの樹林帯とは打って変わって湿原に。
鳥原小屋。立派できれい。
2012年08月14日 09:49撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 9:49
鳥原小屋。立派できれい。
内部はこんな感じ。今回の山行で通った他の小屋も同等のクオリティ。
2012年08月14日 09:56撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/14 9:56
内部はこんな感じ。今回の山行で通った他の小屋も同等のクオリティ。
鳥原小屋の前から。先ほどまで雨が降っていたので景色はまだこれだけ。これからどんどん雲が取れていきます。
2012年08月14日 09:45撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 9:45
鳥原小屋の前から。先ほどまで雨が降っていたので景色はまだこれだけ。これからどんどん雲が取れていきます。
古寺鉱泉との分岐付近の湿原。小さな池塘が縦走路に点在しています。
2012年08月14日 10:08撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 10:08
古寺鉱泉との分岐付近の湿原。小さな池塘が縦走路に点在しています。
鳥原山の登り。しっかりと整備されてます。もう、整備以上。
2012年08月14日 10:12撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 10:12
鳥原山の登り。しっかりと整備されてます。もう、整備以上。
だいぶ雲が取れてきた。景色が拝めるのも時間の問題か。
2012年08月14日 10:14撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 10:14
だいぶ雲が取れてきた。景色が拝めるのも時間の問題か。
鳥原山の三角点は縦走路から少し離れたところに。
2012年08月14日 10:21撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 10:21
鳥原山の三角点は縦走路から少し離れたところに。
池塘というよりは水溜り。水中は大きな御玉杓子、水面はアメンボで埋め尽くされてた。
2012年08月14日 10:25撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/14 10:25
池塘というよりは水溜り。水中は大きな御玉杓子、水面はアメンボで埋め尽くされてた。
まだ雲がかかっているけど、右手前が小朝日、左奥が大朝日。
2012年08月14日 10:27撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 10:27
まだ雲がかかっているけど、右手前が小朝日、左奥が大朝日。
なんだろう。滑り止めかな。
2012年08月14日 10:33撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 10:33
なんだろう。滑り止めかな。
小朝日の登り中。徐々に晴れてきて暑い。
2012年08月14日 10:58撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 10:58
小朝日の登り中。徐々に晴れてきて暑い。
ロープが出てきた。足場がしっかりとしてます。
2012年08月14日 11:16撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 11:16
ロープが出てきた。足場がしっかりとしてます。
土嚢がボロボロ。
2012年08月14日 11:20撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 11:20
土嚢がボロボロ。
雲が取れてきたー。小朝日の山頂まであと少し。
2012年08月14日 11:21撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 11:21
雲が取れてきたー。小朝日の山頂まであと少し。
急斜面を慎重に進みます。
2012年08月14日 11:44撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 11:44
急斜面を慎重に進みます。
小朝日岳に到着。MZはお休み中。
2012年08月14日 12:09撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/14 12:09
小朝日岳に到着。MZはお休み中。
北側の古寺山方面。
2012年08月14日 11:52撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 11:52
北側の古寺山方面。
東側の鳥原山方面。あの向こうから歩いてきたなんて。
2012年08月14日 11:53撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 11:53
東側の鳥原山方面。あの向こうから歩いてきたなんて。
西側の大朝日岳方面。下って登れば今日の行程は終わりじゃー。
2012年08月14日 12:08撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 12:08
西側の大朝日岳方面。下って登れば今日の行程は終わりじゃー。
アップ。今夜の小屋が確認できます。
2012年08月14日 12:08撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 12:08
アップ。今夜の小屋が確認できます。
小朝日出発。コルが見えません。樹林帯の急斜面を一気に下ります。
2012年08月14日 12:16撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 12:16
小朝日出発。コルが見えません。樹林帯の急斜面を一気に下ります。
コルに到着。8月中旬なのにまだ雪渓が。登山道上にはありませんでした。
2012年08月14日 12:37撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 12:37
