鎌ヶ岳〜御在所岳(長石尾根〜鎌ヶ岳〜御在所岳〜裏道）

2012年11月08日(木) [日帰り]

• GPS: 09:39
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,253m
• 下り: 1,257m

コースタイム

6:50旧料金所駐車場
8:04弥一ヶ岳
9:20鎌ヶ岳山頂
9:40
10:33武平峠
11:36御在所岳山頂
12:52
13:10山頂食堂
13:25
13:45国見峠
15:08藤内小屋
15:18
16:20旧料金所駐車場

天候

曇り時々晴れ　強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場・・・鈴鹿スカイライン沿いの　武平峠（滋賀県側・三重県側）、中道登山口付近、旧料金所跡、蒼滝トンネルの武平峠側。無料ですが、それぞれが離れていて登山コースを考えて駐車しないと、下山後上り返しなどがあります。また平日の朝6時半ぐらいでかなり埋まってますので、土日は、どれほど短いコースでも
相当早く到着しないと、満車になってしまいます。ここは、駐禁取り締まりがあるので路駐は、相当高い出費になるかもしれません。

その他湯ノ山温泉に有料駐車場があるようです。

鈴鹿スカイラインは、12月中旬〜　冬季通行止です。

コース状況／危険箇所等

・長石尾根〜鎌ヶ岳
尾根の末端の長石谷道との分岐や三つ口谷登山道の分岐より上部鎌ヶ岳山頂までは
道標がありますが、その他は、道標が少なく、尾根の芯を外さずに、コンパスと地図で現在地を確認する必要があります。また三つ口谷源頭部より上部は、ガレや急な草付のミックスされた急斜面もあり、滑落に注意が必要です。

・鎌ヶ岳〜武平峠〜御在所岳
道標整備された県境尾根の一本道です。でも最大の危険は鎌ヶ岳山頂直下のガレ場です。もし滑落したら命にかかわります。ところどころ固定ロープがありますが
？？と思うようなものですので、当てにしないでください。このガレ場を避けるために山頂から岳峠へ少し下りると巻き道があります。今回歩いてないので状況は、不明です。

・裏道
山頂の食堂を過ぎて5分も歩くと、裏道とロープウェー山頂駅・中道方面の分岐が
ありますが、ここの道標がいきなり「裏道」を示していて、国見峠から国見岳方面の県境尾根とは、どこにもなく、初めての人には、わかりにくいと思います。
裏道は、以前の水害で荒れた岩がゴロゴロした谷を藤内壁を見ながら歩きます。
藤内小屋から下流に3ヶ所橋があります。細く頼りない橋なので、注意して渡ってください。ています。藤内小屋下流での砂防工事の道路に出合ったら、迷わずこれを
歩きましょう。マジメに下ってしまいましたが、本来のスカイラインまでの登山道は、ここまできてと言う気が抜けた段階で現れるへつりっぽいロープ場
が出てきますので、一応歩行者通行止ですが・・・歩かせてもらいましょう。

