記録ID: 224116
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
奥穂高岳 〜涸沢で初テン泊〜
2012年09月07日(金) 〜
2012年09月09日(日)
kennken
その他5人
- GPS
- 56:00
- 距離
- 38.5km
- 登り
- 2,347m
- 下り
- 2,336m
コースタイム
【コースタイム】
【09月07日(金)】
07:35 上高地BT
08:35 明神館(10分程度休憩)
09:35 徳沢園(10分程度休憩)
10:45 横尾 11:30
12:30 本谷橋(10分程度休憩)
14:35 涸沢 テント泊
【行動時間:06:15(小休憩含む)】
【09月08日(土)】
05:15 涸沢
06:15 ザイテングラード取付
07:15 穂高岳山荘(10分程度休憩)
08:15 奥穂高岳 08:45
09:45 穂高岳山荘 10:25
11:20 ザイテングラード取付 11:35
12:10 涸沢小屋 12:30
12:40 涸沢 テント
【行動時間:05:55(小休憩含む)】
【09月09日(日)】
07:20 涸沢
08:50 本谷橋(10分程度休憩)
09:55 横尾 10:10
11:15 徳沢園 12:00
12:45 明神館(10分程度休憩)
13:45 上高地BT
【行動時間:05:25(小休憩含む)】
【09月07日(金)】
07:35 上高地BT
08:35 明神館(10分程度休憩)
09:35 徳沢園(10分程度休憩)
10:45 横尾 11:30
12:30 本谷橋(10分程度休憩)
14:35 涸沢 テント泊
【行動時間:06:15(小休憩含む)】
【09月08日(土)】
05:15 涸沢
06:15 ザイテングラード取付
07:15 穂高岳山荘(10分程度休憩)
08:15 奥穂高岳 08:45
09:45 穂高岳山荘 10:25
11:20 ザイテングラード取付 11:35
12:10 涸沢小屋 12:30
12:40 涸沢 テント
【行動時間:05:55(小休憩含む)】
【09月09日(日)】
07:20 涸沢
08:50 本谷橋(10分程度休憩)
09:55 横尾 10:10
11:15 徳沢園 12:00
12:45 明神館(10分程度休憩)
13:45 上高地BT
【行動時間:05:25(小休憩含む)】
天候 | 【長野県中部(松本)の現地天気】 【09月07日(金)】 天 気:晴れ 最高気温:31.4℃ 最低気温:17.5℃ 露点温度:17.3℃ 湿 度:44% 風 向:北 風 速:2m/s 現地気圧:948.2hPa 海面気圧:1014.5hPa 降 水 量:0.0mm 積 雪 深:--- 日 の 出:5:24 日の入り:18:07 【09月08日(土)】 天 気:曇り 最高気温:31.4℃ 最低気温:21.5℃ 露点温度:17.8℃ 湿 度:54% 風 向:南 風 速:5m/s 現地気圧:948.5hPa 海面気圧:1015.5hPa 降 水 量:0.0mm 積 雪 深:--- 日 の 出:5:25 日の入り:18:06 【09月09日(日)】 天 気:晴れ 最高気温:31.7℃ 最低気温:21.1℃ 露点温度:15.8℃ 湿 度:41% 風 向:南 風 速:6m/s 現地気圧:945.5hPa 海面気圧:1011.7hPa 降 水 量:0.0mm 積 雪 深:--- 日 の 出:5:26 日の入り:18:05 【現地の気候】 【09月07日(金)】 午前中は概ね晴れていて横尾までの林道歩き中も時折木々の合間から 明神岳や穂高連峰が見えていました。 午後からは雲が多くて涸沢では穂高連峰は雲に隠れていました。 宴も終わり片付け始めた18:00頃に、にわか雨ありましたが19:00頃には雨が止み 満天の星空も望めました。 夜は下着にシュラフでOKでした。 【09月08日(土)】 早朝、常念方面は雲が多く綺麗な日の出では無かったのですが 朝焼けに紅く染まる穂高連峰にガズ・雲が無く見事な展望でした。 08:15に奥穂高岳山頂に登頂した時には 周囲の山は雲ですが山頂は青空で展望は雲海の水平線でした。 山頂付近で遊んでいると09:00頃よりガスが立ち込めてきて展望がゼロになったので 下山しましたが ザイテングラードを降りているときガスはなく涸沢を望みながら下山できました。 夕方の16:00から大雨で宴は屋根のある涸沢ヒュッテのテラスで開催しました。 小雨は19:00頃まで続いていました。 夜は7日より寒くて 下着にシュラフでは寒くてダウンを着込んで寝ました。 【09月09日(日)】 3日間で一番天気のイイ日でした。 日差しの気持ちイイ中上高地まで下山できました。 【3日間の天気を総じて】 山行の行動中にレインウエアを着ることなく、奥穂高岳山頂でも青空に恵まれて イイ天候であったと思います。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
