白馬連峰縦走(息子に振られ、雨にも降られた白馬縦走)
- GPS
- 52:00
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,224m
- 下り
- 2,232m
コースタイム
14時10分発 → 白馬大池山荘 14時30分着
6日:6時45分 白馬大池山荘発 → 小蓮華山8時50分発 → 白馬山 10時発
→ 白馬山荘 10時10分着
7日:6時5分 白馬山荘発 → 杓子岳 → 白馬鑓ヶ岳8時10分発 → 天狗山荘
8時40分発 →不帰1峰11時4分発 → 不帰北2峰12時38分発 → 唐松岳13時35分
発 → 唐松山荘13時50分発 →八方尾根リフト乗り場 15時30分着
天候 | 5日(曇り)→6日(雨、霧)→7日(晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
栂池→天狗原→白馬乗鞍岳→白馬大池山荘 特に問題になる個所はございませんが、天狗原から白馬大池山荘までの道のりは一つ一つの岩が大きく足場が取り難い場所もあり。 白馬大池山荘から白馬山荘 雨、霧により視界悪かったですが迷うことはありませんし、足場も悪くはなかったです(途中で雷鳥を何回か見かけました)。 白馬山荘から八方尾根 不帰の北2峰以外は特に問題ないと思います。見た目は急な所もありますが、ゆっくり進めばそれほど大変ではありませんでした。不帰北2峰は3点支持を守りゆっくり上れば大丈夫だと思います(白馬の方から1峰→2峰→3峰と行くのが楽だと思います)。 |
写真
感想
当初は大学3年生の息子と一緒に登る予定でしたが、急遽大事な飲み会が入った
そうで振られてしまい、結局一人で行くことになりました。
この年(53歳)になるとあまり子供と遊ぶ機会もないので楽しみにしていた反面、
山歩きの遅さをなじられるのがちょっと癪だったので結局結果オーライということ
と理解しました。
白馬周辺は人が少なく、バス停の案内所の方の話では9月の最初の週末で終わったと
のことでした。確かに山で合った人も全般的に少なかったように感じました。
初日は下界は晴れているけど山の上は明らかに曇っておりました。
白馬駅→八方(第2無料駐車場近く)→栂池までは定期運行。
そこからゴンドラリフトとロープウェイ(1720円片道)を乗り継いで栂池自然園に
11時半ごろに到着。
曇りながら何とか天気は持っていて雨具は必要なさそうでした。
栂池公園の登山口から天狗原までは少し登りが続きますが、それほどきついもので
はなく(今回の山行は全体的に登りはそれほどきつくありませんでした)、気持ち
のいい汗をかく程度でした。
ただ、天狗原から乗鞍、白馬大池の途中は岩が大きく一つ一つ足の乗せ場を選びな
がら歩く必要がありました(雨だったら滑るかも)。
白馬大池山荘はこじんまりとした小屋で当日は私を含めて4組の方しか泊まっておら
ず、一組一部屋でした。食事は派手ではないけどおいしかったです。水は白馬大池
から引いていて塩素消毒をして使っているということで残念ながらあまりおいしい
水ではありません。乾燥室があり便利でした。
2日目は朝から霧と小雨でした。天気予報ではこの後、雨のち晴れというウェザー
ニュースでしたので天狗山荘を目指して早めに出発しましたが、途中から雨風共に
強くなり白馬岳に着くころはかなり激しい風、雨になっていました(風速は20m近く
あったように感じました)。 よって天狗山荘へ行くのはその時点であきらめ白馬
山荘に宿泊(翌日の弁当付きで10100円)をすることにいたしました。
白馬山荘はご存じ大きな山荘で2号棟の立山という部屋に泊まりました。スリッパが
ないのではだしで歩くにはちょっと冷たかったです。白馬山荘では白馬岳、杓子
岳、白馬鑓の山バッチは売っているけど、小蓮華の山バッチは売っていませんでし
た(どうでもいいかもしれないけど)。食事もおいしかったです。
お昼頃は雨風霧が強く周りも全く見えない状況でしたが、夕方になり徐々に雨が止
み、霧、風は強いけれど時折晴れ間も見えるような状況になってきました。
3日目は当初はコースタイムの計算上、(自分の足では)唐松経由で八方まで降り
るのはリフトの最終時間(4時半)には厳しいかなと思いましたが、いざとなったら
唐松山荘に泊るつもりで朝6時に白馬山荘から修行の旅に出ました。
天候は朝5時頃は霧で全く見えませんでしたが、6時過ぎから徐々に晴れ間も見え始
めたので出だしからラッキーでした。天候はおおむね1日持ちましたが、お昼近くか
ら稜線の下の方から霧が上がってきて下の様子はあまり見えなくなってきました。
ただ、風はあまりなく、活動はしやすかったです。
やはり一番の難所は不帰の峰ですが、北2峰以外は見た目ほどそれほど厳しいもの
ではなくゆっくりと進めば問題はないと思いました。北2峰にしろ3点支持を守り焦
らずに進むのであれば(恐怖心はともかく)技術的なむずかしさはあまりないよう
に感じました。
結局、時間的にはコースタイム通りの1時半ぐらいに唐松岳に着き、そこから3時
間ちょっとの八方尾根下り(コースタイム上)は厳しいかと思いましたが、リフト
の最終時間を教えてくれた唐松山荘の売店のお姉さんが割と軽く「これから降りる
んですか〜?お気をつけて!」と言ってくれたのでこれはいけるかもと思ってスタ
ートしました。 急いだ甲斐があったのか、思った以上に時間はかからず唐松山荘
から八方尾根リフト乗り場までは1時間40分程度で着くことが出来ました。
その後は第一郷の湯(500円)に入ってまったりと休みながら自宅へ帰りました。
白馬山荘で同室だった者です。
7日に八方に降りられるなんてすごいですね。
びっくりしました
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