茂倉岳から上越のマッターホルン?大源太山へ!
- GPS
- 09:09
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,203m
- 下り
- 2,226m
コースタイム
09:25武能岳09:30→10:05蓬ヒュッテ→10:50七ッ小屋山→11:30大源太山(昼ご飯)11:45→
12:30七ッ小屋山→13:00蓬ヒュッテ→13:45東俣沢出合→14:10林道に合流→
14:40茂倉岳登山口駐車場
天候 | 曇り時々晴れ 8時以降、山の高い所はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山道など ・茂倉新道 一定のペースで高度を上げて行きます。ブナ林が終わると、木の根が露出して歩き にくい道が続きますが、所々展望も開けてきます。矢場ノ頭からはとても展望良く 歩き易い道です。 ・茂倉岳から蓬峠 茂倉岳から武能岳への下りで、一部蛇紋岩が露出しています。滑るため、注意です。 武能岳までは岩で歩き難い部分もありますが、武能岳を過ぎると笹原の縦走路です。 ・蓬峠から七ッ小屋山 ゆるやかにアップダウンする笹原の縦走路です。展望良く、楽しく歩けます。 ・七ッ小屋山から大源太山 下りも登りもとても急な道が続きます。大源太山の山頂直下の鎖場は短いですが 自分の体を支える腕力も必要です。この鎖場、下りは高度感があります。 ・蓬峠から林道まで 東俣沢出合までは九十九折りに下って行きます。比較的歩き易いため、ペースアップ も可能です。東俣沢出合からは沢沿いの道を緩やかに下って行きますが、岩が滑るため 注意です。 ○その他 ・水は3リットル持って、1リットル余りました。(途中の水場で0.5リットル飲んだので 消費は2.5リットル) ・蓬ヒュッテから10分程下った所にある水場は美味しい水がたくさん出ています。林道に 合流する手前の水場も水はしっかり出ていました。 |
写真
感想
22日、久しぶりに奥多摩へ行こうと思っていたのですが、どうも天気が良くない感じ。
北に向かった方が良さそうなため、3週連続の上越へ行くことにしました。
今回の一番の目的は大源太山に登ることです。上越のマッターホルンと呼ばれる(しかし
さすがにマッターホルンは。。。)鋭鋒です。
この山、かなり前から登りたい山だったのですが、単独で登った場合は少し物足りない
ルートになりそうでなかなか計画できずでした。前回、茂倉岳へ登ったときに、このまま
大源太山まで行って、蓬新道で下るのもいいかもしれないと思ったことから今回の計画に
なりました。
1時少し前に駐車場に到着し、4時間しっかり寝てから出発です。
今月2回目の茂倉新道ですが、やはりこの尾根はいいですねえ。矢場ノ頭ではほぼ同時刻
に駐車場を出発した方と少し山の話をしながらの休憩タイムでした。
8時過ぎに茂倉岳の山頂に到着しましたが、既にガスが攻めてきていました。
しかし、谷川の稜線から北側は晴れています。その晴れの部分にある大源太山に向かって
急ぎ武能岳との鞍部に下りました。(400メートルも下る。。。)
武能岳を過ぎると笹原の縦走路になります。ここは何度歩いても良いところです。
9/1に谷川の主脈を歩いた時にキベリタテハがたくさんいましたが、武能岳から七ッ小屋山
までの道はそれ以上でした。歩いているとそこかしこで蝶が舞います。
前回、うまく写真が撮れなかったため何度もチャレンジ、かなり時間をロスしたような。。。
七ッ小屋山から大源太山へ向かいますが、大源太山、さすがの鋭鋒です。1600メートルに
満たない山なのですが、このような景観はやはり上越の醍醐味ですね。
大源太山の山頂は360度のパノラマですが、名だたる山の山頂部は全てガスの中。。。
しかし、いい眺めでした。
七ッ小屋山までひいこら戻り、再び蓬峠まで笹原の稜線歩きを満喫です。
蓬峠からの蓬新道は初めて通る道でしたが、急な部分が少なく、テンポ良く歩ける道でした。
距離は長いですが、蓬峠から駐車場まで2時間かからず到着できたため、利用価値は高い
ですね。
ガスをすり抜けて歩いたような、今回の山行。楽しい一日でした。
コメント
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微妙な雲行きの中、チャレンジングな山行を仕掛けられましたね!
youtaroさんの俊足で、雲を振り切ったという感じですね
素早いアップ更に驚きです。
大源太山ですか!
