ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2392922
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川連峰主脈縦走/平標から谷川

2020年06月07日(日) 〜 2020年06月08日(月)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
--:--
距離
26.3km
登り
2,445m
下り
2,177m

コースタイム

1日目
山行
2:54
休憩
0:07
合計
3:01
11:40
11:47
88
2日目
山行
11:37
休憩
3:06
合計
14:43
2:01
62
3:03
3:13
51
4:04
4:22
30
4:52
4:54
31
5:25
5:38
53
6:31
6:42
30
7:12
7:13
67
8:20
8:50
45
9:35
9:43
21
10:04
10:05
17
10:22
10:29
45
11:20
11:42
78
オジカ沢ノ頭
13:00
13:03
13
13:16
13:19
17
谷川岳・トマノ耳
13:36
13:46
22
谷川岳・オキノ耳
14:08
14:17
3
肩ノ小屋直下の雪田上端
14:20
14:24
41
雪田下端
15:05
15:11
24
15:45
15:59
13
16:44
2日目の主脈縦走がとにかく長大な行程。
2日目で土合まで下山しなければならないので、事前に綿密なシミュレーションを行いました。
天神平に16時までに辿り着けるかどうか五分五分と見ていましたが、ちょうど計ったように間に合いました。

主脈縦走は3年前に小屋泊装備で西向きで経験しているので、それも活きたのかなと思います。

なお初日に平標登山口に車を停めてしまうと、2日目に下山後に車の回収ができないことも注意です。
上越線の電車には乗れるとしても、乗り継げる西武クリスタル行きのバス便がありません。
天候 6/7:晴れ時々曇り 6/7:晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
6/7: JR上越線土合駅前に駐車しました。

上越線始発の長岡行に乗車して越後湯沢へ。(420円)
8:37 土合 発
9:00 越後湯沢 着

南越後観光バス、西武クリスタル行きに乗車して平標登山口へ。(610円)
9:40 湯沢駅前 発 1番のりば
10:14 平標登山口 着 (有料駐車場まですぐ)



6/8: 天神平より谷川岳ロープウェイで土合口へ。(片道1,250円)

ロープウェイは時短営業のため、最終乗車は16:00。乗車する場合は乗り遅れに注意。

土合口から土合駅までは車道歩きで下りました。自転車をデポしておけば尚良し。
コース状況/
危険箇所等
平標登山口から天神平まで全て明瞭な登山道で指導標完備。迷うところはありません。
谷川岳肩ノ小屋直下に落差数十メートルの残雪あり。
スキーしたくなる滑走性の高い雪です。尚且つ安定したステップがありません。
通過には最低限6本爪アイゼンが必要かと思われます。
その他周辺情報 直帰しました。
約9ヶ月ぶりの土合駅です!
朝から好天で白毛門がきれいに見えていました。
早く登りたいのを我慢して、地下へと潜っていきます。

#ヤマノススメ
約9ヶ月ぶりの土合駅です!
朝から好天で白毛門がきれいに見えていました。
早く登りたいのを我慢して、地下へと潜っていきます。

#ヤマノススメ
下りホームは深い地下へ。上越線の列車は本数がとにかく少ないので、絶対に乗り遅れないように。
下りホームは深い地下へ。上越線の列車は本数がとにかく少ないので、絶対に乗り遅れないように。
改札からホームまで移動するのも時間が掛かるので要注意です。
改札からホームまで移動するのも時間が掛かるので要注意です。
8:37 土合より上越線電車にて越後湯沢へ

下り列車に乗るのは今回が初めて。
できれば電車やバスは下山後に乗るのが好みですが仕方ない。

トンネルを抜けるとスキー場だらけの車窓風景です。
景色を見ているだけで楽しかった。

9:00 越後湯沢着
8:37 土合より上越線電車にて越後湯沢へ

下り列車に乗るのは今回が初めて。
できれば電車やバスは下山後に乗るのが好みですが仕方ない。

トンネルを抜けるとスキー場だらけの車窓風景です。
景色を見ているだけで楽しかった。

9:00 越後湯沢着
越後湯沢駅

夏らしい雲が立ち上っています。
越後湯沢駅

夏らしい雲が立ち上っています。
9:40 湯沢駅前より南越後観光バス、西武クリスタル行きに乗車

定刻どおりにやってきたバスに乗車しました。
乗客はなんとずっと自分だけでバスを貸し切り!?
自分だけのために運行してくれているようでなんだか申し訳ない気持ち。
9:40 湯沢駅前より南越後観光バス、西武クリスタル行きに乗車

定刻どおりにやってきたバスに乗車しました。
乗客はなんとずっと自分だけでバスを貸し切り!?
自分だけのために運行してくれているようでなんだか申し訳ない気持ち。
10:14 平標登山口バス停(980m)到着

土合から長く掛かったように感じますが、ようやく今回の行程のスタート地点に降り立ちました。
さあ、歩くぞ!
まずはバスの進行方向とは逆に歩いて有料駐車場へ。
10:14 平標登山口バス停(980m)到着

土合から長く掛かったように感じますが、ようやく今回の行程のスタート地点に降り立ちました。
さあ、歩くぞ!
まずはバスの進行方向とは逆に歩いて有料駐車場へ。
10:22 平標登山口・有料駐車場(970m)

なかなか賑わっている有料駐車場です。この時間なので係員の方以外は人けなし。
10:22 平標登山口・有料駐車場(970m)

なかなか賑わっている有料駐車場です。この時間なので係員の方以外は人けなし。
駐車場から奥へと進んでいくと、登山口の目印となるトイレがあります。
駐車場から奥へと進んでいくと、登山口の目印となるトイレがあります。
10:35 平標山登山口(970m)

前置きが長かったけど、ようやく登山開始です!
こんな時間から登り始めるのは滅多にないので、なんだか変な感じです。
しかも昼前なのでもうけっこう暑い。

10:37 舗装路を横切って平元新道方面へ。(松手山コースは左折)
1
10:35 平標山登山口(970m)

