雲取山で温泉と雪山を楽しみました(三条の湯泊)
- GPS
- 11:06
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 1,961m
- 下り
- 1,938m
コースタイム
- 山行
- 3:11
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 3:26
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:12
天候 | 1日目:快晴 2日目:ほぼ快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
東京6:38発→青梅8:04着(JR中央・青梅線快速、青梅行) 青梅8:05発→奥多摩8:38着(JR青梅線、奥多摩行、自宅最寄り駅から1441円) 奥多摩駅8:42発→鴨沢西9:21着(西東京バス、703円) http://www.nisitokyobus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2015/08/20150901_hiking_okutama.pdf 奥多摩では最近オンデマンドタクシーができ、地元の方々がタクシーのように送迎してくれるとのこと。バスの時刻が限られるので、バス停付近のお店で聞いてみてはどうでしょうか 留浦や蜂谷始発の奥多摩駅行のバスもあるので、鴨沢から歩くかオンデマンドタクシーでバス停まで移動すれば、待ち時間を減らせる可能性があります 車で行く人は小袖乗越村営駐車場(丹波村村営駐車場)が便利 https://www.vill.tabayama.yamanashi.jp/access/kumotori-parking.html 現在、トイレは冬期使用不可 今回は三条の湯に宿泊した 三条の湯:1泊2食8300円。jRO会員証提示で500円割引 お風呂は3時からとなっているが、小屋番さんが早目に焚いてくれている(山岸さん、ありがとうございます) https://www.taba-kan.co.jp/blank-9 |
コース状況/ 危険箇所等 |
お祭から三条の湯: 林道歩きが大半。ボーと歩いて行けますが、時折水道局か何かの方の車が走ってくることがあるので注意。雪はほとんどなし 三条の湯から三条ダルミ: 小屋から15分くらいのところに台風被害によるザレ場がある。お助けロープが張ってある。小屋番さんがステップを作ってくれているので、このステップを崩さないように歩くこと。特に下りの方が難儀するそうです。高巻の迂回路を越えると雪道になるが、凍った端っこの部分を避けて雪の上を歩くか土の上を歩けば問題なし 三条ダルミから雲取山山頂: 雪がそこそこ深い。気温が上がると足が沈む。ワカンがあった方が良い。午前の早い時間帯は雪が締まっていて沈むことは少ない。ここは時間帯によって状況が変わるので、ワカン、アイゼンなど臨機応変に。私はどちらも持って行ったが使用しなかった 山頂から七ツ石小屋: 旧奥多摩小屋までは雪の上を歩いた。人がそこそこ入っているので踏み固められていて、その部分が滑りやすい。私は踏まれていない雪の上を大股で下りてきた。旧奥多摩小屋を過ぎたあたりから泥濘。登山道には雪のない部分も現れてくる。七ツ石小屋へはトラバース路ではなく、七ツ石山を越えていく 七ツ石小屋から小袖乗越駐車場: 雪はない。登山道も乾いており、ごく一部を除いて快適な登山道である 駐車場から鴨沢BS: 駐車場の右側の近道を下る。最後は舗装道路に出て民家の前を抜ける。看板に従ってBSへ 今回はチェーンアイゼンを実家に忘れてきたので、12本爪アイゼン、ピッケル、ワカンの重装備で出かけた。結果はどれも一度も使わなかったが、時間帯や気象条件によっては使う場面もでてくる。特に三条ダルミから雲取山頂までは注意したい。鴨沢からピストンするばあいは、軽アイゼンがあれば充分である。この週末のコンディションなら、雪道に慣れていれば無くても大丈夫だと思う |
その他周辺情報 | コンビニ: 古里(こり)駅前の交差点に最後のセブンイレブンがありますがちょっと小さめです。それ以降はありません 日帰り温泉: のめこい湯 午前10時〜午後7時 入浴最終受付:午後6時 定休日:毎週木曜日。900円 http://www.nomekoiyu.com/ 奥多摩温泉もえぎの湯 12月−3月は10時から19時(受付18時)850円。0428-82-7770 https://www.okutamas.co.jp/moegi/ |
写真
感想
数年ぶりに雲取山というか奥多摩に出かけた。月曜にまとまって降った雪は、翌日の雨でかなり消えたようだが、山頂付近は雪が残っているとのことなので、木・金で出かけた。三条の湯に是非とも入ってみたかったので、1泊2日の計画にした
