長さと重さの2日だった＠初テン泊・燧ヶ岳-至仏山
福島県
群馬県
トプ・ガバチョ
その他1人 
体力度について
- GPS
- 19:47
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 1,825m
- 下り
- 1,829m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 11:05
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:39
2日目は重装備での登山なので、かなりゆっくり歩いています。昼食は山頂で取っています。
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
なお、鳩待峠駐車場は120台のキャパのはずが、50台にも満たない数で満車になり、Uターンを余儀なくされました（作業者用の駐車スペースが多く取ってありました）。季節外れの平日だから問題ないと思ったら、予定外の時間の無駄遣いを余儀なくされました。仮に鳩待峠駐車場に止められたとしたら、1日2500円の駐車料金ですので、これはこれでかなり高い値段です。尾瀬への観光料金込みですかね。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
鳩待峠から山の鼻までは、9月の平日ながら人が多くて渋滞気味になります。木道は右側歩きが基本ですが、先に行く場合は声を掛けて左から抜かさせてもらいます。 山の鼻から尾瀬ヶ原を抜けて見晴までの距離は結構長いです。湿原と燧ヶ岳の全容に心ときめきますが、さすがに花のシーズンですと相当な数のハイカーでひしめき合いそうです。時折木道が傷んだところがあるので、足元にも注意しないといけません。 見晴新道は4合目まではほどほどの勾配で長い区間になりますが、5合目から勾配がキツくなりだして、1合目分が遠く感じられます。基本的に泥ヌタになりやすい土質ですが、7合目までは笹の葉が切り落とされたものが覆ったところも多く、そう滑る感じではないです。しかし、岩の段差も強くなって掘られたようなところも多くなり、登りがどんどんキツくなってきます。8合目は高さを稼がずに横に移動するような区間が続き、ここがどろどろで足の置き場に注意しないといけませんでした。9合目からはやっと視界が開け、隣の俎�堯覆泙覆い燭阿蕁忙劃困�見えてきます。上の方は岩登りの区間になって、ようやく山頂に至ります。 至仏山山の鼻ルートは登山道の保護から一方通行で登りでしか使えません。前半は勾配が緩やかで木道・木段が結構出てくるので歩きやすいのですが、途中から岩がごろごろしたキツい勾配の区間が続きます。この岩は角が丸まっていて滑りやすいので慎重に足の置き場を見定めないといけません。丸木階段もちょくちょく出てきます。面白いことにこのゴロタ石や階段の区間は上の方までずっと水が流れていて、暑さを結構和らげてくれます。森林限界はかなり早いうちにきて、日を遮る木々がなくなるため、晴れていると日差しが厳しくなりますが、この水の流れが涼しさを感じさせてくれて助かります。後半も大きな岩の鎖場等もありますが、木道もまた多く出てきて歩きやすくなります。全体としてルート自体は難しくはありません。 鳩待峠ルートは小至仏山までの区間が岩場のアップダウンで面倒です。小至仏山から下降して行くにしたがって木段が続くようになります。笠ヶ岳方面の分岐を越えると大分勾配が緩んできますが、下までの距離は長いです。日帰りでさっさと登るなら、こちらの登山道のピストンが最も楽でしょう。 |
| その他周辺情報 | 帰路ではしばらく沼田方面に下って花咲の湯で温泉に浸かり、とんかつ街道と呼ばれる沼田街道では「お食事処あづま」で美味しいとんかつ定食を頂きました。 |
写真
8時ちょっとに鳩待峠に到着しましたが、満車とのことで戸倉にUターンしてシャトルバスに乗って再度やってきたら、もう9時20分になってしまいました。悪いことに雨が降ってきましたので、レインパーカーとリュックカバーを着けてスタートします。
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悪いことに雨が降ってきましたので、レインパーカーとリュックカバーを着けてスタートします。
基本的に木道は右側通行です。
