編笠・権現・赤石岳

2020年06月28日(日) 〜 2020年06月30日(火)

• GPS: 56:00
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,848m
• 下り: 1,906m

天候

1日目：小雨のち曇り2日目：晴れ3日目：雨

アクセス

利用交通機関：

バス

観音平〜編笠山〜権現岳〜赤岳〜美濃戸口

コース状況／危険箇所等

権現岳からキレット・赤岳山頂まで、鎖・梯子有り
小石落石・滑落の危険性あり、悪天の場合は気を付ける事。

その他周辺情報

青年小屋・赤岳天望荘・八ヶ岳山荘：営業中
権現小屋・キレット小屋・赤岳頂上小屋・行者小屋・美濃戸山荘：休業
日程により変更有、確認してから出かけること

写真

6/28 11:08

6月11日　9：40
ぽつぽつと降る小雨の中を、苔むした岩を横目に、
観音平から出発　標高1575m

6/28 11:13

雲海に付く頃には、雨も止み日差しが出るまでに・・・
1875m

6/28 12:36

樹林帯を歩くこと2時間、押手川へ・・・
川の流れが見ながら、長休憩・・・
2090m

6/28 13:42

押手川から一気に編笠山を目指す。途中南アルプス北部の山々が顔を出す。

6/28 14:45

編笠山頂直下、日が差してかなら暑い・・・

6/28 14:53

山頂到着14：50
北に広がる八ヶ岳の峰々が見えた。

6/28 15:10

2523.9m　編笠山の山頂だ。
風が強く下界と違い冷たさを感じカッパ着用・・・

6/28 15:21

山頂で一息ついているうちに、雨粒がぽつぽつし始め、
慌てて今夜の宿、青年小屋へ下山・・・15：30到着

6/28 18:02

青年小屋への夕食　標高2380mでの夕食

6/29 6:00

翌朝、快晴となる。昨夜、風に吹かれた一番遠い提灯も無事についていた。

6/29 6:01

富士山も見えた。手前の双耳峰・茅が岳（1704m）が
かなり低く見える。

6/29 6:08

遠く北アルプスの雪を被った槍・穂高連峰が見えた。
さすが北の峰々だ・・・

6/29 6:12

もう一度、富士山を見る。心なしか富士山も低く見えた。

6/29 6:12

青年小屋の庭で、みんな思い思いに写真を撮る。
向こうに見える山が、編笠山だ。

6/29 6:42

遠い居酒屋のパパちゃんとママちゃんを入れ、写真撮影・・・お世話になりました。

6/29 6:51

6：50　青年小屋を出発

6/29 6:52

標高2500m地点で75km先の槍・穂高連峰を北西に眺める。

6/29 7:22

南西には、編笠山の向こうに南アルプスを見る。
何と言っても、日本で二番目の北岳は素晴らしいい。
33km先に見えた。

6/29 7:23

富士山の頂上は、ここから南東に73km先にある。
ちょうどこの位置は、槍・穂高連峰と富士山の中間点にあるらしい。

6/29 7:29

この山から、富士山・北岳・間ノ岳・穂高岳・槍ヶ岳と
日本の高峰5座が望められた。

6/29 8:03

2500mを越えると森林限界を越え、ハイマツが現れ展望がさらに良くなる。

6/29 8:12

ハイマツと植生が変わるとともに、岩稜帯となり登山道の脇には、可憐な高山植物も現れる。

6/29 8:20

シオガマの赤い花びらと阿弥陀岳・・・その向こうに北八ヶ岳の峰々が望める。

6/29 8:23

オッオ〜！天空の喜び！！

6/29 8:31

鎖場の岩稜帯が続く・・・

6/29 8:39

左から阿弥陀岳（2805m）中岳（2700m）赤岳（2899m）の八ヶ岳中央の主峰が横並び・・・

6/29 8:39

権現小屋と権現岳・最高峰2715mを望む

6/29 8:46

ハクサンイチゲが足元で我々を迎えた。

6/29 9:12

ここが権現岳の最高峰だ。「上には乗るな、あんまり無理するなよ・・・」と私は叫んだが、聞こえたか聞こえなかったか？・・・9：10

6/29 9:33

権現岳を無事踏破、長い梯子を下り、キレットへと向かう。

6/29 10:21

キレットの東側に霧が発生

6/29 10:34

出合小屋との分岐を通過

6/29 13:19

キレット小屋2440m　　11：20通過、いよいよ核心部、赤岳へと向かう・・・足元には、チョウノスケソウ・イワウメ・イワヒゲ・コマクサなどの高山植物が咲きそろう・・・

6/29 13:22

ハイマツ一つない岩稜帯は、鎖・梯子が続く

6/29 13:23

落ちたら最後、気を付けて・・・

6/29 13:23

先頭は、ホット一息・・・後ろは、やっぱり大変だ・・・

6/29 13:36

ガスがどんどん沸いて、山稜を覆いつくす勢いだ。

6/29 14:11

真教寺尾根分岐で、ヘルメットを並べてみた。2840m
山頂までもう少し・・・

6/29 14:43

何とか、辿り着きました。2899m
14：40

6/29 14:56

良かった良かったと、高山植物に目を落とす。
ツガザクラ・・・アカモノだと持っていたら、葉っぱがちがいました。お客さん、ごめんなさい！！
最近、めっきりと名前を忘れてしまうようになりました。

6/29 14:58

さてさて、きょうの最終の下り、天望荘へ・・・

6/29 15:05

すっかり上空はガスに包まれてしまいました。
雨の心配も・・・

6/29 15:07

そして足元に目を落とすと、チョウノスケソウとオヤマノエンドが咲いていました。

6/29 15:10

真下に標高2350mに立つ行者小屋を見ながら・・・

6/29 15:16

横目に、ヨツバシオガマを見ながら・・・
2730mの天望荘に到着・・・15：20

6/29 17:02

そして17：00からの夕食・・・
夕食まで、ちょっと時間が開いたので、500円の缶・・・をグビグビ・・・

6/30 5:45

翌朝・・・強風が窓を叩きつける音で目を覚ます。
あちゃあ〜〜〜！天気も・・・
小屋のお兄さんの言葉で、無理をしないことに・・・

6/30 5:54

5：54天望荘を出発・・・時折吹き付ける強風と雨・・・地蔵峠を下山することに・・・
勇気ある決断だと思います。

6/30 6:13

予定は、麦草峠まででしたが・・・
でも、この下山どうも、気を許せません。

6/30 6:34

鎖・梯子の連続です。

6/30 6:47

癒し森の贈り物・・・

6/30 7:12

行者小屋、到着　7：10　　2350m

6/30 8:03

苔成す森を黙々と下山

6/30 8:57

美濃戸山荘1715mで早めの昼食を摂り、美濃戸口・八ヶ岳山荘1490mに12：00到着
この登山を、無事終了することが出来ました。
お終い・・・

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

装備

個人装備

ヘルメット・マスク・インナーシーツ・ヘッドランプ

共同装備

ロープ・ツェルト・ファーストエイドキット