コルに到着。8月中旬なのにまだ雪渓が。登山道上にはありませんでした。
振り向いて撮影。これから大朝日に登るのに小朝日からこんなに下っちゃった。
2012年08月14日 12:47撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 12:47
振り向いて撮影。これから大朝日に登るのに小朝日からこんなに下っちゃった。
その大朝日。雲がほぼ取れました。着くまでいい天気でありますように。
2012年08月14日 12:57撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 12:57
その大朝日。雲がほぼ取れました。着くまでいい天気でありますように。
この辺りが1591のはず。
2012年08月14日 13:08撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 13:08
この辺りが1591のはず。
ついに青空!日差しはきついけど、気持ちのいい縦走路です。
2012年08月14日 13:08撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/14 13:08
ついに青空!日差しはきついけど、気持ちのいい縦走路です。
稜線に銀玉水との分岐があります。水場まで30秒ほど。
2012年08月14日 13:38撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 13:38
稜線に銀玉水との分岐があります。水場まで30秒ほど。
しっかりと作られています。冷たくてゴミもなくおいしかった。次の水場である金玉水は小屋から離れていて面倒とのことなので、ここで汲める限り汲む。
2012年08月14日 13:41撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/14 13:41
しっかりと作られています。冷たくてゴミもなくおいしかった。次の水場である金玉水は小屋から離れていて面倒とのことなので、ここで汲める限り汲む。
小屋までの最後の登り。照りつく日差し、荷物も重くなったので汗が出る。
2012年08月14日 13:48撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 13:48
小屋までの最後の登り。照りつく日差し、荷物も重くなったので汗が出る。
階段状に整備された道を一歩一歩進みます。
2012年08月14日 13:52撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 13:52
階段状に整備された道を一歩一歩進みます。
ハクサンフウロ
2012年08月14日 13:55撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/14 13:55
ハクサンフウロ
ミヤマママコナ
2012年08月14日 13:58撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 13:58
ミヤマママコナ
左奥は小朝日。こんなに遠くなりました。
2012年08月14日 14:05撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 14:05
左奥は小朝日。こんなに遠くなりました。
ほぼ登りきった辺り。小屋はあの小ピークの向こう側。
2012年08月14日 14:07撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 14:07
ほぼ登りきった辺り。小屋はあの小ピークの向こう側。
中岳と金玉水。水場は雪渓より縦走路側です。この遠さを見て今日は金玉水で汲むのをやめました。
2012年08月14日 14:10撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 14:10
中岳と金玉水。水場は雪渓より縦走路側です。この遠さを見て今日は金玉水で汲むのをやめました。
ミヤマリンドウ
2012年08月14日 14:11撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 14:11
ミヤマリンドウ
小屋まであとちょっと。
2012年08月14日 14:14撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 14:14
小屋まであとちょっと。
ミヤマリンドウ
2012年08月14日 14:18撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/14 14:18
ミヤマリンドウ
タカネマツムシソウ
2012年08月14日 14:19撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/14 14:19
タカネマツムシソウ
近づくにつれて「ん、100人も泊まれるのか?」という疑問が。1階は就寝スペースではないです。
2012年08月14日 14:20撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/14 14:20
近づくにつれて「ん、100人も泊まれるのか?」という疑問が。1階は就寝スペースではないです。
小屋の手前はお花畑。
2012年08月14日 14:21撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/14 14:21
小屋の手前はお花畑。
あの雪渓の左下に金玉水。下り7分だけど、やっぱり遠い。
2012年08月14日 14:55撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 14:55
あの雪渓の左下に金玉水。下り7分だけど、やっぱり遠い。
小屋に荷物をデポして大朝日岳に登頂。
2012年08月14日 15:07撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 15:07
小屋に荷物をデポして大朝日岳に登頂。
あんなに大きかった小朝日岳を見下ろしています。