ちなみに気温は15℃程度です。
ずすさんが背負っているザックは70Lですが、これくらいだと小柄なずすさんの体がほとんど隠れちゃいますね（＾∇＾）vちなみに、わたくしめのザックは65Lで、一泊なら必要にして充分でした。
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ちなみに、わたくしめのザックは65Lで、一泊なら必要にして充分でした。
さすがに歩いていると暑くなってきたので、レインウェアを脱いでおきました。熊除けの鐘がありますが、尾瀬では普通に熊が出るとのことです。
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熊除けの鐘がありますが、尾瀬では普通に熊が出るとのことです。
縮小版の瓜がたくさんくっ付いているみたい。
至仏山荘にてテント場の代金を支払ってから、最初にまずテントの設営をしておくことにしました。
ずすさんは定番のモンベルの縦から入るタイプのテント。自分は中国製の安物ながらなかなか評価が高いネイチャーハイクと言う銘柄のサイドから出入りするタイプの一人用です。
マットやペグ等も含めて総重量1.7�圓任后�
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自分は中国製の安物ながらなかなか評価が高いネイチャーハイクと言う銘柄のサイドから出入りするタイプの一人用です。
マットやペグ等も含めて総重量1.7�圓任后�
テント設営を終えたらもう11時になっちゃいましたんで、ここで先に「出前山頂」タイムに。今回は豪華にいつものチャーシューやワンタンだけでなく、味玉ともやしも追加。
ラーメン二郎風ですね（＾∇＾）v
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今回は豪華にいつものチャーシューやワンタンだけでなく、味玉ともやしも追加。
ラーメン二郎風ですね（＾∇＾）v
たっぷり食べて折り畳みリュックにお茶を1.2Lほど入れて、余計なものは持たずに出発。当初は最初に至仏山に登る気でしたが、一方通行のためにまた鳩待峠に出て山の鼻まで同じルートを使って戻ることになるので、こちらは帰りに使い、まずはナイトハイク前提ではるか向こうの燧ヶ岳に向かうことにしました。
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当初は最初に至仏山に登る気でしたが、一方通行のためにまた鳩待峠に出て山の鼻まで同じルートを使って戻ることになるので、こちらは帰りに使い、まずはナイトハイク前提ではるか向こうの燧ヶ岳に向かうことにしました。
尾瀬に限らず、もう花の盛りのシーズンはとうに終わっていますが、ちらほらと秋の花が咲いています。これはウメバチソウ。
色んなところに咲いています。
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これはウメバチソウ。
色んなところに咲いています。
リュックが軽いので、なるべく速足で向かいます。
ちょっと雲が掛かってますね。
まだまだ遠いですねぇ。途中、尾瀬ヶ原ですれ違う人が「お、渋いね。トプコンREスーパーじゃない！」と声を掛けてくれました。
今まで長らくフィルムカメラを首から下げて歩いていましたが、こうした反応は初めてで、何だか嬉しくなっちゃいました（＾∇＾）v
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途中、尾瀬ヶ原ですれ違う人が「お、渋いね。トプコンREスーパーじゃない！」と声を掛けてくれました。
今まで長らくフィルムカメラを首から下げて歩いていましたが、こうした反応は初めてで、何だか嬉しくなっちゃいました（＾∇＾）v
弥四郎清水で空になったペットボトルに水を補給しておきます。
3.5�劼嚢眥禳垢�900mはありますので、結構ハードですね。
残りはまだ400m以上あると思うと疲れちゃいますね。
湿った土のおかげで、これまた良く滑ります。
足元を良く見ていないと、ドロドロになった個所がちょくちょく出てきます。
残り800mと思うとかなり気は楽ですが、見晴新道と言う名とは裏腹に、見晴らしは全くないので、同じような林の中をひたすら登るだけです。