車で出かけるつもりが、カミさんが使うというので電車で出かけることに。当初は雲取山に登ってから三条の湯へ下って宿泊する計画だったが、電車移動で出発が遅くなるため、逆回りにした。1日目は三条の湯までなのでゆっくり出発して良いのだが、東京へ向かう列車が通勤通学で混み始める前に移動したかったので、6時頃の電車に乗った
中央線は新宿を過ぎて郊外へ向かえばどんどん空いてくると思っていたが、途中の主要駅でも下りればその分また乗ってくるの繰り返しで、何と終点の青梅まで車内を容易に移動できないくらいの混みようだった。中央線に限って言えば、30分か1時間遅らせて乗車した方が、通勤通学とバッティングせず快適に移動できたかもしれない。まぁ、東京始発で座って行けたので文句は言えない。週末ならばこのような混雑はないのだろうけど・・
1日目はCT3時間半のらくらくコースで、温泉に入りアルコールとつまみでまったりしながら文庫本を読むという至福の時間を過ごす計画になった。小屋泊は私一人なのに、到着する1時ごろにはもうお風呂を沸かしてあり、すぐにお風呂に入れた。部屋は8畳一間貸し切りで何とも贅沢な小屋泊になった。同じ金額でもこれはお得感がすごい。引退した恩恵だな。ありがたやありがたや
テン泊の同年配か少し上くらいの常連のご夫婦を交え、食堂で楽しい語らいができた。小屋番さんとこんなにお話しができたのも平日ならではである。ご夫婦は翌日はのんびり撤収して帰られるとのこと、これもまた素敵な山の過ごし方だ。差し入れのジャガイモを薪ストーブで焼き、これも差し入れのネギ味噌でいただくという贅沢な一品も加わり、アルコールがどんどん進んだ
2日目は三条の湯から三条ダルミを目指し、そこから雲取山頂へ向かった。相変わらず登りは遅く、CTオーバーでやっとこさ山頂。三条ダルミからの雪の急斜面の登りは今回の中で一番楽しめた。急登を終えると山梨山頂標のすぐ後ろに出るので、山頂が見えない登りだけに感激は大きい
鴨沢からピストンされる早朝出発の方も山頂に到達され始め、あれこれお話しさせていただいた。鴨沢13時53分発のバスを捕まえるべく、下山を急がなくてはならなかったのが残念である。やはりマイカーで来た方が自由度が効く
今回は久しぶりの奥多摩の山歩きを楽しむことができ、本当に気持ちよかった。念願の三条の湯は柔らかな硫黄泉で、帰宅しても匂いが体についていた。心残りはお釜で炊くおこげご飯が食べられなかったこと。宿泊1名じゃ、お釜で炊かないので仕方ないな。今回は公共交通機関利用という不自由さもあったが、雪の雲取山と三条の湯を楽しむことができ感謝感謝!
以下は補足情報
三条の湯の小屋番である山岸周平さんのブログサイト「山ちゃんの小屋番日誌」
https://lineblog.me/sanjo
コメント
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風呂で自撮り、誰も来ねぇーよなーってハラハラするのもいとおかし笑
三条の湯、そのうち泊まりたいとは思っていたんですが叶わぬ夢になりそうです。
これくらいの周回が程よく楽しめて良かったのではないでしょうか?
三条ダルミ先の上りは二度歩きましたが標高差の割りにキツいです。
この時期の雲取、足回りはカフェオレの雪でアレですが富士山、南アルプスが見えて気持ちいいですよ。
私実は奥多摩や静岡の低山の手入れされた杉植林結構好きなんです笑
トムさん、ぜひ三条の湯に泊りに出かけてください。
小屋番の山岸さんはとっても気さくでいい人です。
トムさんのセカンドホームのような七丈小屋の小屋番さん(花谷さんじゃない方)も、甲武信小屋時代からのお知り合いのようです。
これからの山行はこんな感じが多くなりそうです。
平日晴れにのんびりマイペースのゆったり登山。年相応の楽しみ方を満喫したいと思っています 。
今度は奥多摩だったんですね。
三条の湯、聞いたことはありましたが硫黄泉なんですね。行ってみたくなりました。
雲取山も、人が少なく、雪たっぷりのようで、南アルプスまで見えて、楽しめたのではないでしょうか。
雪山もいいけど、温泉もいいなぁ。
eurekapapaさん、毎度ありがとうございます。
やさしい硫黄泉といったところでしょうか。気もちのいい湯です。
ただ、源泉かけ流しのような湯ではなく、10℃位の源泉を加熱しているそうです。
シーズンの土日は混むようですから、この時期が良いのではないでしょうか。
できれば平日が最高です。
テン泊者も入れるので、ぜひ出かけてみてください(平日は要予約)。
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