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Yamareco

記録ID: 245369
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

7才男児が行く奥穂高岳 上高地→涸沢→穂高岳山荘→奥穂→重太郎新道→岳沢→上高地

2012年10月07日(日) 〜 2012年10月08日(月)
 - 拍手
子連れ登山 kauri その他2人
GPS
34:35
距離
24.0km
登り
1,746m
下り
1,744m

コースタイム

10月7日06:12上高地バスターミナル
     06:19河童橋
     07:02明神
     08:14徳沢
     09:05横尾
     10:36本谷橋→昼食11:15
     13:06涸沢
     15:00ザイテングラート
     16:40穂高岳山荘 チェックイン 山荘泊

10月8日07:15穂高岳山荘
     08:24奥穂高岳頂上
     09:20南稜の頭
     11:33紀美子平
     12:19雷鳥広場
     12:56岳沢パノラマ
     13:38カモシカの立場
     14:55岳沢小屋→昼食
     16:05風穴
     16:32岳沢登山口
     16:54上高地バスターミナル
天候 10月7日曇りのち晴れ時々ガス。夕方雲海に沈む夕日
10月8日快晴 午前中は雲ひとつ無い穏やか。
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
10月6日18:30沢渡第2駐車場着 車中泊
10月7日04:40沢渡〜(シャトルバス)
     05:30上高地バスターミナル
コース状況/
危険箇所等
上高地から横尾まではほぼ平坦な土の道。
横尾から涸沢までは一般的な登山道。
涸沢からガレてザイテングラードから嶮しくなります。
穂高岳山荘から梯子場 高度感あり。
奥穂高岳から紀美子平の吊り尾根は緊張感あり。
紀美子平から岳沢小屋は、疲労感あり。滑落者多数注意!
岳沢小屋から上高地まで一般的な登山道。

上高地バスターミナル。
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上高地バスターミナル。
河童橋。天気あまりよろしくない。
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河童橋。天気あまりよろしくない。
上高地から明神に向けて歩きます。
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上高地から明神に向けて歩きます。
明神のケルン
ひたすら歩きます。
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ひたすら歩きます。
徳澤園のリンゴ よく冷えて美味しそう。
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徳澤園のリンゴ よく冷えて美味しそう。
横尾の風景
本谷橋に着きました。
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本谷橋に着きました。
橋のゆらゆらも楽しんでます。
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橋のゆらゆらも楽しんでます。
さすが紅葉シーズン!すごい人です。
ここで昼食タイム。
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さすが紅葉シーズン!すごい人です。
ここで昼食タイム。
上流の方は空いていました。
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上流の方は空いていました。
さらに登って行くと・・・色とりどりの紅葉が!!
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さらに登って行くと・・・色とりどりの紅葉が!!
思わず立ち止まり写真を撮りまくる。
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思わず立ち止まり写真を撮りまくる。
だんだんと涸沢が見えてきました。
美し〜い!!思わずウットリ。
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だんだんと涸沢が見えてきました。
美し〜い!!思わずウットリ。
でた!!ザイテングラード!!
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でた!!ザイテングラード!!
涸沢に到着。
涸沢の紅葉に後ろ髪をひかれつつ、今回はさらに先を目指します。
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涸沢の紅葉に後ろ髪をひかれつつ、今回はさらに先を目指します。
美しい赤に染まってます。
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美しい赤に染まってます。
後ろを振り返ると色とりどりのテントが紅葉色に染まっているようでした。
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後ろを振り返ると色とりどりのテントが紅葉色に染まっているようでした。
ちょっと休憩。
これから登るザイテングラード。
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これから登るザイテングラード。
この後、近くで落石の音が・・・・
薄暗くなってきたザイテングラードに響き渡る落石の音って怖いですね〜。
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この後、近くで落石の音が・・・・
薄暗くなってきたザイテングラードに響き渡る落石の音って怖いですね〜。
登ったど〜〜〜!!
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登ったど〜〜〜!!
まずはここで一枚。足元のカウンターは生まれてからの日数です。
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まずはここで一枚。足元のカウンターは生まれてからの日数です。
百名山達成!・・・に遭遇。一緒に撮らせてもらいました。
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百名山達成!・・・に遭遇。一緒に撮らせてもらいました。
雲海に沈む太陽
太陽がかくれ雲海だけに。この後満天の星空になるも、三脚を持って行かなかったのでうまく撮れませんでした。
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太陽がかくれ雲海だけに。この後満天の星空になるも、三脚を持って行かなかったのでうまく撮れませんでした。
ザックがザックザク!!
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ザックがザックザク!!
部屋に帰ると、息子はちゃっかり同室の方々に遊んでもらっていました。

