立山(別山・雄山・浄土山)
- GPS
- 08:18
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,657m
- 下り
- 1,661m
コースタイム
室堂-雷鳥沢野営場
<2日目・9/17>
6:30雷鳥沢野営場-7:55剣御前小屋8:15-8:30別山南峰-8:35別山北峰8:50-
-9:25真砂岳-10:15富士ノ折立10:25-10:40大汝山-11:05雄山11:20-
-11:50一ノ越山荘12:15-12:35富山大研究施設-12:55龍王岳-13:10富山大研究施設-
-13:20浄土山山頂付近-13:40浄土山登山口-14:05室堂山荘-14:45雷鳥沢野営場
※使用GPS HOLUX M-241
サブザックでの行動です(重量 約3〜4kg程度)
<3日目・9/18 移動日>
雷鳥沢野営場-室堂
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢駅手前1.7kmから駐車場待ち渋滞 所要約1.5時間 アルペンルートにて扇沢駅→室堂駅(所要約2時間 往復8800円+手回り品往復1200円)) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に歩きやすいルートです。 危険箇所は特にありませんが、雄山・一ノ越間はルート以外の斜面も 全面的に歩かれていて落石に注意が必要そうです。 地獄谷ルートは通行禁止になっています。室堂→雷鳥沢はミクリガ池を経由 |
写真
感想
今回は3日使って立山のみ、というお手軽山行。
初日は東京を朝出て雷鳥沢のテント場まで小一時間歩くだけ、という
ラクラクの行程の筈でしたが。。。大渋滞
中央道も若干混んではいましたがこれは想像通り。
しかし、扇沢駅での駐車場待ちに2時間近く費やそうとはまったく想定外でした。
リサーチ不足だったな...この連休は一年で最も混むんだとか、ひぇぇ
トロリーバス・ケーブルカー・ロープウェイを乗り継いで5年ぶりの室堂。
凄い人手です。妙な時間にやってきたものだから山装備の私達は周囲から浮きまくっておりました、ココ登山基地ですよね笑
雷鳥沢のテント場も賑わっておりました。色とりどりのテントの花!
そして大問題が発生(扇沢で判ってたのですが)。テントのポールを忘れてた...
忘れ物の多い人間ではあるのですが過去最大の大ポカやってしまいました、どうしよう
私のツェルトはかぶる用途限定に近い小さなビバークツェルトなので就寝はとても無理。
友人の知恵によりトレッキングポールと細引きでどうにかテントを設営しました。
箱型テントです笑
台風は西の彼方とはいえそれなりに風も強く、風でのバタツキがひどいのでフライを張るのは諦めました。しかしなんというザマでありましょう笑
なんとなれば友人のテントに逃げ込みますけどw
風におびえながらも断続的に睡眠がとれ(気は揉んでいましたが朝までしっかり立っていました)、気を取り直して山歩きです。
剣御前への登りは急傾斜です、が、今回は空身同然なのでスイスイ。さして辛くも無く稜線に上がりました。
そして剱岳!さすがにカッコいいね!
5年前の盆の時期に初めて剱を見て登ったときのことを思い出しました。
この黒い圧倒的な岩の塊は他にはない美しさがあると思います。
予定変更して剱に行こうと少しだけ考えてしまいました。
稜線にあがると強風が吹き荒れていました。この後AM10時くらいまで東の方角から
強風がつづき、歩くのには注意が必要でした。
一方で、展望は最高の一言。眼下に見える室堂平の地形、大日連山、広がる富山平野と富山湾、その先には能登半島が綺麗に見渡せました。
富士ノ折立へ登る頃から歩くのに支障が出るほどの風は無くなり、快適な稜線歩きが楽しめました。雄山から一気に賑わい大勢の人が展望を楽しんでいるようでした。ただ、雄山からの下り道はもうどこがルートなんだか判らなくなるほどそこらじゅうを適当に上り下りしているみたいです、人が多いので落石は怖いかもしれません。観光地とはいえ3000m峰なので余計なお世話ですがスニーカー以下の靴で歩いている方はちょっと危ないですね、度々転びそうになっています。
一ノ越でテント場へ戻る友人と一旦別れ、私はもう少し歩くことにしました。
一ノ越から浄土山方面へは人の数が一気に数十分の一になり、龍王岳山頂では10分間一人きりの山頂を楽しみました。五色が原が近く感じます。
槍ヶ岳・水晶岳・笠ヶ岳・黒部五郎、先月歩いた裏銀座をぼんやり眺め、次は薬師かななどと山行プランが浮かぶのは楽しいものです。
浄土山はどこが山頂部なのかよく判らないうちに通り過ぎ(石積みの広場になっているところがそうだと思いますが×印があったので厳密には山頂に立ってないかと思います)、室堂まで降りてきました。下山時、歩いてきたスカイラインが一望できるのが周回コースのいいところですね。
雷鳥沢ヒュッテでお風呂を借り(500円)、さっぱりして雷鳥沢野営場2泊目。
テントの数はざっと数分の一になり、随分静かになりました。
日が暮れてから風が前日にもまして強くなり、テントが潰れるのを覚悟で就寝。
隣のテントの方がトレッキングポールを1本貸してくださり、ワンポールテントのように中から天井を支えたおかげで、強風でひしゃげながらも何とか無事朝を迎えることが出来ました。本当にありがとうございました。
ダウンジャケットの収納袋を風で飛ばして紛失したりと、反省点多数の山行でした。が、いい経験になったと思います、なによりアクシデントが楽しかった笑
それもコレも雨に降られずにすんだおかげ、強風だといってもなんだかんだ天気に助けられたんですね。
次はこんなことが無いようにしなくては!
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