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ここから標高を稼ぐのではなくて、ちょっと平坦な区間が続きますが、足元はデロデロでヌタヌタです。
ここから展望が利くようになってきました。
荷物は軽くても勾配がキツくてへばっちゃいました。
去年来られなかった柴安�瑤縫螢戰鵐犬任�ました。
今回持って行ったフィルムカメラは1963年デビューの世界初のTTL一眼レフ、トプコンREスーパーです。28�个鯢佞韻段�しにして、別に持って行った58�佗現爛譽鵐困�2xテレコンバーターは2日目に使いました。
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28�个鯢佞韻段�しにして、別に持って行った58�佗現爛譽鵐困�2xテレコンバーターは2日目に使いました。
オゼアザミが見送ってくれます。
岩の上に生えた木。
ロープが必要かと聞かれたら、いいえと答えます。
途中からナイトハイクになりましたが、山頂から2時間半弱で下り切ることができました。
何も見えないので、ランプで照らす足元ばかり見ているせいか、面白さは皆無でした。
橋は4回くらい渡りました。川の流れの音しか聞こえません。
バッテリーを持ってきませんで、スマホの電池の残量が18％を切ったのに気付いてから足早に戻ろうと思いましたが、もう足が棒状態で、昼のようにスタスタ歩けません。
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川の流れの音しか聞こえません。
バッテリーを持ってきませんで、スマホの電池の残量が18％を切ったのに気付いてから足早に戻ろうと思いましたが、もう足が棒状態で、昼のようにスタスタ歩けません。
歩いた距離を見ると25�辧�
ハードな1日になりました。
お腹が減っていたので、すぐに夕食の時間に。それぞれ持ち寄ったおかずでお腹を満たしますが、ずすさんはこのところ登山終了時にかならずとんかつを食べているので、今回は冷凍の一口ヒレカツと油を持って行き、揚げてみました。
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それぞれ持ち寄ったおかずでお腹を満たしますが、ずすさんはこのところ登山終了時にかならずとんかつを食べているので、今回は冷凍の一口ヒレカツと油を持って行き、揚げてみました。
自分はアルファ米と辛口カレーで、カツカレーにしました。結構量が多くて満腹になり、あとはぐっすり眠りました。
熊が普通に木道を歩くそうで、ちょっと気味悪いですが、深夜に熊除けらしい音が鳴っていました。
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結構量が多くて満腹になり、あとはぐっすり眠りました。
熊が普通に木道を歩くそうで、ちょっと気味悪いですが、深夜に熊除けらしい音が鳴っていました。
朝5時半にはずすさんは起きていたようですが、自分は6時頃まで目を閉じていました。起きたらまずはテントを畳んで仕舞い込み、準備を整えてから朝食にしました。
朝をしっかり食べて、昼は軽めにしておいて、帰りのとんかつに備えます（＾∇＾）b
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起きたらまずはテントを畳んで仕舞い込み、準備を整えてから朝食にしました。
朝をしっかり食べて、昼は軽めにしておいて、帰りのとんかつに備えます（＾∇＾）b
重装備ですからさぞ疲れそうですが、行くしかありません。
しばらくは緩やかな勾配で木道になっていますので、いい足慣らしになります。やはり昨日の疲れが歩き初めには感じましたが、そのうち節の痛みは消えていました。
やはり昨日の疲れが歩き初めには感じましたが、そのうち節の痛みは消えていました。
こんな色のものもあるんですねぇ。
木がないと晴れていたら暑そうですね。
でも、こうしてルートに沢の水が流れ込んでちょろちょろと音を立てていました。
ゴロタ石のキツい勾配が続きます。重たい荷物を背負ってますから、一歩一歩ゆっくり登りますと、軽装備で登った燧の登りよりも動悸は少なくて済みました。
重たい荷物を背負ってますから、一歩一歩ゆっくり登りますと、軽装備で登った燧の登りよりも動悸は少なくて済みました。
