火打山＆妙高山 高谷池ヒュッテ テント泊

2020年09月20日(日) 〜 2020年09月21日(月)

• GPS: 29:26
• 距離: 29.5km
• 登り: 2,212m
• 下り: 2,195m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:22
• 休憩: 2:54
• 合計: 7:16

距離 13.3km 登り 1,232m 下り 430m

6:31 笹ヶ峰登山口
7:08 黒沢橋
8:10 8:11 富士見平分岐
8:44 11:02 高谷池ヒュッテ
11:21 11:22 天狗の庭
11:45 11:49 ライチョウ平
12:21 12:49 火打山
13:11 13:12 ライチョウ平
13:29 13:30 天狗の庭
13:47 高谷池ヒュッテ

2日目

• 山行: 5:38
• 休憩: 0:42
• 合計: 6:20

距離 16.1km 登り 980m 下り 1,769m

5:35 高谷池ヒュッテ
5:56 茶臼山
6:21 6:31 黒沢池ヒュッテ
6:48 6:51 大倉乗越
7:22 長助池分岐
8:11 8:31 妙高山(北峰)
9:07 9:12 長助池分岐
9:40 大倉乗越
10:06 10:10 黒沢池ヒュッテ
10:33 黒沢丸太橋
10:47 富士見平分岐
11:28 黒沢橋
11:55 ゴール地点

天候

雲の中〜晴れ ちょっと雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笹ヶ峰登山口駐車場（無料）
登山口に近い小さな駐車場に停めました。30台くらいは停められるかな。0:30くらいに着きましたが、最後の1台分の空きがありました。
ここに停められないと、道を挟んで向かい側の、200台くらい停められそうな大きな駐車場に停めることになります。明るくなってから気づきましたが、トイレは大きな駐車場側にしかありません。

コース状況／危険箇所等

全般的にぬかるんだ箇所が多いので汚れる覚悟で。茶臼山〜黒沢池周辺は粘土質なので、特に雨の後はツルツル滑ります。
大倉乗越〜長助池分岐までは、崖をトラバースしていきます。慎重に。朝方、妙高山への往路は地面がぬかるんでいて滑るし、復路を考えると心が折れそうになりました。

その他周辺情報

帰り道にある苗名の湯へ。500円と格安。露天風呂はありませんでしたが、気持ちの良いお湯でした。

写真

9/20 11:00

高谷池ヒュッテ到着。とても綺麗な山小屋。なんとウォシュレットまである。

9/20 9:10

雲の中で本日の寝床の設営完了。地面は粘土質混じりの土。帰宅後の掃除が大変なやつだね。

9/20 13:44

テント設営後、ひと寝してから火打山へ。高谷池の向かい側からヒュッテとテント場が見えます。寝ている間にテント場は大混雑！

9/20 11:12

どうしても高山植物の顔と名前が一致しません。が、周りの方の話を盗み聞きすると、どうやらリンドウのようです。
あ〜、これが。

9/20 11:17

雲の中に入ったり晴れたり、忙しい天気の一日。
天狗の庭、、八ヶ岳にもそんな名前の場所があったな。越後の天狗は湿地が好きなようです。

9/20 11:19

私も好きです。湿地。湿気は嫌いですが。

9/20 11:38

高谷池までの登りで汗だくになり着替えてしまったので、できるだけ汗をかかないように登ります。風が吹くと冷えますが、汗かきなので油断すると汗をかきます。
できるだけゆっくり。普段時間に追われて登っているので、こんなのんびり登山もいいですね。

9/20 11:41

きれいに並んでくれているので撮らざるを得ない。

9/20 11:46

こんな感じのゆる〜い上り坂を登っていきます。らくらくハイクで良い山。汗をかかないようにゆっくりゆっくり。たのし。

9/20 12:02

火打山の上にやっと青空が見えた！やった。
曇り空ベースで時折晴れ間。日焼け止めを塗るのを忘れたし、サングラスはテントに置いてきたから、これくらいがちょうどいいかも。

9/20 12:18

火打山山頂到着！なんも見えねー笑
寒くもなかったので30分ほど粘ってみたが、日本海は見えず。
でも気持ちよかった。

9/20 12:58

こんな天気のハイマツ帯ではアイツの出現率が高いはずなんだけど。

9/20 13:09

いない。

9/20 13:21

これはナナカマドだ。と思ったんだが、頭の中にはカマドウマ（虫）の姿が。一方、カマドウマの名前が思い出せず、これは本当にナナカマドだったか？なんだっけこの赤いの。なんてくだらないことに頭の中を半日も占領されたよ。

