双六岳・三俣蓮華岳
- GPS
- 52:54
- 距離
- 39.3km
- 登り
- 2,629m
- 下り
- 2,614m
コースタイム
- 山行
- 4:14
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 5:12
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 3:03
- 合計
- 7:49
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:09
天候 | 21日 晴れのちくもり 22日 晴れのちくもり 23日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(20日22時ごろ着で、第5駐車場は満車で他を探すように言われました。17時ごろ到着された方は、30分ほど待ちで停めれたそうです) 高山から新穂高までの道中何箇所か7月の大雨災害の影響で片側交互通行のところ、通行止めのためう回路ありのところがありました |
コース状況/ 危険箇所等 |
特にありません |
その他周辺情報 | ひがくの湯 日帰り入浴 大人750円(登山者は申告等で700円でした) 食事もここでできました |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
携帯トイレ
|
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感想
今年、初めての北アルプス。
連休だなぁ、どうしようかなぁと思っている間に小屋の予約は満員。
今年は、定員も半分ほどだから余計に。
幸い連休に合わせて一日余分に休みがとれたから連休後半のスタート。
久しぶりということもありゆったり目のスケジュール。
駐車場が心配だから、前日の22時頃に着くように行ったのに、すでにいつもの最寄りの登山者無料駐車場は満車。
鍋平の方の無料駐車場に停めれたのでなんとかセーフ。
1日目
車で仮眠し、6時にスタート。
ここで、写真を一枚と一眼を構えたのにシャッターがきれない。
まさかっ。
電池が入ってませんでした。
自宅で充電して忘れてきてしまいました。
せっかくのよい天気だからカメラは絶対外せないと思っていたのに。
残念ながらカメラの重みはなくなりました。
せめてもは出発する前に気づいたことでした。
気を取り直して出発。
駐車場から新穂高の登山口まで30分ちょっと。登って下ります。
この下り帰りはどうしようって感じの下りです。
そして、新穂高登山指導センターでトイレをかり身支度を整え出発。
まずは、わさび平小屋を目指します。
単調な微妙な登りの林道。1時間ちょっとで到着。
山の上には青空が見えてきて天気がよくなりそうな予感。
気分よく進んで、だいたい時間どおりに到着。
カロリー補給とトイレを借りて再出発。
次は秩父沢を目指します。
淡々と整備された石の道を登ります。
思ったよりあっという間に到着。
ここを少し越え、秩父小沢まで進み、そこで水を汲み休憩。
美味しい水でした。
そこからも淡々と登っていきます。
でも、ここを淡々と登っていけるのがある意味新鮮。
ここ数年毎年のようにここへ来ていますが、こんなに淡々と登れるのは「いつぶり?」「もしや初めて?」というくらい快調です。
シシウドが原に到着し、一休み。
あと一息です。
そこからも快調に、進み無事に今日の宿、鏡平山荘に到着。
その前に、鏡池に立ち寄り、絶景を写真におさめます。
しかし、本当によい天気。
11時に到着し、そこからは贅沢な、ただ景色を眺め、ビールを飲み、まったりするという有意義な無駄な時間を過ごしました。
2日目
今日は、双六小屋泊まり、双六岳、三俣蓮華岳を目指します。
鏡平を5時半に出発。
まだ、薄暗く太陽も昇っていないし、なんなら槍ヶ岳は雲のなかです。
晴れるのを願ってまずは双六小屋を目指します。
順調に進み、弓折乗越手前で太陽が昇ってきました。
しかし、雲も厚く、槍穂稜線の山々は雲って見えません。
少しして、弓折乗越に到着しますが、スタートよりガスが増えてます。
ここで、お弁当と思いましたが寒すぎて無理。
一口だけ食べて、再スタート。
景色がほとんど見えない中、稜線を進みます。弓折から約1時間。