前置きが長かったけど、ようやく登山開始です!
こんな時間から登り始めるのは滅多にないので、なんだか変な感じです。
しかも昼前なのでもうけっこう暑い。

10:37 舗装路を横切って平元新道方面へ。(松手山コースは左折)
ほぼ平坦な樹林帯をしばらく進むと、沢沿いを気持ち良く歩ける区間となります。
でもすぐに林道へ出てしまいますが。

11:02 林道へ出る

林道では日なたに出ると暑かったです…。
時間的にもそろそろ下り中の方々とすれ違い始めました。
1
ほぼ平坦な樹林帯をしばらく進むと、沢沿いを気持ち良く歩ける区間となります。
でもすぐに林道へ出てしまいますが。

11:02 林道へ出る

林道では日なたに出ると暑かったです…。
時間的にもそろそろ下り中の方々とすれ違い始めました。
11:40 平元新道取付き(1,190m)到着

林道歩き約40分で平元新道取付きです。
小休止だけしてすぐに出発。

11:47 平元新道を登り始める
1
11:40 平元新道取付き(1,190m)到着

林道歩き約40分で平元新道取付きです。
小休止だけしてすぐに出発。

11:47 平元新道を登り始める
3年前の主脈縦走では三角山経由で歩いたので、平元新道は初めてでした。
しっかりと整備されていて、本当に歩きやすい登山道です。
1
3年前の主脈縦走では三角山経由で歩いたので、平元新道は初めてでした。
しっかりと整備されていて、本当に歩きやすい登山道です。
12:14 早くも開けてきた(1,350m)

そろそろ樹林帯を抜けそうな雰囲気です。
時々西側の景色が見えるようになってきました。
1
12:14 早くも開けてきた(1,350m)

そろそろ樹林帯を抜けそうな雰囲気です。
時々西側の景色が見えるようになってきました。
あと20分で平標山ノ家。
1
あと20分で平標山ノ家。
やや雲が掛かっているけど、平らな頂稜の苗場山が見えているようです。
2
やや雲が掛かっているけど、平らな頂稜の苗場山が見えているようです。
暑かった登りもまもなく終わり。そろそろ平標山ノ家に着きそうです。
西側には滑ったことはないけど、苗場スキー場が見えてます。
2
暑かった登りもまもなく終わり。そろそろ平標山ノ家に着きそうです。
西側には滑ったことはないけど、苗場スキー場が見えてます。
13:18 平標山ノ家(1,650m)到着!

着いた途端に冷たい風が吹き付けてきます!

それはともかく3年ぶりの懐かしい光景でした。前回は南側の建物で素泊まり泊でした。

約3時間の登りでしたが、明日の行程に比べたらほんの小手調べ。
さっそくテント泊の受付を済ませて設営に掛かります。
2
13:18 平標山ノ家(1,650m)到着!

着いた途端に冷たい風が吹き付けてきます!

それはともかく3年ぶりの懐かしい光景でした。前回は南側の建物で素泊まり泊でした。

約3時間の登りでしたが、明日の行程に比べたらほんの小手調べ。
さっそくテント泊の受付を済ませて設営に掛かります。
設営できるところは小屋の南側と北側にあります。
あまり広くないので、できるだけたくさん張れるように省スペースで設営。
でもこの日のテント泊は結果的に自分だけでした。
1
設営できるところは小屋の南側と北側にあります。
あまり広くないので、できるだけたくさん張れるように省スペースで設営。
でもこの日のテント泊は結果的に自分だけでした。
勝負の明日に備えて、テントで英気を養っておきます。
2
勝負の明日に備えて、テントで英気を養っておきます。
風が強いので野面積みで風除けを作って飯炊き。
さすがに6月なので、テントに入れば寒くはありません。
1
風が強いので野面積みで風除けを作って飯炊き。
さすがに6月なので、テントに入れば寒くはありません。
赤子泣いてもすぐとるな、なので30分待ったけど、
すし飯くらいの硬さでした。米1合に付き200mlくらいでいいかも。
芯は残ってなかったので、カレーライスで食べれました。
赤子泣いてもすぐとるな、なので30分待ったけど、
すし飯くらいの硬さでした。米1合に付き200mlくらいでいいかも。
芯は残ってなかったので、カレーライスで食べれました。
昼間強かった風はすっかり止んで、夕刻の静かなひと時。この感覚は久しぶりです。
主脈縦走の前に良い時間を過ごせました。

ちょっと遅くなったけど19時過ぎには就寝しました。
2
昼間強かった風はすっかり止んで、夕刻の静かなひと時。この感覚は久しぶりです。
主脈縦走の前に良い時間を過ごせました。

ちょっと遅くなったけど19時過ぎには就寝しました。
0時過ぎ起床。
夜中からラーメンは重いので、いつもシリアルで済ませます。

2:01 平標山ノ家(1,650m)出発!

満月の明るい夜で、目が慣れればヘッドライト無しでも歩けそうでした。
まずは平標山までウォーミングアップのつもりでゆっくり登ります。
階段は霜が降りてて、ゆっくり足を置かないと滑ります。
1
0時過ぎ起床。
夜中からラーメンは重いので、いつもシリアルで済ませます。

2:01 平標山ノ家(1,650m)出発!