お疲れのところ大変お世話になりました。
ありがとうございました。
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部屋に帰ると、息子はちゃっかり同室の方々に遊んでもらっていました。

お疲れのところ大変お世話になりました。
ありがとうございました。
日の出の少し前。
山頂でご来光をとヘッドライトで登って行く登山者たち。
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日の出の少し前。
山頂でご来光をとヘッドライトで登って行く登山者たち。
早朝ご来光を望み、準備にとりかかる。
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早朝ご来光を望み、準備にとりかかる。
とても居心地の良い穂高岳山荘。

お世話になりました。
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とても居心地の良い穂高岳山荘。

お世話になりました。
いい天気に恵まれ、いよいよ出発。
今日はママと2人+パパ(影だけ)の家族写真。
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いい天気に恵まれ、いよいよ出発。
今日はママと2人+パパ(影だけ)の家族写真。
奥穂高岳山頂を目指し、登って行く。
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奥穂高岳山頂を目指し、登って行く。
涸沢岳が眼の高さに!!
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涸沢岳が眼の高さに!!
ずんずん進む。
ピッケルの指標(?!)
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ピッケルの指標(?!)
あれは!!
ジャンダルム!!
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ジャンダルム!!
奥穂高岳頂上。
今日のカウントはここで。
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奥穂高岳頂上。
今日のカウントはここで。
こちらにも祠があります。
下山の無事を祈って500円投入!
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こちらにも祠があります。
下山の無事を祈って500円投入!
河童橋、上高地方面。
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河童橋、上高地方面。
槍ヶ岳!!
槍っていいですね〜。
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槍っていいですね〜。
北穂高岳山頂にズームイン!!
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北穂高岳山頂にズームイン!!
遠くに富士山も!!
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遠くに富士山も!!
しばし絶景を望む。
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しばし絶景を望む。
南稜の頭!
名残り惜しくも出発!!
吊り尾根を歩いて行きます。
南稜の頭!
名残り惜しくも出発!!
吊り尾根を歩いて行きます。
なかなかの嶮しさです。
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なかなかの嶮しさです。
本当にここを行くのかとゾッとしました。
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本当にここを行くのかとゾッとしました。
鎖場を超えて・・・
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鎖場を超えて・・・
緊張の連続です。
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緊張の連続です。
ちょっと休憩。
振り返ると・・・よくここまで越えてきたなぁと思ってしまう。
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振り返ると・・・よくここまで越えてきたなぁと思ってしまう。
紀美子平にてパワーバー食す。
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紀美子平にてパワーバー食す。
さてここからは重太郎新道。

出だしから鎖場です。
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さてここからは重太郎新道。

出だしから鎖場です。
慎重に、慎重に。
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慎重に、慎重に。
雷鳥広場に到着。
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雷鳥広場に到着。
青空は続くよ〜♪いつまでも〜♪
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青空は続くよ〜♪いつまでも〜♪
振り返る度に思う、この重太郎新道を登りでは使うのは大変だな〜と。
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振り返る度に思う、この重太郎新道を登りでは使うのは大変だな〜と。
長〜〜い梯子。

他の登山者の方に「梯子を降りきっても気を抜かないように」と教えていただきました。
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長〜〜い梯子。

他の登山者の方に「梯子を降りきっても気を抜かないように」と教えていただきました。
カモシカの立場に到着。
もうすぐ岳沢小屋です。
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カモシカの立場に到着。
もうすぐ岳沢小屋です。
親切な方に撮ってもらいました。
貴重な家族3人のショット。
その節はありがとうございました。
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親切な方に撮ってもらいました。
貴重な家族3人のショット。
その節はありがとうございました。
岳沢小屋到着。
ようやくお腹をいっぱいに満たせました。
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岳沢小屋到着。
ようやくお腹をいっぱいに満たせました。
岳沢名所「風穴」ちょっと涼んで行きましょう。
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岳沢名所「風穴」ちょっと涼んで行きましょう。
無事に降りて来れました。
でも、今回の山行中ザイデングラードと重太郎新道で滑落事故がありました。
『危険と隣り合わせ』を実感しました。
それでもまた登りたくなるのはなぜでしょう??
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無事に降りて来れました。
でも、今回の山行中ザイデングラードと重太郎新道で滑落事故がありました。
『危険と隣り合わせ』を実感しました。
それでもまた登りたくなるのはなぜでしょう??
おまけ・・・姥捨SAからの夜景。
キレイでした。
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おまけ・・・姥捨SAからの夜景。
キレイでした。