トイレ・・・御在所岳山頂（リフト乗場、山頂食堂）藤内小屋（有料　100円）

登山ポスト・・・長石谷出合　武平峠

写真

平日の6時半でこの埋まり具合・・・土日は

登山ポスト

左のほうに橋の残骸が・・・ここを徒渉します

長石尾根と長石谷の分岐

道標拡大

ようやく会えた今年の紅葉

朝陽があたる御在所岳

前半は、こんな気持ちいい尾根が続きます。

鎌ヶ岳登場

長石尾根のピーク「弥一ヶ岳」からの御在所

三つ口谷奥の支稜

鎌ヶ岳が近くなりました

こういう岩も越えていきます。踏み跡があるので
大丈夫ですが、なるべく尾根の中心を歩くのが
コツです

消えていて全くわからないですが直進です

なかなか紅葉が上手く撮れませんね

このしるしがないと、次のトラップにひっかるかもしれません

直進が三ツ口谷、右が鎌ヶ岳

そのすぐに現れる、正式？の三ツ口谷下降点

道標拡大

三ツ口谷源頭部から武平峠への稜線

鎌ヶ岳山頂

鎌ヶ岳山頂からの御在所

いつか歩くぞ鎌尾根

鎌ヶ岳山頂直下の岩場を下から見る

右の水平道が巻き道、左斜めが鎌ヶ岳山頂への
直登路

三ツ口谷源頭部を経て御在所

見るぶんには、良いアクセント、歩くとスリリングなガレ場と鎌ヶ岳

こんな雰囲気の道になってくると、武平峠へも
道半ばかも

武平峠も近くなり御在所を見上げるようになりました

ジャンクションの武平峠

御在所山頂付近は、晩秋の雰囲気

滋賀県側の谷間

盛りは過ぎてますが、滋賀県側の紅葉

鎌ヶ岳もずいぶん遠くなりました。

天指岩と言うそうです。

なんの紅葉でしょうね？

これほど過保護な三角点は、見たことないです。

三角点から御在所岳山頂。以前は、三角点が山頂だったようです

山頂から雨乞岳方面

御在所岳山頂

山頂から三角点。平日でこれだけの人出・・・

国見峠、ここで県境稜線とは、お別れです。

クライミングゲレンデの藤内壁

裏道はこういった荒れた道が続きます。

まだまだ下ります。

藤内壁全体です

ようやく藤内小屋上流の河原ですが、左手前の鎖

中道の尾根だとおもいます

良く見るとトップロープがあります。

この橋で国見尾根と合流します

藤内小屋からの伊勢湾方面

平日だったので休みですが、近畿では、珍しい本格的な山小屋の藤内小屋です

「四の渡し」この橋もスリルがありますが
次の「七の渡し」はさらに・・・

七の渡しの全景ですが、支柱の細さが気になります。

足元透け透けでたわむし、定員一人です。

水は、澄んでます。でも落ちたら寒いですよ・・・

スカイラインに出合っておしまいです。この車道は、砂防工事で歩行者通行止ですが、本来の登山道が意外と大変なので、こちらを通らせてもらいましょう。

感想

miccyan

10月末以来比良に行く予定でしたが、冬型の影響で、なかなかスッキリした天気にならず、ジリジリしてました。そこで寒気の影響を受けにくい鈴鹿に変更しました。鈴鹿には、いろいろな山がありますが、アルペン的な雰囲気を持つ「鎌ヶ岳〜御在所岳」に決めました。それにしても「御在所」の人気・・・平日なので駐車場ガラガラだろうと思ってましたが、旧鈴鹿スカイライン料金場跡の駐車場、朝6時に着いてすでに数台駐車してることに驚き、出発時には、すでに半数は埋まってました。山の中も駐車場からダイレクトに鎌ヶ岳を登るために選んだ「長石尾根」こそ全く人と会いませんでしたが、鎌ヶ岳から武平峠さらに御在所に向かうにつれてすれ違うひとが増え、御在所山頂は、ロープウェーで登れることもあり登山者＋観光客　平日でこれなら土日は・・・
この二つの山　岩場やガレなどコースに変化があり展望もよく、1200mという
高さから想像もつかないお得な山で、鎌ヶ岳、御在所それぞれ別々でも十分楽しめる要素をもってます。

自分で思い込みの怖さを感じました。長石尾根を登ってる中では、地図とコンパスで現地と歩く方向を確認してたのですが・・・長石尾根は、山頂と岳峠の間で県境稜線につながってると思い込んでて、まさか鎌ヶ岳山頂に直接でるとは、思ってもみませんでした。また御在所〜国見峠は、県境稜線だと思い込んでたので
下ると急に谷が出てきて「しまった尾根を滋賀県側に下ってしまった」と思ってしまって、よく地図を見ると、谷が食い込んでました。地図が先入観なしで見ないと
だめですね。
あとは、油断大敵で　あやうくケガするところでした。もう藤内小屋が見えた
河原で、右足のつま先が引っかかったと思った次の瞬間、前に転倒、顔から河原の
石へ・・・「これで全縦ダメか・・・」と思った瞬間、顔は打たなかったのですが
左の乳首あたりに河原の石が当たって、5分ぐらい動けなくなってしまいました。
さいわい、デジカメがはさまってくれて大事には、至りませんでしたが・・・
最後ま気を抜かないことですね。

コメント

ゲスト

お疲れ様でした。
行かれたのですね、怪我がなくて良かったです。

明日は頑張ってきてね。


応援しています。

KawasakiSinjya

魅惑の鎌尾根
御在所登ってる時に見えてた鎌ヶ岳がとても気になっていました。
そして写真２３の鎌尾根、見てるだけでもワクワクしてきますね。
実際調べてみると、そんなコースもあるんですね。
宮妻キャンプ場から登り、水沢岳〜鎌ヶ岳の周回コース。

ってな事行ってると、そのうち鈴鹿セブンマウンテンを全部制覇したくなるんでしょうねｗ。

miccyan

一足先に行かせてもらいました。
azukiさん　こんばんわ。
行ってきましたよ。紅葉盛り過ぎてますが、大満足間違いなしです。楽しんできて下さい。でも駐車場確保が大変なので、早出されるのをお勧めします。

miccyan

魅惑の鎌尾根
kawakiさん　こんばんわ。
鎌ヶ岳から鎌尾根見るだけでワクワク、ドキドキしますね もう来年の予定に、入れてしまいました。