双六小屋が見えた頃に、ガスがとれ始め、鷲羽岳が見えました。
双六小屋と鷲羽岳の景色。
一気にテンションが上がります。
そして、双六小屋に7時に到着。
荷物の一部を置かせてもらえないか確認したところ、宿泊の受付も大丈夫とのことだったので、受付をし、着替えなどをデポし、双六岳を目指します。
淡々と登ること、1時間ちょっと。
双六岳に到着。
槍に続く道も、笠ヶ岳も、黒部五郎岳、薬師岳、鷲羽岳など全てがくっきり見えました。
テンションもMAXです。
ずっとのんびり景色を見ていたいですが、今日の目的地は、三俣蓮華岳。
ここでも、お弁当を少しだけ食べ、ガスが沸いてこないうちにと先を急ぎます。
さすがに稜線の北斜面は風もあり寒いてすが、南斜面は日が当たれば暑い。
服装に悩みながら、進みます。
よく見える景色に、写真を撮りながら、順調に進み、三俣蓮華岳に到着。
ここからの三俣山荘と鷲羽岳の景色が今回の一番の目的だったので、きれいに見えたことに大満足。
写真を撮ったり、お弁当を食べたり、コーヒーを飲んだりで、1時間ほど景色を堪能しました。
あとは、もう少し景色を堪能したいと思い、同じ稜線コースを双六小屋に引き返します。
しかし、欲張ったらやはりダメなのか急にガスが沸き始め、景色が真っ白に。
白くなったり、晴れたりを繰り返し、目まぐるしく様子が変わります。
足元の草花は秋を迎え、紅葉し始めており、それらにも目を向けながら、歩きました。
そして、双六岳までもどり、雲に覆われた槍が顔を出すのをしばらく待ち、一瞬顔を出したのに満足し、本日の宿、双六小屋に向かいました。
そして、13時半、無事に双六小屋に到着。
双六小屋では、今日もお疲れさまの乾杯。
まったりとした贅沢な時間を過ごしました。
3日目
今日は、下山。
午後から台風の影響で天気が悪くなるという予報だったので、朝からもおそらく曇り気味だろうということで、全く期待せず、5時半ころに出発できるように準備。
出発しようと外に出たら、思いのほか天気は良く、日の出も見れそう。
そしてよく見ると雲海が現れていました。
景色も見れないから淡々と下山しようと思っていたのに一気にテンションアップ。
稜線から雲海越しの槍穂が見れるのではないかと、日の出前に早々に出発。
ちょうど稜線まで上がり、槍穂連峰が丸見えのところで、西鎌尾根から先ほど見ていた雲海の雲が溢れだし、滝雲になりかけているのを発見。
もう少し良いポジションをと先を急ぎ、一番よく見えそうなところで、しっかり滝雲が見えるように。
おまけにその上に太陽があがってきそう、という幻想的な景色に出会えました。
しばしそこで撮影会。
誰にも出会わず、一人この場所でこの景色を見ていることに感動。
しばらく景色に見とれ、大満足で再出発。
3日間で一番景色の見える朝だったような気がします。
360度、かなりの写真を撮りまくってしまいました。
きりがないので、どんどんと進み鏡池に到着。
ここで、朝食のパンとコーヒーを飲み、小休憩。
次に、秩父小沢で、水を汲み休憩。
下りは本当にあっという間。
淡々と下り、黙々と歩いているとあっという間に林道へ。
わさび平で、小休憩をはさみ、黙々と林道を進みます。
そして、無事、新穂高登山指導センターへ到着。
しかし、今回はここから駐車場までが遠い。
ロープウェイの誘惑もありましたが、自力だ頑張ろうと気合いを入れなおし出発。
一番の急登ではないかと思う登りを、2日前に熊を見たという目撃情報にビビりながら、鈴を鳴らし、黙々と登り何とか舗装道路へ。
舗装道路を少し下り、無事に車を停めた鍋平の第8登山者無料駐車場へ到着。
そこから、笠ヶ岳が見れることに感動し、少し車で行けば中尾大橋がありそこからの笠ヶ岳の景色が良いということを思い出し、少し立ち寄り。
想像以上の景色と天気に感動しました。
そして、最後に「ひがくの湯」の日帰り入浴で、3日間の汗と疲れを流し、ご飯を食べて大満足で帰路につきました。
今回の山行は今年初めての北アルプス。
コロナ禍で完全予約制の山小屋泊のため、連休後半にしか合わせられず、余裕を持った行程を組みましたが、ここ数年では最も調子よく登れ、天気にも恵まれ、本当に楽しい充実した山行となりました。
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