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Yamareco

記録ID: 218819
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳 上高地〜水俣乗越〜東鎌尾根より小屋泊

2012年08月24日(金) 〜 2012年08月25日(土)
 - 拍手
子連れ登山 guccigucci その他1人
GPS
31:40
距離
37.9km
登り
1,997m
下り
1,992m

コースタイム

一日目5:20上高地バス乗り場より出発-5:55明神館-6:30徳沢ロッヂ-7:15横尾山荘-8:45槍澤-9:45大曲-11:00水俣乗越(昼食休憩)-13:00ヒュッテ大槍-14:00槍ヶ岳山荘

二日目5:50槍ヶ岳山荘-6:10槍ヶ岳山頂-6:40槍ヶ岳山荘-7:20槍ヶ岳山荘出発-
8:50大曲-9:25槍澤ロッヂ-10:35横尾山荘-11:20徳沢(昼食休憩)-12:25明神館-13:00上高地到着
天候 一日目:晴れのち曇りのち雨
二日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
沢渡駐車場よりアルピコ交通タクシーで5人分乗すれば一人あたり800円
コース状況/
危険箇所等
今回もiphoneの山と高原地図アプリでログを取りましたが、ロストしたり全く関係ない所をルーティングしていたりと散々だったのでやめました。
考えていた通り、北アの様な深い所では使えないアプリでした。
朝一の上高地バス停
アルピコタクシーで5人分乗で¥800で来れた。
朝一の上高地バス停
アルピコタクシーで5人分乗で¥800で来れた。
登山届を出して出発!
登山届を出して出発!
ひと気の少ない平日朝の上高地って最高です。
ひと気の少ない平日朝の上高地って最高です。
河童橋、
せせらぎも何か和風チックでいい。。
せせらぎも何か和風チックでいい。。
明神館に到着。
穂高の山並み
横尾山荘に到着。
横尾山荘に到着。
ここで朝食摂取。
ここで朝食摂取。
涸沢に行く人はこの橋を渡る方が多いですね。
涸沢に行く人はこの橋を渡る方が多いですね。
槍沢沿いの涼しい登山道を進みます。
槍沢沿いの涼しい登山道を進みます。
槍澤ロッヂ。2泊で槍ヶ岳を目指す方の1泊目の
宿としてはいいですね。
今回の予定は1泊なのでスルーします。
槍澤ロッヂ。2泊で槍ヶ岳を目指す方の1泊目の
宿としてはいいですね。
今回の予定は1泊なのでスルーします。
ババ平の標識。
ババ平のテン場
雪渓が見えてきました。
雪渓が見えてきました。
雪渓の横は非常に涼しいです。
雪渓の横は非常に涼しいです。
雪渓を踏みながら
大喰岳、中岳、南岳を望みながら登ります。
雪渓を踏みながら
大喰岳、中岳、南岳を望みながら登ります。
大曲。ここまでのタイムで槍沢ルートを辿るか、水俣乗越から東鎌尾根経由で辿るかを判断する考えでした。地図上の推奨時間が6時間半の所、4時間20分程度で上がってきたのでここは東鎌尾根ルートを取ります。
大曲。ここまでのタイムで槍沢ルートを辿るか、水俣乗越から東鎌尾根経由で辿るかを判断する考えでした。地図上の推奨時間が6時間半の所、4時間20分程度で上がってきたのでここは東鎌尾根ルートを取ります。
これを登って行きます。
2
これを登って行きます。
ここまで割となだらかで距離ばかりある道を延々標高も稼げず歩いて来ましたが、漸く登山道らしくなってきました。
ここまで割となだらかで距離ばかりある道を延々標高も稼げず歩いて来ましたが、漸く登山道らしくなってきました。
途中振り返ると先ほどの雪渓がもうあんなに小さく見えます。
途中振り返ると先ほどの雪渓がもうあんなに小さく見えます。
水俣乗越到着。ここで昼食を摂りました。
水俣乗越到着。ここで昼食を摂りました。
北鎌のコルでしょうか?
北鎌のコルでしょうか?
東鎌尾根はここから出発。
東鎌尾根はここから出発。
気持ちの良い稜線上を進みます。
気持ちの良い稜線上を進みます。
ここで槍登場!
取り敢えず写真に。
1
取り敢えず写真に。
突き刺さる勢いで尖ってます。
突き刺さる勢いで尖ってます。
しかし遠い。まだまだ先だ。
しかし遠い。まだまだ先だ。
表銀座ルートの一番オイシイとことの事。
表銀座ルートの一番オイシイとことの事。
何となくわかります。
何となくわかります。
こういう梯子をいくつか登る。
こういう梯子をいくつか登る。
東鎌尾根の核心部、三段はしご。
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東鎌尾根の核心部、三段はしご。
中々の高度感。
梯子より寧ろ降りた所の方が高度感あったかも。
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梯子より寧ろ降りた所の方が高度感あったかも。
この両側が切れ落ちてるからか。
この両側が切れ落ちてるからか。
続くアップダウンの尾根。
槍はまだ遠い。
続くアップダウンの尾根。
槍はまだ遠い。
ってか雲が出てきましたね。
ってか雲が出てきましたね。
かぶり岩。
ヒュッテ大槍。ここの食事が気になってたので
本当はここに泊まる予定でしたが、穂先にアクセスしやすい槍ヶ岳山荘にしました。
次回ここに泊まろうと思います。
ヒュッテ大槍。ここの食事が気になってたので
本当はここに泊まる予定でしたが、穂先にアクセスしやすい槍ヶ岳山荘にしました。
次回ここに泊まろうと思います。
かなりガスってきました。
かなりガスってきました。
雷鳥っぽいけど、
雷鳥っぽいけど、
後で調べたらホシガラスでした(笑)
後で調べたらホシガラスでした(笑)
魔人ブウ岳。(笑)
魔人ブウ岳。(笑)
どう見てもドラゴンボールに出てきたブウにしか見えん。
どう見てもドラゴンボールに出てきたブウにしか見えん。
あともうチョイ!
あともうチョイ!
ガスってて穂先は見えず。
ガスってて穂先は見えず。
さてこれを登って山荘に到着だ!
さてこれを登って山荘に到着だ!
受付済ましてまずは生ビール!
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受付済ましてまずは生ビール!