2012年08月14日 15:07撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/14 15:07
あんなに大きかった小朝日岳を見下ろしています。
山頂は小屋の裏というイメージだったけど、70mほどの登りあり。
2012年08月14日 15:07撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 15:07
山頂は小屋の裏というイメージだったけど、70mほどの登りあり。
祝瓶へ続く平岩山方面。静かな縦走路なんだろうなぁ。
2012年08月14日 15:10撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/14 15:10
祝瓶へ続く平岩山方面。静かな縦走路なんだろうなぁ。
朝日鉱泉方面。中ツル尾根の先に何かが見える?
2012年08月14日 15:11撮影 by  DSC-WX50, SONY
1
8/14 15:11
朝日鉱泉方面。中ツル尾根の先に何かが見える?
見えちゃった。中央の白いのが今朝スタートした朝日鉱泉です。
2012年08月14日 15:11撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 15:11
見えちゃった。中央の白いのが今朝スタートした朝日鉱泉です。
同行のMY&MZ。3人でココまで頑張った。
2012年08月14日 15:12撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 15:12
同行のMY&MZ。3人でココまで頑張った。
小屋に戻ってまたお花畑。
2012年08月14日 15:38撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 15:38
小屋に戻ってまたお花畑。
今夜の宿。最終的に40人ほど泊まりました。
2012年08月14日 15:43撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 15:43
今夜の宿。最終的に40人ほど泊まりました。
注:カレーです、念のため。お玉忘れた。具は玉ねぎ、にんじん、ジャガイモ、エリンギ、ソーセージ。
2012年08月14日 16:20撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/14 16:20
注:カレーです、念のため。お玉忘れた。具は玉ねぎ、にんじん、ジャガイモ、エリンギ、ソーセージ。
先ほどまであった雲が消えて2峰のお出まし。中央右は月山、その左奥は鳥海山。
2012年08月14日 17:30撮影 by  DSC-WX50, SONY
3
8/14 17:30
先ほどまであった雲が消えて2峰のお出まし。中央右は月山、その左奥は鳥海山。
だいぶ日が落ちてきた。きれいな夕焼けに期待。
2012年08月14日 18:20撮影 by  DSC-WX50, SONY
1
8/14 18:20
だいぶ日が落ちてきた。きれいな夕焼けに期待。
日中は暑かったけど、さすがに肌寒くなってきました。
2012年08月14日 18:21撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 18:21
日中は暑かったけど、さすがに肌寒くなってきました。
タカネマツムシソウ
2012年08月14日 18:28撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 18:28
タカネマツムシソウ
ミヤマトリカブト
2012年08月14日 18:28撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 18:28
ミヤマトリカブト
日の入りまでもう少し。
2012年08月14日 18:33撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 18:33
日の入りまでもう少し。
小屋からも人がどんどん出てきました。まだ早いけど、お休みなさい。
2012年08月14日 18:37撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/14 18:37
小屋からも人がどんどん出てきました。まだ早いけど、お休みなさい。
翌朝。一面ガスに包まれた。
2012年08月15日 04:36撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 4:36
翌朝。一面ガスに包まれた。
とりあえず、ご来光を期待して山頂に行ったけど、何も見えない。
2012年08月15日 04:55撮影 by  DSC-WX50, SONY
1
8/15 4:55
とりあえず、ご来光を期待して山頂に行ったけど、何も見えない。
まあ、先に進もうか。直に晴れることを祈って。
2012年08月15日 05:10撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 5:10
まあ、先に進もうか。直に晴れることを祈って。
太陽。日食を思い出す。
2012年08月15日 05:13撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 5:13
太陽。日食を思い出す。
金玉水との分岐。十分に水はあり、他にも水場はあるのでパス。
2012年08月15日 05:13撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 5:13
金玉水との分岐。十分に水はあり、他にも水場はあるのでパス。
おや?
2012年08月15日 05:15撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/15 5:15
おや?
南西側からガスが晴れてきた。ガスが天に登っていく様できれい。
2012年08月15日 05:15撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/15 5:15
南西側からガスが晴れてきた。ガスが天に登っていく様できれい。
西側。あの尾根の右に西朝日岳があります。