満月の明るい夜で、目が慣れればヘッドライト無しでも歩けそうでした。
まずは平標山までウォーミングアップのつもりでゆっくり登ります。
階段は霜が降りてて、ゆっくり足を置かないと滑ります。
3:03 平標山山頂(1983.8m)到着

1時間で平標山に着きました。
できれば明るい時間帯に着きたかったけど、それはまたの機会に。
1
3:03 平標山山頂(1983.8m)到着

1時間で平標山に着きました。
できれば明るい時間帯に着きたかったけど、それはまたの機会に。
6月には滅多にない、空気の澄んだ美しい月夜です。
2
6月には滅多にない、空気の澄んだ美しい月夜です。
3:12 平標山山頂出発

次は仙ノ倉へ。あそこへ着く頃に夜明けを迎えます。
やはり階段は滑りやすくて、釘を狙って足を置きました。
2
3:12 平標山山頂出発

次は仙ノ倉へ。あそこへ着く頃に夜明けを迎えます。
やはり階段は滑りやすくて、釘を狙って足を置きました。
だだっ広い平標と仙ノ倉の間の鞍部を進みます。
既に登山道沿いにはいろんな花々が咲いてきています。
1
だだっ広い平標と仙ノ倉の間の鞍部を進みます。
既に登山道沿いにはいろんな花々が咲いてきています。
3:54 仙ノ倉山西側のミニピーク(2,021m)を越える

3年ぶりですっかり忘れてたけど、仙ノ倉の西にはもう一つピークがありました。
明るくなってきた東の空にシルエットで見えるのが仙ノ倉です。
1
3:54 仙ノ倉山西側のミニピーク(2,021m)を越える

3年ぶりですっかり忘れてたけど、仙ノ倉の西にはもう一つピークがありました。
明るくなってきた東の空にシルエットで見えるのが仙ノ倉です。
4:04 仙ノ倉山山頂(2026.3m)到着!

計画どおりに平標山ノ家から2時間。夜明けに合わせて仙ノ倉に到着!
1
4:04 仙ノ倉山山頂(2026.3m)到着!

計画どおりに平標山ノ家から2時間。夜明けに合わせて仙ノ倉に到着!
もうすぐ夜明け。谷川岳はどこかな?
もうすぐ夜明け。谷川岳はどこかな?
二等三角点
点名:「千倉山」
標高:2026.29m
1
二等三角点
点名:「千倉山」
標高:2026.29m
4:22 仙ノ倉山山頂出発

不要になったヘッドライトを外し、いよいよ主脈の核心部へと入ります!
谷川は万太郎の向こう。まだまだ遥か彼方です。
1
4:22 仙ノ倉山山頂出発

不要になったヘッドライトを外し、いよいよ主脈の核心部へと入ります!
谷川は万太郎の向こう。まだまだ遥か彼方です。
仙ノ倉山頂を出発してまもなく日の出を迎えました。
2
仙ノ倉山頂を出発してまもなく日の出を迎えました。
茂倉岳辺りから朝日が昇ってきました!
この光景を見るために、昨日からお膳立てしてきたようなものです。
2
茂倉岳辺りから朝日が昇ってきました!
この光景を見るために、昨日からお膳立てしてきたようなものです。
朝日を浴びながら、仙ノ倉からの急坂を下ります。
3
朝日を浴びながら、仙ノ倉からの急坂を下ります。
先は長いけどつい足を止めてしまう荘厳な光景でした。
全ての光景が印象的となる、山での朝は最高の時間です。
3
先は長いけどつい足を止めてしまう荘厳な光景でした。
全ての光景が印象的となる、山での朝は最高の時間です。
3年前の西向きでの縦走時、めちゃくちゃしんどかった仙ノ倉の急坂。
見る間に標高を下げていき、それに伴い存在感を増すエビス大黒。
2
3年前の西向きでの縦走時、めちゃくちゃしんどかった仙ノ倉の急坂。
見る間に標高を下げていき、それに伴い存在感を増すエビス大黒。
西側から見るエビス大黒ノ頭。秀麗な山容です。
あそこの急坂が今回は下りなのがすごくうれしい。
2
西側から見るエビス大黒ノ頭。秀麗な山容です。
あそこの急坂が今回は下りなのがすごくうれしい。
4:53 エビス大黒避難小屋(1,784m)

仙ノ倉山頂から30分でエビス大黒避難小屋。
やはり下りだと早い。

東向きだとエビス大黒への登り返しも大したことはないけど、やはり楽には着かせてくれません。
1
4:53 エビス大黒避難小屋(1,784m)

仙ノ倉山頂から30分でエビス大黒避難小屋。
やはり下りだと早い。

東向きだとエビス大黒への登り返しも大したことはないけど、やはり楽には着かせてくれません。
小刻みに上下しつつも、あと少しでエビス大黒。
振り返ると仙ノ倉の存在感が圧倒的でした。
2
小刻みに上下しつつも、あと少しでエビス大黒。
振り返ると仙ノ倉の存在感が圧倒的でした。
5:25 エビス大黒ノ頭(1,888m)到着

仙ノ倉から約1時間でエビス大黒ノ頭。
あまり広くはないけど、そのぶん360度の大展望です。
ここで日焼け止めを塗るなどして、ひと呼吸置いてから出発。
2
5:25 エビス大黒ノ頭(1,888m)到着

仙ノ倉から約1時間でエビス大黒ノ頭。
あまり広くはないけど、そのぶん360度の大展望です。
ここで日焼け止めを塗るなどして、ひと呼吸置いてから出発。
5:38 エビス大黒ノ頭出発

3年前に途方もなく長く感じたエビス大黒ノ頭への急坂。
今回は下りでの通過ですが高度感のあるところが多く、気を抜くことはできません。

東側には圧倒的な存在感で万太郎が立ちはだかっています。
万太郎には8時台に着くと予想していました。
1
5:38 エビス大黒ノ頭出発

3年前に途方もなく長く感じたエビス大黒ノ頭への急坂。
今回は下りでの通過ですが高度感のあるところが多く、気を抜くことはできません。

東側には圧倒的な存在感で万太郎が立ちはだかっています。
万太郎には8時台に着くと予想していました。
エビス大黒からの長大な下り。3年前はよく登りました。
最低コルにあたる毛渡乗越はなかなか見えてきません。
2
エビス大黒からの長大な下り。3年前はよく登りました。
最低コルにあたる毛渡乗越はなかなか見えてきません。
6:09 1,670mピーク付近

毛渡乗越までには一つのミニピークを挟みます。
振り返ると先程まで居たエビス大黒とその奥に仙ノ倉。
見た目にはそんなにしんどくは見えないのですが。
2
6:09 1,670mピーク付近