上の方で同じものを見たら、先から毛のようなものがちょこっと生えていました。
かえって鎖を掴もうとして体を折り曲げるとツラくなります。
確かに見晴らしは良くなりましたね。雲も切れて燧ヶ岳がスッキリ見えます。
昨日はあっちを往復していたんですから、思えばかなりの距離ですね。
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雲も切れて燧ヶ岳がスッキリ見えます。
昨日はあっちを往復していたんですから、思えばかなりの距離ですね。
ありがたいですね。
あれは間違いなく偽ピークですね。
そしてようやく至仏山山頂に到達！もう正午近くになりました。
山の鼻からおよそ4時間掛かっています。
重い荷物でゆっくり歩いていましたから、これで充分です。
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もう正午近くになりました。
山の鼻からおよそ4時間掛かっています。
重い荷物でゆっくり歩いていましたから、これで充分です。
山頂は既に何組かのハイカーさんらが来ていましたが、後からも次々とやってきます。人気の山なんですね。
お腹も空いていたので、ここで昼食を取りました。
チキンラーメンに生卵を入れて、焼き鳥の缶詰を具にして親子丼ならぬ親子チキンラーメンにするつもりでしたが、缶詰がリュックのどこかに紛れ込んでしまい、タマゴラーメンになりました（＾∇＾）v
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人気の山なんですね。
お腹も空いていたので、ここで昼食を取りました。
チキンラーメンに生卵を入れて、焼き鳥の缶詰を具にして親子丼ならぬ親子チキンラーメンにするつもりでしたが、缶詰がリュックのどこかに紛れ込んでしまい、タマゴラーメンになりました（＾∇＾）v
隣の小至仏山までは岩場の稜線が続き、結構歩きづらいです。
きれいなピンク色です。
ぱっと見たら結構な勾配の登りになるかなと思ったら、近付いて見るとそうでもなくて助かりました。
ガスってしまいましたが、本来なら見晴らしはかなり良さそうですね。
直進する形で尾根から逸れて下って行きます。
オヤマ沢を横切りますが、この標柱の向かいの藪の中に水汲み場がありました。しかし、「飲み水には適していません」と書かれた札が掛かっていました。
まぁ、何かあった場合のための安全策でのものでしょうから、普通なら飲めるでしょうね。
しかし、「飲み水には適していません」と書かれた札が掛かっていました。
まぁ、何かあった場合のための安全策でのものでしょうから、普通なら飲めるでしょうね。
ちょっと小さめの花ですが、尾瀬では至る処で見られました。
そもそも花じゃないのかな？
鳩待峠には3時15分に到着しました。
ビジターセンターに行って山バッジを買ったら、後3分でバスが出るとのことで急いで乗り込んで戸倉に戻ってきました。いやぁお疲れ様でした。
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いやぁお疲れ様でした。
感想
15-16日は丹沢バリ仲間のずすさんと一緒に、自分では初のテント泊登山に行ってきました。実は一昨年に皆でテン泊縦走をしようと言うことになって、バイクツーリング用のちょっと重い2人用テントしか持っていなかったので、登山向けの1人用テントとコンパクトに収納できるシュラフ、空気入れマットを揃えておきましたが、残念ながら日にちが合わずに皆と一緒に行くことはできませんでした。それから大分経ちましたが、ずすさんが最近山梨百名山や日本百名山等を正規ルートで登って楽しむスタイルに重きを置いていて、連休の取れる日にテン泊遠征する際に誘われた次第です。自分は体力がないので、北アルプスや南アルプスの縦走をテント装備で歩くのはちょっと自信がなかったので、尾瀬の方を提案したらそれで行こうと言うことになりました。1日は至仏山登山、もう1日は尾瀬ヶ原や尾瀬沼の周回トレッキングなら気楽に回れるかなと思いましたが、具体的にはテント場以外は何も決めておらず、行き当たりばったりでした（＾∇＾）b
ずすさんは昨年から富士の方に住まわれているので、関越で沼田に行くには東名+圏央道で鶴ヶ島まで行かないといけません。そこで、圏央厚木PAで朝5時に待ち合わせ、そのまま沼田に行って適当なところで1台駐車して、もう1台に二人乗って鳩待峠に行くつもりでしたが、高速代・燃料代ももったいないし、何より二人で話しながら行きたいと言うことで、八王子市内のとある無料駐車場にずすさんのN-VANを置いて、こちらのN-VANに乗り込んで鳩待峠に向かいました。