景色はガスってますが、皆さん思い思いの食事をしながら暫し贅沢な時間を過ごします。
景色はガスってますが、皆さん思い思いの食事をしながら暫し贅沢な時間を過ごします。
槍ヶ岳山荘の早い者勝ちテン場。
岩で個室化してますね。
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槍ヶ岳山荘の早い者勝ちテン場。
岩で個室化してますね。
穂先もガスって見えないなーと思っていたら。
穂先もガスって見えないなーと思っていたら。
一瞬ガスが晴れて穂先がお目見え。
一瞬ガスが晴れて穂先がお目見え。
登ってきた東鎌尾根も少しだけ見える。
登ってきた東鎌尾根も少しだけ見える。
夕日を浴びる穂先。
夕日を浴びる穂先。
雲海が凄い。
見とれる長男。
ここまで登ってきた人にだけ見せてくれる景色。
ここまで登ってきた人にだけ見せてくれる景色。
こういう雲って下界じゃあんまないね。
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こういう雲って下界じゃあんまないね。
槍と小槍。
きれいに穂先を描いてますね。
きれいに穂先を描いてますね。
こっちがメインのテン場。
いつもならこっちのグループでしたが今回は小屋泊。
こっちがメインのテン場。
いつもならこっちのグループでしたが今回は小屋泊。
朝方の星空。
穂先と星。
日の出を見に暗がりを登る人達のライト。
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日の出を見に暗がりを登る人達のライト。
富士山と八ヶ岳が遠くに見えます。
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富士山と八ヶ岳が遠くに見えます。
穂先と日の出。
朝食を摂ってさて山頂めざしますか!
朝食を摂ってさて山頂めざしますか!
ルートが決まってます。
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ルートが決まってます。
小槍。あの上でアルペン踊りなんか踊れるか!
ってかアルペン踊りってどんな踊り?
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小槍。あの上でアルペン踊りなんか踊れるか!
ってかアルペン踊りってどんな踊り?
先が詰まってるので途中の景色。
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先が詰まってるので途中の景色。
こんな感じで至れり尽くせりの案内に従えば小学生でも登れます。
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こんな感じで至れり尽くせりの案内に従えば小学生でも登れます。
槍の陰が映ってる。
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槍の陰が映ってる。
槍の陰が徐々に移動してる
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槍の陰が徐々に移動してる
くっきり映ってますね。
くっきり映ってますね。
最後のはしごを登って山頂だ!
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最後のはしごを登って山頂だ!
北鎌尾根。
昨日通ってきた東鎌尾根。
昨日通ってきた東鎌尾根。
証拠写真1
こっち方向はまだ登ってない山ばかり。
こっち方向はまだ登ってない山ばかり。
さてと名残り惜しいが下山します。
さてと名残り惜しいが下山します。
高度に慣れて余裕を見せる長男。
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高度に慣れて余裕を見せる長男。
富士山がうっすら。
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富士山がうっすら。
登頂したのでバッチを購入。
ついでにバンダナも買った。
登頂したのでバッチを購入。
ついでにバンダナも買った。
ここか大喰岳、中岳経由で帰るかこのまま槍沢を下るか考えた結果、次回嫁を連れてくるのに槍沢から来るのが良いと思ったのでルート見学の為、槍沢ルートで下山しました。
ここか大喰岳、中岳経由で帰るかこのまま槍沢を下るか考えた結果、次回嫁を連れてくるのに槍沢から来るのが良いと思ったのでルート見学の為、槍沢ルートで下山しました。
振り返れば穂先。
振り返れば穂先。
どんどん小さくなってきます。
どんどん小さくなってきます。
播隆上人が開山の為籠った洞窟。
中は意外に広い。
播隆上人が開山の為籠った洞窟。
中は意外に広い。
ここで振り返ると槍は見えなくなりました。
やはり尾根沿いの方が楽しいかな。
ここで振り返ると槍は見えなくなりました。
やはり尾根沿いの方が楽しいかな。
花がたくさん。
あっと言う間に大曲。
あっと言う間に大曲。
槍沢ロッヂ。ここまで2時間
槍沢ロッヂ。ここまで2時間
ここから槍が見えた。
ここから槍が見えた。
土曜だけあって人が多い、。昨日の朝とは違いますね。
土曜だけあって人が多い、。昨日の朝とは違いますね。
徳沢。ヤマケイが何かやってた。
徳沢。ヤマケイが何かやってた。
ここで昼食。
ボス猿。
上高地ビジターセンターに到着。
上高地ビジターセンターに到着。
アイスクリームで文明に触れる。
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アイスクリームで文明に触れる。
しっかし人多過ぎっしょ。
車置いてバスかタクシーでないと来れないとこに
こんなに居るのにちょっとビックリ。
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しっかし人多過ぎっしょ。
車置いてバスかタクシーでないと来れないとこに
こんなに居るのにちょっとビックリ。
梓川と北アルプスに暫しの別れ。
梓川と北アルプスに暫しの別れ。