2012年08月15日 05:35撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 5:35
西側。あの尾根の右に西朝日岳があります。
ガスが晴れるとそこは雲海だった。
2012年08月15日 05:43撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/15 5:43
ガスが晴れるとそこは雲海だった。
東側。あのピークは昨日通った小朝日岳。
2012年08月15日 05:43撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 5:43
東側。あのピークは昨日通った小朝日岳。
突如現れる池塘。緑緑していて夏!って感じです。
2012年08月15日 06:11撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/15 6:11
突如現れる池塘。緑緑していて夏!って感じです。
大きい山が大朝日岳だと思う。これからどんどん離れていきます。
2012年08月15日 06:20撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/15 6:20
大きい山が大朝日岳だと思う。これからどんどん離れていきます。
西朝日岳。あれ?さっきまで山頂にガスなかったのに・・・・。下って振り返ったらまた晴れてた。
2012年08月15日 06:31撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 6:31
西朝日岳。あれ?さっきまで山頂にガスなかったのに・・・・。下って振り返ったらまた晴れてた。
右真ん中は竜門山。遠くに見えるけど、歩きやすい縦走路なので思ったより早く着きます。
2012年08月15日 06:36撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 6:36
右真ん中は竜門山。遠くに見えるけど、歩きやすい縦走路なので思ったより早く着きます。
竜門山に着きました。右の西朝日岳はしっかりと晴れてる。
2012年08月15日 07:13撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 7:13
竜門山に着きました。右の西朝日岳はしっかりと晴れてる。
西側はガスが消えて、雲海が広がっています。町は曇りなのでしょう。
2012年08月15日 07:13撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 7:13
西側はガスが消えて、雲海が広がっています。町は曇りなのでしょう。
中央左から南寒江山、その右が寒江山、さらに右が北寒江山。中央右奥が以東岳。今日は最低でも以東岳なんですけど。
2012年08月15日 07:13撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 7:13
中央左から南寒江山、その右が寒江山、さらに右が北寒江山。中央右奥が以東岳。今日は最低でも以東岳なんですけど。
古寺鉱泉との分岐を過ぎるとすぐに竜門小屋。
2012年08月15日 07:41撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 7:41
古寺鉱泉との分岐を過ぎるとすぐに竜門小屋。
小屋の前に水場。朝日連峰だけにアサヒビールです。
2012年08月15日 07:44撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/15 7:44
小屋の前に水場。朝日連峰だけにアサヒビールです。
昨夜の宿泊は17人。日暮沢小屋への道が通行止めで30分余計に歩く必要があるらしく、それが影響して今年は人が全然来ないそうです。
2012年08月15日 07:47撮影 by  DSC-WX50, SONY
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昨夜の宿泊は17人。日暮沢小屋への道が通行止めで30分余計に歩く必要があるらしく、それが影響して今年は人が全然来ないそうです。
だいぶ日が高くなってきました。たまに切れているところがあり。慎重に。
2012年08月15日 08:08撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 8:08
だいぶ日が高くなってきました。たまに切れているところがあり。慎重に。
今日も高山植物のオンパレード。
2012年08月15日 08:14撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 8:14
今日も高山植物のオンパレード。
あんなに遠かったのに近づいたー。歩きやすく、どんどん進めます。
2012年08月15日 08:14撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/15 8:14
あんなに遠かったのに近づいたー。歩きやすく、どんどん進めます。
振り返って撮影。中央左の竜門山からこの撮影場所まで1時間20分。
2012年08月15日 08:33撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 8:33
振り返って撮影。中央左の竜門山からこの撮影場所まで1時間20分。
南寒江山に着きました。奥に見える以東岳、近づいたかな?
2012年08月15日 08:58撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 8:58
南寒江山に着きました。奥に見える以東岳、近づいたかな?
まだ雲海が広がっています。稜線まで上がってこないでー。
2012年08月15日 08:59撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/15 8:59
まだ雲海が広がっています。稜線まで上がってこないでー。
お花畑。
2012年08月15日 09:06撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 9:06
お花畑。
寒江山に着いた。これから以東岳がどんどん近づきます。