毛渡乗越までには一つのミニピークを挟みます。
振り返ると先程まで居たエビス大黒とその奥に仙ノ倉。
見た目にはそんなにしんどくは見えないのですが。
まだシルエットの万太郎の手前、ようやく毛渡乗越が見えてきました。
1
まだシルエットの万太郎の手前、ようやく毛渡乗越が見えてきました。
6:30 毛渡乗越(1,568m最低コル)到着

エビス大黒から下りに下って約50分で毛渡乗越に降り立ちました。
ここは仙ノ倉から万太郎の間だけでなく、谷川までの主脈の中でも最も標高を下げるところです。
1
6:30 毛渡乗越(1,568m最低コル)到着

エビス大黒から下りに下って約50分で毛渡乗越に降り立ちました。
ここは仙ノ倉から万太郎の間だけでなく、谷川までの主脈の中でも最も標高を下げるところです。
6:42 毛渡乗越(1,568m最低コル)出発

いよいよ万太郎への標高差400m弱の登り返しに掛かります。
2時間ほど掛けるつもりで、ゆっくり自分のペースで登ります。
1
6:42 毛渡乗越(1,568m最低コル)出発

いよいよ万太郎への標高差400m弱の登り返しに掛かります。
2時間ほど掛けるつもりで、ゆっくり自分のペースで登ります。
一登りでエビス大黒と仙ノ倉の素晴らしい眺望が広がってきました!
新緑と残雪がなんともいえない美しさです。
2
一登りでエビス大黒と仙ノ倉の素晴らしい眺望が広がってきました!
新緑と残雪がなんともいえない美しさです。
7:11 越路避難小屋(1,710m)

小休止を入れるにはまだ少し早いと感じたので、越路避難小屋は通過しました。
2
7:11 越路避難小屋(1,710m)

小休止を入れるにはまだ少し早いと感じたので、越路避難小屋は通過しました。
最も急だと感じたのは毛渡乗越からの登り始めで、
あとは比較的緩い登りが続きます。
エビス大黒と仙ノ倉への登りに比べたら、万太郎のほうがだいぶ楽に感じました。
1
最も急だと感じたのは毛渡乗越からの登り始めで、
あとは比較的緩い登りが続きます。
エビス大黒と仙ノ倉への登りに比べたら、万太郎のほうがだいぶ楽に感じました。
登り自体は長く続くけど、本当に疲れを感じさせない絶景です!
谷川連峰はアルプスとはまた違った魅力があります。

このあと東俣ノ頭が近付くと、登山道はトラバースに掛かります。
2
登り自体は長く続くけど、本当に疲れを感じさせない絶景です!
谷川連峰はアルプスとはまた違った魅力があります。

このあと東俣ノ頭が近付くと、登山道はトラバースに掛かります。
7:44 東俣ノ頭の北に出る(1,840m)

東俣ノ頭と万太郎間の尾根に出ると、万太郎以東の主脈が見えてきます。
これまでよりずっと近くなった谷川。昼過ぎには到達できるはずです。
2
7:44 東俣ノ頭の北に出る(1,840m)

東俣ノ頭と万太郎間の尾根に出ると、万太郎以東の主脈が見えてきます。
これまでよりずっと近くなった谷川。昼過ぎには到達できるはずです。
花を撮ってる余裕はなくてずっとスルーしてましたが、
ここだけは登山道沿いで満開だったのでついシャッターを押しました。
ヤマザクラのように見えますが、花を覚えるのは相変わらず苦手なので自信はありません。
2
花を撮ってる余裕はなくてずっとスルーしてましたが、
ここだけは登山道沿いで満開だったのでついシャッターを押しました。
ヤマザクラのように見えますが、花を覚えるのは相変わらず苦手なので自信はありません。
万太郎が近付くと主脈は珍しく痩せ尾根になります。
足場がザレて悪いところもあるので要注意。
1
万太郎が近付くと主脈は珍しく痩せ尾根になります。
足場がザレて悪いところもあるので要注意。
毛渡乗越から始まった登りも間もなく終わり。
あと少しで万太郎山頂。
1
毛渡乗越から始まった登りも間もなく終わり。
あと少しで万太郎山頂。
8:20 万太郎山山頂(1954.1m)到着!

着きました!
平標山ノ家を出発してから6時間20分。ここまで順調でほぼコースタイムどおりでした。
仙ノ倉に始まる、南アルプスを想起させる大きなアップダウンは終わり。
主脈縦走の核心部は過ぎた格好です。
2
8:20 万太郎山山頂(1954.1m)到着!

着きました!
平標山ノ家を出発してから6時間20分。ここまで順調でほぼコースタイムどおりでした。
仙ノ倉に始まる、南アルプスを想起させる大きなアップダウンは終わり。
主脈縦走の核心部は過ぎた格好です。
万太郎山山頂にて

ここで万太郎、谷川を周回中のグループの方と出会いました。
日帰り装備なのですごく速く、このあと自分が追いつくことはありませんでした。
万太郎山山頂にて

ここで万太郎、谷川を周回中のグループの方と出会いました。
日帰り装備なのですごく速く、このあと自分が追いつくことはありませんでした。
自分もそのうち土樽から周回してみたいです。
遥か彼方に見える下界は越後湯沢付近。
2
自分もそのうち土樽から周回してみたいです。
遥か彼方に見える下界は越後湯沢付近。
三等三角点
点名:「万太郎」
標高:1954.12m
1
三等三角点
点名:「万太郎」
標高:1954.12m
8:50 万太郎山山頂出発

仙ノ倉、エビス大黒のそろい踏みの絶景を見送ってから出発です。
1
8:50 万太郎山山頂出発

仙ノ倉、エビス大黒のそろい踏みの絶景を見送ってから出発です。
8:55 呉策新道を分け、縦走後半へ

これまでとは一転して小刻みにアップダウンを繰り返す区間に入ります。
行動時間が長くなるにつれ疲れも出てくる頃合なので、できるだけペース良く行程を進めたいところ。
2
8:55 呉策新道を分け、縦走後半へ