感想

この夏の山行メインとして以前から計画していた槍ヶ岳登山。
一番悩んだのはルートと行程でした。

新穂高温泉からなら日帰りも可能ですが、新穂高までの車での道程を埼玉から考えるとちょっときついのでやはり沢渡から上高地経由でのアクセスが現実的かと考えました。

加藤文太郎や松涛明など、数々のドラマを生んだ北鎌尾根を横目に比較的難易度が低くそれでいて北アルプスに居る事を印象付けるルートとして東鎌尾根を水俣乗越からのアプローチで登る。。

しかしどれもこのルートでの記録を見ると大抵2泊して登ってる方ばかり。。
悩んだ末、大曲までの到着時間を見て決める事にしました。

結果、地図上のタイムより2時間程度短縮して大曲に到着出来たのでここから
地図通りのタイムに戻っても15時前には槍ヶ岳山荘に到着できると確信し当初の予定通り東鎌からのルートを取る事が出来ました。

所感としてはやはり槍沢の尾根下を進むより、槍ヶ岳を見ながら尾根伝いに進むこのルートを選んで正解でした。

燕岳、大天井岳からの所謂表銀座ルートにも拘わらず人も少なく、ヒュッテ大槍までの間、1人しかすれ違いませんでした。
恐らく金曜という事もあったかもしれません。
同じコースを辿ってる人も僕らの後ろに3〜4人程度で難易度も低くこれだけ贅沢なルートを独り占めしているみたいでとても幸せな気分でした。

上高地から槍沢ロッヂまで殆ど標高が変わらず、だらだらとした緩やかな道をひたすら進むのは行きも帰りもかなりダレますが、圧倒的な北アルプスの山々に囲まれ梓川や槍沢の冷たい空気が涼しさで紛らわせてくれます。

今回の工程を考え敢えてテン泊でなく、小屋泊にしましたがテント担いでも自分の体力的には問題なさそうでした。
それより行きたがっていた次男を置いてきたのが一番の後悔。
これなら次男でも同じ動きが出来たと思い、長男と次は連れて来ようと誓いました(笑)

肝心の槍の穂先も丁寧にルートが記されていたり、要所要所に鎖などが掛かっているので岩登りの経験のある子なら小学生でも登れます。
今年の夏の初めに登った八ヶ岳の阿弥陀岳の方が浮石などがある分いくらか難易度が高いと感じました。

下りも5時間半で上高地まで降りてきたので18時前には埼玉の自宅に到着出来まったりビールで締めくくれました。。
はあーまた行きたいなー!

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