三国山の方にある大源太とは大違いで、まさに鋭鋒って感じですね
武能岳もなかか堂々としていて、また仙ノ倉も見る角度によって全く違う印象に写るんですね〜
遥か彼方までうねる稜線と、笹原の上のひょろひょろとしたトレースもいいですね〜。
魅力的なシルエットの山をyoutaroさんのレコでいくつも教えて頂き、参考になります
いつもありがとうございます
youtaroさん、こんにちは。
本日は雨、土曜日に行っておけばよかったです。
三週続けて上越なんですね。
この辺りは行ったことがないので、いつも
youtaroさんのレコをみて勉強しています。
このあたりの稜線歩きは気持ちよさそうで
いつかはと思っています。
茂倉岳への登りは結構急のようで、
しかも根が出ていて歩きづらいとなると困難な
コースのようですね。
大源太山は上越のマッターホルンなんですか、
確かに鋭角な山ですね。
それだけでパスしそうです。
yamahiroさん、こんにちは。
のんびり山行と思っていたのですが、天候の展開から
何か、雲を振り切ったようなパターンになりましたね
茂倉岳の山頂に到着し、谷川周辺にガスが押し寄せて
来るのを見た時は、のんびり気分は消え、やばい!と武能岳
へ急ぎ向かいました
日本海側がだんだん晴れてきたので、武能岳からは蝶の
写真にトライしながらの、のんびり歩きになったのですが。
武能岳は1800メートルに満たない山とは思えない堂々と
した姿、いつも目が行ってしまいます。
大源太山は上越を歩いていると、あちこちから見えて気に
なる山でした。七ッ小屋山から向かうと、正面に聳える
山容が素敵です。計画し難い山ですが、おすすめです。
仙ノ倉は茂倉新道を登っていると、最初に見えてくるの
ですが、こんもりと優しい姿です。
笹原の稜線、いいですよ
ひたすら続く緑の絨毯。他の山ではなかなか見られません。
(ここ以外だと、飯豊朝日連峰でしょうか)
toratora48さん、こんにちは。
金曜日の予報だと、日曜日はここまで悪くなる予報
ではなかったですよね。
土曜日に行ってよかったです。
しかし、奥多摩へ行く予定が天気予報からの方針変更
で3週連続の上越になりました。
うちからだと時間的には大菩薩や奥秩父へ行くよりも
近く、とても重宝します。
ガスがかかり易いところが悩ましいですが、是非
お出掛け下さい
茂倉新道ですが、それほど困難ではありません。
木の根を越えて行く部分はそれほど長くないので
楽しみながら越えて行くようにしています。
甲武信への登りなどよりかなり楽だと思います。
矢場ノ頭からは上越ならではの森林限界になりますし。
大源太山への登りは、見た目通りの急斜面です
youtaroさん
連チャンで上越の山でしたね。
昨日は北に行くほど良い天気だった感じですね。
蛇と昆虫・・・私の上越の山のイメージです(笑
大源太山、下からは何度か見てますが
確かに上越一尖ってますよね。
展望の良い日に登ってみたいです
youtaroさん、おはようございます。
なんと3週連続上越ですか
しかもこの天気予報で
それでもそこそこはれてしまうのは、晴れ男の真骨頂ですね
私は例によって、またまた金曜夜の徹夜仕事で、土日がつぶれました
大源太はまだ行ったことがありません。近くの荒沢山、足拍子岳とつなげて、と考えていますが、この山々と蓬峠をつなぐルートは今は無いのでしょうか。国土地理院の地図には点線ルートありますが、ヤマレコでは通った記録が1つもありません。youtaroさんご存じないですか?