感想

今年の7月に初めて日帰りで上高地に行ったのですが、霧雨と濃霧で岳沢小屋まで向うも山行を断念。(この時は無謀にも日帰りで前穂まで行こうとしていた。)
そんな前回があったからこそ今回はリベンジ登山となりました。

今回は涸沢の紅葉と奥穂高岳登頂、穂高岳山荘に泊ってみたいと思い、出発。
一泊二日での山行です。

本当なら3日かけて行ければ良いのですが、連休が長くても3日(厳密に言うと2.5日)しか取れず、このような山行になってしまいました。

沢渡から朝一のシャトルバスで上高地に上がってきたのに、気づけば6:00・・
早朝の子供の機嫌の悪さと、トイレ渋滞(女性用)。紅葉シーズンの連休恐るべし!とりあえず登山届けを出して出発!

河童橋で同じくらいの少年とお父さんが岳沢に行くのを見て、ルートに迷いが・・・。涸沢ルートは距離が長く、涸沢まで渋滞すること必至。でも、重太郎新道は嶮しいけど距離は短い。1日目に奥穂に行けたら帰りは楽かな〜と頭をよぎるも、冷静に考えると、岳沢小屋を過ぎると穂高岳山荘まで何もないことに気付く。
天気もこの時点ではガスってて怪しい。と、安全第一!やっぱり涸沢ルートを行くことに。

明神 徳澤 横尾と順調に進み、横尾から涸沢に進むと案の定、涸沢からの下山者と登山者で渋滞。のろのろだけど、子供にはちょうど良かったみたいです。本谷橋でちょいと早い昼食タイムの後、涸沢まで数珠つなぎで登って行きました。

13:06涸沢ヒュッテに到着!しばし休憩。すると、
テラスでは美味しそうに生ビールを飲みながら名物のおでんを食べてる登山者たち。
今日はここまでにして、生ビールを・・・。
そんな誘惑に負けそうになるも、穂高岳山荘への想いの方が強く、タイムリミットの14:00前に涸沢を出発!(14:00過ぎてのザイテンは危険らしい。時間的に?)しかし、7才の息子のペースが落ちてきた。
どうやら涸沢で泊りたかったらしい。疲れたのだろう。ザイテングラートまでに何度もグズって、なかなか進めなかった。
ザイテングラートでは、mamaが緊張しすぎて頭痛気味に。酸素を吸って少し落ち着いた。
「穂高岳山荘まであと10分」の所に来ると、それまでグズグズだった息子が走り出した。さっきまでのグズグズは何だったのか・・・。

16:40着。受付を済ませ、念願の穂高岳山荘を満喫。普段は買わないバッチや手ぬぐい、Tシャツ、巾着・・・気づけば8000円ぐらい使っていた。
ついつい財布の紐も緩んでしまう。

そうこうしていると夕食の時間になり、生ビールとはいかないまでも、缶ビールで自分にお疲れさま!美味しい食事にお腹の心も満たされる。

腹ごなしに外に出て見ると、満天の星空☆涸沢を見降ろせば、色とりどりのテントの灯り。あらためてここまで来れたことに感動!しかし寒い!その後しばし談話室で息子とUNOをして遊び、mamaは暖炉でうたた寝。21:00消灯。歯を磨き就寝。

04;30mamaに起こされた。モルゲンロートを見たいらしい。しばらくすると空はうっすらと明るくなって来た。明るい星とお月さまだけは奥穂の頭上でまだ輝いていた。写真を撮ろうと試みるも、重量を軽くするため三脚を持ってこなかったので、試行錯誤しながら何とか撮れた。
モルゲンロートは残念ながら、日の出の方向にかかっていた雲のせいで見れなかった。

息子を起こし、朝食をすませ07:15名残惜しくも、穂高岳山荘を出発。
起きて3時間は息子の機嫌が悪い。グズグズの息子を何とか奥穂最初の難関の梯子を登らせ、1時間以上かけて奥穂高岳山頂に着いた。天気がいいからついつい長居してしまう。憧れのジャンダルム!遠くには富士山!北穂の後ろには、行ってみたいな槍ヶ岳!!

南稜の頭、吊り尾根、紀美子平から重太郎新道と緊張の連続でした。息子は鎖場や梯子を楽しんでましたが、親はヒヤヒヤでした。落ちたらケガじゃ済まない所ばかりで、天気が良くて本当に良かったと思いました。
岳沢小屋に着いたのが14:55。息子と遅い昼食を取りました。
振り返ると上の方はすっかり雲に覆われていました。

岳沢を一気に降りて、バスターミナルに着いたのが16:54。なんとか17:00のシャトルバスに乗ることができました。

今回は天気に恵まれたから出来た山行だったと思います。

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