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Yamareco

記録ID: 2612657
全員に公開
アルパインクライミング
剱・立山

激藪の北方稜線 赤谷山〜池平山〜剱岳

2020年09月28日(月) 〜 2020年09月30日(水)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
20.5km
登り
3,152m
下り
3,152m

コースタイム

1日目
山行
8:45
休憩
0:25
合計
9:10
5:34
254
9:48
9:57
140
12:17
12:33
65
13:38
66
14:44
コル
2日目
山行
10:10
休憩
0:24
合計
10:34
7:09
65
コル
8:14
8:19
80
9:39
9:43
64
10:47
10:57
201
15:32
15:37
126
3日目
山行
11:50
休憩
0:52
合計
12:42
5:08
69
6:17
32
雪渓横断ポイント
6:49
18
小窓の王(発射台)
7:07
7:11
13
7:24
35
7:59
8:13
129
10:22
42
11:04
25
11:29
12:03
89
13:32
49
14:21
80
17:50
馬場島
天候 28日、雨後晴れ
29日、晴れ
30日、晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
馬場島荘の駐車場(無料)にとめました。
登山届のポストもあります。
コース状況/
危険箇所等
馬場島〜ブナクラ乗越
登山口の看板などは無いが、踏み跡は明瞭。
途中、雨宿りできそうな大きな岩の横を通る。
乗越にお地蔵様がいらっしゃいます。
左に行くと毛勝三山。右に行くと剱岳へ。


ブナクラ乗越〜赤谷山
踏み跡は明瞭だが、やや藪っぽい。


赤谷山〜赤ハゲ〜白ハゲ
赤谷山山頂は平らで幕営適地。
5張りは快適に張れそう。
凄まじい激藪。
真夏は絶対に通りたくない。
どこを歩いて良いのか分からず、白萩山からコルへの下りで30分くらい迷った。
毛勝三山を秋に歩いたことがあるが、比にならないレベルで藪がきつかった。


白ハゲ〜大窓
藪は落ち着く。
大窓へは稜線から少し外れ、ルンゼを下って行く。


大窓〜池平山南峰
池平山北峰の北にある2500mのピークは大窓の頭と呼ばれているのだろうか?
このピークと池平山北峰の間に、5mくらいの壁があり(何故か真ん中あたりにボルトが打ってある)、ザックを背負ったままでは突破できそうになく、空荷で先に登り、ロープでザックを引摺り上げようとしたが、引っ掛かってかなりの時間を要した。
池平山北峰のほうが南峰より少しだけ標高が高い。
南峰へは落ちたら止まらない斜度の斜面を行く。
割と新しい水色のロープが垂れ下がっていて、念のためにプルージックをロープに巻き付け、利用させてもらった。


池平山南峰〜小窓
池平山南峰から先は山と高原地図では破線になっているので、正直なめていた。
うっすら踏み跡があるのだろうと思っていたのだが、実際は酷い藪でどこを歩いたら良いのかわからなかった。
遭難を招くので、破線の表示は消して頂きたい。
稜線から大きく外れないよう、適当に歩いていたのだが、懸垂下降で使われた古い残置スリングが多数残っており、皆ここを通っているようだ。
30mのロープで懸垂下降は3ピッチだった。
支点になる木が少なく、自分の脚より細い岳樺に、覚悟を決めてロープを巻いた。


小窓〜剱岳
藪は無くなるが、険しい岩稜帯が続く。
ルーファイをミスったら命取り。
池の谷ガリーは落石注意で、真ん中は歩かないほうがいい。
小窓の王やチンネなど、岩の塊に圧倒された。
人間のいるべき場所ではない気がして、早く街に下りたいと思った。
精神的にやられた。