9/20 13:39

火打山から高谷池ヒュッテへの帰り道、ベンチに座って何も考えずに庭を眺める。至福のときだね。

9/20 13:54

高谷池ヒュッテに戻ってきたら青空が。まず、ビールを購入。500円也。ZOZOマリンが700円であることを考えると破格の安さ。

9/20 13:54

気持ちイイ！早く荷物を置いてビールを飲もう！

9/20 13:58

と思って戻ってみるとテント場がすごいことに。薮の向こうまでテントを張っている方がいたようです。
この中で呑むのもナニなので、おツマミ持っ水場の向こうの広場へ。

9/20 16:07

16:00、寒くなってきたのでテントへ戻って早めの晩御飯。今日は焼き鳥（柚子胡椒味）の缶詰にトライ。シングルバーナーで温めるだけだけど旨し。ゴミが若干かさばるけど。

9/20 17:49

マジックアワー開始！

9/20 17:52

こんな絶景が見たくて重い荷物持って登ってるんだよな〜。

9/20 17:54

開始から10分も経っていませんが、マジックアワーは終了の時間です。

9/20 17:58

火打山も見えていました。

9/20 18:29

夜のテント場はきれいです。方々から「おやすみ〜」という声が聞こえます。まだ18:30ですが。
私も寝ました。

9/21 5:57

翌朝、3:00に起きたのに雨の音に戦意喪失し、高谷池を出たのは5:30。今回はこういうの多いな、、
黒沢池ヒュッテに到着。ザックをデポって妙高山へ。

9/21 6:47

大倉乗越からの妙高山。
プリンぽい。

9/21 8:10

妙高山頂到着。激登りだった。
でも、距離はあまり長くない。下りは思ったより滑らず楽だった。

9/21 8:13

見え隠れを繰り返していましたが、槍ヶ岳〜白馬岳まで北アルプスを一望できます。

9/21 8:15

北側には佐渡島。かな。たぶん。初めて見た。

9/21 9:58

戻ってみたらデポだらけ笑

9/21 10:01

今年は、黒沢池ヒュッテはおやすみです。
高谷池ヒュッテが混んでいるのは、こんな理由もあるんでしょうね。

9/21 10:13

さて、下山です。
黒沢池は雲の中。

9/21 10:16

と思ったら晴れてきた！

9/21 10:21

やった！気持ちイイっ！

9/21 10:26

ヘリが仮設小屋を運んでいた。まるっと運ぶんだね。

9/21 11:30

帰ってきました。ブナ林はいいね。最高の山行でした。また来たい！

撮影機器：

iPhone 8 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ 携帯トイレ

感想

katsukaty

今年は山へ行く回数がめっきり減ってしまいましたが、せっかくの4連休なので、前々から気になっていた火打山＆妙高山へ行ってきました。

ネットで見るとテント場が混むという情報があったので、早めの出発を、と思い4時に起きて準備を始めたのですが、駐車場で40分のトイレ待ちに巻き込まれ、6:30に出発。
取り返そうと頑張った結果、汗だくに。テントを張ったら汗冷えが酷くてとても火打山に登る気がしない。仕方がないのでシュラフにくるまって昼寝。こんなの初めて。
起きても当然衣類は乾いていないので、翌日用のシャツに着替えて火打山へ出発。
明日着る予定のベースレイヤー＆シャツなので絶対汗を書きたくない。
牛歩作戦で汗をかかないようにゆっくりゆっくり。今ままでいちばんゆっくり歩こうと決めて歩きましたが、これもまた良いものですね。休み休みゆっくり歩く山行、本当に贅沢だと思います。3日〜4日取れるなら、毎回こんなのがいいな。

高谷池ヒュッテはとても期待していたのですが、期待に違わず景色はきれいだし平らだしヒュッテ（トイレを含む）も清潔感があってスタッフの方も気さくでとても良いところでした！
テント場ランキングでは雷鳥沢、三俣山荘と並んでトップ3に入るかも！
混み具合は、4連休なので仕方がないですね。

なお、大倉乗越から妙高山の取り付き点までのトラバースは、自分としてはとてもイヤ〜な登山道でした。踏み外したら落ちるじゃん。的な。気をつけて歩きましょう。