鳩待峠まではかなりすいすい行けて、8時には到着しましたが、何と花の季節から外れた今の時期の平日なのに、既に満車。Uターンして戸倉第一駐車場に戻り、シャトルバスで改めて峠に登りましたが、これで1時間強のロスになりました。それでも9時20分にはスタートできまして、山の鼻までのなだらかな下りの木道で足早に進んでみましたが、やっぱりテント泊装備は超重いですね。背中が後ろから引っ張られているような感覚です。
山の鼻の至仏山荘のテント場でまずテントを張って、時間的にちょっと早かったけれども、そこで昼の食事を取った後で、そのまま荷物を置いて折り畳みリュックに飲み水等の最小限の荷物だけを持って、はるか先に見える北側の燧ヶ岳に向かいました。本当は燧には行く予定ではなかったですが、百名山をこなしていきたいずすさんには、せっかく尾瀬に来たのだから、至仏山だけでなく燧ヶ岳もこなしておきたいでしょう。まぁ自分も去年にMasa君と燧に御池側から登りましたが、それは三角点のある俎�堯覆泙覆い燭阿蕁砲離圈璽�で、最高地点の柴安�瑤砲賄�達していないので、今回頑張って登っておこうと言うことで、疲れるのは分かり切っていましたが、腹をくくりました。
山の鼻から見晴までは6�勸幣紊△蠅泙后８�晴茶屋近くにある水汲み場で補給しておいて、見晴新道入口に到着したのはもう午後1時近く。ここから山頂までは登り4時間・下り3時間が基本タイム。となると登り切ったらもう暗くなりかける時間になっちゃいますが、とりあえずヘッドランプでの下山を最初から覚悟していたので、予定通り登ります。
前半こそ勾配がキツくない普通の登山道レベルのものでしたが、4合目からちょっと角度が付いてきて、5合目からは岩も結構出てきて、木の根等も合わせて歩きづらくなります。7合目からは泥ヌタが増えてきて、笹の葉を刈って道が覆われた区間なんかもあって、結構ハードでした。8合目は登りよりも横に移動する感じで息切れは治まりましたが、ドロドロでとにかく足を下ろすところが問題になります。そのうちまた厳しい登りになって、ゆっくり休み休み登って行くと9合目になり、森林限界になってやっと視界が開けます。でも、南側斜面の谷間を登っているので、見えるのはナデッ窪ルートの通る谷間の手前の尾根にあるピークとその横から頭を出した俎�瑤離圈璽�くらいです。それでも同じような光景で黙々と急勾配を歩くより大分マシでした。
最後の岩場を通過したらやっと柴安��山頂に到着！ 去年果たせなかった燧ヶ岳最高地点にリベンジできました。ただ、天気はガスっていて北側は真っ白で、南側は時折尾瀬沼方面が見える程度で、少し記念写真を撮ったら暗くなる前にできるだけ下っておくことにしました。
見晴新道は去年歩いたナデッ窪ルートよりもまだましながら、5合目までの勾配はやはり厳しく、泥ヌタも合わせて下りでは滑る確率が高くなるので危険です。ヘッドランプは上の方から一応点灯させていましたが、有効になったのは4合目くらいからで、それまではまだそこそこ明るさがあったために、自分の弱い明りのランプではぼんやりしか照らしていませんでした。しかし、周囲が真っ暗になると、そんなランプでもちゃんと照らしているように見えてきました。
やっと見晴分岐に戻ってきたのが午後6時半頃。登り始めの時間を考えれば思ったよりも早めでしたが、そこから真っ暗な尾瀬ヶ原を延々と歩いて抜けるのは大変でした。足元しか見えない上に、さすがにもう足が棒になりましたが、息が切れないので何とか普通のスピードで歩いていました。でも、ずすさんはタフですから、どんどん早歩きで進んで行き、適当なところで待ってもらいました。
結局山の鼻まで戻ってきたのは午後8時半近く。初日だけで25�劼睚發�ことになりました。すぐに夕食の支度をしてたっぷりと美味しく食べて、10時前にはバタンキュー。この足の疲れが1晩で取れるんでしょうかねぇ（＾∇＾）。
翌日は朝5時にずすさんが起きて、自分も5時半には目覚めたものの、6時まであえて目を閉じておいてから起床しました。顔を洗ってテントを畳んで荷物をリュックに収めてから朝食の準備をして、たっぷりと食べました。昼食は軽めにしておいて、帰りのとんかつを楽しむことにしました。