剱岳〜馬場島
長くて飽きる。
一般道といえども気が抜けないルート。
2017年の5月に一度歩いたことがあり、その時は特に怖いと感じ無かったのだが、山頂から2800m付近まで意外と怖く感じた。
その他周辺情報 みのわ温泉で入浴しました。
夜は450円でした。
貸し切りでのんびりできました。
馬場島荘からスタート
2020年09月28日 05:34撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
9/28 5:34
馬場島荘からスタート
立ち入り禁止になっていますが、ブナクラ乗越へはここを通ります。
2020年09月28日 06:11撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
9/28 6:11
立ち入り禁止になっていますが、ブナクラ乗越へはここを通ります。
ここから登山道になります。
看板とか何もない。
3年前に来た時と変わってねぇな(笑)
2020年09月28日 06:27撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
9/28 6:27
ここから登山道になります。
看板とか何もない。
3年前に来た時と変わってねぇな(笑)
岩がゴロゴロ。
ブナクラ乗越は近い
2020年09月28日 09:41撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
9/28 9:41
岩がゴロゴロ。
ブナクラ乗越は近い
ブナクラ乗越に到着。
3年前はここを左折し毛勝三山へ行きました。
今回はいよいよ右へ行きます。
2020年09月28日 09:48撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
3
9/28 9:48
ブナクラ乗越に到着。
3年前はここを左折し毛勝三山へ行きました。
今回はいよいよ右へ行きます。
赤谷山へは藪っぽいものの、明瞭な踏み跡が続きます
2020年09月28日 10:09撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/28 10:09
赤谷山へは藪っぽいものの、明瞭な踏み跡が続きます
山頂手前で少し崩れているところがあります
2020年09月28日 12:07撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/28 12:07
山頂手前で少し崩れているところがあります
赤谷山山頂
2020年09月28日 12:17撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
3
9/28 12:17
赤谷山山頂
雷鳥がいました
2020年09月28日 12:18撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
3
9/28 12:18
雷鳥がいました
2020年09月28日 12:23撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/28 12:23
2020年09月28日 12:24撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
3
9/28 12:24
山頂から少し白萩山方面へ下ったところ。
テントを張るのに最高だ
2020年09月28日 12:37撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
9/28 12:37
山頂から少し白萩山方面へ下ったところ。
テントを張るのに最高だ
テープは所々あるが迷いやすい
2020年09月28日 12:38撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/28 12:38
テープは所々あるが迷いやすい
この岩が発見できたら正解だ
2020年09月28日 12:41撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
4
9/28 12:41
この岩が発見できたら正解だ
ハイマツの海を泳ぐ
2020年09月28日 13:33撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
9/28 13:33
ハイマツの海を泳ぐ
白萩山山頂。
このあと30分くらい迷って、猛烈な笹藪を漕いだ
2020年09月28日 13:38撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/28 13:38
白萩山山頂。
このあと30分くらい迷って、猛烈な笹藪を漕いだ
今日の目的地である白萩山と赤ハゲの間にあるコルに到着。
腕がとにかく疲れた。
2020年09月28日 14:44撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
9/28 14:44
今日の目的地である白萩山と赤ハゲの間にあるコルに到着。
腕がとにかく疲れた。
テントを設営。
凸凹していて快適ではなかった
2020年09月28日 15:33撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
3
9/28 15:33
テントを設営。
凸凹していて快適ではなかった
白馬岳
2020年09月28日 15:35撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
3
9/28 15:35
白馬岳
コーヒーブレイク
2020年09月28日 16:06撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
3
9/28 16:06
コーヒーブレイク
2020年09月28日 20:16撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/28 20:16
アマノフーズの畑のカレー(赤いやつ)と、インスタント味噌汁に無印の乾燥野菜を入れました
2020年09月28日 20:29撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
3
9/28 20:29
アマノフーズの畑のカレー(赤いやつ)と、インスタント味噌汁に無印の乾燥野菜を入れました
2日目。
明るい。
起きたらこんな時間だった。
3時に起きるはずだったんですが。
これは三ノ窓までは無理だ。
計画を変更し、今日は小窓を目的地とする。
2020年09月29日 05:42撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
9/29 5:42
2日目。
明るい。
起きたらこんな時間だった。
3時に起きるはずだったんですが。
これは三ノ窓までは無理だ。
計画を変更し、今日は小窓を目的地とする。
ちょっと寒くてフライに霜がおりてた
2020年09月29日 05:43撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
9/29 5:43
ちょっと寒くてフライに霜がおりてた
2020年09月29日 07:03撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
9/29 7:03
赤ハゲ山頂。
眺望はまずまず
2020年09月29日 08:18撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
5
9/29 8:18
赤ハゲ山頂。
眺望はまずまず
赤谷山、白萩山を振り返る
2020年09月29日 08:28撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
9/29 8:28
赤谷山、白萩山を振り返る
赤ハゲ以降、岩稜帯になります
2020年09月29日 08:49撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
4
9/29 8:49
赤ハゲ以降、岩稜帯になります
白ハゲ山頂。
かなり開けていて、素晴らしい眺望
2020年09月29日 09:39撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
5
9/29 9:39
白ハゲ山頂。
かなり開けていて、素晴らしい眺望
