笠ヶ岳（久しぶり＆今年初の北ア！ 笠新道日帰りピストンはキツかった・・・。）
MonsieurKudo
体力度について
- GPS
- 15:33
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 2,245m
- 下り
- 2,245m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 13:46
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 15:30
| 天候 | ガス時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
スノーシェッド内に駐車場への入口があります。 入口は2つあり、奥（新穂高登山指導センターに近いほう）は出口用なので、入ってはいけません。（進入禁止の看板が設置されています。） 手前は深山荘の駐車場で、登山者用駐車場は奥にあります。 仮設トイレが2基設置されていました。 「仮設はちょっと・・・。」という方は、新穂高登山指導センターまで行けば綺麗な水洗トイレがあります。 駐車場の奥から、新穂高登山指導センターへの近道が通じています。 松本ICから新穂高温泉に向かう場合、セブンイレブン波田赤松店から先、新穂高温泉までの約50km区間にコンビニは一切ありませんので、買い出しされる場合は注意です。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
笠新道はよく整備されている登山道で、目立った危険個所はありません。 杓子平付近、笠ヶ岳山荘直下はガレ場ですが、ペイントされた〇印や矢印にしたがって登り下りすれば問題ありません。 笠ヶ岳山荘は、今期はコロナの影響で休業しています。 テン場も幕営禁止ですので、ご注意ください。 |
| その他周辺情報 | ＜深山荘＞ 登山者用無料駐車場から、吊り橋（かじかばし）を渡った先にある、温泉旅館です。 日帰り入浴ができます。 日帰り入浴は内湯と露天風呂で料金、営業時間が別になっています。 ■内湯 営業時間 9:30〜15:00 料金 700円 ■露天風呂 営業時間 8:00〜17:00 / 18:00〜22:00 料金 500円 URL http://shinzansou.com/ofuro.html 下段の露天風呂は混浴で、対岸の駐車場や吊り橋の上から、まる見えです（笑）。 夜は気になりませんが、明るいうちに入る場合は注意したほうがいいかもしれません。 男性専用露天風呂には明かりがない（脱衣所内にはあります）ので、風呂内の段差や石の椅子が見えにくく、結構危ないです。（自分は何度か足をぶつけました） 脱衣所手前の石も、ツルツルで滑りやすいので注意が必要です。 ・・・とはいえ、駐車場のすぐ近くにあり、22時まで入れるのはありがたいです。 |
写真
ここに立ち寄るとつい、いつも撮ってしまいます。
深夜1時過ぎの時点で、駐車場は7割方埋まっていました。自分が準備をしたり、朝食を摂ったりしている間に、続々と車がやってきて、空きはどんどん無くなっていきました。
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自分が準備をしたり、朝食を摂ったりしている間に、続々と車がやってきて、空きはどんどん無くなっていきました。
まずは駐車場の奥から、新穂高登山指導センター前へ向かいます。
新穂高登山指導センターです。トイレが利用できます。
また、登山届と下山届を出すことができます。
自分はコンパスで提出済なので、スルーして先に進みます。
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トイレが利用できます。
また、登山届と下山届を出すことができます。
自分はコンパスで提出済なので、スルーして先に進みます。
ここにも登(下)山ポストがあります。
この水は、ワサビ平から引水されています。
冷たくて美味しい水です。
水滴で縁取られているのもGood！ですね。
左が北峰ですね。
南峰は奥に隠れて、ここからでは見えません。
無雪期は北峰のみ、登頂可能です。
笠新道登山口の標高1,360mなので、まだ約240mしか登っていません。
左から北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、天狗ノ頭、間ノ岳、西穂高岳ですね。
標高1,800m地点です。1,700m地点を通ったのが5:45だったので、100m登るのに20分かかったということですね。
これはペースとして、どうなのでしょう？