2012年08月15日 09:15撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 9:15
寒江山に着いた。これから以東岳がどんどん近づきます。
ミヤマダイモンジソウ
2012年08月15日 09:21撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 9:21
ミヤマダイモンジソウ
ミヤマリンドウ
2012年08月15日 09:21撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 9:21
ミヤマリンドウ
三方境と狐穴小屋の間。赤ペンキがいっぱい。
2012年08月15日 09:50撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 9:50
三方境と狐穴小屋の間。赤ペンキがいっぱい。
狐穴小屋を出発。寝転がりたくなる草原。
2012年08月15日 10:22撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/15 10:22
狐穴小屋を出発。寝転がりたくなる草原。
以東岳がガスに包まれた。適度な日陰が欲しいです。
2012年08月15日 10:25撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 10:25
以東岳がガスに包まれた。適度な日陰が欲しいです。
振り向いて撮影。ここは中先峰より少し狐穴小屋側の小ピーク、バックは寒江山。
2012年08月15日 10:46撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 10:46
振り向いて撮影。ここは中先峰より少し狐穴小屋側の小ピーク、バックは寒江山。
ときどき現れる池塘に癒されるー。
2012年08月15日 10:57撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/15 10:57
ときどき現れる池塘に癒されるー。
振り向いて撮影。松虫岩の辺り。ガスが出て日陰になってとても快適です。雨は降らないで。
2012年08月15日 11:59撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 11:59
振り向いて撮影。松虫岩の辺り。ガスが出て日陰になってとても快適です。雨は降らないで。
すぐそこに以東岳。左は以東小屋。
2012年08月15日 11:59撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 11:59
すぐそこに以東岳。左は以東小屋。
今日1日で見えないくらい遠くから歩いてきました。
2012年08月15日 12:07撮影 by  DSC-WX50, SONY
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今日1日で見えないくらい遠くから歩いてきました。
着いたー。以東岳デカイ。
2012年08月15日 12:56撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 12:56
着いたー。以東岳デカイ。
眼下に大鳥池のお出まし。視界があってよかった。
2012年08月15日 12:58撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/15 12:58
眼下に大鳥池のお出まし。視界があってよかった。
振り向いて撮影。稜線ルートから大鳥小屋に進みます。
2012年08月15日 13:21撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 13:21
振り向いて撮影。稜線ルートから大鳥小屋に進みます。
すぐそこに大きな雪渓。縦走路から雪渓が消えたのはつい最近なんでしょう。
2012年08月15日 13:33撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 13:33
すぐそこに大きな雪渓。縦走路から雪渓が消えたのはつい最近なんでしょう。
オツボ峰から以東岳。わずか40分でこんなに下った。
2012年08月15日 13:56撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 13:56
オツボ峰から以東岳。わずか40分でこんなに下った。
オツボ峰の分岐は道がはっきりしておらず、よく分かりませんでした。
2012年08月15日 13:56撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 13:56
オツボ峰の分岐は道がはっきりしておらず、よく分かりませんでした。
三角峰手前のコルにある水場。必要ないのでスルー。
2012年08月15日 14:27撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 14:27
三角峰手前のコルにある水場。必要ないのでスルー。
大鳥小屋が見えてきた。あとは下るだけ。
2012年08月15日 14:43撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 14:43
大鳥小屋が見えてきた。あとは下るだけ。
振り向いて撮影。階段が流されてた。左を木を掴みながら降りるか、階段跡を降ります。
2012年08月15日 15:28撮影 by  DSC-WX50, SONY
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振り向いて撮影。階段が流されてた。左を木を掴みながら降りるか、階段跡を降ります。
出たー!
2012年08月15日 15:43撮影 by  DSC-WX50, SONY
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出たー!
静かな池や。
2012年08月15日 15:43撮影 by  DSC-WX50, SONY
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静かな池や。
あそこに見えるは湖畔のリゾートホテル。
2012年08月15日 15:44撮影 by  DSC-WX50, SONY
