空木岳〜宝剣木曽駒
- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 3,318m
- 下り
- 2,471m
コースタイム
- 山行
- 10:18
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 11:25
天候 | 19日:晴れ 20日:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
飯田線はICカードが使えないため、岡谷で一度出場してから飯田線区間の乗車券を購入する。でないと飯田線内下車時に未精算処理となる。駒ケ根駅からはタクシーで菅の台バスセンターまで移動。駒が池付近で闇テン。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【池山尾根】 標高差1700m。今回荷物は16kgで臨んだが、普通にきつかった。 大地獄手前は、鎖・急峻な痩せ尾根だが、慣れている人であれば全く問題ない。鎖も慣れていれば使わずに登れる。 【空木岳〜木曽殿山荘】 岩場が続く。切れているため滑落の危険はあるが、鎖・スタントは豊富。登りのあとの急登のため、脚の疲労を考慮し、慎重に。宝剣とつなぐのであれば、木曽殿山荘で一泊するのが健全。今回はシルバーウイークということもあり予約は間に合わなかった。 【木曽殿山荘〜檜尾岳】 延々とアップダウンが続く。時間帯的にもきつく、身体も心もきつかった。岩場が続くので足元も安定せず、疲れが蓄積する。集中力の欠如に注意。 【檜尾避難小屋】 水場は、檜尾尾根の登山道を5分程下ると、水場分岐の標識が出てくる。それを少しくだるとホースがある。しかし情報通り補足、500mlのペットボトルを満たすにも5分程かかった気がする。檜尾避難小屋付近はテント禁止だが…ここに張ってと言わんばかりに整地された箇所があちらこちらに見えた。 【檜尾岳〜三の沢分岐】 再びアップダウンと岩場が続く。 【宝剣岳】 ロープウェイの人たちが来る前に行きたい。渋滞の待ち時間や気候によっては滑落や体温低下の危険がありそう。三点支持を怠らなければ問題はないが高度感はある。 【木曽駒〜千畳敷】 問題なし。中岳のまきみちはほぼ人がいなかった。難所あり、との看板があったが、岩場に慣れていれば問題ない。単調な登りよりはこちらの方がむしろ楽だった。 人の多さに驚き。 全体を通してルートに迷うことはないが、三ノ沢分岐〜島田娘は濃霧時RF注意との情報はある。 |
その他周辺情報 | こまくさの湯 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|
感想
とある縁で知り合った他大山岳部の友人と初めての山行。友人の提案もあり、2人とも夏期は行ったことのない中アへ。大学の部活ではコロナで宿泊活動が制限されてるため、どうしてもテント泊縦走がしたかった。ロープウェイで8時から宝剣に登るのは嫌だったので逆ルートを辿って人の少ない縦走を楽しみたかった。
お互い久々の宿泊ともあった荷物をやや張り切って持ってきすぎた気がする(笑)檜尾避難小屋の水場が枯れている可能性も考慮し、水は2日分持ってきたが、ザックは、私:16kg、友人:20kgとなっていた。友人はさすがに持ってきすぎたと後悔。私はトレーニングも考慮しまあまあ妥当な重さかな。雪山は20kg超えるからなあ…。池山尾根は大変だった。標高差1700mは遠かった。その分空木の登頂は喜ばしかったと共に自分はまだまだだなと思う。我々は3:30にスタートしたが、途中、トレラン勢と同時くらいで登頂する。また、伊奈川ダム周回の方とも何人かすれ違った。しかしこの登りと木曽殿山荘までの下りでかなり体力を持っていかれ、二人してペースダウン。そしてわかってはいたが檜尾までのアップダウンはかなり精神的にきた。さらに途中、大滝山を檜尾岳と間違えた時はえぐられた…やはりこうなると簡単に分かるものも分からなくなるのか。檜尾避難小屋はテント禁止のようだが、まるでテントをここに張ってくださいと言わんばかりに整地された場所が何か所もあったり、翌日早朝発したいので小屋に同席する方達に気を遣いたくなかったり、久々にテント泊したい思いがあったりと、悩んだ結果テントを張りました。分かってはいますが…ごめんなさい。でもテントのジッパーを開ける音や水を沸かす音と言った些細な瞬間が懐かししく山での時間を堪能させて頂きました。しかしほぼ12時間行程を歩いたダメージは大きく、久々にきつかった。6時頃には2人とも寝ていた。
翌朝は一瞬の日の出を望み、筋肉痛に耐えながら宝剣を目指す。宝剣の岩場を前にテンションが上がり、その間は辛さを忘れた。しかしやはりダメージは大きく、木曽駒、千畳敷への下りは辛く、普段ならあり得ないスピードの遅さであった。また、3000m近くまで登るのが久しぶりのせいか、高山病による頭痛もあり、それもやや辛かった。下りは脚を痛めることなく文明の利器を使い下山。逆ルートで池山尾根を下ることを考えるとおそろしい…
行程全体を通して、天気が非常によく、自粛期間中にトレーニングを欠かさなかった努力が報われたような気がした。やはりアルプスは良い。ほんとに。
Jedi_umaさん、コメントさせていただきます。
避難小屋の入口前でテント泊をされたお二人だったのですね。
室内は3名だけなったので遠慮せず中で泊まれば良かったのに
3名とも2時頃には起きてバタバタしていましたよ。
自分は2時半頃には出発(自分が他の2名を起こしたかも )
翌日の天気は良くなかったですが
なんとか日の出は見られてラッキー
出発して直ぐに雨が降り出してダメかなと思っていたら
東川岳の手前で 日の出を拝むことができました。
ちなみに自分のザックも18kg程度で(水が2Lかな)
かなり、しんどかったです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する