youtaroさん こんにちは
大源太山? 無知な私は急いで地図を広げてみたら、
「上越のマッターホルン異名をもつ鋭峰」と記して
ありました。
写真を拝見して、確かに鋭鋒ですね。
山容がカッコイイです。
結構な高度感も男心をくすぐりますね。
いつもながら。楽しく気持ち良い歩きが出来て良かったですね。
キラキラ光る笹原は大好きです。
山はもう秋色になり、これからの紅葉が楽しみですね。
kankotoさん、こんにちは。
土曜日は悩んだのですが、結果上越でよかったようです
日曜日は金曜日の予報時点より、天気が悪くなりましたし。。。
蛇は多いですね
刺す虫のピークは過ぎたようで、9月に入ってからの上越
は快適です。最近、蝶が飛んでいると気になるようになって
きました。当たり前ですが、動くため、なかなかピントの
合った写真が撮れません。
大源太山、上越の山を歩くと、色々なところから目立ち
ますよね。三国山近くの大源太山もよかったですが、
鋭鋒、大源太山、よい山でした。
この山はガスですと、ダメですね。
山頂直下は視界がないと危険ですし。。。
shigetoshiさん、こんにちは。
なりゆきで3週連続になってしまいました。。。
天気は北の方がよい予報だったため、予報の通りと
いった感じです
週末は残念でした。。。
お気持ちお察しします
中里から荒沢山、足拍子岳と繋げて歩くルートは
私が持っている地図上は廃道となっています。
私も興味があるので、ネットで検索してみましたが
夏の記録はほとんどなく、藪で大変なようですね。
荒沢山は単独で雪山入門用として結構登られている
ようですが。。。
あのギザギザの稜線はなかなか手強そうです。
いけるとすると、残雪期でしょうか。
sumikoさん、こんばんは。
sumikoさんの場合、大源太山というと、平標山と三国山
の間にある大源太山を思い浮かべますよね。
上越のマッターホルンと書くと、何か本家に申し訳ない
ような気もしますが、上越きっての鋭鋒です。
女心もくすぐりませんか
上越の笹原、光が当たると銀色っぽく見えたりして、
綺麗ですよね。蓬峠と七ッ小屋山の間は稜線の道が
とっても気持ちよく、この往復の部分が一番楽しい
時間でした。
ほんとに、長くて暑い夏が終わったと思ったらもう9月末
です。次回からは紅葉も意識した山選びが楽しい季節に
なりますね。
しかし、これからの時期、高速の渋滞も酷くなるので、
その点をうまく回避しないと。。。と今から思ったりして
います
youtaroさん、こんばんは
ガスとの追いかけっこ うまくスリ抜けて良い山行でしたね。
茂倉岳から七ツ小屋山までは自分が歩いた時はガスだったので 笹原の稜線はイマ一つでした
特に蓬峠から七ツ小屋山までは刈り払いされておらず、背丈ほどある笹に不明瞭な道にビビった記憶があります
自分も蓬新道は歩いた事が無いのでここをからめて計画したくなりました
youtaroさん
やはり北へ向かったのですね。
大源太山、、とは、全く知りませんでした。
谷川岳にも近い、、山。
標高ないのに、、、。
いつも機動力あって、うらやましいです。
基本的なことですが、車中泊で良く寝れますか?
一度もしたことないので、、、。
Y-chan
nikoさん、こんばんは。
うまくすり抜けられました
あの笹原が刈り払いされていないと大変ですね。
私はこの部分を通るのが今回3回目ですが、いつも
きれいな状態でした。ラッキーだったようです。
谷川の主脈を最初に縦走したときは、笹が伸びていて
朝露のため、全身びしょ濡れになりました。
その同じ場所が、今年は刈り払いされていてとても快適
でした。ちょっとしたことで、ルートのイメージは
だいぶ変わってしまいますね。
蓬新道、少し長いですが、急な部分が少なく比較的
歩き易い道でした。
是非、お出掛け下さい
Y-chanさん、こんばんは。
北へ、でした
大源太山、分県登山ガイドや新潟方面の山を紹介した
本には必ずのっているのですが、やはり遠いと目には
入り難いですよね。
上越の山に何回か登ると、その尖った姿が気になる山
です。
私、昔はかなり寝付きが悪い方で、特に環境が変わると
てきめんでした。修学旅行の時などは一番最後まで眠れず
周りに声をかけても、シーン。。。一人星を見たりして
いました。
しかし、年とともに少しずうずうしくなってきたのか
だいぶ寝られるようになってきました。
今回だと2時間寝て目が覚めて、その後2時間ウトウト
するといった感じです。(この眠り方、自宅にいても
あまり変わりません)
youtaroさん、おはようございます
奥多摩からの転進だったのですね
実は私も22日奥多摩を予定していたのですが、天気があまり良くないようで福島にしました
私の中では「上越のお山 =笹原」というイメージです。
笹原の中に続く道は眺めていても、歩いていても気持ちがいいですよね!