これまでとは一転して小刻みにアップダウンを繰り返す区間に入ります。
行動時間が長くなるにつれ疲れも出てくる頃合なので、できるだけペース良く行程を進めたいところ。
谷川の前に立ちはだかるピーク群。
大障子ノ頭、小障子ノ頭、そしてオジカ沢ノ頭。
2
谷川の前に立ちはだかるピーク群。
大障子ノ頭、小障子ノ頭、そしてオジカ沢ノ頭。
まずは万太郎から激下り。3年前を思い起こすとここもしんどかった。
日が高くなるにつれて暑くなるかと思ってたけど、予想外に風が冷たくて秋の日のような縦走となりました。
2
まずは万太郎から激下り。3年前を思い起こすとここもしんどかった。
日が高くなるにつれて暑くなるかと思ってたけど、予想外に風が冷たくて秋の日のような縦走となりました。
近付くにつれて存在感を増してくる大障子ノ頭。
標高差は大したことはないけど岩場が多いので気を抜けません。
1
近付くにつれて存在感を増してくる大障子ノ頭。
標高差は大したことはないけど岩場が多いので気を抜けません。
9:23 大障子ノ頭を登り始める

標高差100m弱。焦らずゆっくりと。
9:23 大障子ノ頭を登り始める

標高差100m弱。焦らずゆっくりと。
まもなく大障子ノ頭。後ろは先程まで居た万太郎山。
1
まもなく大障子ノ頭。後ろは先程まで居た万太郎山。
9:35 大障子ノ頭(1,800m)到着!

万太郎以東で一つめのミニピークを越えました。
ここから先はしばらく下りが続きます。

9:43 大障子ノ頭出発
1
9:35 大障子ノ頭(1,800m)到着!

万太郎以東で一つめのミニピークを越えました。
ここから先はしばらく下りが続きます。

9:43 大障子ノ頭出発
主脈の中では最も気持ち良く歩けたところかもしれません。
西向きで歩くとダラダラ登りが続く、地味にしんどい区間です。
1
主脈の中では最も気持ち良く歩けたところかもしれません。
西向きで歩くとダラダラ登りが続く、地味にしんどい区間です。
大障子避難小屋が見えてきました。
2
大障子避難小屋が見えてきました。
10:04 大障子避難小屋(1,670m)

積雪で壊れたのか、扉の下半分の戸板が外れています。
扉の上半分と枠自体は無事です。
1
10:04 大障子避難小屋(1,670m)

積雪で壊れたのか、扉の下半分の戸板が外れています。
扉の上半分と枠自体は無事です。
緩やかなアップダウンを繰り返す、牧歌的な光景が続く大障子ノ頭から小障子ノ頭にかけての区間。
周回中と思われる数人の方々とすれ違いました。
1
緩やかなアップダウンを繰り返す、牧歌的な光景が続く大障子ノ頭から小障子ノ頭にかけての区間。
周回中と思われる数人の方々とすれ違いました。
10:21 小障子ノ頭(1,730m)到着

行程前半に比べると、やはり後半は行程の進み具合が早く感じます。
早くも前方にはオジカ沢ノ頭が目立ってきました。

10:29 小障子ノ頭出発
10:21 小障子ノ頭(1,730m)到着

行程前半に比べると、やはり後半は行程の進み具合が早く感じます。
早くも前方にはオジカ沢ノ頭が目立ってきました。

10:29 小障子ノ頭出発
次はいよいよオジカ沢ノ頭。
標高差は約200mで後半の頑張りどころです。
2
次はいよいよオジカ沢ノ頭。
標高差は約200mで後半の頑張りどころです。
西側からだと貫禄ある山容のオジカ沢ノ頭。
山頂へ向けて直登する主脈縦走路が見えています。
2
西側からだと貫禄ある山容のオジカ沢ノ頭。
山頂へ向けて直登する主脈縦走路が見えています。
10:40 オジカ沢ノ頭へ登り始める

いよいよ始まりました。11時30分までには着くかなとみて登ります。
1
10:40 オジカ沢ノ頭へ登り始める

いよいよ始まりました。11時30分までには着くかなとみて登ります。
左上方に山頂の接近を感じつつ登っていきます。
1
左上方に山頂の接近を感じつつ登っていきます。
オジカ沢ノ頭から万太郎山にかけての主脈を振り返ります!
2
オジカ沢ノ頭から万太郎山にかけての主脈を振り返ります!
11:14 オジカ沢ノ頭避難小屋(1,860m)

登り始めてから40分ほどでオジカ沢ノ頭避難小屋。
ここまで来ると山頂まであと少しです!
1
11:14 オジカ沢ノ頭避難小屋(1,860m)

登り始めてから40分ほどでオジカ沢ノ頭避難小屋。
ここまで来ると山頂まであと少しです!
11:20 オジカ沢ノ頭(1,890m)到着!

着きました。
東側にはだいぶ近くなった谷川岳。13時頃には肩ノ小屋に着くなとだいぶ到着時刻がハッキリしてきました。
1
11:20 オジカ沢ノ頭(1,890m)到着!