2020年09月29日 09:39撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
9/29 9:39
白ハゲから大窓へは、ルンゼを下って行く。
ピンクテープが多数あった。
2020年09月29日 10:31撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
9/29 10:31
白ハゲから大窓へは、ルンゼを下って行く。
ピンクテープが多数あった。
大窓が見えてきた
2020年09月29日 10:42撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
9/29 10:42
大窓が見えてきた
いかつい池平山北峰
2020年09月29日 12:24撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
5
9/29 12:24
いかつい池平山北峰
5mくらいの壁。
ザックにロープを結び、先に空身で突破し、デカイ岩にセルフを取って、ザックを力ずくで引っ張りあげた。
途中引っ掛かって、何回か繰り返したので、ここを突破するのに1時間を要した
2020年09月29日 12:51撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/29 12:51
5mくらいの壁。
ザックにロープを結び、先に空身で突破し、デカイ岩にセルフを取って、ザックを力ずくで引っ張りあげた。
途中引っ掛かって、何回か繰り返したので、ここを突破するのに1時間を要した
大窓の頭と池平山北峰の間にある岩峰を振り返る。
地形図にも小さい丸が載っているが、このピークです。
右下のピンクテープの所から巻きました。
2020年09月29日 13:58撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/29 13:58
大窓の頭と池平山北峰の間にある岩峰を振り返る。
地形図にも小さい丸が載っているが、このピークです。
右下のピンクテープの所から巻きました。
地形図のこのピークです
地形図のこのピークです
なんとか池平山北峰に到着
2020年09月29日 14:18撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/29 14:18
なんとか池平山北峰に到着
池平山南峰もいかつい
2020年09月29日 14:19撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
4
9/29 14:19
池平山南峰もいかつい
残置されたロープに一応プルージックを結び、慎重に登りました
2020年09月29日 15:25撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
4
9/29 15:25
残置されたロープに一応プルージックを結び、慎重に登りました
池平山南峰に到着
2020年09月29日 15:32撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/29 15:32
池平山南峰に到着
ここからは破線ルートだから、少しは楽になるとなめていた。
小窓へは藪漕ぎと懸垂下降の繰り返しで大変だった
2020年09月29日 15:37撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
4
9/29 15:37
ここからは破線ルートだから、少しは楽になるとなめていた。
小窓へは藪漕ぎと懸垂下降の繰り返しで大変だった
小窓まで滑ったら止まらない斜度の斜面が続く
2020年09月29日 16:57撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
4
9/29 16:57
小窓まで滑ったら止まらない斜度の斜面が続く
このダケカンバは太いほうだが、2ピッチ目の支点になるダケカンバは自分の脚より細く、覚悟を決めてロープを巻いた
2020年09月29日 16:57撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
9/29 16:57
このダケカンバは太いほうだが、2ピッチ目の支点になるダケカンバは自分の脚より細く、覚悟を決めてロープを巻いた
迫力満点の小窓の王
2020年09月29日 17:40撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
5
9/29 17:40
迫力満点の小窓の王
ヘッドランプを使わないうちに小窓に到着。
5張りくらいテントが張れる。
2020年09月29日 17:43撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/29 17:43
ヘッドランプを使わないうちに小窓に到着。
5張りくらいテントが張れる。
2日目もカレー(黄色いやつ)
2020年09月29日 19:43撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
3
9/29 19:43
2日目もカレー(黄色いやつ)
3日目。
今日は3時に起き、5時に小窓を出発。
池平山南峰と小窓雪渓(氷河)を見下ろす。
2020年09月30日 05:52撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
3
9/30 5:52
3日目。
今日は3時に起き、5時に小窓を出発。
池平山南峰と小窓雪渓(氷河)を見下ろす。
鹿島槍から日の出
2020年09月30日 06:01撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9
9/30 6:01
鹿島槍から日の出
2020年09月30日 06:07撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
3
9/30 6:07
小窓の王
2020年09月30日 06:12撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
4
9/30 6:12
小窓の王
心配していた雪渓トラバースは全くありませんでした!
ピッケルと12本爪のアイゼンを持っていくか、最後まで悩みましたが、置いてきて正解だった。
2020年09月30日 06:19撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
9/30 6:19
心配していた雪渓トラバースは全くありませんでした!
ピッケルと12本爪のアイゼンを持っていくか、最後まで悩みましたが、置いてきて正解だった。
目印に道が塞いである。
そのまま行くと小窓の王のガリーに行ってしまう。
ここから上に向かう。
2020年09月30日 06:22撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/30 6:22
目印に道が塞いである。
そのまま行くと小窓の王のガリーに行ってしまう。
ここから上に向かう。
2020年09月30日 06:22撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/30 6:22
2020年09月30日 06:30撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
9/30 6:30
池ノ谷ガリーが見えた。
その左はチンネ左稜線になるのか
2020年09月30日 06:53撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
4
9/30 6:53
池ノ谷ガリーが見えた。
その左はチンネ左稜線になるのか
発射台を下る。斜度は緩く、怖くはない。
2020年09月30日 07:00撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/30 7:00
発射台を下る。斜度は緩く、怖くはない。
池ノ谷左俣
2020年09月30日 07:07撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
9/30 7:07
池ノ谷左俣
三ノ窓に到着
2020年09月30日 07:07撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
9/30 7:07
三ノ窓に到着
テントは3張りくらい快適に張れそうです