山の鼻から至仏山への登りは、ルート保護から一方通行になります。前日の燧へは折り畳みリュックに最小限の装備で登りましたが、今回はついにフル装備での登山になりました。3食分減らしたと言っても、アルファ米や袋麺がなくなったくらいではほとんど重さは変わらないですね。とにかく重いので、ゆっくり一歩一歩登り、どんどん後から来るハイカーさんらに先に行ってもらいました。
山の鼻ルートは前半は木道・木段の多い歩きやすい区間が続きますが、ほどなくごろた石だらけの区間や岩場の区間が出てきます。丸木階段のところも多く、その辺りでは足元に水がちょろちょろと流れていて、登りで火照った体に涼しさを多少なりとももたらしてくれます。森林限界は中間地点くらいで到達してしまい、以降日が出ると遮る木がないので、大変暑くなりますが、この水の流れがあるおかげでかなり助かりますね。
山頂に近くなると手前に偽ピークが現れ、ゴツゴツの岩場やハイマツの間を抜けると、やっと山頂に至ります。山頂には既に何組かハイカーさんらがいましたが、後からどんどんやってきます。人気のある山なんですね。しかし、さっきまで晴れていたのに、山頂に到着したらガスってきてしまいましたが、燧ヶ岳や皇海山は時折見えましたので、これで良しとします。何はともあれ、山頂で軽い昼食を取ってから下山しました。
下山ルートは隣の小至仏山経由で鳩山峠に下る道で、こちらは一方通行ではありません。山の鼻が標高1400mほどで山頂が2228mになり、高低差828mあるとのことですが、鳩待峠は1590mありますから、634mの高低差になります。その上、大分上の方から木道・木段区間があり、至仏山-小至仏山間の岩場以外はかなり整備されていて歩きやすかったです。勾配も途中から緩やかになってきて、その分距離は長くなりますが、重たい荷物を背負った者には優しい道だと思いました。
鳩待峠には午後3時ちょっとに戻りました。そこからシャトルバスで戸倉に下り、自分の車に乗って帰りがてら花咲の湯で汗を流して、途中吹割の滝を見学して沼田に入り、相方のずすさんがこのところはまっているとんかつを食べて帰りました。丁度ここがとんかつ街道と言うのも何かの縁ですね。
今回のトレッキングで百名山を2つこなし、尾瀬の湿原を楽しみながらテン泊で可能な限りの豪華な夕食を満喫し、帰りも温泉＆名物のとんかつを食べつつ、たっぷりおしゃべりしながら帰るなんて、充実し過ぎの2日間になりました！
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Topgabachoさん、こんにちは！
初テント泊デビュー、おめでとうございます
詳しい登山道の様子が分かり、参考になりました
とても滑りやすい燧ヶ岳へ、ナイトハイクでなのでびっくり
でも丹沢の山友と百名山２つもこなして
観光地の「吹割の滝」にも立ち寄って
沼田のトンカツ街道でガッツリと頂いて
さぞ美味しかったことでしょう
尾瀬制覇、お疲れ様でした
murmurさん、ありがとうございます！
到着が遅れてしまい、高速で仲間と初日に燧に行こうと決めましたが、午後からピストンするにはバカ尾根よりも疲れますね。
登山道が結構荒れていましたから、暗い中での下りは危ないですが、幸い真っ暗になる前にキツい勾配の区間はクリアできましたので、その点は良かったです。
尾瀬ヶ原ではただただ真っ暗で、空を見上げると星が見えました。
湿原の中では何か動物の目が光っていました（＾∇＾）v
トプさん、お疲れ様です。
やはり尾瀬に行きましたか〜
初のテン泊は楽しめたみたいですね。
今度はバリ仲間みんなで行きましょう！
はい、こちらの提案にずすさんも「至仏いきたいなぁ」とのことで、そこはすぐに決まりました。
天気予報が当初、西より北が悪そうでしたが、直前に好転して予定通り尾瀬にしました。
本当は至仏山と尾瀬沼周回だけを考えていましたが、行きの車の中で話したら、せっかく尾瀬まで行くんだから燧ヶ岳も歩きたいと言うことになり、こちらも腹をくくって付き合うことにしました。
燧では軽い装備なのに勾配がキツくてなるべく早く歩こうとして息切れ＆激しい鼓動で何度も休みましたが、翌日の至仏山では、重い装備でもゆっくり登れば心臓バクバクにならずに助かりました。
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