着きました。
東側にはだいぶ近くなった谷川岳。13時頃には肩ノ小屋に着くなとだいぶ到着時刻がハッキリしてきました。
オジカ沢ノ頭から万太郎山を振り返ります!
1
オジカ沢ノ頭から万太郎山を振り返ります!
オジカ沢ノ頭から万太郎にかけての魅惑的なスカイライン!
3
オジカ沢ノ頭から万太郎にかけての魅惑的なスカイライン!
谷川から見てよく目立つ、オジカ沢ノ頭までやってこれました。
谷川から見てよく目立つ、オジカ沢ノ頭までやってこれました。
谷川岳まで指呼の距離となってきました。


11:42 オジカ沢ノ頭出発
谷川岳まで指呼の距離となってきました。


11:42 オジカ沢ノ頭出発
オジカ沢ノ頭からしばらくは痩せ尾根と岩場が連続し、気を抜くことはできません。
クサリ場の下降もあり、重装備なので慎重に通過しました。
2
オジカ沢ノ頭からしばらくは痩せ尾根と岩場が連続し、気を抜くことはできません。
クサリ場の下降もあり、重装備なので慎重に通過しました。
谷川との鞍部まで下りてくると、主脈らしい爽快な草稜となります。
そして次第に圧倒的な存在感で迫ってくる谷川岳。
でも肩ノ小屋はまだまだ小さくて遠く感じます。
1
谷川との鞍部まで下りてくると、主脈らしい爽快な草稜となります。
そして次第に圧倒的な存在感で迫ってくる谷川岳。
でも肩ノ小屋はまだまだ小さくて遠く感じます。
12:30 中ゴー尾根分岐(1,780m)

いよいよ谷川へ向けての登りが始まりました。
主脈縦走で最後の登り。ペースを整えつつ気合を入れていきます。
1
12:30 中ゴー尾根分岐(1,780m)

いよいよ谷川へ向けての登りが始まりました。
主脈縦走で最後の登り。ペースを整えつつ気合を入れていきます。
一旦は見えなくなる肩ノ小屋。
再び見えるようになると、最後の急登が始まります。
2
一旦は見えなくなる肩ノ小屋。
再び見えるようになると、最後の急登が始まります。
もう肩ノ小屋で憩う方々がハッキリと見えてます。
あと少し、あと少し。
1
もう肩ノ小屋で憩う方々がハッキリと見えてます。
あと少し、あと少し。
13:01 谷川岳肩ノ小屋(1,910m)到着!

平標山山頂から10時間。遂に主脈縦走路を歩き切りました!
意外にも3年前の西向きでの縦走時と所要時間はほぼ同じでした。

平日とはいえさすがは谷川岳で、主脈上とは比べものにならないほど賑わっています。
居合わせた方々と少しだけお話ししてから、谷川岳の両耳へ向かいます!
1
13:01 谷川岳肩ノ小屋(1,910m)到着!

平標山山頂から10時間。遂に主脈縦走路を歩き切りました!
意外にも3年前の西向きでの縦走時と所要時間はほぼ同じでした。

平日とはいえさすがは谷川岳で、主脈上とは比べものにならないほど賑わっています。
居合わせた方々と少しだけお話ししてから、谷川岳の両耳へ向かいます!
一つめの頂上、トマノ耳が見えてきました!
1
一つめの頂上、トマノ耳が見えてきました!
この光景を見ると谷川岳へ来たなと感慨深いです。
初めて来た時には、ここまで何度も来ることになるとは思ってもいませんでした。
ヤマノススメの聖地ということもありますが、やはり谷川岳はいろんな意味で良い山です。
1
この光景を見ると谷川岳へ来たなと感慨深いです。
初めて来た時には、ここまで何度も来ることになるとは思ってもいませんでした。
ヤマノススメの聖地ということもありますが、やはり谷川岳はいろんな意味で良い山です。
13:16 谷川岳・トマノ耳(1,963m)到着!

着きました!
2年前のほぼ同時期に馬蹄形縦走をやりましたが、これだけ澄んだ光景を見たのは初めてです!
2
13:16 谷川岳・トマノ耳(1,963m)到着!

着きました!
2年前のほぼ同時期に馬蹄形縦走をやりましたが、これだけ澄んだ光景を見たのは初めてです!
続けてオキノ耳へ向かいます。
雪庇の残雪?のボリュームがすごい。
2
続けてオキノ耳へ向かいます。
雪庇の残雪?のボリュームがすごい。
13:36 谷川岳山頂・オキノ耳(1,977m)到着!!

主脈縦走の果てに遂に立ったオキノ耳!
反時計回りでの馬蹄形縦走を経て到着した時を思い出す達成感。
テント泊装備で縦走したことがよりうれしく思います。
2
13:36 谷川岳山頂・オキノ耳(1,977m)到着!!

主脈縦走の果てに遂に立ったオキノ耳!
反時計回りでの馬蹄形縦走を経て到着した時を思い出す達成感。
テント泊装備で縦走したことがよりうれしく思います。
歩いてきた主脈を振り返ります!
オジカ沢ノ頭、万太郎、仙ノ倉。そしてエビス大黒もちゃんと見えてます。
2
歩いてきた主脈を振り返ります!
オジカ沢ノ頭、万太郎、仙ノ倉。そしてエビス大黒もちゃんと見えてます。
立ち去り難かったオキノ耳。
このあと肩ノ小屋に泊まって、明日下山できれば最高だったんですが。
2
立ち去り難かったオキノ耳。
このあと肩ノ小屋に泊まって、明日下山できれば最高だったんですが。
13:46 谷川岳山頂・オキノ耳出発

ロープウェイ最終時刻の16時まで2時間と少し。
できれば田尻尾根を下りたいけど、所要時間を考えるとどうにかロープウェイに間に合いそう。

下りながら残り時間によって決めることとしました。
1
13:46 谷川岳山頂・オキノ耳出発

ロープウェイ最終時刻の16時まで2時間と少し。
できれば田尻尾根を下りたいけど、所要時間を考えるとどうにかロープウェイに間に合いそう。

下りながら残り時間によって決めることとしました。
14時前になって、人けも少なくなってきた肩ノ小屋周辺。
これだけの好天なので本当に立ち去り難い思いでした。
1
14時前になって、人けも少なくなってきた肩ノ小屋周辺。
これだけの好天なので本当に立ち去り難い思いでした。
14:16 6本爪アイゼンを装着して雪田を下降(1,900m)

雪田が残ってると事前に分かってたので、アイゼンは用意していました。
試しに少しだけツボ足で下りてみたら、絶対に滑ると確信してアイゼンを装着。
この前に滑り納めたばかりなのに、またスキーしたくなるほどよく滑る雪です。
2
14:16 6本爪アイゼンを装着して雪田を下降(1,900m)