2020年09月30日 07:09撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/30 7:09
テントは3張りくらい快適に張れそうです
小窓の王
2020年09月30日 07:20撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
9/30 7:20
小窓の王
どっから見てもいかついですね
2020年09月30日 07:20撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/30 7:20
どっから見てもいかついですね
池ノ谷ガリー。
思っていたより斜度は緩かった。
真ん中は落石が危険なので、左端を行きます
2020年09月30日 07:24撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
9/30 7:24
池ノ谷ガリー。
思っていたより斜度は緩かった。
真ん中は落石が危険なので、左端を行きます
池ノ谷ガリーを登りきったら、次はこの壁を登る。
怖くはなかったが、フリーなので滑落は許されない。
2020年09月30日 08:04撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/30 8:04
池ノ谷ガリーを登りきったら、次はこの壁を登る。
怖くはなかったが、フリーなので滑落は許されない。
剱岳が見えた。
ここからすんなり行けるのかと思ったが、そうでもなかった。
2020年09月30日 08:32撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/30 8:32
剱岳が見えた。
ここからすんなり行けるのかと思ったが、そうでもなかった。
八ツ峰
2020年09月30日 08:32撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/30 8:32
八ツ峰
歩いてきた北方稜線
2020年09月30日 08:33撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
4
9/30 8:33
歩いてきた北方稜線
後立山連峰が一望。
素晴らしい天気だ。
2020年09月30日 08:33撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
3
9/30 8:33
後立山連峰が一望。
素晴らしい天気だ。
2020年09月30日 08:40撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
4
9/30 8:40
ここを左へトラバースする
2020年09月30日 08:51撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
9/30 8:51
ここを左へトラバースする
キャットウォークのようだ。
ここを行く。
2020年09月30日 08:58撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
5
9/30 8:58
キャットウォークのようだ。
ここを行く。
長次郎の頭の東側にあるルンゼを懸垂下降で下った
2020年09月30日 10:22撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/30 10:22
長次郎の頭の東側にあるルンゼを懸垂下降で下った
2020年09月30日 11:04撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/30 11:04
2020年09月30日 11:28撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/30 11:28
なんとか到着!
北方稜線は想像以上に難しかったです
2020年09月30日 11:29撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
3
9/30 11:29
なんとか到着!
北方稜線は想像以上に難しかったです
立山方面
2020年09月30日 11:43撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/30 11:43
立山方面
自撮り
2020年09月30日 11:50撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/30 11:50
自撮り
鹿島槍がかっこいい。
逆に鹿島槍からは剱岳かっこいいな〜って言ってる登山者がいただろう。
2020年09月30日 11:51撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/30 11:51
鹿島槍がかっこいい。
逆に鹿島槍からは剱岳かっこいいな〜って言ってる登山者がいただろう。
五竜
2020年09月30日 11:52撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/30 11:52
五竜
槍も見えた
2020年09月30日 11:52撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/30 11:52
槍も見えた
山頂を後にします
2020年09月30日 12:02撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/30 12:02
山頂を後にします
早月尾根を下る。
2999mの山頂から750mの馬場島荘へ。
2020年09月30日 12:16撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/30 12:16
早月尾根を下る。
2999mの山頂から750mの馬場島荘へ。
山頂から2800m付近まで意外と怖く感じた。
2017年5月に来た時はさほど怖さは感じなかったんですが
2020年09月30日 12:35撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/30 12:35
山頂から2800m付近まで意外と怖く感じた。
2017年5月に来た時はさほど怖さは感じなかったんですが
早月小屋はやっていません
2020年09月30日 14:21撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/30 14:21
早月小屋はやっていません
まだあんなにあるのか。
この辺で連続して熊が横切った。
2020年09月30日 15:34撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/30 15:34
まだあんなにあるのか。
この辺で連続して熊が横切った。
なんとか明るいうちに下山できた。
馬場島荘の駐車場に戻ると、ほろ酔いのおじさんが出迎えてくれた。
なんでも、明日から赤谷山〜池平山へ行くという。
このおじさん、ただ者ではなく、百、二百、三百名山、山梨百名山、南アルプス深南部も完登しているそうだ。
どこかで会った記憶がある。
そうだ、3年前に馬場島から毛勝三山へ行った時、猫又山の手前で会っている!
その時、毛勝三山で深南部の話で盛り上がった。
3年前の今頃、猫又山にいましたかと聞いてみると、「もしかして猫又山の手前で会ったあの君か?」とおじさんも思い出したようで、2時間近く話をしてしまった。
縁というものは本当にあるのだと確信した。
写真は以上です。
2020年09月30日 17:37撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/30 17:37
なんとか明るいうちに下山できた。
馬場島荘の駐車場に戻ると、ほろ酔いのおじさんが出迎えてくれた。
なんでも、明日から赤谷山〜池平山へ行くという。
このおじさん、ただ者ではなく、百、二百、三百名山、山梨百名山、南アルプス深南部も完登しているそうだ。
どこかで会った記憶がある。
そうだ、3年前に馬場島から毛勝三山へ行った時、猫又山の手前で会っている!
その時、毛勝三山で深南部の話で盛り上がった。
3年前の今頃、猫又山にいましたかと聞いてみると、「もしかして猫又山の手前で会ったあの君か?」とおじさんも思い出したようで、2時間近く話をしてしまった。
縁というものは本当にあるのだと確信した。
写真は以上です。