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あそこに見えるは湖畔のリゾートホテル。
よく分からないけど、橋を渡って反対岸へ行きます。
2012年08月15日 15:44撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/15 15:44
よく分からないけど、橋を渡って反対岸へ行きます。
今夜の宿。
2012年08月15日 16:48撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/15 16:48
今夜の宿。
水は垂れ流し。
2012年08月15日 16:49撮影 by  DSC-WX50, SONY
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水は垂れ流し。
大量のつまみを消費するため、米は炊かなかった。これで残っているつまみの1/8くらい。
2012年08月15日 17:15撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/15 17:15
大量のつまみを消費するため、米は炊かなかった。これで残っているつまみの1/8くらい。
翌朝。ここのスペースにお泊り。とても空いていて泊まったのは10人ほどでした。
2012年08月16日 04:43撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/16 4:43
翌朝。ここのスペースにお泊り。とても空いていて泊まったのは10人ほどでした。
立地が立地なのでご来光は見えません。泡滝ダムへ向けて下山開始。
2012年08月16日 04:48撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/16 4:48
立地が立地なのでご来光は見えません。泡滝ダムへ向けて下山開始。
とても通りたくなるショートカットだったけど、しっかりと縦走路を通りました。地形図のヘアピンカーブと同じ数のヘアピンあり。
2012年08月16日 05:22撮影 by  DSC-WX50, SONY
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とても通りたくなるショートカットだったけど、しっかりと縦走路を通りました。地形図のヘアピンカーブと同じ数のヘアピンあり。
七ツ滝沢橋。すぐに川へ降りられるので顔を洗う。
2012年08月16日 05:45撮影 by  DSC-WX50, SONY
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七ツ滝沢橋。すぐに川へ降りられるので顔を洗う。
朝日鉱泉の橋よりきれいです。
2012年08月16日 06:06撮影 by  DSC-WX50, SONY
8/16 6:06
朝日鉱泉の橋よりきれいです。
エゾアジサイ
2012年08月16日 06:21撮影 by  DSC-WX50, SONY
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エゾアジサイ
こんな品種があるのか。
2012年08月16日 06:24撮影 by  DSC-WX50, SONY
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こんな品種があるのか。
冷水沢。さっぱり。でも、名前ほど冷たくなかった。
2012年08月16日 06:44撮影 by  DSC-WX50, SONY
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冷水沢。さっぱり。でも、名前ほど冷たくなかった。
あとはひたすら長い渓谷歩き。
2012年08月16日 06:55撮影 by  DSC-WX50, SONY
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あとはひたすら長い渓谷歩き。
小滝あり。涼しい。
2012年08月16日 07:06撮影 by  DSC-WX50, SONY
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小滝あり。涼しい。
雪渓・・・・ってここの標高550mですよ!
2012年08月16日 07:24撮影 by  DSC-WX50, SONY
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雪渓・・・・ってここの標高550mですよ!
ダムっぽくない。取水ダムでした。
2012年08月16日 07:35撮影 by  DSC-WX50, SONY
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8/16 7:35
ダムっぽくない。取水ダムでした。
駐車場。この後、雨が降ってきて、傘を出したら予約していたタクシーが着ました。
2012年08月16日 07:38撮影 by  DSC-WX50, SONY
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駐車場。この後、雨が降ってきて、傘を出したら予約していたタクシーが着ました。
ようやく帰ってきました、左沢駅。暗いときは分からなかったけど、立派!
2012年08月16日 13:59撮影 by  DSC-WX50, SONY
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ようやく帰ってきました、左沢駅。暗いときは分からなかったけど、立派!
山形駅へ移動して北野水産で打ち上げ。観光客向けの店。
2012年08月16日 20:22撮影 by  DSC-WX50, SONY
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山形駅へ移動して北野水産で打ち上げ。観光客向けの店。
館林駅で解散。「只今の気温38℃」。
2012年08月17日 13:26撮影 by  DSC-WX50, SONY
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館林駅で解散。「只今の気温38℃」。

