鷲羽岳と水晶岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 44.0km
- 登り
- 3,305m
- 下り
- 3,303m
コースタイム
3:49 無料駐車場出発
5:25 わさび平小屋(5:55出発)
6:53 秩父沢
7:53 シシウドヶ原
8:33 鏡平山荘(8:46出発)
9:29 弓折乗越
10:33 双六小屋(11:05出発)
12:20 双六岳
13:24 三俣蓮華岳(13:40出発)
14:20 三俣山荘
【10月14日】
2:55 三俣山荘出発
3:46 鷲羽岳
4:26 ワリモ北分岐
4:56 水晶小屋
5:21 水晶岳(5:40出発)
6:26 ワリモ北分岐
6:32 岩苔乗越
7:04 黒部川水源地標
7:30 三俣山荘テント場(8:24出発)
10:07 双六小屋
11:41 鏡平山荘
13:49 わさび平小屋(14:04出発)
15:16 無料駐車場到着
天候 | 10月13日 午前:晴れ/午後:ガス気味 10月14日 午前・午後とも晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
*その先に有料駐車場アリ。6時間500円。 駐車場の一番奥にバス停に抜ける歩道あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【無料駐車場〜わさび平小屋】 林道なので特に危険な個所はないが、落石注意の標識が多々。 *登山ポストは無料駐車場の出口、新穂高温泉登山指導センター、ゲート前にあり。 *バス停すぐの橋は工事中のため右俣谷方面から遊歩道で左俣谷林道へ(実は橋を渡ってもいけます。) 【わさび平小屋〜シシウドヶ原】 少し林道を歩くと橋手前に小池新道入口。岩がごつごつで足元が不安定だが、危険個所もなく比較的登り易い・・・はず。。。 【シシウドヶ原〜鏡平山荘】 特に危険な個所なし。なだらかな山道・・・のはず。。。紅葉がきれい 【鏡平山荘〜弓折乗越】 槍ヶ岳に見られながら登る。なかなかの登り。 【弓折乗越〜双六小屋】 危険な個所はないが、アップダウンの稜線歩きで帰りはきつかった。 【双六小屋〜双六岳】 小屋からいきなり急登。登りきると中道分岐。双六岳への登りも急登となるが、ひと頑張りで360度の大パノラマが広がる平坦な場所へ。 【双六岳〜三俣蓮華岳】 稜線歩き。丸山を超えて三俣蓮華へ。景色良い。 【三俣蓮華岳〜三俣山荘】 分岐までは急坂で足元不安定。分岐からはハイマツ帯へ。ハイマツがマットレスに当たって歩きづらい・・・。 【三俣山荘〜鷲羽岳】 暗くてよく分からなかったが、なかなかの登り・・・ 【鷲羽岳〜ワリモ北分岐】 暗くてよく分からなかったが、ワリモ岳頂上付近が岩場で危険。 【ワリモ北分岐〜水晶岳】 水晶岳への登りの取りつきまでは気持ちのいい広々とした稜線歩き。 頂上へは梯子あり、岩場で切り立っており危険。 |
写真
感想
つらかったあ・・・今回の山行では自分自身の技術・体力のなさに本当にがっかり。山はすごくよかった。ヘッデンつけてのナイトハイク?もなんとかなりそうだし、天気もよく景色が本当に素晴らしかった。まさに山登り日和。
ただただ重い荷物にまったく対応できていないー!うーん・・・。
今回は確実に荷物の重み>景色・・・。
今回はもともと日記に書いたとおり、今度こそ南アルプスの光岳にいくつもりだったが、テントを担いでの畑薙〜茶臼小屋の登りに自信がない・・・。
なのでもう一度自分の実力を試す意味で1泊登山を決行。
先週の鹿島槍から見た北アルプスの山々が忘れられないので迷わず北アルプス行きを決定。そして行っていない山で急登がないところを探すとどうも鏡平〜三俣山荘あたりが良さそうだ!初日に一気に三俣山荘まで行って、テントを張って鷲羽・水晶岳をピストン。そして帰りはあわよくば笠ヶ岳みたいな?となんとも無謀な計画を立てた。結果は散々。わさび平の時点で早々に初日の計画を三俣山荘までに変更。次の日は登りながら考えることに。
しかし荷物が重いと全然足が前に進まない。そんな急な登りではないが足が重い。そして休憩時間もついつい長くなってしまう。結局三俣山荘まではコースタイム通り。
実は今回新しいザックを買ってのチャレンジ。ザックが変わればなんか違うかもと思っていたが、重たいものは重たい。とりあえずザックは重み解消・快適登山への解決策とは無縁ということが分かった。次は靴を買うか・・・今の靴は買ってからかれこれ2年履いてて、ちょっと穴が開いてるし、靴底もベロンベロンになりつつあり水をよく吸収してくれる。そして匂い的にも・・。この靴は愛着もあるしまだがんばれるはずだと思っていたが、さすがにこんなにもボロボロになりながらこれだけの重さを支えてると思うと逆にかわいそうになってきた。むしろこれ以上こき使うよりも引退させてあげるべきなのだろう。てか靴を替えれば楽になるのか分からないが次の改善策にしてみようか。
そもそも無謀な計画に問題がありそうだが、実際に多くの方が私以上の荷物をもって歩いているのだからここは敢えて計画に関しては触れないようにしとく(危険な匂いがプンプンするが。。)。
あと荷物全体の軽量化も考えたが、ちょっと経済的に厳しそう。たぶん2〜3人用のテントがいい感じで重いし嵩張るから、これを変える必要ありそうだが、テント高いよ・・。シュラフ・服も改善の余地がありそうだけど、軽い山用の服は高いアルヨ。なので来年まではペケ。
ダイエット&体力づくりも必要かと思う。が山を登ることがダイエットのつもりだったが、むしろあまり変化なし。なぜだ・・なぜなんだ・・。
てか荷物の重みのつらさがもっと世間一般的にフューチャーされてもいいのではないか?もっとみんなでこのつらさを共有する必要があるのではないか?すれ違いの際に誰か一人くらい荷物重たいんだバカヤロー!と愚痴ってもいいのではないか?などと意味不明なこと考えつつ、結局自分の技術体力のなさにがっかり。。。
そんな中で、荷物を軽くして登った鷲羽岳・水晶岳はすごくよかった。
鷲羽岳は真っ暗で何も見えなかったけど、空に目を向けると無数に見える星がすごくきれい。都会では絶対みえないような星までくっきり見えた。言葉ではうまく表現できないがただただスゴイ!決してロマンチックな人間ではないが見てて全然飽きない。ただ流れ星が見えなかったのは残念だったが・・。
水晶岳頂上では日の出瞬間にほぼ立ち会えた。真っ暗だった山が徐々に徐々に太陽の光に照らされていく様が神秘的。そして剣・立山・白馬・鹿島槍・爺ヶ岳・燕・大天井・槍穂・乗鞍・笠・鷲羽・双六・三俣蓮華・雲ノ平・黒部五郎・薬師・野口五郎・・・などほぼ全部の北アの山々が・・・さらには妙高・浅間・八ヶ岳・富士山・南ア・中央・白山・・・と360度の大パノラマが広がっていった。ここは是非また来たいと思ってしまった。
名残り惜しくて何度も振り返りながらの下山。そしてテントを撤収し、またあの苦しみの時間が始まった・・・また愚痴るのでここでやめときます。。
今回の山登りを振り返って、真剣にテント泊での山行を考えなければと思う。日帰りとは違うので基本を一から勉強しないといけないな。。。てか勉強するかな・・・
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