1,700m地点を通ったのが5:45だったので、100m登るのに20分かかったということですね。
これはペースとして、どうなのでしょう？
下には、歩いてきた林道が見えますね。
槍穂の眺めが一望？
どれどれ・・・。
ガスが晴れてきました。
再び焼岳が見え、左には霞沢岳、右奥に乗鞍岳も！
自分が登ったのは3年前の7月でした。
今度は冬季に登ってみたいですね。
乗鞍岳をアップで。左から高天ヶ原、大黒岳、剣ヶ峰、朝日岳、屏風道、恵比須岳、四ッ岳、里見岳ですね。
自分が登ったのは3年前の5月でした。
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左から高天ヶ原、大黒岳、剣ヶ峰、朝日岳、屏風道、恵比須岳、四ッ岳、里見岳ですね。
自分が登ったのは3年前の5月でした。
あの裏側にガスが渦巻いているなんてことはないよね？
ずっとこうなっていてほしいですが・・・。
北峰の山頂にまだ人はいないようです。
よく見ると、山頂標が見えますね。
さらにアップで。剣ヶ峰山頂にある乗鞍本宮神社の頂上本宮や、コロナ（ウィルスのコロナじゃないですよ）観測所の白いドームが見えます。
改めて、今使っているメインカメラのズーム性能すげーなw。
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剣ヶ峰山頂にある乗鞍本宮神社の頂上本宮や、コロナ（ウィルスのコロナじゃないですよ）観測所の白いドームが見えます。
改めて、今使っているメインカメラのズーム性能すげーなw。
少しズーム。左から槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳、手前に奥丸山。
小槍も見えますね。
そういえば、槍単体のズームを忘れました。
自分としたことが、痛恨のミス・・・。
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左から槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳、手前に奥丸山。
小槍も見えますね。
そういえば、槍単体のズームを忘れました。
自分としたことが、痛恨のミス・・・。
乗鞍岳の右奥に御嶽山が見えました。こんなにはっきりと見えるなんて！
左から剣ヶ峰、摩利支天山、継母岳。
継母岳の尖がり具合が目立ちますね。
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こんなにはっきりと見えるなんて！
左から剣ヶ峰、摩利支天山、継母岳。
継母岳の尖がり具合が目立ちますね。
左から将棊頭山、伊那前岳、木曽駒、木曽前岳、空木岳、南駒ヶ岳、越百山。
霞沢岳を大アップで。左からジャンクションピーク、P2、K2（K1は重なって見えません）、霞沢岳山頂ですね。
「K」は、霞沢岳のKらしいです。
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左からジャンクションピーク、P2、K2（K1は重なって見えません）、霞沢岳山頂ですね。
「K」は、霞沢岳のKらしいです。
さっきも撮りましたが、最初に見たハクサンフウロより形が良い個体を見つけたので。
まあ、涼しくていいですけど・・・。
これは花びらが8枚でした。
✳マークみたいですね。
右に稜線を歩くハイカーの姿が見えますね。
斜め上から。
花びらの模様が、何とも言えず美しいですね。
やっぱり寝ないで山に登っちゃイカンですな。
斜面はこんな感じのお花畑！ミヤマダイコンソウとハクサンイチゲが競うように咲き誇っています。
数ではミヤマダイコンソウが優勢かな？
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ミヤマダイコンソウとハクサンイチゲが競うように咲き誇っています。
数ではミヤマダイコンソウが優勢かな？
あ、あちらは登山道ではありませんよ。
今はガスっていて、ほとんど見えませんけどね。
形は歪ですが、花びらが8枚もあるミヤマダイコンソウがありました。
奥に薄く見えているのは、抜戸岳の山頂かな？
周りのガスが晴れてくれないかなー。
左奥はさっき歩いてきた登山道です。
中央に残雪が見えます。
奥に見えるのは2753P。
笠ヶ岳はあれを越えた先にあります。
帰りはアレを登り返さないといけません。
地図によると、あの裏側辺りに「秩父岩」と呼ばれる岩があるみたいです。
ガスに包まれてはいますけど。
早いですねー。
中央に見えている大岩は、抜戸岩です。
正直この時点では、「今日はもう無理かも・・・。」って諦めかけていました。
左のピークは2654P、「緑ノ笠」と呼ばれます。