感想

MY、MZと朝日連峰へ行ってきました。


8月13日(月)

館林駅に集合。あっつい。電車から降りると空気が違う。さすが暑さで有名な町。

MY車に乗り込み、近所のスーパーで買出し。
夕食はカレー、マーボー、朝食は雑炊、棒ラーメン。それぞれ必要なものを買い物かごに入れる。
つまみはある程度入れた後、各自好きなものをさらに入れようということになり・・・・
レジを通るとそこには6人パーティーでも余りそうな大量のつまみがある。
私「おれ1つしか入れてないよー」
MY「おれも1つだけだよ」
MZ「え、食べたいもの入れるって言ったじゃん!?」

東北道に乗り、ひたすら北上。
福島あたりから雷雨に見舞われる。これは予報通り、明日晴れればいい。
左沢駅に着くと雨は止んでいる。無料の駐車場に止めて、屋根があるところでオヤスミナサイ。
(左沢駅に24時間利用できるトイレと車5分ほどのところにコンビニあり)

8月14日(火)

夜中から再び豪雨になるも出発するころには止む。5時に予約していたタクシーに乗り込み、朝日鉱泉へ。
残り14kmになってから道が狭くなり、未舗装道も出てくる。
朝日鉱泉まで自家用車で行くことも考えたけど、やめてよかった(by 運転手のMY)。
途中、ダム放水のサイレンが鳴る。初めてのことだったので直に聞けてちょっと嬉しい。
1時間弱で朝日鉱泉に着く。タクシーから降りると涼し・・・・くない。
駅よりは涼しいけど、そんな言うほど涼しくない。標高が560mしかないから当たり前だ。虫も多い。

出発しようとすると雨が降り出す。本降りになりそうだったので雨具を着てスタート。
下って、橋を渡って、登り開始。風も無く、すぐに汗が噴出す。
雨具なんか着ていられない。樹林帯のためか雨もさほど感じないので雨具を脱ぐ。
尾根に乗ると風が吹き、暑さが和らぐ。雨はほぼ上がったようだ。金山沢で顔を洗って再び登りへ。
斜面を斜めに登るので読図が難しく、この間だけは現在位置がはっきりしない。
まだかまだかと嫌気がさしたころに木道が現れ、鳥原小屋に着く。
雨はすっかり上がっており、もう少し経てば雲もなくなりそうだ。

鳥原山を過ぎると小朝日岳、大朝日岳がお出迎え。共に山頂は雲で隠れており、その巨大さは未知数だ。
小朝日岳の登り辺りから日が照り付けてくる。なんともいえない複雑さ。晴れて嬉しいけど暑い。
小朝日岳に着くとガスの隙間から今夜泊まる大朝日小屋が見える。もう見えるところまで来たんだ、頑張ろう。

途中にある銀玉水で水を汲み、小屋に到着。
小屋の管理人が笑顔で迎えてくれて、泊まる場所と炊事ルールの説明を受ける。
我々は14時20分着で小屋内の荷物を見る限り、5番目くらい。
この後ぞろぞろと17時ごろまで人が増えていって最終的には40人ほどが小屋に泊まった。
小屋の周りは高山植物が豊富であり、取り分けマツムシソウが見事であった。
マツムシソウは私が認識できる数少ない高山植物の1つのはずだったけどその場では分からなかった。
(写真の名前はネットで調べました)

小屋に荷物を置いて大朝日岳山頂へアタック。明日の進路である北西側だけはガスが覆っており見えなかった。
しかし、他の方角はガスがなかったり、その隙間から景色が見える。
今まで歩いてきた小朝日岳からの縦走路、南方にある祝瓶山への縦走路、中ツル尾根とその先には今朝出発した朝日鉱泉。
また、遠くには湖が見える。その時、私は見えるはずもない泡滝ダムと言ってしまった。
記録を書きながら地図を見返してみると西にあるあさひ湖と思われる。
以前に飯豊連峰に行ったときもそうだったが、朝日連峰もアルプスと違って1つ1つの山がなだらかで雄大である。

小屋に戻ると人が増えている。小屋の中で夕食を作る。今夜はカレー。
夕食を作っているのは我々だけではなく、いろいろな人が一斉に作り出し、小屋内は瞬時にサウナへと変貌する。
じっとしているだけで汗ばんでくる。汗を出しながらカレーを食べる。
「外で(酒を)飲もう」という流れになり、外へ出ると、す、涼しいー!
日の入りを見届けるころには火照っていた体もすっかり冷えて肌寒くなり、小屋へ戻って寝ることにする。

冷え切った体で暖かい小屋に入ると何とも快適である(すぐに暑くなったけど)。
そんな時、事件は起きる。事件というには大げさかもしれないが私とMYは確かに殺意を持った。

「小屋に40人泊まる」このことから連想できるのはそう、いびきである。
40人もいればいびきをかく人はそれなりにいるわけで、今夜は40人による大合唱である・・・・はずだった。
蓋を開けてみれば私とMYの間で寝ているヤツのソロコンサート、それに小さなバックコーラスがついているだけであった。
途切れ途切れならまだしも一晩中、しかも爆音であった。