装備

個人装備
ロープ30m ハーネス ATC メトリウスのPAS プルージックコード60cm 120cmの捨て縄2本 60cmスリング 120cmスリング ビレイグローブ ヘルメット

感想

出発前、山岳救助隊の方に、仮に行方不明になって、家族や職場から救助要請があったとしても、迷惑をかけたくないので、出動しないでほしいと伝えたのですが、本人が希望しなくとも、助けに向かうとのことだった。そして、何がなんでも帰ってきてください、待ってますから、と言っていただきました。
絶対に下山するという覚悟ができました。
体力的には問題無かったが、赤ハゲ以降、岩稜帯が続き、緊張感が途切れることはなく、精神的に疲れました。
藪を漕ぐ体力と精神力、ルートファインディング能力が試されます。
上からものを言うつもりは毛頭ありませんが、この周回ルートは上級者向けであり、安易な入山は遭難に繋がります。
それにしても下山後の偶然の再会には驚きました。
縁というものは本当にあるのだと確信した。
いずれ残雪期に僧ヶ岳〜滝倉山〜毛勝山も歩いて北方稜線を全部繋げたい。

北方稜線シリーズ
毛勝三山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1288654.html
鋲ヶ岳〜僧ヶ岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2056597.html

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コメント

静寂の中で
aonisaiさん、こんにちは。
さすが!やりましたね〜。
私も北方稜線は行ってみたいとずっと思っていましたが、もう年齢的に無理だと思うので、果敢に踏破した若者に拍手します。

体力、技術以上に大事な精神的なものを得たのは大きいですね。

これからも無理はしないで、「怖い」という気持ちを大切にしながらチャレンジしてください。
2020/10/6 8:19
ゲスト
Re: 静寂の中で
naoeさんこんばんは。
正直、今回は厳しいかと思いましたが、生きて帰れて本当に良かったです。
若干燃え尽き症候群になってしまい、次の山をどうするか考えています。
2020/10/7 1:06
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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [日帰り]
馬場島〜三ノ窓〜剣岳〜早月尾根〜馬場島
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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