木曽駒ヶ岳〜空木岳 1泊2日縦走

2020年09月11日(金) 〜 2020年09月12日(土)

• GPS: 15:31
• 距離: 22.6km
• 登り: 1,524m
• 下り: 3,321m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:30
• 休憩: 0:49
• 合計: 5:19

8:31 千畳敷駅
9:09 9:16 乗越浄土
9:18 9:25 宝剣山荘
9:25 9:26 天狗荘
9:34 9:34 中岳
9:38 9:39 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
9:50 9:54 木曽駒ヶ岳
10:03 10:03 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
10:30 10:34 宝剣山荘
10:50 11:04 宝剣岳
11:18 11:18 三ノ沢分岐
11:21 11:22 サギダルの頭
11:27 11:27 極楽平
11:38 11:38 島田娘
12:22 12:28 濁沢大峰
13:38 13:42 檜尾岳
13:50 檜尾避難小屋

2日目

• 山行: 8:55
• 休憩: 1:06
• 合計: 10:01

4:05 檜尾避難小屋
4:15 4:20 檜尾岳
6:01 6:01 熊沢岳
7:12 7:17 東川岳
7:31 7:50 木曽殿山荘
9:26 9:26 空木岳
9:32 9:47 駒峰ヒュッテ
10:08 10:09 駒石
10:23 10:23 空木平カール分岐点
10:53 10:54 ヨナ沢ノ頭
11:09 11:09 小地獄
11:14 11:20 大地獄
11:50 11:53 マセナギ
11:57 11:57 尻無
12:19 12:25 池山尾根水場
12:52 12:56 タカウチ場
13:14 13:14 空木岳登山口駐車スペース
13:16 13:16 林道終点
13:29 13:29 空木岳登山道入口
13:32 13:33 空木岳登山道取付地点
14:06 菅の台バスセンター駐車場

天候

1日目:晴れ時々くもり
2日目:　　　〃　　　（控えめに言って最高）

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅の台バスセンター駐車場（800円/日）
始発30分前にバス+ロープウェイチケット（片道）を購入（2,200円）
チケット購入の列で待つ間に、ザックをバスの列に並べておく
https://www.chuo-alps.com/wp-content/uploads/2020/06/84b918c3db39b737767c4bcbb36bc783.pdf

コース状況／危険箇所等

ロープウェイで標高を稼げる、距離が短い…からと言って準備なしに挑むと痛い目をみます。
宝剣岳〜空木岳までアップダウンあり、しかも手足を使った岩登り（鎖場含む）が多く、思ったより時間がかかります。
余裕を持ったスケジューリングを（自戒をこめて）。

その他周辺情報

檜尾避難小屋
トイレあり。
水場は檜尾尾根を5分程度下った所にありますが、見落としてしまうほど細く、2L入れるのに約10分かかりました。

写真

9/11 8:30

千畳敷カール
やった、晴れてきた！

9/11 8:33

ロープウェイに乗るだけでこの景色を見られるなんて、そりゃ人気な訳だ

9/11 9:12

まずは乗越浄土まで

9/11 9:49

サクッと木曽駒ヶ岳登頂

9/11 9:53

以前来た時は見られなかった景色、リベンジ達成！

9/11 10:08

帰りは中岳を巻く道を選択
これは正解

9/11 10:09

これから向かう山々

9/11 10:11

振り返って木曽駒

9/11 10:16

そしてギザギザの宝剣岳

9/11 10:53

ちょけてこんなことしてたら、下りる時にバランスを崩して滑落。反省。

9/11 11:07

宝剣岳を下りたところから見たカール

9/11 11:07

宝剣から空木までずっと岩稜帯
だから距離の割に時間がかかるのです

9/11 11:23

もちろんこんな稜線歩きも♪

9/11 11:27

極楽平
ここからがツラい

9/11 13:39

やっと檜尾岳到着！

9/11 13:39

本日のお宿
素晴らしい立地

9/11 14:23

水場までの道が地味にツラい
2度は行きたくない

9/11 15:38

避難小屋から駒ヶ根の街が見えます
夜景も綺麗

9/11 15:40

何かが生まれそうな空
こんな景色が見たかった

9/12 5:21

翌日、暗いうちから歩き出し、岩もガンガン登ります

9/12 5:31

熊沢岳の手前でご来光

9/12 5:32

山の上で迎えるこの時間はやっぱり特別

9/12 5:54

熊沢岳到着

9/12 6:39

威風堂々たる空木岳

9/12 7:14

今回のフォトジェニック大賞は御嶽山！

9/12 7:31

東川岳から激下りして木曽殿山荘

9/12 8:42

結構岩々してるんですね

9/12 8:54

自然の額縁

9/12 8:55

宝剣岳からこの尾根をずっと歩いてきたんだなぁ

9/12 9:06

やはり絵になる御嶽山

9/12 8:57

さぁ、ラスボスに立ち向かえ

9/12 9:22

空木岳到着！

9/12 9:20

なんと、槍ヶ岳まで見えました

9/12 9:53

さて、これから標高差1,000mを一気に下ります

9/12 10:04

池山尾根から見る空木岳も美しい

9/12 12:24

池山小屋近くの水場
こちらの水は豊富でした

9/12 13:15

やっと林道終点まで、、、
でもここからまだ1時間近く下るんですよ

9/12 14:12

穴だらけのマイグローブ
岩との激闘の証です

撮影機器：

D3100 ニコン

HUAWEI P20 lite SIMフリー HUAWEI

感想

yucco

大して準備をするわけでもなく、勢いで決めてしまった今回の山行。
その代償は2日経った今も激しく痛む腰（私）と背中（相方）と大きかったですが、その分達成感もひとしおでした。

まず、ロープウェイで標高2,600mまで登れるので楽勝、と考えていたのですが、アップダウンが多い上、宝剣〜空木の縦走路は岩場の連続なのです。
プラス1泊2日となると中間地点は檜尾避難小屋になり、寝袋や食糧も担がなければならず、重装備にあえぎながら歩くことになります。
モデルコースが2泊3日なのも納得です。

1日目は木曽駒〜宝剣岳までは元気でいられたのですが、その後の檜尾岳までがま〜長い。
あれが檜尾岳かな、と思ってから3つくらいピークを越えました。
檜尾避難小屋に着いた時はもうヘロヘロです。
しかしここは絶好の宿泊場所で、山はもちろん迫力ある雲の造形や、夜は満点の星空まで色々な景色を見せてくれました。
水場がもう少し近ければ最高なのですが…

2日目は下山できるか不安で仕方なかったので、暗いうちから歩き始めました。
空木岳までは覚悟していたので険しい道もそんなに辛くはありませんでした。
でも、本当の試練はここからだったのです。
そう、標高差1,000mの下山です。
ただでさえ無理して限界寸前の体に追い打ちをかけるような長丁場で、親指の皮はめくれ、爪は変色し、膝は笑い、いや、いろいろ限界を超えました 笑

それでもなんとか菅の台の駐車場まで辿りついた時は、「お、まだ私やれるじゃん」と自信と達成感でいっぱいになりました。
久しぶりにハードな山行、でもこういうのも嫌いじゃないよ、とM寄りな自分を再確認し、次の山の計画を始める私なのでした。