もちろん、私もいびきをかいているかもしれないけど、とりあえず寝付けない。
起床予定の3時半まであとどれくらいだろうと最初に時計を見たとき、その時刻はまだ20時半で呆然とした。

あの晩、一緒に泊まってうるさいいびきに悩まされた方々、申し訳ないです。

40人もいるので小屋内は暑く、隣りがうるさいのでなかなか寝付けない。
どうしても眠れなかったので外に出てみるとそこには意外にも多くの人がいた。いびきが原因だったら本当にすみません。

毎年、この時期はペルセウス座流星群。空を見ると一面星空で天の川もしっかりと確認できる。
周りからは「あー、見えたー!」と聞こえるけど私はいつもどこを見ていいのかわからず、結局見ることができなかった。

8月15日(水)

寝た気がしない。雑炊を食べて外に出る。あの星空はどこへ行った?一面ガスに包まれて真っ白である。
すぐに晴れるでしょうという希望を持ってご来光を拝みに大朝日の山頂へ。
待てど待てど晴れないので小屋まで戻り、荷物を背負って出発。

金玉水の分岐を過ぎると徐々にガスが取れ、西側は完全に晴れて遠くまで見渡せ、東側は雲海となった。
これぞ、縦走の醍醐味。雲の上を歩く。
西朝日岳を越えて竜門山に差し掛かると遠方に寒江山、さらにその奥に以東岳が確認できる。
今日は最低でも以東小屋まで行きたい。一歩一歩頑張ろうか。

歩きやすい縦走路が稜線に沿って真っ直ぐに進んでいるので、思いのほか一本で遠くまで行くことができる。
また、縦走路にはお花畑や池塘が点在しており、気分を一新してくれる。

寒江山を過ぎるとようやく以東岳への縦走路が見え、その大きさに驚愕。
鞍部まで下ると高低差300mの登り返しが待っている。登るしかない。

それにしても人が少ない。今はお盆で山シーズン真っ盛りだというのに全然人に会わない。
大朝日小屋を出発してから大鳥池に着くまでに出会った人は20人ほど。
アルプスはどれほど混んでいるのだろうか。

以東岳を気合で登り終えると今まで見ることができなかった反対側の景色を見ることができる。
眼下には大鳥池が広がっている。暑い、あそこに行きたい・・・・。
タクシー会社に電話をして明日の朝8時に泡滝ダムに来てもらうように手配する。
泡滝ダム下流側5km地点で14日早朝に土砂崩れがあったけど、その日のうちに撤去されたそうな。

さあ、あとは池まで下りだ。
ゆっくりと下る稜線ルートを通り、大鳥池に到着。
小屋に行くとやはり人が少ない。宿泊は10人ほど。
前夜と違い、広々と使うことができた。そのおかげで就寝時にボーカルを遠ざけた。

外でマーボー春雨を作る。大量のつまみを消費するため、米は炊かない。にもかかわらず食べきることはできなかった。

8月16日(木)

棒ラーメンを食べて出発。今日は泡滝ダムまで2時間半の短い行程。

どんどん下って橋を2つ渡ってしばらく歩くとダムに着く。ダムといっても小さな取水ダム。
タクシーを待っていると雨が降ってきた。
タクシーが来る8時まであと15分ほどある。傘を出したらタクシー到着。

70分ほどで鶴岡駅に着く。
山形行きの高速バスまで時間があるのでSモール(庄内モール)にザックを置き、
駅前のミスドで時間を潰す(他に開いている飲食店が見つからなかった)。

高速バスに乗り、寒河江SAで下車、目の前にあるゆ〜チェリー(http://www.yu-cherry.com/)で人間に戻る。
温泉は安くてキレイ(300円)。飲食施設も高くない。大満足。
タクシーで左沢駅へ行き、車回収、山形市内へ移動。

今日の山形市の最高気温は35℃。強烈。
17時まで土産物屋や本屋で時間を潰して居酒屋で打ち上げ。
地酒、地料理を飲み食いしてMY&MZは事前に予約してあったホテルへ、私はマン喫へ。

8月17日(金)

山形道&東北道を南下。
渋滞に巻き込まれることもなく、館林駅に到着。
そこで待っていたのは「只今の気温38℃」。
え、38℃って何ですか?

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