そして、中央に見えるのは播隆池です。
かなり小さな池です。
あそこまで下りる登山道はないそうです。
横にしたハート型に見えないこともない？
見たところ、登山道らしいものはありません。
積雪期なら登れるらしいです。
美しいカール地形ですね。
一応、下りることはできるみたいです。
やはり、笠ヶ岳はガスに包まれたままです。
山荘に辿り着くため、まずはあのガレ場を登らなくてはいけません。中央に見えている小さな雪渓は、あとで横断します。
キャンプ指定地には、テントが一張りありました。
（笠新道登山口に注意看板がありましたが、今期の幕営は禁止されています。）
中央に見えている小さな雪渓は、あとで横断します。
キャンプ指定地には、テントが一張りありました。
（笠新道登山口に注意看板がありましたが、今期の幕営は禁止されています。）
そして、やっとガスがない状態の笠ヶ岳山頂を見ることができました！
自分が着くまで、そのままの状態でお願いします！
この雪渓の融水が、テン場の水場となっているようです。
笠ヶ岳山頂部は、まだきれいに見えています。
今期は休業です。
入口や窓には、板がはめこまれています。
山荘前にザックをデポして登ってもよかったのですが、昨今起こっている盗難被害を考えるとリスクがある（そんなことを考えないといけないとは、イヤな時代になったものです）ので、担いで登ることにしました。
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例えガスっても少し待てば晴れそうだし、大丈夫でしょう。
まだガスっていません。
ここには祠があるだけで、
（背景が晴れるのを待って撮りました。）笠ヶ岳に登頂です。
標高2,898m、自分にとって日本百名山50座目です。
記念すべき50座目は、記憶に残る素晴らしいものになりました。
（本当のことを言うと、ヤマレコのプロフィールページを見るまで、50座目ということは忘れていたんですけどw）
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笠ヶ岳に登頂です。
標高2,898m、自分にとって日本百名山50座目です。
記念すべき50座目は、記憶に残る素晴らしいものになりました。
（本当のことを言うと、ヤマレコのプロフィールページを見るまで、50座目ということは忘れていたんですけどw）
クリヤ谷方面をバックに自撮りしました。
これまで歩いてきた登山道と、右に播�亙拭�
播�亙燭鮓�下ろして。
素晴らしすぎます！
ガスが若干ありますが、素晴らしい眺めです。
笠ヶ岳山荘と、その左後ろに小笠。
左の尾根は北西尾根ですね。
小笠をアップで。
頂上には大きなケルンがありますね。
山荘まで下りてきました。現在の時刻は13時半。
早く下山を開始したいところですが、お腹も空いたので手早くキーマカレーメシをかき込みました。
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現在の時刻は13時半。
早く下山を開始したいところですが、お腹も空いたので手早くキーマカレーメシをかき込みました。
きっとまた来ます！
かなり遠くですが、たぶん向こうもこちらに気が付いているでしょう。
往路ではこっち方面にはガスが無かったのになー。
タイミングが悪いです。
ここからでは見えませんが、その先には大ノマ岳、弓折岳があります。
分岐からすぐ近くですが、今日は下山時間を優先するため、行くのはやめておきました。
笠新道にかかっていたガスも晴れていて、これから下る登山道がはっきりと見えました。あの登山道が途切れているように見える箇所から、裏側に下っていきます。
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あの登山道が途切れているように見える箇所から、裏側に下っていきます。
トレッキングポールも、足の負担軽減とバランス向上に役立ってくれています。
あの作業場は朝、笠新道に行くまでの過程で通りました。
右に見えているのは、奥丸山の斜面です。
笠新道登山口に到着です。先着していた、地元岐阜から来たという綺麗なお姉さんとお互いの健闘を称えあいました。
自分は小休憩したかったので、先に出発していくお姉さんを見送りましたが、林道歩きをご一緒させてもらったら楽しかったかも・・・。
先着していた、地元岐阜から来たという綺麗なお姉さんとお互いの健闘を称えあいました。
自分は小休憩したかったので、先に出発していくお姉さんを見送りましたが、林道歩きをご一緒させてもらったら楽しかったかも・・・。
上から見えたヘリが作業場に停められていました。アカギヘリコプター株式会社の「KAMAN K-1200 K-MAX」という、物資輸送専用の機体のようです。