なだらかな稜線の中から突如現れる鋭鋒…存在感がタップリ。
大源太山だけだと物足りないということでコースをアレンジ。
この辺りを知っているからこそ出来る技ですね(^^)
これからはお花 が少なくなりますが、で山肌が彩られてウットリ
この山域は四季を通じて、楽しめますね
youtaroさんのは、自分が思いつかないルートが多いので参考になります。お気に入りに登録したルートは、youtaroさんのが一番多いです
圧倒的に登山している頻度が高いせいもあるのでしょうか。普通の人が登る所はあらかた登ったので、マイナールートをからめた面白いルートを発掘しているとか
pippiさん、こんにちは。
pippiさんも同様の判断でしたね。
福島もよい山たくさん、ここのところ行ってないなあ
と思いました。レコ、楽しみにしています
上越の笹の山肌が広がる景観は独特でいいですよね。
アルプスなどとはまた違ったよさがあると思って
います。
上越は山へ川へと良く通ったため、大源太山の麓で
遊んだことも多く、だいぶ前から気になる山でした。
コースアレンジは山に行く前の楽しみなので、今回も
計画・山行・記録作成と充実することが出来ました。
往復になってしまった七ッ小屋山から蓬峠間は一番笹原
が気持ちよい場所だったので、これでよかったようです
越後三山から谷川周辺の山々は紅葉の時期もよいです
よね。紅葉の時期は日本昔話に出てくる山のような
雰囲気(どんなだ?)になり、ほのぼのします
山の選択が難しい(楽しい?)時期でもあるので次回から
の山、悩みます。。。
Futaroさん、こんにちは。
>お気に入りに登録したルートは、youtaroさんのが一番多いです
Futaroさん、嬉しいことを言ってくれますね!
自分でも気に入ったルートに☆マークが付くと、とても
嬉しいです。
私の場合、マイナールートを中心にルート設計することは
あまりありません。登りや下りの尾根をバリルートにしたり
といったことは良くあるのですが。
マイナールートを絡めた面白いルートの発掘はFutaroさんの
専売特許ではないでしょうか
もともと地図を見るのが好きで、車の運転もカーナビは
なしで県別マップルを見ながら、今日はこの道を走ろう
とか考えながら登山口への往復を楽しんでいるような
ところがあります。
山行のルートも同じ感じで、地図を見て、行きたいと
思った山をからめながらルート設計を楽しんでいます
youtaroさん、こんばんは。
大源太ですか。確かに良く目立つ山で、登行意欲をそそ
る山ですよね(マッターホルンは言い過ぎですが )
私も以前から気になっていました。面白そうな沢が西面
にあるので、そこからと登ってみようか、なんて考えて
いました
PS 写真の13枚目ですが、まさしくオタキノ沢の源頭部
です
yoshi629さん、こんばんは。
大源太山の西面の沢、見えました。
また、七ッ小屋山から清水峠の南側に大きなナメと
白い滝も見えました。(湯檜曽川の上流かな?)
稜線から見ても、明るくすばらしい景観の沢なんだ
ろうなあと思いました。
13枚目の写真、当たりでしたか!
yoshiさんが遡行してきた場所はどこかなあと考え
ながら歩いていると、あれ、ここかな?と
写真を撮ってみました
それにしても、あそこから人が登ってきたらビックリ
するだろうなあと思いましたよ
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