《発:04:00 着(あかんだな駐車場)05:40》 【上高地について】 http://www.kamikochi.or.jp/ 【バス時刻表:平湯〜上高地(シャトル)】 あかんだな 平湯温泉 上高地BT ○4:50 ○5:00 ○5:25 ▲5:20 ▲5:30 ▲5:55 ▲5:50 ▲6:00 ▲6:25 ◆6:20 ◆6:30 ◆6:55 上高地BT 平湯温泉 あかんだな駐車場 17:00 17:25 17:35 ○17:30 ○17:55 ○18:05 ○18:00 ○18:25 ○18:35 ○印=4月28日〜5月6日、7月14日〜8月26日間運転 ▲印=4月28日〜5月6日、7月14日〜8月26日間と 5月12日〜7月8日・9月1日〜10月21日間の土・休日運転 ◆印=4月20日〜10月31日間運転 http://www.kamikochi.or.jp/access/bus-timetable_5/ http://www.nouhibus.co.jp/new/2012_kamikochi.html http://www.nouhibus.co.jp/jikoku_pdf/2012-0701exp.pdf 【バス運賃:平湯〜上高地(シャトル)】 あかんだな駐車場より 大正池まで870円 帝国ホテル前まで1,060円 上高地バスターミナルまで1,130円 (往復割引運賃2,000円/大人1名) ※小学生は半額です。 ※往復乗車券は通用7日間 http://www.nouhibus.co.jp/new/2012_kamikochi.html http://www.nouhibus.co.jp/jikoku_pdf/2012-0701exp.pdf 【駐車場】 あかんだな駐車場 駐車台数:約850台 駐車料金:500円/日 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 上高地バスターミナル内 【テント場】 涸沢テント場 涸沢ヒュッテと涸沢小屋の共同管理 09月07日(金)は15:30から受付 09月08日(土)は15:00からの受付でした。 好きな場所にテントを張って受付を済ませる 設営 数:500張 利用料金:大人一人500円/日 子供一人300円/日 貸出品物:テント(2000円/日。すでに設置済みで場所も決まってます)もシュラフ、マット、コンパネ(500円/日) 【涸沢ヒュッテの水場】 ヒュッテのテラスに上がって売店を通り過ぎた所の屋外に大きな水道台があり、 蛇口から豊富な沢水が出てきます。無料。飲用可能。 【涸沢トイレ】 トイレは水場のすぐ近くの舎で利用。小屋泊者と共同 有料(100円)、男女別、洋式、紙あり。 ビックリしたのが温便座であること 始めに座ったとき、『前の人のぬくもりかぁ・・・』って思いましたが 良くいると電気コードがあり温便座であることが判明 至れり尽くせりですね 【登山道】 上高地バスターミナルからカラマツ林の広い道を歩いて河童橋に向う。梓川に沿って上がり横尾山荘前の吊り橋を渡って 横尾谷に入ります。左手に屏風ノ頭の岩壁である屏風岩を見ながら、横尾谷をなだらかに流れる梓川に支流の左岸(右側)を 進むと、北穂高岳の山頂部が正面に見えてきます。本谷橋の掛かる河原は休憩の絶好ポイント。本谷橋までは平坦な樹林帯 本谷橋から登山道はやや登りがきつくなり、そして大きく左方向に進路を変えると、右手から北穂高、中央に奥穂高岳、 左手に前穂高を擁する涸沢に到着します。 涸沢までは比較的なだらかでハイキング感覚で登ることができます。 涸沢は穂高岳登山のベースとなる場所、涸沢ヒュッテ、涸沢小屋の二軒の山小屋と数百張り可能なテント場があります。 涸沢での木々の多さに10月になればナナカマドが真っ赤に色づき、穂高連峰の壁面を彩る様は、筆舌に尽くし難い 日本有数の紅葉スポットであることを実感 ザイテングラードへの取り付きへは涸沢ヒュッテを出発し、涸沢カールを左手に見ながらのパノラマコースか涸沢小屋前を 通るコースを選択することができ、両コースは,直ぐに上部で合流します。 ザイテングラードの語源はドイツ語のseitengrat(支稜線・支尾根)を意味し、ここから岩嶺の本格的登りとなり 穂高岳山荘まで続きます。 ザイテングラートの取り付きからハイマツの間の岩登りが始まります。 ハイマツ帯を抜けると正面に岩陵が見えてきます。 ここはザイテングラートの中で唯一梯子と鎖が設置されている場所です。 岩陵を右から巻くと鎖場が現れますが、十分なステップがあり、高度感もなく登山初心者でも難しくないと思います。 次いで短い梯子が掛けられていますが、ここも高度感は無く簡単に通過できます。 ここから穂高岳山荘までは草付きの緩い斜面の簡単な登りです。 奥穂高岳への核心部は穂高岳山荘から高度感のある高さ50mほどの岩壁の登りです。 二連で掛かる梯子までの岩場にはしっかりとしたスタンスがあり問題なく登れます。 梯子を登りきると右から巻く様に鎖が2か所に設置され緊張するところです。 