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アカギヘリコプター株式会社の「KAMAN K-1200 K-MAX」という、物資輸送専用の機体のようです。
たぶん、1806P（左）と2248P（右）かな。
大きさ比較のため手前に置いたトレッキングポールは、1m20cmに調整しています。
こちらも大迫力です。
クリヤ谷ルートは、あの稜線を歩いて笠ヶ岳に向かいます。
左後ろには焼岳があるはずです。
現在の時刻は19時過ぎ。
何とか真っ暗になる前に戻ってくることができました。
あー、疲れた〜。
装備
| MYアイテム |
MonsieurKudo
重量：9.65kg
|
|---|
感想
先週の秋田駒に続き、今週末も遠征です。
昨年のGW以来、今年初の北アです。
新穂高温泉にある、登山者用の無料駐車場は争奪戦が激しいため、金曜に帰宅後、夕食を食べてシャワーを浴び、すぐ出発しました。
（車への荷物の積み込みは、木曜の夜にほとんど済ませておきました。）
駐車場に着いてから仮眠すればいいやと思ったのですが、結果的にそんな時間はありませんでした。
現地までは約320km、4時間半くらいかかります。
秋田駒に行ったときよりもマシですが、それでもかなり遠いです。
中央道の釈迦堂PA〜双葉SAの間で、凄まじい土砂降りに遭遇しました。
激しい雨で2〜30m先が見えないくらいです。
路面に溜まった水で、スピードを出すとハイドロプレーニングしちゃうので、速度を80km以下に抑えて走りました。
長野道の松本ICで高速を下り、そこからは下道を65kmくらい走る必要がありました。
中部縦貫道の中ノ湯IC辺りまでは、以前焼岳に登った際に来たことがありましたが、そこから先は初めて走りました。
新穂高温泉の登山者用無料駐車場に着いたのは、夜中の1時過ぎ。
やはり人気がある駐車場です。
この時点で7割くらい埋まっていました。
出発準備をしたり、朝食を摂ったりしている間に続々と車がやってきて、空きはどんどん埋まっていきました。
3時半に駐車場を出発。
一睡もしていませんが、興奮しているせいか、眠くはありませんでした。
（今思うと、登りで思うようにペースが上がらなかったのは、間違いなく睡眠を取っていなかったのが原因でしょうね。いくら駐車場所を確保するためとはいえ、反省です。）
最初は緩やかな登りが続く林道を笠新道登山口まで、1時間弱歩きました。
ちょっと長い林道歩きでしたが、いいウォーミングアップになりました。
笠新道登山口の水場で喉を潤し、最初から結構な急登を登っていきました。
序盤は樹林帯の中を登っていくので基本的に展望はありませんが、樹々の切れ間から焼岳が見え、テンションが上がります。
さらに登ると、向かいの穂高連峰も見えてきて、弥が上にも気分が高まりました。
ただ、穂高方面はガスったり晴れたりを繰り返す不安定な状態でした。
それでも晴れた時間帯には、さっき見えた焼岳を始め、乗鞍岳、霞沢岳、御獄山、中アまで見渡すことが出来ました。
これから登る斜面の側は、抜けるような青空が広がっていました。
笠新道登山口から、約4時間で杓子平に着きました。
標準CTは4時間20分なので、寝不足でいつもの調子が出ないとはいえ、若干巻くことができています。
とはいえ、ここまでで既に老若男女15人くらいに追い抜かれました。（皆さん健脚ですねぇ。）
杓子平から先は展望も開け、本来なら素晴らしい眺望を楽しみながら歩けるはずなのですが、ガスガスで真っ白・・・。
ただ、途中でガスが薄れて目の前に抜戸岳が見えたときには、思わず歓声を上げてしまいました。
周りには、ハクサンイチゲやミヤマダイコンソウをはじめとする花々が咲き乱れ、自分の目を楽しませてくれました。
笠新道分岐まで登ると、そこから先は絶景の稜線歩き・・・のはずだったのですが、行く手にはガスが立ち込めていて展望はよろしくありません。
笠ヶ岳の山頂も見えませんでした。
しばらく歩くと、進行方向左側のガスが晴れ、杓子平の見事なカール地形を見下ろすことができました。
幾つかのピークを越えて、ついに笠ヶ岳への登りへ。
岩にペイントされた応援メッセージにも元気付けられ、広大なガレ場の下にあるテン場に到着しました。
相変わらず笠ヶ岳はガスって見えない状態でしたが、笠ヶ岳山荘に着く直前、急に陽が差してきてガスが急速に晴れ、山頂部が姿を現しました。
「自分が登るまで、そのままガスらないでくれよ〜。」と心の中で祈りながら、山頂までのガレ場を登っていきました。
幸運にも、その後ガスることなく山頂に着くことができました。
笠新道登山口を登り始めてから約8時間かかりました。
標準CTは7時間半なので、30分くらい押しての到着です。
