快晴の蝶〜常念(三股発着)


- GPS
- 33:47
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,114m
- 下り
- 2,111m
コースタイム
5:20三股P−5:55力水−6:55まめうち平−9:40森林限界−9:55蝶ヶ岳ヒュッテ
8/9
5:30蝶ヶ岳ヒュッテ−5:45横尾分岐−6:00蝶槍−7:30最低鞍部−9:15常念ヶ岳−
9:40常念小屋への分岐−10:25前常念−14:25三股P
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
天気にも恵まれ、すばらしい眺望を楽しむことができた山行でした!
8/8(水)
深夜0:30に三股駐車場着、トイレ有り、駐車率は50パーセント弱?、車中泊しました。
三股P〜登山口 なだらかな林道。瀬音を聞きながらのちょうどいいウオーミングアップでした。
三股登山口 トイレ有り。
指導員さん(若いおねいさん)による登山届け提出の指導あり。
常念への登山道との分岐 後述しますが、常念への道を登りに使うのはかなりつらいと思います。
力水 「最後の水場」とのことですが、スタート直後だし、ボトルの中は「南アルプスの天然水」(北アなのに!)で
満たされていました。
ちなみにボクは大汗かきなのですが、この日は600ミリ+500ミリ+1000ミリリットルの水で十分でした。
まめうち平 すぐかと思ったら、そこそこ時間がかかりました。
この後もずーっとそこそこ急登の樹林帯が稜線直下まで続きます。
最終ベンチ 写真は残ってますが全く印象に残ってません。スルーしました。
森林限界 この登りルート、90パーセントが樹林帯、最後の最後に森林限界です。
高山植物が咲き、すぐに槍、穂高が見え、まさに感動的です。
蝶ヶ岳ヒュッテ 受付はお昼前でもしてもらえますが、部屋への案内は12時からというルールのようです。
瞑想の丘 まさに絶景。今回の山行中、いちばんの景色が良かったところです。双眼鏡があったのでより楽しめました。
槍…槍沢からのルート、北鎌尾根、東鎌尾根、大キレットへの稜線が丸見えです。
穂高…北穂〜涸沢岳〜奥穂〜吊尾根〜前穂がギュッと詰まってます。
涸沢カール、ザイテングラート、北穂高小屋、穂高岳も見えます。
そのほか焼岳、乗鞍、御岳、南アルプス、富士山、八ヶ岳もバッチリ。
蝶ヶ岳山頂 なだらかな山頂、というよりむしろ広場? 大学のサークルか、山ガールがいっぱい!!
夕焼け 瞑想の丘から、大キレットに沈む夕日を鑑賞。寒くてフリース着てました。
蝶ヶ岳ヒュッテ 平日だったからか、カイコ部屋の一区画を独占!ラッキー!
水…1リットル150円(宿泊者も)
トイレ…明るいうちは外トイレ、暗くなったら内のバイオトイレ。(無料。チップ箱もなし)
談話室…山の雑誌、マンガ、オセロなど。フツーの山小屋の品揃え?
食事…夕食はそこそこ。そんなに混んでいなかったはずなので、お誕生日席は勘弁してほしかったなぁ。
朝食は5:30から先着順とのことだったので頼みませんでした。
8/9(木)
ご来光 5:02に雲海からのご来光を眺めました。寒くてフリースの上にレインウエアを着てました。
出発 5:25に出発しました。ヒュッテの朝食は5:30〜先着順だから、だいぶ時間を有効に使えた気がしてます。
横尾分岐 いつかはこの道を通って上高地に下りてみたい。
蝶槍 振り返るとなだらかな稜線。でも前を見ると、こっちの尾根道と向こうの尾根道がどうつながっているのか
わからないほどのアップダウンです。
樹林帯へ かなり下り、樹林帯に突入しました。日差しが遮られ、ちょっとほっとしました。
最低鞍部 みなさんのレポートにある「せっかく登ったのにもったいない」を実感。
ここから400メートル、樹林帯を抜け岩稜帯の急登です。
すれ違う人からの「いいペースですねぇ」の声に調子に乗ってスタスタ歩きすぎ、ちょっとバテちゃいました。
常念山頂 蝶ヶ岳山頂に比べ、狭い感じです。風も強かったです。祠、方位盤あり。
槍ヶ岳 真西からの眺めです。
穂高連峰 ちょっと斜めからの眺め。個人的にはここからの眺めがすき。吊尾根、前穂北尾根が見えてかっこいい。
表銀座 横通〜大天井がはっきり見えました。
蝶ヶ岳から見えにくかった、鷲羽、立山、後立山の山々も見えました。
三股への分岐 地図では山頂から分岐しているように見えましたが(単にそう思い込んでいただけか)、実際は常念小屋側
へ10分ほど下山したところに分岐がありました。
常念小屋で一泊することも考えましたが、この時点で9:30ちょい、ゆっくり下山しても十分だったので
下山をえらんだ。でもそうするとバッチが買えないんですよね〜。
前常念へ 岩稜帯。前常念から先がストンと落ちていて、ちょっとどきどきしました。
小屋への直通トラバースルートは廃道になってました。これが通れたら常念小屋にも寄ったのになぁ。
復活を期待。
雷鳥発見! 蝶ヶ岳付近からずっと声は聞こえていたのですが、やっと出会えました!
前常念山頂 木のショボい目印だけ見つけ、三角点を見逃しちゃいました。
直下に石室(避難小屋)あり。この急登でへばったらつかうのかなぁ…。
前常念からの下り 標高2500から1350まで、かなりの急降下です。
前半の岩稜帯はポールをしまい、両手も駆使して下りました。このルートを上りに使うのは
かなりつらそうです。
ルートは、ペンキのマークをたどっていけば大丈夫なのですが、一カ所見落としてしまい、修
正を余儀なくされました。
樹林帯に入ったら、ギザギザの登山道に従い、ひたすらひたすら下ります。途中、少し傾斜が
緩くなるところもありますが、すぐに厳しい下りになり、またひたすら下ります。
GPSで標高あてゲームをしながらひたすら下りました。
標高あてゲームというのは、100メートル下った(登った)と思ったらGPSで確認し、誤差
が少ない方がGoodというステキなひとりゲームです!
三股分岐 直前に沢があり、三股分岐に帰着です。
沢には「初心者や体力に自信のない方はこのルート(三股〜前常念)を登らないでください」という
警告がありましたが、本当にその通りだと思いました。今回は下りで使ったのですが、登りだったら登
頂できていたかどうか。一方、「急登は登りで使った方が安全」とも言いますけどね。
三股登山口 帰りもあのおねいさんに会えるかなと思っていたら無人でした。
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