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Yamareco

記録ID: 228531
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山

2012年09月22日(土) 〜 2012年09月24日(月)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
50:24
距離
22.8km
登り
2,974m
下り
2,920m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9/22(土)
10:10 夜叉神峠登山口
11:00 夜叉神峠
13:00 杖立峠
13:40 火事場跡
14:50 苺平
15:05 辻山
15:40 南御室小屋

9/23(日)
05:50 南御室小屋
07:00 薬師岳小屋
07:50 薬師ヶ岳
08:35 観音ヶ岳
09:30 鳳凰小屋

9/24(月)
04:50 鳳凰小屋
06:15 地蔵ヶ岳(オベリスク直下)
08:35 高嶺
09:30 白凰峠
12:20 白凰峠入口
12:35 広河原
天候 9/22:曇/小雨
9/23:雨/曇
9/24:晴
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【行き】
電車:JR中央線・甲府駅
バス:山梨交通バス・夜叉神峠バス停
【帰り】
バス:山梨交通バス・広河原バス停
電車:JR中央線・甲府駅
コース状況/
危険箇所等
白鳳峠〜白鳳峠入口の区間、雨のためか所々荒れていました。
苺平〜辻山の区間、単に利用者が少ないためと思われますが、少々荒れていました。
登山ポストは、夜叉神峠、広河原にあります。
9/23・24の未明は、共にテント内での最低気温は9℃。外気温は計測しませんでしたが、これより5℃前後は低いものと思われます。
夜叉神峠登山口から出発。土曜ということもあり、そこそこの人出。
2012年09月28日 04:38撮影 by  CX5, RICOH
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9/28 4:38
夜叉神峠登山口から出発。土曜ということもあり、そこそこの人出。
鬱蒼とした樹林帯を進んで行きます。
2012年09月28日 04:40撮影 by  CX5, RICOH
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9/28 4:40
鬱蒼とした樹林帯を進んで行きます。
夜叉神峠に到着。晴天なら見晴らしが良いのでしょうが、生憎の状態でした。
2012年09月28日 04:41撮影 by  CX5, RICOH
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9/28 4:41
夜叉神峠に到着。晴天なら見晴らしが良いのでしょうが、生憎の状態でした。
この辺りは、高度差も少なく、陽も差し込み、道も割と歩きやすい。
2012年09月28日 04:43撮影 by  CX5, RICOH
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9/28 4:43
この辺りは、高度差も少なく、陽も差し込み、道も割と歩きやすい。
急激に、怪しげなガスが漂ってきました。
2012年09月28日 04:45撮影 by  CX5, RICOH
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9/28 4:45
急激に、怪しげなガスが漂ってきました。
苺平から辻山へ入った所。あまり使われていないためか、少々荒れていました。
2012年09月28日 04:49撮影 by  CX5, RICOH
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9/28 4:49
苺平から辻山へ入った所。あまり使われていないためか、少々荒れていました。
辻山の山頂は、三角点があるのみ。眺望は殆どゼロ。
2012年09月28日 04:51撮影 by  CX5, RICOH
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9/28 4:51
辻山の山頂は、三角点があるのみ。眺望は殆どゼロ。
少し西側へ出ると眺望が開け、薬師ヶ岳が。ただ、ここからの直進ルートはない模様。
2012年09月28日 04:53撮影 by  CX5, RICOH
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9/28 4:53
少し西側へ出ると眺望が開け、薬師ヶ岳が。ただ、ここからの直進ルートはない模様。
なかなか粋な看板が。これを最後にデジカメのバッテリーが突然ゼロに(ノД`、)
2012年09月28日 04:55撮影 by  CX5, RICOH
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9/28 4:55
なかなか粋な看板が。これを最後にデジカメのバッテリーが突然ゼロに(ノД`、)
ここからスマホのカメラ機能で代行。標高が高くなるにつれ大岩が増えて来ました。
2012年09月28日 04:57撮影 by  Galaxy Nexus, Samsung
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9/28 4:57
ここからスマホのカメラ機能で代行。標高が高くなるにつれ大岩が増えて来ました。
前日の夜から雨は降り止まず。薬師ヶ岳の山頂脇より、観音ヶ岳方面を望む。
2012年09月28日 04:59撮影 by  Galaxy Nexus, Samsung
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9/28 4:59
前日の夜から雨は降り止まず。薬師ヶ岳の山頂脇より、観音ヶ岳方面を望む。
薬師岳の高台から、下の広い砂地を見下ろした所。
2012年09月28日 05:00撮影 by  Galaxy Nexus, Samsung
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9/28 5:00
薬師岳の高台から、下の広い砂地を見下ろした所。
早朝、地蔵ヶ岳に赤い陽が射して来ました。
2012年09月28日 05:02撮影 by  Galaxy Nexus, Samsung
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9/28 5:02
早朝、地蔵ヶ岳に赤い陽が射して来ました。
遠くには富士山、そして雲海が。
2012年09月28日 05:03撮影 by  Galaxy Nexus, Samsung
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9/28 5:03
遠くには富士山、そして雲海が。
地蔵ヶ岳オベリスク頂上部。どなたかが張ったザイルありましたが使う気にはなれず、登頂はここまで。
2012年09月28日 05:05撮影 by  Galaxy Nexus, Samsung
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9/28 5:05
地蔵ヶ岳オベリスク頂上部。どなたかが張ったザイルありましたが使う気にはなれず、登頂はここまで。
地蔵ヶ岳オベリスクに陽が射した所。
2012年09月28日 05:07撮影 by  Galaxy Nexus, Samsung
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9/28 5:07
地蔵ヶ岳オベリスクに陽が射した所。
青々とした色に染まった高嶺。
2012年09月28日 05:29撮影 by  Galaxy Nexus, Samsung
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9/28 5:29
青々とした色に染まった高嶺。
稜線をずっと辿っていくと、仙丈ヶ岳に辿り着くのがよく判ります。
2012年09月28日 05:32撮影 by  Galaxy Nexus, Samsung
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9/28 5:32
稜線をずっと辿っていくと、仙丈ヶ岳に辿り着くのがよく判ります。
7月に登頂した北岳。まだ雪渓が少し残っていますね。
2012年09月28日 05:34撮影 by  Galaxy Nexus, Samsung
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9/28 5:34
7月に登頂した北岳。まだ雪渓が少し残っていますね。
北岳方面というか、広河原に向かってガレ場を降りていきます。足に少々辛い。
2012年09月28日 05:35撮影 by  Galaxy Nexus, Samsung
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9/28 5:35
北岳方面というか、広河原に向かってガレ場を降りていきます。足に少々辛い。
降りて来た高嶺を下から見た所。草原と樹木とガレが混ざった斑模様。
2012年09月28日 05:36撮影 by  Galaxy Nexus, Samsung
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9/28 5:36
降りて来た高嶺を下から見た所。草原と樹木とガレが混ざった斑模様。
白鳳峠入口へのルートは、結構急な印象を受けました。
2012年09月28日 05:39撮影 by  Galaxy Nexus, Samsung
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9/28 5:39
白鳳峠入口へのルートは、結構急な印象を受けました。
撮影機器:

感想

暑いとか時間が取れないとか自分へ言い訳している間に、
7/26の北岳から、なんと2ヶ月近くブランクが空いてしまいました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-210446.html

【雨が降るまで】
土曜の朝ということもあり、甲府駅前の広河原行きバス停では行列が出来ていました。
同じ土曜日でも、7月下旬に来た時の5割増しぐらいの人数。
当然、バス1台で捌けるわけもなく、3台に分乗する状態でした。

当日幕営を予定していた南御室小屋までは雨が降ることもなく順調。
正確に言えば、デジカメのバッテリーが突然ゼロになってしまう謎の現象が。
何度起動しても、すぐ「バッテリーがありません」と表示されて、どうしようもない。
これ以降の撮影では代替としてスマホを使いましたが、そろそろ買い換えを検討するかなと本気で思い始めました。

南御室小屋に到着して幕営後、夜が更けてきた頃にテントに雨の当たる音が。
元々、小雨が降るような天気予報だったし、降った雨も強いものではありませんでしたが、それでも若干気が沈みました。

【雨天の中…】
日の出前に起きてみると、やはり雨は降ったまま。
一応6:00近くまで待ってみましたが、止む気配もないので、雨がちょっと弱くなったタイミングで撤収。
私の他に撤収したのは1グループのみ。
他の方は引き続き、天気の様子を見て待機しているようでした。

雨が降る中を、薬師ヶ岳〜観音ヶ岳と進みましたが、次第に雨は強くなる一方。
撤退する事も考えましたが、鳳凰小屋までは到着。
温かいコーヒーを飲みながら、今後の計画を再考。
実は、コンディションが良ければ、早川尾根を伝って仙丈ヶ岳まで行こうと思っていましたが、状況は厳しそう。
そして、地蔵ヶ岳を目前にして、この程度の雨で、しかも半日で晴れる見込みなのに、引き返すのもなぁと、ここで幕営することにしました。
時間はまだ10:00。退屈な時間の始まりです(笑)

【雨が晴れるまで】
テン場到着時には、もう1グループのテントがありましたが、その方は雨の中を撤収。
「最悪ですよね」と苦笑いされていました。ですよね〜。気持ちは判ります。
残ったテントは私だけ。
雨がずっと降っていたので、テントの中でスマホのオセロをしたり、考え事をしたり、だらだら過ごしました。

16:00前後にやっと晴れてきて、外を見たら、後から到着された方のテントが近くに張られていました。
見たところ、あらゆるものが濡れて、乾かしている様子。
聞いてみた所、私と同じくらいの時間帯に幕営したようでしたが、雨で気付かなかった…。
私も、濡れた雨具などを乾かし始めました。

【晴れ上がった鳳凰三山】
翌日は見事に晴れ。
夜明け前に私も撤収して、地蔵ヶ岳の山頂に向かいました。
夏道と冬道、それから雨水が流れて溝になった所が入り組んでいて、暗いと少々ルートが判り辛かったですが…。
稜線に出ると、すばらしい景色。
こんな景色を撮さないわけにはいかない!と思いましたが、
スマホのカメラレンズが結露しまくりで天然ソフトフィルターと化す悲しい有り様。
所詮はオマケ機能だし、しょうがないですね(ノД`、)
オベリスクには途中まで登りましたが、張られていた出所不明のザイルはちょっと怖くて使えず、先端部までは行きませんでした。

【帰還】
帰還というたいそうな話でもありませんが、
高嶺を超えて早川尾根を歩いている内、2ヶ月のブランクはちょっときつかったようで、徐々に疲れてきました。
おまけに、時々起きる高山病と思われるのですが、頭が次第に重くなって来る始末。
そんなわけで、せっかく晴れてきたのですが、早川尾根を伝って仙丈ヶ岳までいく目論みは断念。
持参の頭痛薬を服用した後、途中の白鳳峠から、白鳳峠入口へエスケープしました。
稜線でお会いした複数の方には「仙丈ヶ岳に行くんですよ〜」と元気よく言っていましたが、何ともお恥ずかしい結末で。
また今度来ます。

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