まあ、途中写真をたくさん撮りながらでしたし、休憩時間も含んでいるので、上出来だったのではないでしょうか。
もう少し早く登れていれば、後の行程にも時間的な余裕ができたとは思いますけど。
この時点で、足や身体が痛くなるといったこともありませんでした。
山頂からは360度の大展望が楽しめるはずですが、遠くはほとんどガスっていて、遠望は効きませんでした。
もしガスが無ければ、おそろしいほどの絶景が見られたかと思うと残念ではありましたが、それでも眼下には広大な播隆平、反対側にはクリヤ谷が見えました。
できるだけ周りが晴れるのを待って山頂標と自撮りした後、山荘前まで下って少し遅いお昼にしました。
食後に下山を開始。
下山では足への負担を少しでも減らすため、久しぶりにトレッキングポールを使いました。
（そういえば、今日会ったほとんどの方がトレポを使っていたような気がします。）
笠新道分岐までで、10人くらいのハイカーとすれ違いました。
皆さん大きなザックを背負っていたので、テン泊するつもりなのでしょう。
（笠新道登山口にあった、笠ヶ岳山荘は今期休業で、幕営も禁止するという注意看板が目に入らなかったのでしょうかね〜？）
そうそう、播隆平の斜面にクマさんを見かけました。
かなり距離があったとはいえ、山でクマさんを見たのは初めてでした。
稜線上は相変わらずガスっていましたが、笠新道分岐からの下り斜面ではガスも晴れ、朝は真っ白で見えなかった景色を楽しむことができました。
そのまま順調に下り、山荘前から笠新道登山口まで4時間かからずに歩くことができました。
笠新道登山口に先着していた、ソロの綺麗なお姉さんとしばしお話ししました。
林道を歩き、1時間ちょいで駐車場に着きました。
19時を過ぎていましたが、なんとか暗くなる前に戻ってくることができてひと安心でした。
その後は、すぐ近くにある深山荘の露天風呂へ。
お湯はそれほど熱くありませんでしたが、汗と洗い流せてスッキリ。
せっかく北アに来たので、翌日は西穂独標にでも行ってみようかと思っていましたが、天気もイマイチみたいだし、何より疲れたので帰ることにしました。
ひとまず中央道の諏訪湖SAまで走り、そこで夕食＆仮眠。
3時間くらい寝たあと出発、自宅に着いたのは早朝の5時半くらいでした。
・
・
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久しぶりの北アはやっぱり最高でした。
もっとガスが無く、遠望が効けば言うことなしでしたけど。
こっそり拍手
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wada2021 さん
MonsieurKudoさん
笠ヶ岳（笠新道）日帰りとは…凄過ぎる！おそれいりました。
笠新道は10年ぐらい前に下山しましたが、下りでもキツかった覚えがあります。
（その頃は今みたいに山やっていませんでしたが）
登山口の湧き水は美味しかった。
sakakibaraeさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
今回、久しぶりの20km越え山行でしたが、思ったよりも疲れなかった印象です。
昨年登った上河内岳のときなんか、今回と距離も山行時間もほぼ同じなのに、下山後の林道歩きでヘロヘロでしたから（笑）。
飛越国境ツアーレコ、拝見しました。
いいですね〜。
遠いのであちらにはなかなか行けませんが、登りたい山が目白押しで困ってしまいます（笑）。
MonsieurKudoさん、こんにちは。
この夏は笠ヶ岳行くつもりでいたのに、コロナ自粛と山荘が休業中のため行けず。この夏もいくつかの日本百名山の未踏のアルプスの山を歩いて高山植物みるのを楽しみにしていたのに、今シーズンはハクサンイチゲもミヤマダイコンソウもチングルマも見れず残念。今後行く時の参考にさせて頂きますね。それにしても寝ずに笠ヶ岳日帰りって凄いですね。お疲れ様でした。
Etsunoさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
お返事が遅れてゴメンなさい。
＞寝ずに笠ヶ岳日帰り
いや〜、褒められたモンじゃないですねー。
20〜30代の時ならいざ知らず、40代半ばの今となっては・・・。
やっぱり、ちょっとでも寝ないとダメですよね。
今回、それを思い知りました。
P.S.
父不見山の山行、お疲れさまでした。
移動時間が8時間半とは・・・。
あと、「ててみえずやま」なんて、初見じゃ絶対読めないですよね。
山の名前って難しいです。
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