雪田が残ってると事前に分かってたので、アイゼンは用意していました。
試しに少しだけツボ足で下りてみたら、絶対に滑ると確信してアイゼンを装着。
この前に滑り納めたばかりなのに、またスキーしたくなるほどよく滑る雪です。
雪が切れるまでもう少しというところでステップが無くなって滑りやすくなり、
数メートルだけやりたくなかったシリセードとなってしまいました。
お尻が冷たい…。でも歩いてるうちに乾くので良しとします。
2
雪が切れるまでもう少しというところでステップが無くなって滑りやすくなり、
数メートルだけやりたくなかったシリセードとなってしまいました。
お尻が冷たい…。でも歩いてるうちに乾くので良しとします。
14:41 (1,690m)

スキーで滑り降りればあっという間なんですが、暑さと疲れもあって長く感じた天神尾根の下りでした。
1
14:41 (1,690m)

スキーで滑り降りればあっという間なんですが、暑さと疲れもあって長く感じた天神尾根の下りでした。
15:05 熊穴沢避難小屋(1,470m)

ここまで下ってきて、残りの所要時間からロープウェイ乗車を決めました。
今回はロープウェイに頼ります。

15:11 熊穴沢避難小屋出発
1
15:05 熊穴沢避難小屋(1,470m)

ここまで下ってきて、残りの所要時間からロープウェイ乗車を決めました。
今回はロープウェイに頼ります。

15:11 熊穴沢避難小屋出発
山腹道の展望スポットより見る谷川岳。
主脈から見るのと違って本当に素晴らしい山容であり、毎回見惚れます。
2
山腹道の展望スポットより見る谷川岳。
主脈から見るのと違って本当に素晴らしい山容であり、毎回見惚れます。
15:35 田尻尾根分岐(1,360m)

ここから先、天神平へ進むのは初めてです。
1
15:35 田尻尾根分岐(1,360m)

ここから先、天神平へ進むのは初めてです。
田尻尾根分岐からすぐに天神平が見えてきました!
これまで積雪期にしか来たことがなかった天神平なので、
最後は急坂という記憶がありましたが夏道なら緩やかな締めくくりです。
田尻尾根分岐からすぐに天神平が見えてきました!
これまで積雪期にしか来たことがなかった天神平なので、
最後は急坂という記憶がありましたが夏道なら緩やかな締めくくりです。
15:45 天神平到着!!

田尻尾根分岐から10分弱で、遂に天神平到着!
平標山ノ家から14時間近くに及ぶ長大な縦走が遂に終わりました。
1
15:45 天神平到着!!

田尻尾根分岐から10分弱で、遂に天神平到着!
平標山ノ家から14時間近くに及ぶ長大な縦走が遂に終わりました。
谷川岳ロープウェイ・天神平駅

ロープウェイ最終乗車時刻まで15分ほど。
片道運賃は1,250円。現金しか使えません。
ポールを片付けるなど落ち着いて乗車準備を整えます。

これまで積雪期の光景しか見てなかったので、なんだか違和感を覚えました。
階段横のこの長いスロープは前からあったのでしょうか。
1
谷川岳ロープウェイ・天神平駅

ロープウェイ最終乗車時刻まで15分ほど。
片道運賃は1,250円。現金しか使えません。
ポールを片付けるなど落ち着いて乗車準備を整えます。

これまで積雪期の光景しか見てなかったので、なんだか違和感を覚えました。
階段横のこの長いスロープは前からあったのでしょうか。
15:58 最終ギリギリのロープウェイに乗車

最終時刻秒読みのタイミングで乗車しました。この搬器に乗客は自分だけでした。
無雪期に乗るのは初めてで、今回で2回目の下り乗車です。
1
15:58 最終ギリギリのロープウェイに乗車

最終時刻秒読みのタイミングで乗車しました。この搬器に乗客は自分だけでした。
無雪期に乗るのは初めてで、今回で2回目の下り乗車です。
文明の利器万歳です。田尻尾根に沿ってどんどん標高を下げていきます。
早朝から何度も見てきた谷川岳。今日はこれで見納めです。
素晴らしい一日をありがとう。
1
文明の利器万歳です。田尻尾根に沿ってどんどん標高を下げていきます。
早朝から何度も見てきた谷川岳。今日はこれで見納めです。
素晴らしい一日をありがとう。
白毛門を見ながらどんどん降りていきます。
結局ずっと窓に張り付いてて、殆ど座っていません。
1
白毛門を見ながらどんどん降りていきます。
結局ずっと窓に張り付いてて、殆ど座っていません。
あっという間に谷川岳ベースプラザへ吸い込まれていきました。


久しぶりのベースプラザの中で軽く迷子に…。
とりあえず1階の駐車場までエレベータで下りれば外に出られます。

16:25 谷川岳ベースプラザ前から車道歩き開始

土合駅までもう少しだけ歩きます。
1
あっという間に谷川岳ベースプラザへ吸い込まれていきました。


久しぶりのベースプラザの中で軽く迷子に…。
とりあえず1階の駐車場までエレベータで下りれば外に出られます。

16:25 谷川岳ベースプラザ前から車道歩き開始

土合駅までもう少しだけ歩きます。
16:44 JR上越線・土合駅(663m)到着!!

ゆっくり歩いてようやく懐かしい土合駅へ帰ってきました!
これで今度こそ本当に到着です。本当にお疲れさまでした!

主脈縦走の充実感、余韻と、心地良い疲労感に包まれ、
2〜3時間の帰途に就きました。
2
16:44 JR上越線・土合駅(663m)到着!!

ゆっくり歩いてようやく懐かしい土合駅へ帰ってきました!
これで今度こそ本当に到着です。本当にお疲れさまでした!