しかし、難所は短いため、さほどの難易度ではないと思います。 ここを登りきると稜線に出て、比較的なだらかな岩陵を登ると奥穂高岳山頂へ到着します。 【穂高岳について】 穂高岳(ほたかだけ)は、中部山岳国立公園の飛騨山脈(北アルプス)にある標高3,190mのお山。 日本第三位の高峰。日本百名山、新日本百名山及び花の百名山に選定されている。 穂高連峰は、奥穂高岳(3,190m)を筆頭に、北穂高岳(3,106m)、前穂高岳(3,090m)、 西穂高岳(2,909m)などの峰々からなる穂高連峰の総称。前穂高岳以外は主に長野県松本市と岐阜県高山市の境界に位置 している。主峰は奥穂高岳であり、長野県 (信州) と岐阜県 (飛騨) の最高峰である。 北は大キレットの峻険な登降を経て、南岳、大喰岳の先の槍ヶ岳に連なっている。南は奥穂高岳より西穂高岳に至る 痩せ尾根を経て、焼岳へと連なる。奥穂高岳より吊り尾根を経て、前穂高岳に至り、カール (圏谷) を下れば、上高地 河童橋に至る。また、岐阜県側に穂高岳山荘から白出沢を下るか、あるいは西穂高岳からロープウェーかその下の道を 下れば、新穂高温泉である。 穂高岳は、剱岳、谷川岳と共に日本三大岩場に数えられている。特に、涸沢岳から南岳の稜線の飛騨側には、 谷川岳一の倉沢と並ぶ有数の岩場滝谷を擁する。 (滝谷は急峻なだけでなく、崩れやすい岩も多く、岩の墓場と形容さ れる) また、前穂高岳の東側、奥又白谷の上部も角度の高い岩壁となっている (前穂東壁と呼ばれる) 。 井上靖の小説『氷壁』で魚津が遭難したのが前者で小坂が遭難したのが後者である。 穂高岳登山の拠点となる涸沢は、奥穂高岳と前穂高岳に挟まれた吊り尾根よりU字型にえぐられた圏谷で、 夏でも雪渓が残る。 【日帰り温泉】 奥飛騨温泉郷 平湯温泉 ひらゆの森 営業時間:午前10:00〜午後9:00 (最終受付:午後8:30) 料 金:500円 脱衣所のコインロッカー100円は返却の無いです。 http://www.hirayunomori.co.jp/ 13:00から入浴。この値段でこの素晴らしい温泉。 なかなか、お徳感があります。 |
写真
感想
岳友と紆余曲折思案の結果
上高地から横尾経由で涸沢
そして待望の穂高連峰の盟主:奥穂高岳へ
前日までの天気予報はイイ意味で外れて
9月7日8日9日と山行行動中に雨に合わず
8日の奥穂高岳登頂の時は青空が広がり素晴らしい雲海を望む事ができました。
また盛夏を過ぎ、錦秋の紅葉美しい時期に早い
ちょっとOFFシーズン気味のこの時期、静かな涸沢での初テント泊
全身で山岳の息遣いを感じることのできる非常に有意義なテント泊となりました。
そして気心知れた岳友と共に素晴らしい3日間を過ごすことが出来て
思い深き山行となったこと岳友に感謝です。
そして万感の
雄大な山行を
ありがとうございます
奥穂高岳さん
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訪問者数:1474人
Kennkenさん
こんばんは
先週末、決して良くない・・・むしろNGな天気予報でしたが、
大外れのいい天気ですね〜♪
涸沢はほんと素敵な場所だ!!
景観もさることながら、カレーが美味そう!!
xyzJINさん
おはようございます
好天の恵まれて
記憶に残る山行になりました
初めて涸沢を訪れたのですが
人気なのが納得です
あれだけのナナカマドが色ずくと
圧巻の紅葉が展望できますね
涸沢は主観ですが
登山者の若者割合の高いっすね
何かお洒落なお山って印象です
Kennkenさん
こんにちは!
猿のリラックスの最上級には
笑えました!
野生動物って、腹を見せることって
無いんだけどな・・・・・
この上高地には天敵が居ないのですね!
それにしても、モグラの
地上に出る場面って、めちゃ貴重じゃないですか?
私も見てみたい!
raichouさん
こんばんは
本当に自由なお猿さん達には
笑えて
疲れも吹っ飛びました!!
下山時のモグラさんにも驚きました
速い速い林道を爆走する小動物に
初めモグラとはわかりませんでした
モグラは
見たことあるのですが
爆走するモグラ君は初めてで
衝撃でした
kennkenさん、おめでとうございます。
担ぎ心地、住み心地はいかがでしたか?
(うらやまっし)
雑誌に出てる写真だ〜。
秋も楽しみだなあ。(待ってますよ)
どんどんすごい所を登っていらっしゃいますね。
思ったのですが、岩岩の頂上まで行かなくっても
素晴らしい景色が見られそうですね。
(また、中途半端な事を思う )
usavichさん
おはようございます♪
何度か歩荷練習したので
担ぎ心地はGOODでした
その通り
岩岩まで行かなくても
涸沢まででも素晴らしい景観が楽しめますよ
けっして中途半端じゃないですよ
実際に
涸沢までって方々が多くて
涸沢ヒュッテで出会った方は連続15年涸沢まで
って愛好家さんがいました。
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