主脈縦走の充実感、余韻と、心地良い疲労感に包まれ、
2〜3時間の帰途に就きました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 6本爪アイゼン 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ ポール テント テントマット シェラフ 三脚 熊鈴 折畳みイス ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

できれば肩ノ小屋で2泊目とし、3日目で下山するのが最良と思われる行程。
仕事の都合と肩ノ小屋休業中(6/8現在)ということで、2日間の日程となりました。
でも梅雨入り前の好天という貴重な機会を得たので、逃すわけにはいきません。

実行するまでは気合が必要でしたが、終わってみればこれ以上なく充実した2日間でした。
初日は短い行程なので、平標山ノ家でテントを張ってからゆっくりできたのも良かったです。
下界はコロナ過でまだまだ落ち着かない状況ですが、今年の夏という時間は一度きり。
その時その時にやれることを一生懸命やるのみです。
本格的な夏を前にテント泊縦走の良いトレーニングにもなりました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1490人

コメント

摩耶山さん歩です。おはようございます。
ルーンさん 御忙しいのに見てくださいまして、
ありがとうございます。
長峰山の 東登山道は 台風の土砂崩れ以来 
閉鎖されています。
篠原台からは、入れます。
が 我が家からだと 中央尾根が近いです。
山友にもつい 中央尾根をご紹介しました。
廃線敷ウオークは 梅雨つかれか 体調すぐれず、
あそこなら あるけるな、、高低差がほとんど0ですし、
と 孫の運動もかねて行ってまいりました。
トンネルは スリルがありますね。((⌒∇⌒)

谷川岳拝読しました。
さくっと、テント泊 すばらしいですね。
長野からだと2,3時間で行けるのが 
これまたすばらしいです。
すてきな 尾根の展望をふんだんに
見せていただきました。
ありがとうございます。
何とも雄大な景色ですね。

めずらしく 遅い出発とおもいましたら、
めずらしく電車に乗られ 対側へ移動されたのね。
机上登山で 計画をねられたことでしょう。
のこりは また のちほど。。
 すみませんです。(⌒∇⌒)
2020/6/16 9:46
摩耶山さん歩
平標山だけに登る レポもありました。

小屋が泊まりたくなる いい風情ですね。
残雪がある景色が いいですね。
明日への英気を養うには ピッタリの景色。
美しい 月夜、そして早朝登山開始され、
荘厳な日の出を見られたのですね。

美しい高峰からの景色を 見ながら、
たくさんのピークを越えて
進まれましたね。

避難小屋が 楽しい形ですね。
笹の続く景色がいい感じですね。
のんびりに見えますが、
結構大変でしょう。

また残雪を超えて歩ける個所もあり
春ならではでしょうか。
私でも記憶に残る トマノ耳、オキノ耳に到着。
少し下られ すばらしい谷川岳を眺められて
ロープウエーへ。
そして土合駅で 完結ですね。
さくっと テント泊に谷川岳に行けるのは
ロケーションがよくて うらやましいですね。
なんだか まとまらない分になりました。
(><)お許しください。
夏の良いトレーニングになられたようで、
なによりでした。
シェアーをありがとうございました。
2020/6/16 13:37
Re: 摩耶山さん歩
こんばんは、mayasanpoさん。

まとまらないなんてとんでもない!
いつもたくさんコメントを書いていただきまして、ほんとうにありがとうございます!

長峰山の東から登る登山道は自分も何度も歩いています。
コロナのせいで忘れがちですが、去年は去年でひどい台風がありました。
長峰山もまだ部分的に復旧できていないのですね。

武庫川廃線はお孫さんにとっても楽しい道だったんではないでしょうか。
自分は小学生の頃から鉄道好きで、その頃に行ってたら楽しめたでしょうね。
というか、その頃はまだ廃線になる前だったんですが。雨の中、お疲れさまでした。


平標山や谷川岳自体、本当に良い山ですので、日帰り行程でのピークハントでも
充分に楽しめます。自分自身、季節やルートを変えたり、時には山スキーで。
お話しする方には長野にたくさん山があるのにと言われることも何度かありました。
でも谷川連峰には何度も足を運びたくなる魅力があると思います。

主脈や馬蹄形は、トレランのように速い方だと日帰りレポもありますが(自分には絶対無理)、
基本的に2、3日で縦走することになります。
リスク管理の面からも、写真撮影を楽しみたいということからも、
自分は好天が続かないと絶対に手を出しません。
なかなか連休と好天のタイミングを合わせるのは難しいです。
それに梅雨は天気予報が変わりやすい季節でもあります。
また縦走に適した季節となると1年の中でも縦走する機会というのはそう多くはありません。
自分は本格的に登山を始めて間もない頃に六甲縦走にハマって以来、
本当に縦走が好きで常に機会を待っています。

縦走は車の回収と交通手段が至上命題となりますが、旅程を組むのも好きなので苦にならないのです。
今回の上越線は1日に5本しか走っていませんし、バスもそんなに便が多くありません。
なんとかギリギリで、2日間で旅程が収まったなというのが率直な感想です。

平標山や仙ノ倉山周辺のみなら日帰り行程も可能ですが、平標山ノ家は本当に良い雰囲気の山小屋とテン場です。
もちろん縦走なら不可欠な中継点となってくれます。
3年前は秋の終わりの夕暮れに着いて、翌日はもうガスってたので、
殆ど景色を楽しむ時間はありませんでした。
今回は存分に平標山ノ家のロケーションを楽しめました。

そして主脈ですが、本当に素晴らしい稜線が延々と続きます。
あとは体力と集中力の勝負。じっくりと山と向き合える良い時間でした。

かまぼこ型の避難小屋が多いんですが、この山域は豪雪地帯だからでしょうか。
形は面白いのですが、夏はあの中は蒸し風呂になるので快適とは言えないです。
やはり緊急時の利用となるでしょうか。

mayasanpoさんに覚えていただけるほど、何度も谷川岳に登っています。
そのたびに観ていただいていることは本当に感謝します。
mayasanpoさんにもちょっと遠いですが、谷川岳に興味を持って
いつの日か登っていただけたらと思います。

こちらもちょっと長くなってしまいました。このたびも本当にありがとうございました!
2020/6/16 21:46
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 谷川・武尊 [日帰り]
谷川岳主脈ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら